フォトウェディングに失敗したくない!失敗事例を交えてポイント解説!
フォト婚 | 公開: / 更新:
フォトウェディングは写真撮影がメインの近年人気の結婚式のスタイルの一つです。
一生に一度の特別な機会。
「写真撮影がうまくいかなかった」「イメージしていたものと仕上がりが違った」「ヘアメイクが納得いかなかった」という後悔はしたくないですよね。
そのため、どのようなポイントに気をつければ失敗しないで済むか、失敗例とあわせてプロ目線でお伝えしていきます。
ぜひこの記事を参考に、思い出に残るフォトウェディングを挙げましょう。
フォトウェディングの失敗事例
まずは、フォトウェディングの失敗事例から見ていきましょう。
プロのフォトグラファーやヘアメイクさんにお任せしていても、「思っていたイメージとは違った…」ということもあります。
ここではフォトウェディングの具体的な失敗事例を紹介します。
どのような失敗があるのか、確認することで事前に準備・対策することができます。ぜひチェックしてくださいね。
1.費用に関する失敗例
フォトウェディングは一般的な結婚式と比較して安価な費用で行う事が可能です。
しかしながら、事前の内容確認が不十分だったがために費用に関する失敗は数多くあります。
たとえば
- ドレスやヘアメイクなどが基本プランに含まれておらず追加料金がかかった
- 土日の料金や会場の使用料が追加で発生した
- もともとのカット数だと足りずに追加料金が発生した
などです。
基本プランのカット数や着用できるドレス・ヘアメイクの有無は、スタジオによって異なるので、ホームページからの情報のみでは不十分なこともあります。
また、土日は料金がアップすることが多々あります。会場の使用料に関しても同様に、土日に使用料が上がる可能性も十分ありますので、注意してください。
そうならないように、しっかり調査をしておきましょう。フォトウェディングの費用に関して詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
2.ドレスに関する失敗例
憧れのウェディングドレスが納得のいくものではなかったというケースがあります。
特に、格安料金プランのドレスはデザインが少し古かったり質素だったりなどはよくある話です。特にウェディングドレスに関しては、妥協できないカップルも多いので、しっかり確認しておきましょう。
ほかにも
- 持込み不可とは知らず、準備していた衣装が着れなかった
- 撮影当日にドレスを選ぶプランだったが気に入ったドレスがなかった
- 撮影開始時間が迫るなかで衣装選びに時間がさけず、じっくり試着をする事ができなく 慌ただしい中ドレスを選んでしまった。
- 洋装も和装もOKと聞いていたが2着の場合は追加料金が必要だった
- サイズが合わなく、ゆるい部分はクリップでつまむしかなかった
などの事例もあります。
妥協したドレスでは満足度が下がってしまいますよね。
気に入ったウェディングドレスは価格帯のアップグレードが必須だったり、撮影当日はすでに別の予約が入ったりして結果他のドレスを選ばざるを得ないケースも多いです。
大事なフォトウェディングのドレスの選び方に関してはさらに詳しく以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
3.ヘアメイクに関する失敗例
花嫁にとってフォトウェディングのヘアメイクは、美しい姿を残すのにとても大切ですよね。
しかしながら、おまかせにしたら似合っていなかった、理想のヘアスタイルがあったがカタログからしか選べなかった、なども後悔につながります。
また、屋外で撮影する際には気候にも影響を受けます。汗ばんでメイクが崩れてしまったり、風が強くてヘアセットが乱れたりすると、仕上がりに影響してしまいますよね。
4.写真の仕上がりに関する失敗例
仕上がった写真が酷かったら非常にがっかりするでしょう。
想像していたイメージとかけ離れていた、レタッチが別料金だった、などの後悔は、写真を受け取ってしまってからは後の祭りです。
フォトグラファーには得意な雰囲気や写真のテイストがあるので、ふたりが残したいポーズや演出が決まっていないと、フォトグラファーの誘導のまま撮影が進んでしまいます。
また、顔の明るさくらいは調整してもらえるだろうと思っていたが、レタッチ代は一箇所につき追加料金が必要というケースも多いです。
5.フォトグラファーとのコミュニケーションに関する失敗例
初対面という事もあり話しかけにくい雰囲気のフォトグラファーで、自分たちの希望をうまく伝えられなかった、という例もあります。
撮影中のフォトグラファーとのコミュニケーションは、良い表情や姿を残すためにも非常に重要です。緊張して表情がかたかったり、引きつったり、指示されたポーズがうまく取れなかったりなどは写真の仕上がりに大きく影響します。
フォトグラファーの雰囲気で2人のリラックス具合も変わってくるので、事前にどんな方が撮影してくれるのか知らないままだと当日ぎこちなくなってしまいますよね。
フォトウェディングは素敵な写真と想い出が残せる素敵なプランですが、一方でフォトウェディングのみで後悔してしまう人も一定数いるようです。それは、やはり挙式を行い、素敵なドレス姿を実際に見てもらったり、祝福されたかったと感じるようです。
もしフォトウェディングのみで後悔したくないと思う方は、以下の記事をご覧ください。
フォトウェディングで失敗しないための6つのポイント
ここではフォトウェディングを失敗しないためのポイントをお伝えしていきます。
フォトウェディングは結婚式ほど大掛かりな準備は必要ありませんが、ふたりの希望する撮影内容や場所によっては事前にしっかり準備することで失敗を回避することができます。
フォトウェディングの準備について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
1.費用
申し込みをする前に、ふたりで料金とプランに含まれる内容をきちんと確認しておきましょう。
- プラン料金に含まれる内容を確認する
- オプション料金を項目ごとに確認する
- ふたりの希望を盛込んだお見積もりを作成してもらう
- 持込料金が発生するものを確認する
- 土日祝日や時間帯により料金が変わるのか確認する
- 時間延長や日時延期の追加料金はかかるのか確認する
分らないことは後回しにせず、きちんと打ち合わせを行いしっかり確認しておきましょう。
撮影当日に仕方なく追加するよりも、ふたりの希望を伝えて先に追加し見積もっておけば、気持ちよく撮影も進められます。
プランが安いからといって費用面だけを重視して選ばないことも大切になります。
フォトウェディングの相場について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
2.ドレス選び
ドレス選びで失敗しないためには次のことを事前にチェックしましょう。
- プラン内でどんな種類の衣装があるか確認する
- プラン外のドレスの追加料金はいくらか確認する
- 事前に試着ができるか確認する
- 自分に合うサイズがあるか確認する
- ドレスの持ち込みはOKか確認する
- ドレスの持ち込み料がかかる場合はいくらか確認する
- ドレスサイズが合わない時のお直しはしてくれるのか確認する
- ドレスを着るのに必要な小物はどこまで含まれているか確認する
契約後、プランの中に着たい衣装が含まれていないということもあります。
フォトスタジオによってドレスのバリエーションは異なるので、事前に公式サイトでどのようなドレスを扱っているか見ておくのもおすすめです。
ドレスにこだわりたい方は、フォトスタジオ専門店ではなく、結婚式場で取り扱っているフォトスタジオがおすすめです。スタイリストさんのプロ目線のアドバイスも聞きながら事前に試着もできるので安心してドレスを選ぶ事ができます。
フォトスタジオや結婚式場のどのシーンで、どんな事をして撮影している、などのイメージによって選ぶドレスも身に着けるアイテムも異なってきますね。
また、ドレスとあわせてタキシードの種類やサイズについても事前に確認しておきましょう。ふたりでの撮影がメインになりますので、並んだ時のバランスもとても大切です。
基本的にウェディングドレスを1着しか着ることができないので、着たい衣装は全て試着することを推奨します。
3.ヘアメイクの決め方
せっかく素敵なドレスを身につけても、ヘアメイクがイマイチだと花嫁の魅力が十分に発揮されません。
たとえば、次のようなポイントを打ち合わせで確認し、理想とするヘアメイクとすり合わせを行うと安心です。
- 事前にリハーサルとしてヘアメイクができるかを確認する
- リハーサルが無い場合の追加オプション料金を確認する
- 自分のイメージに合ったヘアメイク画像を用意する
- 髪型やヘッドアクセサリーのみチェンジしたい場合の追加オプション料金を確認する
- 撮影時に細やかなお直しをしてもらえるのか確認する
- 敏感肌の方は肌質に合わない化粧品がないか確認する
- 化粧品の持込みができるか確認する
- 事前に自分でやっておくと良い事があるか確認する
- 男性のヘアメイクができるか確認する
- 隠して欲しいコンプレックス
ヘアメイクさんの作品を公開しているスタジオもあるので、前もってサンプルを確認しておくと希望に沿うか判断できるためおすすめです。
4.追加で費用がかかるものを把握する
基本プランの料金以外に、レタッチやポーズ、場所の変更など追加費用がかかる内容を事前に把握し、見積もりをきちんと出してもらいましょう。
- 日取り:土日祝日は追加費用がかかるか確認する
- 撮影場所:場所によっては交通費などの追加費用がかかるか確認する
- 指名料:人気のフォトグラファーやヘアメイクさんなどにお願いする場合も別途費用がかかるか確認する
- 天気や通行人・背景はどこまでレタッチが可能か
- ほくろ・シミ・シワ・クマ・細くするなどのレタッチ加工はどこまで行えるか、またその費用の確認をする
- 全データーの受取方で費用が異なるのか確認する
事前に追加でかかる費用を把握しておくことで、契約後にプラン内でできないことが続々発覚し、最終的に費用が高額になってしまうという事態を避けることができます。
5.アルバムはプロに頼んだ方がよい
思い出に残るアルバムは見積もりに含めてもらいプロにお願いした方が仕上がりが美しいです。
費用を抑えるためにデータだけで写真を受け取る方もいらっしゃいますが、手作りしたら質素になってしまった、忙しくて放置してしまった、データだけだとほとんど見返す機会がないというケースはよくあります。
少しお金を掛けてでも立派なものを作ってもらった方が、家族に見せたり二人の大切な思い出の品になったりします。
あわせて写真選びやレイアウトも自分たちで決められるのか確認しておくと安心ですね。
6.撮影時のコミュニケーション
撮影日に初めてお会いするフォトグラファーと気持ちよくコミュニケーションが取れるかはとても重要です。
当日撮影をしてくれるフォトグラファーさんとの相性が合わず、希望するポーズが撮れなかったということを避けるためにも、撮ってほしいポーズや雰囲気は必ず事前に伝えておきましょう。
二人でどんな写真にしたいか話し合って、内容をまとめた指示書を作成しておくと打ち合わせもスムーズに進みます。
理想としている写真の例をSNSなどからピックアップして、見せるのもおすすめです。お二人が撮影したいイメージをフォトグラファーへ伝えやすく、理想の写真を撮影できます。
美しく撮影してもらう為には、撮影までに姿勢のチェックや表情・ポーズの練習をふたりで確認し合うのも大切になります。
失敗しないフォトウェディングのおすすめロケーション
フォトウェディングにはスタジオを飛び出して、こだわりを詰め込んだ写真を撮りたいというふたりに人気のロケーションフォト。
開放感のある自然の中やクラシカルなチャペルなどで撮影するプランもあります。スタジオ撮影よりも、開放的な気分で撮影が行うことができます。
最後におすすめのロケーションを3つ紹介しますので、場所にあわせてしてみたいポーズやイメージを考えてみてくださいね。
カメラ越しの美しい姿勢や表情を残せるよう、事前にパートナーと話し合っておくと当日の失敗防止につながりますよ。
1.チャペル
一般的にチャペルは神聖な場所なので日常的に入ることができず、撮影できるのは結婚式のみです。
そんな特別な場所でもフォトウェディングを挙げることが可能です。
まるで本当に結婚式を挙げているかのような写真を撮れることが、人気の理由になります。
お二人のご家族を呼び、撮影風景を見てもらえるのも特別な時間になりますね。
チャペルならではのクラシカルな空間も素敵ですし、ステンドグラスから降り注ぐ自然光は幻想的な雰囲気を演出することができます。
チャペルでのフォトウェディングについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
2.海や砂浜
青い海や白い砂浜を舞台にフォトウェディングを挙げるのもおすすめです。
リゾート地のような写真やサンセットでドラマチックな一枚を残すことができます。
また、海辺だけでなく岬で空と海をバックに、指輪交換やベールアップといった誓いのシーンを残すのも素敵です。
一点だけ注意する点として、海や砂浜での撮影はとても綺麗な写真が撮れやすいですが、単調になりやすいです。カットやポーズはどんなものがあるか、そのほかのロケーションポイントがあるかを確認しておきましょう。
3.日本庭園
日本ならではの和装によるおごそかな雰囲気を演出したい方は、日本庭園でのフォトウェディングはいかがでしょうか。
春の桜や秋の紅葉をはじめ、四季折々に見せる表情によって大変美しい一枚が撮影できます。新緑や紅葉した木々は、白無垢や色打掛といった和装を一層引き立ててくれます。
屋外でも過ごしやすい気候の春や秋のフォトウェディングは、和装を希望している方々にはベストシーズンです。
Wedding tableではあなたにぴったりのフォトウェディングをご提案致します。詳しくは以下をご覧ください。
フォトウェディングでお困りならWedding tableへ
フォトウェディングは一生に一度の貴重な撮影です。
フォトウェディングを失敗させない大切なポイントは、サロンでの打ち合わせや撮影スタッフとのコミュニケーション。
理想とする花嫁姿や写真のイメージをしっかり伝え、お互いに相違がないよう認識をしっかり合わせることが最高の1枚を残す秘訣といえます。
サロン選びの際にも、過去にどのようなフォトウェディングを挙げているのか実績を確認しましょう。
「家族と一緒にフォトウェディングができるのか相談したい」「思い出に残る1枚にしたい」などのご相談は、ぜひWedding tableにお問い合わせください。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。