フォトウェディングのみで後悔しない?満足するためのポイントを解説
フォト婚 | 公開: / 更新:
写真の結婚式であるフォトウェディング。
結婚式のスタイルも多様化するなかで、おふたりらしい形として選択するカップルが増えています。
しかし、「フォトウェディングのみで後悔しない?」と悩むプレ花嫁もいるでしょう。
一生の記念になる結婚イベントで、後悔はしたくないですよね。
そこで今回の記事では、フォトウェディングのみで後悔したくない人に向けて、満足するためのポイントを解説します。

フォトウェディングのみで後悔したこととは?
実際にフォトウェディングを行なった人は、どういったことで後悔しているのでしょうか?多く聞かれる声としては、以下のようになります。
- 大切な人に晴れ姿を見てもらいたかった
- 家族や友人とも一緒に写真を撮りたかった
- やはり挙式や結婚式をしたかった
以下より、詳しく解説します。
大切な人に晴れ姿を見てもらいたかった
ふたりきりのフォトウェディングでは、おふたりの晴れ姿を写真におさめることができますが、家族や友人といった大切な人に、リアルタイムで晴れ姿を見せることはできません。
撮影した写真の完成度が高いほど、「やっぱり直接見てもらいたかった」「衣装を着た姿のまま、その場で感謝の気持ちを伝えたかった」と後悔する人がいることも事実です。
また大切な人から「晴れ姿を直接見たかった」と言われたのをきっかけに、後悔するケースも見受けられます。
表向きはフォトウェディングに賛成していても、本心では「(娘や息子の)晴れ姿を見たかった」と思う親が多いものです。
家族や友人とも一緒に写真を撮りたかった
新郎との写真はもちろん大切ですが、以下のような理由で「新郎以外との写真も撮りたかった」と後悔する花嫁もいるようです。
- お互いの親と撮影したかった
- 友人とのショットもほしかった
- かわいがってくれた祖父母と撮りたかった
家族や友人に写真を見せたあとに「一緒に撮りたかった」と言われても、時間は戻せません。
やはり挙式や結婚式をしたかった
フォトウェディングは、写真のみの結婚式です。
写真撮影時には、「チャペルで挙式のようなシーン」や「思い出の場所をバックにプロポーズを再現」など、ある程度結婚の雰囲気を楽しめます。
しかし実際の挙式や結婚式では、証人の前での指輪交換や誓いのキス、ゲストと食事しながらの談笑など、フォトウェディングでは経験できない内容も多いものです。
こうした「挙式や結婚式ならでは」の経験をしたかったことに、後悔する人も少なくありません。
最近では、フォトウェディングにちょっとした食事会や挙式を組み合わせるプランもあります。
フォトウェディングのみで後悔するかもと不安になっている方はぜひ検討してみては?
以下の記事では、フォトウェディングに併せて、追加するプランについて詳しく解説しています。
フォトウェディングで満足した人の共通点
つづいて、フォトウェディングのみで満足した人の共通点を紹介します。
フォトウェディングのみで後悔した人と、どのような違いがあるのでしょうか。
主な特徴は以下の通りです。
- フォトウェディングを正しく理解している
- 自分たちが本当にやりたいことを把握している
- 本音をプランナーに伝えた
詳しく見てみましょう。
フォトウェディングを正しく理解している
フォトウェディングのみで満足した人は、フォトウェディングで「できること」と「できないこと」を正しく理解しています。
たとえばフォトウェディングでは、結婚の思い出を作ること自体は可能ですが、多くのゲストと同じ時間を共有することはできません。
こうした「フォトウェディングでできること、できないこと」をきちんと理解した上で行う方は、フォトウェディングのみ開催することに満足する傾向にあります。
一方で、「気軽にできるから」「安くできるから」というだけの理由でフォトウェディングを選んだ人は、あとで「え、こんなこともできたの?」や「これはできないの?」となるため、後悔することが多いようです。
自分たちが本当にやりたいことを把握している
自分たちが結婚するにあたって、本当にやりたいことを把握できている人は、フォトウェディングに満足する傾向にあります。
なぜなら、納得したうえでフォトウェディングを実施しているからです。
こうした人は、ふたりで「結婚で叶えたいこと」をよく話し合い、優先順位をつけてリストアップできています。
予算や時間面を考慮しつつ、ふたりの結婚でどこまで実現できれば満足か?を考えると、「フォトウェディングのみで後悔しないか?」や「自分たちに合ったプラン」もわかるでしょう。
本音をプランナーに伝えた
自分たちで終始完結した人は、後悔や失敗をする傾向が多いようです。
なぜなら、新郎新婦は結婚のプロではないからです。
さまざまなことを調べたとしても「プロの知識」にはおよばないため、盲点に気づかなかったり不明点を解決できない可能性もあるでしょう。
一方フォトウェディングで満足した人は、結婚のプロであるプランナーを活用したうえで、自分たちの本音をしっかりと伝えています。
たとえば「大人数での結婚式は恥ずかしいからフォトウェディングを希望するものの、花嫁の本音は結婚式もしたい」だとしましょう。
本音を知ったプランナーは、フォトウェディングを選んだ背景も考慮しつつ、花嫁の理想もかなえられるプランを全力で考えてくれます。
フォトウェディングで後悔しないためのポイントとは?
フォトウェディングを行なうのであれば、誰しもが後悔したくないですよね。
後悔しないためにはしっかりとした準備が必要不可欠。
以下の記事ではフォトウェディングの準備について詳しく解説しています。チェックリストもありますので、ぜひご覧ください。
では、フォトウェディングで後悔しないためのポイントを4つ紹介します。
家族や友人も一緒に撮影に参加できるプランを利用する
最近では、フォトウェディングはふたりに限らず、家族や友人を招待して一緒に撮影できるプランなども存在します。
また、撮影に参加しなくても、見学だけ行いたいという要望にも柔軟に対応してくれるスタジオもあります。直接、親や友人に晴れ姿を見てほしいと希望しているのであれば、参加もしくは見学してもらうのはいかがでしょうか。
挙式シーンを再現した写真を撮る
ゲストハウスやホテルであれば、チャペルや神殿が併設されていることが多く、使用していない時間帯を利用して、チャペルなどで撮影することが可能です。
指輪の交換、誓いのキスといった挙式シーンを再現することができます。
また家族も参加していれば、お母様にベールダウンをしてもらっているシーンや、お父様とバージンロードを一緒に歩いているシーンなど、よりリアルな挙式シーンが残せるでしょう。
フォトウェディングでも複数のバリエーションで撮影が可能になりますので、理想的な1枚を残せます。
フォトウェディング+挙式がついたプランを用意している式場もございます。
気になる方は以下の記事をご覧ください。
撮影後会食ができるプランを選ぶ
家族や友人と一緒に撮影した後、ゲストを交えて会食ができる、「フォトウェディング+会食」のプランを用意している式場もあります。
少人数での会食であれば、準備期間もあまりかけずに開催することが可能です。
かしこまりすぎず、気軽に家族や友人と楽しむことができ、ふたりも大切なゲストへ感謝の気持ちを伝えることができます。
また、衣装着用のまま会食が可能なので、会食中にも撮影を入れ、ゲストとの談笑シーンも思い出として残すことが可能です。
少なからず挙式への憧れがある人は、フォトウェディングに挙式がついたプランを選ぶことで、自分の思いを叶えられるでしょう。
リゾートのロケーションでフォトウェディングを希望されている方は、新婚旅行を兼ねた宿泊付きプランもおすすめです。
写真撮影以外の「思い出」も作れます。また家族も招待すれば、親孝行も併せて行えますね。
事前に綿密な打合せとヘアメイクリハーサルを行う
撮影したいシーンや撮りたいポーズなど、しっかりと事前にプランナー様と打ち合わせをしておくとよいでしょう。撮りたいシーンをネットなどから引用した画像などを見てもらい、撮影可能かどうかカメラマンに事前に伝えるのも良いでしょう。
ヘアメイクリハーサルの場合、オプション追加になる可能性もありますが、髪型とメイクにこだわりたいのであれば、撮影当日に後悔しないようヘアメイクリハーサルを行っておくとよいでしょう。
一般的な結婚式に比べて気軽にできるフォトウェディングですが、事前確認を怠らないようにしましょう。
もっと詳しくフォトウェディングで失敗しないポイントを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ:満足するポイントをおさえ、後悔しないフォトウェディングを
フォトウェディングのみでも、写真という形で結婚の思い出を残すことができます。
しかし、フォトウェディングのみで後悔する人がいることも事実です。
これからフォトウェディングのみを検討しているおふたりには、後悔してほしくありません。
まずはふたりがしっかり向き合ったうえで、希望をしっかりと話し合ってみましょう。
ふたりの希望をしっかり話すことで「フォトウェディングのみで良い」と再認識できたり、「フォトウェディングだけにこだわらない」といった新たな選択肢が見つかる可能性もあります。
wedding tableでは、おふたりが満足するフォトウェディングを行なうために、希望や悩みをしっかりヒアリングし、専用のコンシェルジュが最適な方法、会場やプランを提案いたします。
またフォトウェディングのみだけではなく、「会食」や「挙式」などのスタイルもご紹介させていただきます。
満足いく結婚式を行いたい場合には、ぜひWedding table までお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
- 辻原
- Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」