入籍しても結婚式しない!? “ナシ婚”を選ぶ理由と後悔しないための判断ポイント
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
「結婚=結婚式」はもう当たり前じゃない時代。
「入籍はするけど、結婚式はしないかも…」
そんな“ナシ婚”を選ぶカップルは、今や決して珍しくありません。
実際に、約4組に1組が結婚式をしていないというデータもあります。
とはいえ——
✔ 本当にやらなくて後悔しない?
✔ 親や周りはどう思う?
✔ 他にどんな選択肢があるの?
と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では
「ナシ婚を選ぶ理由」だけでなく、後悔しないための判断軸」まで分かりやすく解説します。
そもそも結婚式って何のためにするの?
結婚式とは、ふたりが夫婦になることを誓い、その意思を周囲へ伝える人生の節目となる儀式です。
神様やゲストの前で誓いを交わすことで、結婚という大きな転機に「けじめ」をつける意味合いを持っています。
また披露宴は、ふたりの結婚を周囲へお披露目し、これまでお世話になった方々へ感謝を伝える場でもありました。両家の家族や友人が一堂に会することで、新しい人間関係が生まれる機会にもなるでしょう。
ただしその意味は人それぞれで、例えば——
・親や家族へ感謝を伝えたい
・人生の区切りをつけたい
・憧れのドレスを着たい
・両家のつながりを作り強めたい
つまり、結婚式は「やるべきもの」ではなく “どうありたいか” を形にする場なのです。
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結婚式をしないカップルが増えている理由
まずは、結婚式をしない理由について見ていきましょう。
結婚式というイベント自体が苦手な方から、理由があって結婚式を断念した方まで理由は人それぞれです。
ここでは、結婚式をやりたくない・しない方の理由を紹介します。
① 費用が高い
結婚式は平均300万円以上かかることもあり、
「その分を新生活や旅行に使いたい」という声が多数。
その他には、「貯金がない」「費用がかかりすぎる」など、金銭面に関する意見が多く聞かれました。
結婚式を開催するには、まとまったお金が必要です。
親族やごく親しい友人だけを招いた結婚式を行うこともできますが、やはりお金はかかります。
「結婚式をするお金があるなら、新生活や旅行に使いたい」といった実生活重視の意見や、「親の援助を受けてまでやりたいことではない」など、無理をしない選択をするカップルも多いようです。
② 準備が大変
準備の大変さも大きな理由のひとつです。
式場選びや衣装選び、ゲストの調整など、結婚式の準備には多くの時間と労力がかかります。
毎日の仕事と両立しながら進めることに、体力的・精神的にも余裕がなくなり負担を感じ、「そこまでしてやる必要があるのか」と感じる方も増えています。
結婚式がめんどくさいと感じている人は、以下の記事をご覧ください。
面倒に感じる理由やその解消法を詳しく解説しています。
③ 必要性を感じない
そもそも結婚式をする必要性を感じない、結婚式自体に意味を見出せないため結婚式はしなくて良いという人もいます。
「ふたりだけのプライベートなことをわざわざお披露目しなくても…」
「ご祝儀をもらってわざわざ大勢の前で儀式をする意味がわからない」など、
価値観の変化も大きな理由です。
こちらが結婚式をやりたくても、相手があまり乗り気ではない場合やその逆のケースでは、結婚式はしないという結論に落ち着くケースも珍しくはありません。
④「目立ちたくない」
目立つことが苦手な方やあがり症の方にとっては、結婚式を想像しただけでも緊張してしまいます。
「沢山のゲストやカメラマンにさまざまな角度から写真を撮られ…スポットライトを浴び…」
目立つことが苦手な方にとっては、精神的に大きな負担となる場合もあります。
「ひな壇に乗せられて注目されることに興味がない」など、花嫁が主役の結婚式に魅力を感じないということも。
昨今では、ゲストと一緒に楽しむ結婚式がトレンドではあるものの、未だ親の意向などで新郎新婦を中心とした結婚式が多い実情もあります。
他には、「結婚式の内容について、親と喧嘩になるのがわかりきっている」など、
結婚式に対する世代間の認識の違いが浮き彫りになる意見も見受けられました。
また、再婚率の上昇や両親がそろわない家庭の比率が高くなっていることも、結婚式をしない理由のひとつになっているようです。
ナシ婚という選択のメリット
入籍をしても結婚式を行わない最大のメリットは、費用や時間の負担を大きく減らせることです。
結婚式にかかる出費がない分、新生活に余裕を持たせたり、ふたりの将来に向けた貯蓄に回すことができます。
また、準備に追われることなく、自分たちのペースで生活をスタートできる点も魅力です。
ゲストの招待範囲を考えたり、人間関係に配慮したりする必要がないため、精神的なストレスも軽減されます。
さらに、結婚式に招待することで発生するご祝儀や衣装準備など、周囲への負担をかけずに済むという点も、現代の価値観に合ったメリットといえるでしょう。
結婚式準備期間については、以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方はご覧ください。
でも実は多い…ナシ婚の後悔
一方で、結婚式をしなかったことで後悔するケースも少なくありません。
特に多いのが、「節目がなく実感が湧きにくい」という声です。
結婚式という特別な一日がないことで、人生の大きな転機としての記憶が残りにくくなると感じる方もいます。また、写真や映像といった形で思い出が残らないことを寂しく思う方もいるでしょう。
さらに、結婚報告を個別に行う必要があるため、想像以上に手間と時間がかかる場合があります。
結婚式であれば一度に伝えられる内容も、ナシ婚の場合は一人ひとりに丁寧に伝えていく必要があります。
加えて、親に晴れ姿を見せられなかったことを後悔する声も多く聞かれます。
結婚式はふたりだけでなく、親にとっても大切な意味を持つイベントであることを、後になって実感するケースもあるのです。
これほどまでに結婚式が普及したのには、相応の理由があるからです。
その上で、あえて結婚式をしない選択をする場合は、デメリットがあることも認識しておきましょう。
特に、以下の点については、結婚式をしなかったことで後悔しているカップルも多く注意が必要です。
人生における「通過儀礼」がない
結婚式は人生の「通過儀礼」です。
「けじめ」と表現されることも多く、結婚式を行うことで夫婦になる覚悟ができるとする見方が多い実情があります。
結婚式をしないと、結婚した実感が湧きにくいという声も耳にします。結婚式の思い出の写真やビデオなど、結婚の記念になるものもないので、思い出を振り返るものが残らないのが残念という人もいます。
もちろん「結婚式を行わなくても自分たちは認識を新たにできる」というカップルもいるでしょう。
しかし、親戚や友人がどう思うかはわかりません。
そのような観点からも結婚式は「特別な一日」という意味合いを持っているといえるでしょう。
個別の結婚報告が必要になる
結婚式は親戚や友人が一堂に会するため、みんなに対して一度に結婚報告ができます。
一方、結婚式をしない場合は、個別にアポイントを取って報告する必要が出てくるでしょう。
これは想像以上に手間と時間がかかります。
また、結婚報告はできる期間に限りがあるため、集中的に多くの時間を確保しなければならず、精神的にも大きな負担となる可能性があります。
親の期待に沿えない可能性がある
息子や娘の晴れ姿を見たいと願っている親は少なくありません。
結婚式は2人だけのものではなく、親にとっても大切な意味を持ちます。
自分達では不要と感じていても、親孝行として結婚式を挙げておけばよかったと後々後悔する声もあります。
また、月日が経つにつれ、ウエディングドレスやお色直しのカラードレス、白無垢などの衣裳を着ておけばよかったと後悔する人も見られます。
親へ晴れ姿を見せることで、育ててくれたことへの感謝を示すことができます。
儀式をもって親離れ、子離れをすることも、結婚式が持つ大きな役割です。
結婚式をする場合よりも出費が多くなる可能性がある
結婚式をすると、ゲストはご祝儀を持って出席します。
結婚式の内容にもよりますが、結果的に数万の手出しで済んだというケースも少なくありません。
一方、結婚式をしない場合は、個別に訪問するための交通費や手土産や結婚祝いに対するお礼の品などが必要になり、想定外の出費になる可能性もあるでしょう。
実は多い「完全なナシ婚ではない選択」

ここで知っておいていただきたいのが、
結婚式は「やるか・やらないか」の二択ではないということです。
最近では、結婚式ほど大がかりではないものの、思い出やけじめをしっかり残せるスタイルを選ぶ方が増えています。
たとえば、写真だけを残すフォトウェディングは、費用や準備の負担を抑えながらも、特別な瞬間を形に残せる方法として人気があります。
また、婚礼衣装を着用しながら親族中心の食事会を開くことで、両家の顔合わせや感謝の気持ちを伝える場を設けることもできます。
さらに、写真撮影と食事会を組み合わせたり、少人数での結婚式を行ったりと、自分たちに合った形を柔軟に選べるようになっているのが、今の結婚スタイルの特徴です。
結婚式をしなくても結婚は決して2人だけのものではなく、
大切な家族や友人、会社の方など、関わりのある方へはきちんと報告する必要があります。
結婚報告の代表的な方法
- 直接、自分の口から伝える
- 手紙やはがきで知らせる
- メールで連絡する
- SNSで一斉に知らせる
関係性によって失礼にならない手段を選びましょう。
結婚式はなぜしないの?と聞かれる可能性もあるので、結婚式を挙げない理由も伝えることをおすすめします。
さまざまな報告方法がありますが、一番丁寧なのは直接会って自分の口から伝えることです。
家族や仲の良い友人、職場の上司などには顔を合わせて伝えたいですね。
会社への結婚報告のコツや方法は以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方はご覧ください。
また、遠くに住んでいたり、お互い忙しくなかなか会えない方には、気持ちが伝わる手書きの手紙でもいいですね。
報告相手に合わせた方法を考えましょう。
引越し後に結婚報告のはがきを送れば、新しい住所もお知らせできてスムーズです。
SNSやはがきに、フォトウェディングで撮影したドレスやタキシード姿の写真を使用して送るのも素敵ですね。
「結婚式をするか・しないか」の決め方は?
結婚式のスタイルが多様化する中、「結婚式をするかしないか」も自由に決めることができます。
入籍や妊娠、引っ越しのタイミングも実にさまざまです。
少しでも「結婚式がしたい」と思うならどんな形でも良いのでした方が良いでしょう。
想像によるネガティブな理由は一旦なくして、結婚式の魅力、結婚式にしかない素敵な発見などを知った上で、納得できるまでパートナーと話し合いましょう。
結婚式をするかしないかの判断は、カップルによって変わります。
問題はその選択ではなく、結論に至る過程です。
したい・したくないという意見を相手に押しつけ、無理に意見を通しては、自分の希望は叶ってもパートナーの心を損なってしまうことになります。
離婚のきっかけにもなりかねないデリケートな問題ですので、お互いの本音を冷静にぶつけ合うことが大切です。

結婚式をした場合のメリットとは?
結婚式を挙げると、さまざまなメリットがあります。
例えば、結婚を節目に今までの人生を振り返るきっかけになったり、ふたりのよい想い出になったり、夫婦の絆がさらに強くなったりする場合があります。
また、両家の家族や親族、友人が一同に集まることで、両家の信頼関係が深まったり、結婚後のふたりをサポートをしてくれる人が増えていくといったメリットもあります。
両家や友人同士のつながりができる
結婚式は、両家やご新郎ご新婦の友人同士のつながりを作ることができます。結婚式に招待するゲストは、お互いに初対面の方ばかりで面識を持たない方が多いでしょう。
開催をきっかけにお互いの親族や大切な友人、知人を紹介することも可能です。
ゲスト同士が実際に会って会話する機会を設けられるため、お互いの家族や友人などが交流する素晴らしい場になるでしょう。
親が喜ぶ
親が結婚式を希望している場合は、結婚式を行うことが親孝行になります。
親にとっては、小さい時に風邪をひいてしまった時も反抗期の時も、どんな時でも一生懸命育ててきた息子や娘の旅立ちを見守ることができ、かけがえのないひとときを過ごせるでしょう。

ふたりの絆が強くなる
結婚式の準備を通して、お互いの良いところも悪いところも知ることができ、改めて「絆が強くなった」と実感するふたりが多くいます。
結婚式の準備では、さまざまなことをふたりで決めていく必要があります。お互いの意見を出し合い、時にはかみ合わなかったりすることもあるでしょう。また仕事をしながら結婚式の準備をすることも。
大変なことをふたりで乗り越える経験を通してより絆を強めることができます。
離婚率が低くなる
結婚式を挙げると、離婚の可能性が低くなると考えられています。
実際に、アニヴェルセル総研が20~30代の婚姻歴のある男女を対象に実施したアンケート調査によると、離婚歴を持つ方の8割以上が結婚式などのセレモニーは「何もしていない」と回答。
一方で、結婚式や披露宴、衣装を着て記念撮影などを行ったと回答した初婚の方は7割以上を占めていました。結婚式でゲストの前で愛を誓うと、簡単に「別れよう」という結論にはならないのかもしれません。
ふたりのサポーターが増える
夫婦としての先輩が出席する結婚式は、ふたりを支援してくれるサポーターを増やすよい機会になるでしょう。
披露宴では、新郎新婦や親御様がゲストに対し、これからのサポートをお願いする場面があります。
ゲストが「応援したい」「ふたりを支えてあげたい」と思えるような結婚式を行うことで、ふたりの人生を支えてくれるサポーターが増えるでしょう。
「結婚式前よりも上司や友人、親族などとの関係が深まった」という意見もあがっています。
実際、上司との距離が縮んだおかげで収入アップにつながった方や、出産・育児について相談できる仲間ができたという方までいます。

「実際に結婚式をした人」の感想
結婚式をした先輩カップルの多くが「結婚式をしてよかった」と感じているようです。
実際に結婚式を行ってみると
- 「お世話になった人たちへきちんと挨拶ができた」
- 「久しく会っていなかった友人と結婚式で再会して、また何度も会うようになった」
- 「遠方の親戚にスムーズに報告とご挨拶ができてよかった」
- 「ご祝儀に加えて新婚旅行の餞別も用意してくれた人もいて、金銭的に助かった」
という声もあり、改めて周囲の人の大切さを実感した声も多く聞かれました。

何よりも「家族が喜んでくれて、両親もホッとしてくれた」
「一生の思い出ができた」のは、結婚式がもたらしたもっとも大きな収穫といえるでしょう。
実は増えている「ナシ婚じゃない中間の選択」
結婚式は、必ずしなければいけないものではありません。
これまで紹介したメリットなども踏まえた上で、結婚式をしないと決めるのも一つの選択肢です。
しかしその中には、結婚式の形式やスタイルを工夫することで解決できる悩みもあります。
ここからは、結婚式をやりたくない理由にあわせた解決方法を詳しくご紹介します。
結婚式の準備が大変な場合は「フォトウェディング」

フォトウェディングとは、結婚式をする代わりに記念撮影だけを行う結婚式のスタイルのことです。
おふたりのみや家族とも記念写真を撮ることできます。
中には、結婚式を行っているかのような写真を残すこともできます。
結婚式を行うよりも費用も時間も掛かることなく、準備もスムーズに行えます。
和装と洋装両方の写真を撮ることが出来るのも魅力ですよ。
フォトウェディングについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
費用のことから安く挙げるコツまで詳しく解説しています。
両家の顔合わせも兼ねた「会食会のみ(挙式なし)」
婚礼衣装を着て、結婚報告を目的とした食事会のみを行う方法です。
親族を中心とした食事会をするだけでも、お互いの親族に対してパートナーを紹介できます。
挙式がないため、余裕を持ったスケジュールで実施できるでしょう。

一同に集まる衣装姿も親族にも見せたい場合は、「フォトウェディング+会食(挙式なし)」
フォトウェディングの後に会食を行う方法です。
しっかりとした記念写真を残すと同時にゲストとの食事を楽しめます。
会食に参列されたゲストに仕上がった写真を渡すと、より記念に残る1日となるでしょう。

出費を抑えたい場合は「少人数結婚式」挙式+会食
挙式の後に会食を行う方法です。
挙式という儀式を行うことで、小規模ながら結婚式の意味合いが強い1日になります。
「結婚式は挙げたいけれど、披露宴の雰囲気は苦手」というカップルにもおすすめです。
少人数結婚式の準備期間や方法、少人数だからこそのメリットなどは、
こちらの記事で紹介しています。
あなたに合う結婚のカタチを一緒に見つけませんか?
ナシ婚という選択は、決して間違いではありません。
しかし大切なのは、「知らずに選ぶ」のではなく、「理解したうえで選ぶ」ことです。
これから先の人生を振り返ったときに、「あの時きちんと考えてよかった」と思えるように。まずは一度、自分たちにとって最適な結婚のカタチを見つめてみてはいかがでしょうか。
「結婚式はしないつもりだったけれど、話を聞いて考えが変わった」
「自分たちにちょうどいい形が見つかった」
そのようなお声を多くいただいています。
Wedding tableでは、盛大な披露宴だけでなく、フォトウェディングや会食、少人数結婚式など、さまざまなスタイルをご提案しています。
無理に結婚式をおすすめすることはありません。
まずは、比較や情報収集だけでも大歓迎です。
おふたりが納得できる選択をするために、プロの視点から丁寧にサポートいたします。
来店相談はもちろん、オンライン相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
この記事を書いた人
- 辻原
- Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」
































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