日曜日の結婚式はアリ?メリット・デメリットや注意点を解説
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
日曜日に結婚式を挙げたいと思うものの、「日曜日に実施してよい?」と悩むカップルもいらっしゃいます。
「土曜日開催が一般的かな?」「日曜日の結婚式は何時からスタートすべきかな?」と考えると、躊躇してしまいますよね。
そこで今回は、結婚式の日曜日開催を考える人にむけて、日曜日のメリット・デメリット、注意点などを解説します。
日曜日の結婚式について悩む人は、ぜひ参考にしてください。
結論:日曜日の結婚式でも時間的な配慮があれば問題なし!
結論からいうと、日曜日の結婚式は問題ありません。
世間では、土日休みで月曜日から仕事の人が多く見受けられます。そのため、日曜日に結婚式を開催すると「(ゲストの)翌日の仕事に響く」と考え、気にする人もいるでしょう。
しかし、時間的に遅くならないようにスケジュールを組めば、翌日の仕事に響きにくいため問題はありません。
また、日曜日開催の結婚式ならではのメリットもあるので、当記事で紹介するメリットを加味しつつ、土曜日開催のケースと比較検討するとよいでしょう。
結婚式の開催時期でお悩みの方は以下のページもぜひご覧ください。各月に挙げる結婚式の特徴を解説しているため、いつ挙げるのが自分たちにとって理想なのかの参考になると思います。
→ 月別結婚式特集
日曜日に結婚式をするメリット
結婚式は、土曜日開催の方がよいと思うかもしれませんが、日曜日には「日曜日開催ならではのメリット」が存在します。
主なメリットは、以下の通りです。
土日休みのゲストが多いので参加しやすい
世間では、仕事が土日休みの人が多いため、日曜日開催だとゲストがスケジュール調整をしやすくなります。都合がつきやすくなれば、参加率もあがります。
平日開催だとスケジュール調整が難しい人もでてきてしまうので、日曜日であれば、余分に休みを取ってもらう必要もなく参列できるという人は多いでしょう。
仕事や学校の都合から、日曜日の方がゲストが出席しやすいということもあります。
日曜日の大安友引の良いお日柄が空いている
大安・友引は結婚式で一番人気のお日柄です。
3連休の初日や土曜日を希望の場合、良いお日柄は早めに埋まってしまうことも多いです。しかし、それに比べて日曜日は比較的空いているケースも。
日柄を重視したいということであれば、日曜日の良いお日柄を狙ってみるのもいいでしょう。
結婚式の日取りの決め方でお悩みの場合は以下の記事が参考になります。気になる方はぜひご覧ください。
遠方のゲストが土曜日に移動できる
土曜日開催の結婚式で遠方のゲストを招待すると、結婚式当日に移動することになるため、負担が大きいでしょう。
結婚式を日曜日に開催する場合には、遠方から参加するゲストは、前日の土曜日にゆっくり移動でき、準備も余裕をもって行えます。
遠方のゲストが多い場合には、結婚式を土曜日に開催するより、日曜日に開催する方が喜ばれるかもしれません。
土曜日は一般的に電車が混雑しやすく移動も大変ですが、日曜日なら電車も空いているのでゲストが安心して会場に到着しやすいです。
日曜日に結婚式をするデメリット
日曜日に結婚式をすると、メリットも多いとわかりました。
一方で、日曜日に結婚式をする場合には、デメリットも存在します。主なデメリットは、以下の通りです。
日曜日の午後の開催は終了時間が遅くなる
参加するゲストのなかには、「日曜日開催の結婚式に出席すると、次の日が仕事で大変」と考える人もいるでしょう。
出席してほしい家族や友人などに、「結婚式を日曜日に開催しようと思うけど、スケジュール的にどう?」などと事前に確認しておくのもよいでしょう。
2次会や3次会の会場を結婚式場から近くにする必要がある
日曜日に結婚式を開催すると、3次会を開催しにくくなります。なぜなら、翌日の仕事に支障がないよう、早く帰宅したいと思う人も多いからです。
開催しても、参加者が少ない場合には、盛り上がりや祝福ムードにかけてしまいます。2次会から3次会まで開催したい場合には、移動時間や場所を配慮することが大切です。
メリットデメリットはある程度把握できましたでしょうか?
では、いつから結婚式場を探し始めればいいのでしょう?人気の土日はすぐに埋まってしまいます。専門家の目線で解説します。
日曜日の結婚式で2次会も開催するコツ
前述の通り、日曜日開催の結婚式では、2次会を開催しにくいといえます。しかし、日曜日でも2次会を開催するカップルは多く見受けられます。
日曜日に2次会を開催するケースでは、一定の工夫や配慮をほどこすケースが大半です。以下のような配慮をすれば、問題なく2次会を開催できます。
- 2次会の時間が遅くならないよう、午前中に結婚式を開催する挙式
- 結婚式と同じ会場や隣接施設で実施する
2次会の開催時間が遅くなる場合には、別日にあらためて開催する方法もアリでしょう。
日曜日の結婚式は実際に迷惑なのか?
結婚式を行うカップルの大半は、土曜または日曜に開催しています。日曜日の結婚式が迷惑という位置づけであれば、世の中で開催されている多くの結婚式が迷惑だといえてしまうでしょう。
しかし、「日曜日開催の結婚式が迷惑」という話は聞きません。
ナイトウェディングは、ちいさなお子さんが参加する場合、預けられるか不安という意見を耳にする機会はあるものの、開催時間に一定の配慮を示せば、日曜日開催の結婚式は決して迷惑ものではありません。
結婚式には繁忙期と閑散期というものがあります。多くの人が参加しやすく、人気の日程は繁忙期。あまり開催したい人がいない日程は閑散期と言われ、ホテルや観光などと同じ考え方をします。
日曜日の結婚式は一般的に繁忙期です。人々が参加しやすく、多くの方が結婚式を挙げたいと考えるためです。
結婚式の繁忙期・閑散期の考え方をもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
日曜日の結婚式で配慮するポイント
日曜日の結婚式は、時間や2次会をはじめ、ほかにも配慮すべきポイントをおさえれば、新郎新婦もゲストも満足できる内容を実現できます。
日曜日の結婚式で配慮するポイントは、以下の通りです。
早い時間に開催する
日曜日に結婚式を開催する場合には、午前や昼頃から結婚式を開催すれば、ゲストは翌日の仕事に支障のない時間までには帰宅できます。
2次会も開催したい場合には、結婚式を午前中から開催すれば安心です。
とはいえ遠方のゲストが新幹線や飛行機を利用して当日来られる場合、9時のように早くから開催すると「何時に起きれば良いのだろう」と考えるゲストもいることから、午前中開催の場合には前泊できるよう宿泊を手配すると良いでしょう。
遠方のゲストには宿泊施設を手配する
遠方からゲストを招く場合には、土曜日に会場近くまで移動してもらえるよう、新郎新婦側で近くのホテルなどを宿泊先として手配するとよいでしょう。
余裕があれば、新幹線・飛行機・お車代なども負担すると、丁寧な印象を与えられます。また、宿泊先や交通費を負担することで、参加して欲しいという気持ちがより伝わります。
駅や空港から近い会場を選ぶ
結婚式を日曜日に開催する場合には、翌日の仕事に配慮し、ゲストが少しでも早く帰れるよう、駅や空港から近い会場を選ぶとよいでしょう。
駅や空港に近い会場を予約できなかった場合には、会場から駅や空港までタクシーを手配するなど、臨機応変に対応することをオススメします。
ゲストが着替えやヘアセットをできる会場を選ぶ
日曜日に結婚式を開催する場合には、午前中から挙式や披露宴を実施するケースが多いでしょう。10時開催だとしても、ゲストは9時前までには、着替えやヘアセットを行う必要があります。
そのため、ゲストがヘアセットや着替えができるような施設が整っている会場を選ぶと、ゲストが各所の移動に費やす時間を短縮できるため親切な印象を与えられます。
3次会は避けた方が無難
午前中に結婚式を開催し、遅くとも15時頃までに2次会をスタートすれば、ゲストは17時頃には帰路につくことが可能です。
しかし3次会まで開催すると、午前中に結婚式を開催しても、3次会がスタートする時間は早くても16時頃になります。ゲストが帰宅できる時間がかなり遅くなってしまうため、日曜日開催の結婚式では「3次会の開催」は避けた方が無難です。
日曜日開催の結婚式を成功させたい方へ
日曜日開催で結婚式を希望する場合には、会場選び・開催時間・帰宅時間に配慮した二次会のセッティングなど、日曜日開催に適した内容を用意する必要があります。すべてを新郎新婦で準備するのは大変ですし、多大な労力がかかります。
気をつけるポイントが多い「日曜日開催の結婚式」について、新郎新婦・ゲストの双方が満足できる内容を実現したいなら、Wedding tableにお問合せください。
多くの結婚式を成功に導いたウェディングのプロが、おふたりに寄り添った日曜日開催にふさわしい結婚式場をご紹介します。
結婚式を成功させたいカップルは、Wedding tableにぜひご相談ください。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。