アットホームな結婚式を実現するには?会場選びやオススメ演出を紹介
こだわり・アイディア | 公開: / 更新:
アットホームな結婚式は、ゲストとの距離が近く、飾らず温かみのあるおもてなしができます。とはいえ、アットホームな結婚式は「どのようにすれば実現するのか?」と悩む人も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、アットホームな結婚式を実現したいカップルにむけて、会場選び・オススメ演出方法・注意点などを解説します。満足度の高いアットホームな結婚式を実現したい人は、ぜひ参考にしてください。
アットホームな結婚式とは?
アットホームな結婚式とは、大切な人たちへの感謝を込めておもてなしをすることに重点を置いたウェディングスタイルです。
ゲストとの距離が近く、気取らずにもてなし、楽しんで過ごしてもらえるよう温かな空間を演出すると良いでしょう。
そうすれば、新郎新婦をはじめ、参加するゲストもリラックスしてゆっくりと過ごせます。
ゴージャスやエレガントといった派手さのある結婚式とは異なり、穏やかで落ち着いた空間を提供できるでしょう。
自然体に近い状態で、結婚式を挙げられる点が魅力です。
アットホームな結婚式のメリット
アットホームな結婚式のメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
これから結婚式を挙げようと考えている方は、結婚式のスタイルを考える上でぜひ参考にしてください。
1.ゲストとの距離が近い
アットホームな結婚式のメリットとして、ゲストとの距離が違いという点が挙げられます。
大人数を招いての結婚式だと、ゲスト一人一人との時間を多く取ることが難しいですが、少人数結婚式にした場合、一人一人と歓談する時間や思い出を共有する時間は多く持つことができます。
結婚の喜びをより一層共感してもらいやすくなります。
2.丁寧なおもてなしができる
アットホームな結婚式の場合、おもてなしに割く時間もしっかりと取ることができます。
一般的な結婚式と比べ、演出やイベントを減らし、お出迎えや会話との時間を作ることで、ゲストに楽しんでもらえることが可能です。
落ち着いた雰囲気を好む方や感謝の気持ちを一人一人にしっかり伝えたい方には大きなメリットです。
3.ゲストが肩肘張らずに参加できる
ゲストが肩肘張らずに参加できる点もメリットの一つ。
テーブルマナーや堅苦しい挨拶など、少し苦手と感じている人がいるのも事実。
それらを排除することでよりアットホームな式にゲストも気を楽にして楽しんでもらえます。
アットホームな結婚式には少人数な結婚式が最もマッチします。
少人数結婚式のポイントなどしっかり確認したい方は以下の記事をご覧ください。
アットホームな結婚式にするためのポイントを紹介
アットホームな結婚式を実現するには、ポイントを押さえる必要があります。以下で紹介する「4つのポイント」を意識することで、アットホームさを表現できるでしょう。
リラックスできるような会場や演出
アットホームを直訳すると、「家庭的」や「自分の家でくつろいでいるような状態」です。
そのため、アットホームな結婚式を実現したい場合には、ゲストを自宅に招いて、もてなすような雰囲気を準備できるとよいでしょう。
ゲストを自宅に呼び、新郎新婦がもてなすようなイメージで結婚式を行うには、フォーマルな結婚式のように格式張った雰囲気ではなくリラックスできる会場や演出が必要です。
花や緑、波や風景が美しい自然に囲まれた場所でリラックスしたり、温泉施設がある会場でリラックスしたり、肩肘をはらず自然体で実施でき、新郎新婦とゲストが一体となって過ごせるような「会場選び」や「演出の用意」が理想だといえます。
(※会場選びや演出の具体例は、後述します。)
おもてなしが可能な人数に限定する
アットホームな結婚式は、ゲストとの距離が近いことも特徴です。距離の近さを可能にする要素に、ゲスト全員を温かくもてなす点が挙げられます。
適度な人数であれば、新郎新婦の目が行き届くため、アットホームな結婚式に特有な「温かさ」や「おもてなし要素」を作り出せるでしょう。
ゲストが多すぎると、新郎新婦とゲストとの間に距離ができてしまいます。おもてなし可能な人数は、新郎新婦によるものの、最大でも30〜50人ほどがベストだといえます。
ゲストの参加場面を増やす
結婚式にゲストが一緒に参加できる演出を入れると、一体感が出るため、アットホーム感を高められます。ゲストの参加場面が増えれば、新郎新婦とゲストの交流が増え、和やかさも増すでしょう。
~ゲストの参加例~
- ウェディングケーキ入刀のサポート
- リングリレー
- ビンゴゲーム
参加場面が多すぎるとゲストが結婚式を楽しめない可能性があるため、適度な参加量にとどめることも大切です。
華美すぎない演出
アットホームな結婚式は、自宅に招待するような居心地のよさを重視することから、華美すぎない演出を意識するとよいでしょう。
華美すぎると落ち着かず、自宅にいるようなアットホームさを表現しにくくなります。派手さを控える分、ゲストへのおもてなしや、一人ひとりとのコミュニケーションに重きを置けば、満足度の高い結婚式が実現するでしょう。
装飾品や会場アイテムの一部を自分たちで手作りすることも、華美すぎない演出につながります。
アットホームな結婚式を実現する会場選び
アットホームな結婚式で大切な要素に、ゲストとの「距離の近さ」が挙げられます。広すぎる会場であれば、新郎新婦とゲストとの間に距離感が出てしまい、スペースが余ってしまっていると寂しい印象にもなります。
一方狭すぎる会場では、窮屈な印象を与えてしまい、ゲストがリラックスして過ごせないでしょう。アットホームな結婚式を実現したい場合には、広すぎず狭すぎない「適度な大きさ」の会場がオススメです。
〜アットホームな結婚式会場の例〜
- ホテルのロイヤルスイートルームで結婚式
- 個室のあるレストラン
- 邸宅タイプの結婚式場
自宅のような雰囲気を提供できる
アットホームな結婚式は、温かくゲストをおもてなしするため、自宅のような雰囲気を提供できる必要があります。自宅でもてなすような雰囲気を演出するには、自分たちで貸し切りが独占できるようなスペースを選ぶとよいでしょう。
~アットホームな結婚式会場の例~
- ゲストハウス貸し切り
- ガーデン併設の結婚式会場
自分たちで貸し切りできれば、エントランスからこだわりの装飾ができるなど、ふたりらしくコーディネートされた統一感のある世界観を演出できます。
ガーデン等での演出も一目を気にすることなく行えるので、ゲストと普段の距離感で賑やかなひと時を過ごせるのも嬉しいポイントです。
おもてなし精神にあふれたスタッフがいる
アットホームな結婚式は、ゲストへのおもてなしがポイントになることから、結婚式当日にゲストと関わるスタッフの対応も重要です。
素敵な雰囲気の会場を選んでも、スタッフが冷めた対応であれば、雰囲気が台無しになってしまいます。そのため、おもてなし精神にあふれたスタッフがいることも、会場選びのポイントになります。
~アットホームな結婚式会場の例~
- 個別対応をしてくれる会場
- シェフとフロアスタッフが評判のレストラン
おもてなし精神にあふれたスタッフがいる会場を選べば、新郎新婦も安心して過ごせるでしょう。
アットホームな結婚式を実現するオススメ演出
アットホームな結婚式を実現するためには、演出への意識も重要になります。オススメな演出内容は、以下の通りです。
ウェルカムスペースの装飾
ウェルカムスペースは、おふたりに代わってゲストをお迎えするスペースであり、結婚式の第一印象を左右します。アットホームな結婚式を実現するには、ゲストが最初に目にするウェルカムスペースの装飾にこだわるのもよいでしょう。
ゲストとの距離が近くなるよう、思い出の写真やゲストとの写真を飾るのもオススメです。自分達らしい手作りアイテムの配置も、温かみをプラスすることにつながります。
新郎新婦でゲストを迎える
自宅に招いたお客様を玄関でお出迎えするように、アットホームな結婚式を実現したい場合には、自宅と同様に、新婦新婦がゲストを入口でお出迎えするのもおすすめです。
来てくれたことへの感謝の言葉を直接伝えられますし、入口で会話をすることで、ゲストにリラックスした状態で参加してもらえます。直接的に新郎新婦がお出迎えすると、「私達にとってあなたが大切な人である」という印象も与えられるでしょう。
派手な演出を最小限にし、歓談時間を設ける
アットホームな結婚式は、派手な演出を最小限にしたうえで、歓談時間を設ける傾向にあります。直接的にゲストと歓談できる時間があると、アットホームさが増すからです。
しかし、わざわざ歓談時間を設けると間延びしやすいため、演出で歓談時間を設けられるよう工夫するとよいでしょう。
~おすすめの演出事例~
- コース料理にするものの、デザートはビュッフェ形式にする
- テーブルラウンドの時間を長めに設定する
高砂をなくす
結婚式は、ゲストから新郎新婦が見やすくなるよう、段差がある高砂を設けるのが一般的です。
特に大人数の結婚式であれば、高砂がないと、新郎新婦の姿を確認できないゲストが出てくる場合がありますが、アットホームな結婚式では、ゲストが最大でも50名程度であるため、高砂がなくても不都合を感じにくいといえます。
アットホームな結婚式を目指す場合には、あえて高砂をなくし、会場内をフラットにすることで、視点が同じになるので、会話もしやすく、ゲストとの距離が縮まりやすくなるでしょう。
また、おふたりのメイン席をソファー席にすると、テーブルがないため、隔たりがなくなりゲストとの距離が縮まります。
手書きのメッセージを添える
結婚式の会場に配置するアイテムに、手書きのメッセージを添えると、更にアットホーム感が増します。
テーブルに置く席札やコースターなどに、ゲストに応じたメッセージを添えれば、ふたりからの気持ちがこもった感謝を伝えられるでしょう。
ウェルカムスペースに、手書きのメッセージを添えるケースも見受けられます。
アットホームな結婚式は気持ちの「温かさ」が魅力であり、手書きは温かさを表現できる最大の手段でもあります。
アットホームな結婚式の実現にむけた注意点
アットホームな結婚式の実現には、会場選びや演出が大切だとわかりました。そのうえで
注意すべき点が存在します。アットホームな結婚式の実現にむけた注意点は、以下の通りです。
演出がないと食事会になってしまう
アットホームさを出そうと、演出をすべてカットしてしまうと、単なる食事会になってしまいます。演出がまったくないと、ゲストも退屈さを感じますし、飽きてしまいがちです。
また、ゲストがただ見ているだけの演出も退屈してしまう可能性があるため注意しましょう。ゲストは、結婚式の演出を楽しみにするケースが多いため、少なくとも3個程度は演出を盛り込むのがオススメです。
ふたりで行う演出もあれば、会場のスタッフに演出などのお手伝いをしてもらう事もできるので、恥ずかしがらずに演出を取り入れてみると良いでしょう。
歓談の時間が長すぎるとメリハリがない
先述の通り、アットホームな結婚式では「派手な演出を最小限にし、歓談の時間を設けるのがオススメ」と伝えたものの、歓談時間が長すぎると結婚式自体にメリハリがなくなってしまいます。
お食事をしたり、会話をしたり、写真撮影をしたり、ウエルカムグッズを眺めたり、ご両親がふたりに代わってゲストにご挨拶回りをしたりなど、それぞれが自由な時間を過ごすことができますが、おふたりからのおもてなしとして、ゲストを退屈させない配慮も大切です。
歓談時間への配慮を行なう際には、結婚式全体を通して、メリハリが出る進行を意識するとよいでしょう。
すべてのゲストが楽しめる内容を盛り込む
アットホームな内容で盛り上げたいと考えるあまり、ふたりらしさを出し過ぎてしまい、新郎新婦や一部のゲストだけにしか分からないネタで盛り上がるのは避けましょう。
内輪ネタを入れすぎて、ほかのゲストが蚊帳の外になるケースも見受けられます。温度差がある結婚式は、盛り上がりに欠けますし、おもてなし精神にも反します。
結婚式に参加するゲストは、年配者・若者・こどもなど、さまざまです。共通点は「新郎新婦と何かしらの関係がある」ということ。すべてのゲストが楽しめる内容を盛り込むことで、会場内の一体感も生まれ楽しんで頂けるでしょう。
以上のようにアットホームな結婚式を開催するためには注意点があることを紹介しました。
色々注意すべき点があり、決めかねてしまうこともあるかもしれません。
そこには自分たちの結婚式テーマがあると決めやすくなりおすすめです。結婚式のテーマは自分たちがどんな結婚式にしたいかを決めること。
その結婚式のテーマに合わせて、どのように実現できるかを考えていきましょう。
結婚式のテーマの決め方は以下の記事をご確認ください。
まとめ:ふたりらしいアットホームな結婚式を実現しよう
ふたりらしいアットホームな結婚式を実現し、楽しく思い出深い時間が過ごせると嬉しいですよね。しかしアットホームな結婚式は、一歩間違うと単なる食事会になったり、メリハリに欠ける可能性があります。
満足度の高いアットホームな結婚式を実現したい場合には、結婚式のプロであるWedding tableにお任せください。ふたりの記念日が最高な1日となるよう、満足できる内容をご提案します。
実際にWedding tableを利用し、「忘れられない1日になった」「最高の1日をありがとう」といった、たくさんのメッセージを頂きます。
アットホームな結婚式を成功させたいカップルは、お気軽にWedding tableまでご相談ください。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。