ゲストは友人のみの結婚のお披露目パーティ!おすすめの演出やよくある質問を紹介
挙式スタイル | 公開: / 更新:
結婚式と聞くと、仕事関係の人や親戚を呼ぶものというイメージがありますが、友人も大切なゲストです。
一方、友人とほかのゲストでは求めている披露宴の雰囲気が異なり、ゲスト全員が100%満足する披露宴にするのは難しいという実情もあります。
そこで有効な選択肢となるのが、ゲストを友人のみにすることです。
この記事ではゲストが友人のみ、という結婚パーティについて解説します。

友人のみの結婚パーティはアットホームな雰囲気が楽しめる
友人のみの結婚パーティは1.5次会とも呼ばれることがあります。
1.5次会とは、披露宴と二次会の間ぐらいの、ややフォーマルなカジュアルパーティのことです。
気負いせずにリラックスして楽しめるのが特徴ですので、ゲストは友人のみ、という新郎新婦には向いているスタイルといえるでしょう。
会社の上司や親族に気を遣う必要もなく、終始一貫して同世代の友人たちが好む内容でプランを立てられる特徴があります。
また、高校時代の友人と大学時代の友人、新婦側の友人と新郎側の友人というように、異なる性質を持つ友人が集まることで、友人同士の輪も広がるでしょう。
事実、結婚式を機に新しい友人との付き合いが始まったというケースも多くあります。
懐かしい話に花が咲いたり、新たな交流が生まれたりと、招待された友人たちも存分に楽しめるでしょう。
 
アットホームな結婚式を挙げるポイントは以下の記事を参考にしてください。
ゲストは友人のみ……一般的な披露宴との違いは?
友人のみの結婚パーティには、一般的な披露宴と異なる点があります。
まず、ゲストが持ち寄るお祝い金の違いです。
一般的な披露宴は、一部の地域を除いてご祝儀制で行われます。
一方、友人のみの場合は会費制で行うことがほとんどです。
会費の金額は主催者の考え方によって異なりますが、料理やドリンクの質にこだわる場合は会費も高めになる傾向があります。
友人のみの結婚パーティでも結婚式であることには変わりないので、会費に見合った料理やドリンクでおもてなしをすることが大切です。
次に、進行役の違いです。一般的な披露宴では、プロの司会者が進行を担当するケースが多くあります。祝辞に際して行う主賓の紹介など間違いが許されないことや、綿密なタイムスケジュールが組まれていることがその理由です。
友人のみの結婚パーティでは、ゲストの紹介もリラックスした雰囲気の中で行われ、分刻みのタイムスケジュールを管理する必要もありません。
そのため、新郎新婦や友人が司会を担当しても問題になることはまずないでしょう。
そして、料理の提供方法も異なります。着席でのコース料理が多い披露宴に対して、友人のみのパーティではビュッフェを採用するケースが多いでしょう。
もちろん、会費を少し高めに設定し、着席式にしても問題ありません。
友人のみのパーティ=ビュッフェということではなく、料理提供の選択肢が広がると考えていいでしょう。
結婚パーティを友人のみで行うメリットは?
友人のみで行う結婚パーティには演出や費用面でのメリットがあります。
ここでは、一般的な披露宴と比較してどのようなメリットがあるのかを詳しく解説します。
プログラムや進行を自分たちで自由に決める事ができる
一般的な披露宴には、ある程度の進行の型があります。
基本的には進行を3つのパーツで組むものとして、はじめは祝辞や乾杯など主賓を中心とした時間、中盤はスピーチや余興といった友人中心の時間、終盤は家族や親に焦点を当てる時間です。
多少のアレンジは効くものの、多くのゲストを招待する以上、みんなにスポットを当てるにはこのような流れにせざるを得ないのが実情です。
一方、友人のみのパーティではこの流れにとらわれず自由に進行を決められます。
ふたりにとって必要ない演出はカットできますし、反対に一般的な披露宴には向かないカジュアルな演出を取り入れることも可能です。
新郎新婦ふたりのお互いの友人紹介ができる
お互いの友人紹介も、友人のみの結婚パーティではよく見られる光景です。
これについては「結婚式にはふさわしくない」という印象を持つゲストへの配慮から、一般的な披露宴ではタブー視する向きもあります。
また、招待する友人については、新郎は男性のみ、新婦は女性のみというのが暗黙の了解になっている傾向もありますが、友人のみのパーティならそれほどこだわる必要もないでしょう。同年代の友人同士が楽しく交流するのに遠慮は必要ありません。むしろ、友人の輪を広げるいい機会になるでしょう。
一般的な披露宴よりも費用が安く抑えられる
費用面ではトータルの金額が安く抑えられるほかに、会費制にすることで自己負担額がいくらか明確になるというメリットがあります。
試算した自己負担額によってパーティの内容を検討できるため、結果として無理のない出費で済むケースが多いでしょう。
会費制の場合どんな形になるのか気になる方は以下の記事をご覧ください。
結婚パーティを友人のみで行うデメリットは?
仲のいい友人同士で気兼ねなく楽しめる友人のみの結婚パーティですが、実施にあたってはデメリットを把握しておくことも大切です。
特に、以下の点には注意して検討しましょう。
両親や親族から反対される可能性がある
友人のみの結婚パーティは、多くの親がイメージしている結婚式とは異なるものです。
娘や息子の結婚式を夢見ている親は少なくありません。
また、親にとって娘や息子の結婚式は親戚に子育ての成果を報告する機会でもあります。
自分たちが望む形での結婚式を行ってくれないことに残念な気持ちを抱かせたり、反対されたりする可能性もあるでしょう。
ゲストが不慣れな場合がある
会費制の結婚式は、金額が指定されていてわかりやすい反面、別にご祝儀を持っていく必要があるのか、何を着ていけばいいのか、などの疑問を持つゲストも多くいます。
ゲストによって認識に違いが出ないよう、招待する際には会費以外のお祝いは必要ないこと、服装の格は問わないことをしっかりと伝えましょう。
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結婚パーティで友人たちと盛り上がる!おすすめ演出5選
決まった型がない1.5次会では、内容をふたりでイチから決めていく必要があります。
ここでは、ゲストが友人のみの結婚パーティにおすすめの演出を紹介します。
1.ケーキカット
ウェディングケーキにふたりでナイフを入れるおなじみの演出です。
カットした後にファーストバイトを行えば、さらに盛り上がります。
ふたりからゲストのテーブルをまわるケーキサーブもおすすめです。
2.ムービー上映
生い立ちやデートで撮影した写真などをムービーとして上映します。
パーティ開宴までの待ち時間や中盤、終盤など、ムービーの内容によって流すタイミングを決めましょう。
3.ゲスト紹介
新郎新婦がお互いに友人を紹介します。いつ、どこで知り合って、どんな付き合いをしている友人なのか、ユーモアを交えて説明するとその後の歓談も盛り上がるでしょう。
4.指名制スピーチ
サプライズで特定の友人を指名してスピーチを行ってもらいます。
ゲストの人数が少ない場合は、マイクを回して全員から一言ずつスピーチをもらうのもいいでしょう。
5.キャンドルリレー
ひとりずつキャンドルを持ち、炎をリレーする演出です。
新郎新婦がリレーをスタートさせるパターンと最後に炎をもらうパターンがあります。
全員のキャンドルに火が灯ったら、ふたりの幸せを願って吹き消します。
火が使用できない会場もあるため、事前に確認しておきましょう。
人前式での演出が気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
結婚パーティにまつわるお悩みと解決策を紹介!
友人のみの結婚パーティは比較的新しい結婚式のスタイルであり、ゲストはもちろん新郎新婦も不慣れなケースが少なくありません。
ここでは、友人のみの結婚パーティでよく聞かれる疑問にお答えします。
Q:新郎新婦の服装はどうすればいい?
A:何を着てもOK!
ウェディングドレス、カクテルドレス、パーティドレスなど、何を着ても問題ありません。
新郎はタキシード、スーツ、カジュアルなジャケットスタイルなどから、新婦の服装と併せてコーディネートします。
思い描いているパーティの雰囲気や会場のイメージと合わせて選びましょう。
Q:引出物やプチギフトは用意した方がいい?
A:会費額によって決まる。プチギフトは用意しよう
会費が1,5000~20,000円になるパーティなら引出物を用意したほうがいいでしょう。
会費が10,000円前後の場合でも、プチギフトや引菓子は必要です。参加してくれたゲストへの感謝の気持ちとして用意しましょう。
Q:お車代やお礼は用意すべき?
A:遠方からのゲストにはお車代を渡す。
受付・司会・スピーチをやってくれたゲストへはお礼を!
お車代やお礼の必要性は一般的な披露宴と変わりありません。
飛行機や新幹線、高速道路を使ってくるゲストには見合った額のお車代を渡しましょう。
受付や司会、スピーチなど、お世話になったゲストには数千円のお礼、もしくはギフトを用意します。
また、該当するゲストからは会費は受け取らない、という方法もあります。
Q:会費とは別にご祝儀をいただいてしまった
A:後日、いただいた額の半額程度のお返しをする
ご祝儀は必要ない旨を伝えても、持ってくるゲストもいます。
受け取りを拒否する必要はありません。その場は快く受け取って、後日いただいた額の半額程度のお返しを贈りましょう。
仲がいい友人なら食事をごちそうするのもひとつの方法です。
友人のみの招待する結婚式だからこそ楽しめる!思い出に残る結婚パーティをしよう
結婚式にはさまざまなスタイルがあります。
友人のみの結婚パーティも立派な結婚式のスタイルです。
形式にとらわれない演出を取り入れたり、歓談の時間を長く設けたりできるのも、このスタイルならではの特徴です。
Wedding tableでは友人たちと盛り上がれる会場も多く提携しています。会場選びに迷った際は、是非ご相談ください。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。