結婚式をしない場合の結婚までにすべきこと! まとめ
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
結婚式をしない場合でも、結婚にはやるべきことや検討することが多いもの。
結婚が決まったら、何から始めれば良いのでしょうか。
今回はそんな疑問を解決する、結婚までにすべきことを一挙ご紹介。
指輪の準備、両親への挨拶、入籍のタイミングなど、気になるポイントや忘れがちな必須項目をまとめました。
結婚式をしない場合! 結婚までの流れと段取りを紹介
結婚式を挙げないと決めたカップルも、実は結婚に向けてさまざまなことを決めたり、用意したりしなければいけません。
まずは、主なポイントをその順番とともに確認しましょう。
両親への挨拶をする
結婚が決まって最初にすることといえば両方の親への挨拶。
まずはそれぞれの両親に電話などで結婚を報告しましょう。
まだ結婚相手を紹介していない場合は、簡単なプロフィールを伝えておくとスムーズです。
そして、後日2人で挨拶へ。
女性側の実家に行った後、男性側の実家を訪ねるのが一般的です。
2人の結婚を認めてもらったら、同時に結婚式をしない旨も簡単に伝えておきましょう。
入籍のタイミングを決める
結婚式を挙げる場合、その前に入籍するのか、後にするかなどいろいろと調整する必要があります。
しかし、結婚式を挙げないカップルなら付き合った記念日、どちらかの誕生日など、2人の好きなタイミングで入籍することができます。
毎年、結婚記念日を忘れずお祝いできるよう、2人が覚えやすく特別感を抱ける日にちを選ぶのがおすすめです。
婚約指輪や結婚指輪を準備する
「プロポーズの時に婚約指輪をもらった」
「婚約指輪は購入せず結婚指輪を2人で選ぶ」など、
指輪を用意するシチュエーションはさまざまですよね。
指輪を準備する時期について、一般的には結納をするならそれまでに、しない場合は両家の顔合わせまでに用意しておくと良いといわれています。
婚約指輪・結婚指輪は注文してから手元に届くまで1~2か月かかることもあるため、余裕を持って選んでおきたいですね。
両家の顔合わせをする
結婚式や結納など、結婚に関するイベントを一切しないというカップルも、両家の顔合わせだけは行うケースがほとんどです。
レストランや料亭などで食事をしつつ親睦を深めれば、その後の結婚生活も安心です。
両家の顔合わせについては、後ほど詳しく解説していきます。
新婚旅行のスケジュールを決める
結婚にあたっての最も楽しみなイベントといえば、ハネムーン。
予算、行き先、大まかなスケジュールなどをできるだけ早いうちから2人で相談しておきましょう。
それぞれの勤め先に休暇を取れるかどうか確認したり、パスポートを用意したりすることも忘れずに。
結婚式を挙げない場合、2人の予定さえ合えばいつでも行くことができますが、先延ばしすぎて計画が立ち消えてしまわないよう注意しましょう。
新居を決める、引越しする
新生活のスタートに向けて、新居を決めたり引越ししたりするのもこの時期です。
やるべきことが多く忙しいタイミングですが、2人が生活しやすいベストな環境を選べるよう、手を抜かずに物件を探していきましょう。
結婚の報告をする
親戚、友人知人、職場など、両親以外にも結婚報告をしなければいけません。
結婚式を挙げない場合、報告を後回しにしてしまいがちですが、きちんと連絡するのが大人のマナー。
直接会って報告、電話、メール、SNSなどさまざまな方法がありますが、関係性によって失礼にならない手段を選びましょう。
報告のタイミングもカップルによりますが、引越し後に結婚報告はがきを送るようにすれば、新しい住所もお知らせできてスムーズです。
結婚式をしない場合!実際の「ナシ婚」の割合を知りたい!
結婚式をしないと決めたものの「やっぱり式をするのが普通?」と、周りの意見が気になることもありますよね。
実は、ある調査では全体の半数近くのカップルが結婚式を挙げていないというデータが出ています。
最近では式をしない人も珍しくないため、心配する必要はありません。
ただし「何のイベントもしなかった」という人は全体の約30%。
そのほかのカップルはフォトウエディングや食事会など、何らかのセレモニーを行っているようです。
家族にお披露目できたり、2人の思い出に残すことができたりするのがその魅力といえるでしょう。
結婚式をしない場合!食事会だけでもしておくことがおすすめ
結婚式をしないカップルも、気軽なスタイルで両家の顔合わせができる食事会を開くケースが多いようです。
アットホームな雰囲気の中で結婚をお披露目できるだけでなく、結婚式と比べて費用もリーズナブル。
食事会の中でも、主に3つのパターンがあります。
1.食事会のみ
両家のみ、会食に近いスタイルで開催。
会場には料亭やレストランの個室を選ぶことが多いようです。
2.フォトウエディング+食事会
記念の写真撮影と食事会を行います。
ドレスやタキシードなどの晴れ姿を家族に見せることができるのが特徴。
3.挙式+食事会
新郎新婦のみ、または家族と一緒に挙式を行い、その後で食事会を開くケース。
結婚式より小さい規模、低い予算でしっかりと思い出を残すことができます。
また、食事会を開く場合には注意しておきたいポイントもいくつかあります。
会場に合わせた服装で
食事会のみの席でも女性はワンピース、男性はスーツと、カジュアルすぎない服装を選ぶのがマナー。
また、両家の服装がバラバラということがないよう、ある程度格式を揃えた格好で来てもらうよう伝えておきましょう。
支払いについて事前に決めておく
当日バタバタしてしまわないよう、食事会の支払いについては事前に2人で相談しておきます。
両家のどちらかに交通費・宿泊費の負担がかかっているのならバランスの調整を。
最近では、新郎新婦がお金を出して両親を招待するケースも増えています。
両家の顔合わせとして食事会を開く場合は婚約指輪を披露したり、最後に新郎新婦から挨拶したりする以外は、シンプルな会食になるケースがほとんどです。
しかし、食事会に親族や友人も招く場合、下記のような披露宴に近い演出を盛り込むこともできます。
ケーキカット
披露宴の演出としておなじみ、ウエディングケーキのケーキカットを食事会で行うことができます。
新郎新婦によるファーストバイト、両親から新郎新婦へのラストバイトを取り入れれば、ますます盛り上がりそう。
ゲストスピーチ
披露宴のスピーチのように1人が前に出て話すのではなく、食事会の始めに親族紹介を兼ねて一言ずつスピーチしてもらうと、よりアットホームな雰囲気に。
結婚式をしない場合!まとめ
結婚式を挙げないカップルも、結婚に向けてやるべきことはたくさんあります。
式をしないとしても、結婚は決して2人だけのものではなく、お世話になった人への挨拶などは欠かせません。
ご紹介したポイントを参考に、できるだけ労力をかけず、段取り良く進めていきましょう。
また、結婚式のようにお金や時間をかけなくてもできる食事会もおすすめ。
両家の顔合わせとして開いたり、近しい友人も招いたりと、2人の希望に合うカタチで実現することができます。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
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