minimal WEDDINGだから叶う!30代・40代の「大人婚」が心を動かす理由
はじめての方へ | 公開: / 更新:

1. 30代・40代の「大人婚」ってどんな結婚式?
今や30代後半や40代で結婚式を挙げるのは珍しいことではありません。
初婚・再婚問わず、『人生を一緒に歩む』という大切な節目に、心から意味のある時間を過ごしたいと考えるカップルが増えています。
過去に多くの結婚式へ参列した経験があるからこそ、ゲストの気持ちを思いやったゲスト目線での気配りや本質的なおもてなしを重視する傾向が強く、「感動的だった」「居心地がよかった」といった声が多く聞かれるのも“大人婚”ならでは。
無理に盛り上げたり、派手な演出に頼ったりするのではなく、「丁寧さ」や「心地よさ」を大切にする点が、大人婚の魅力です。
「この年齢だからこそ、心から納得のいく形で迎える結婚式」
「「背伸び」や「型通り」ではない、自分たちらしいお披露目の場」
自分たちらしく、ゲストとの絆を深められる、穏やかで上質な時間こそが、そんな想いを叶えられるのが、大人婚の最大の魅力です。
「今さら式を挙げるのは恥ずかしい」
「再婚だし、控えめにしたい」
──そんな想いも、大人婚ならしっくりとフィット。
ふたりが「大人婚」と感じる結婚式と、ゲストが思う「大人婚」とは相違もきっとあることでしょう。
今時の「大人婚」で取りいれたい内容や、中々聞けない「大人婚」で挙げる実際の新郎新婦の年齢は?
そして、卒花嫁が選ぶ、実際に決めた「大人婚」向けのウェディングドレスをここではご紹介いたします。
2 今のカップルが大切にすること
ここ数年、結婚式の在り方は大きく変わってきました。
2025年の今、大人婚で重視されているのは「ゲストとの心地よい時間の共有」と「自分たちらしい選択」。
よくある大人婚のスタイル
•お色直しはせず1着でゆったり過ごす
•演出よりも、ゲストとの会話・食事を重視
•派手な装飾ではなく、上質で温かみのある空間演出
•場所は軽井沢・箱根・熱海・那須など国内リゾートが人気
•フルコースだけでなく、ピンチョススタイルや和洋折衷料理でおもてなし
•司会なしで、新郎新婦が自ら語るカジュアルな進行も◎
大人婚は、「盛り上がるイベント」ではなく、「記憶に残る時間」を大切にするスタイル。
小さな子どもから年配のゲストまで、誰にとっても優しい設計を意識するのもポイントです。
「大人婚」は費用をかけるところが違い、引出物やお飲物の種類などを上質にし、充実した内容になること。
そして、結婚式場だけでなく近場の国内リゾートとして人気の軽井沢・箱根などで結婚式を執り行うことが今話題になっている「大人婚」です。
リゾートで行う結婚式となると、比較的少人数で執り行うカップルの方が多く、アットホームで温かい雰囲気の中ゲストとの距離も縮まり、まさしく大人の結婚式と言えそうですね。
パーティーのプログラムも詰め込みすぎず、やりたいことを厳選してシンプルな内容にしたり、ゲストも参列回数を重ねているので、余興を楽しむより雰囲気・料理を堪能してもらうなどの、ゲストに心がけた配慮が大切です。
料理の内容もフレンチだけでなく、懐石料理を盛りこんだり箸を置いてもらうなどすれば、高齢のゲストがいる場合は嬉しい配慮となります。
また、ゲストが自由に動きまわれるように華やかでおしゃれなピンチョスなどの料理の提供方法もありますのでパーティー時間や、ゲストのお顔ぶれなどで選ぶといいでしょう。
3 「大人婚」って年齢で決まるの?
「大人婚」という言葉を耳にすると、つい“年齢”を思い浮かべる方も多いかもしれません。
では実際に「大人婚」を選ぶカップルの平均年齢は、どのくらいなのでしょうか。
近年では、結婚=必ずしも式を挙げるもの、という価値観は大きく変わってきています。
今や、全体の約半数——2組に1組のカップルが、入籍のみで挙式や披露宴は行わない時代。
背景には・・・
「恥ずかしい」
「注目されるのが苦手」
「人前に立つのが気が進まない」といった、精神的な理由が多く挙げられています。
特に初婚年齢が上がってきている今、30代・40代で結婚を迎える方が増えるのはごく自然な流れです。
そして、そんな大人のふたりが
「やっぱり何かしらの形で感謝を伝えたい」
「けじめとして挙式はしたい」と考えたとき、選ばれるのが『少人数での結婚式』というスタイルです。
親御様のための挙式だけを行ったり、大げさな演出は控えて、美味しい料理とゆったりした空間でゲストに感謝を伝える披露宴を行ったり。そんな、等身大のスタイルを望むカップルが年々増えています。
また、30代や40代ともなれば、これまでにいくつもの結婚式に参列してきたという方も多いでしょう。
以前のように「友人たちとワイワイ盛り上がる」ことよりも、「本当に大切な人に感謝を伝える場」に重きを置くようになったという声もよく聞かれます。
主役は“自分たち”ではなく“ゲスト”——そんな視点を持てるのも、大人婚ならではの魅力です。
とはいえ、「大人婚」は年齢だけに縛られるものではありません。
20代であっても、ご家族やゲストを大切にしたいという想いから少人数の結婚式を選ぶ方もいらっしゃいます。親御様に晴れ姿を見せることは、まぎれもなく素敵な親孝行ですし、別日で友人とのパーティーを楽しむというスタイルも、実はとても自由でおしゃれな選択です。
年齢に関係なく、“自分たちらしい感謝のカタチ”を大切にできるのが「大人婚」。
誰かに合わせる必要も、昔ながらのカタチにとらわれる必要もありません。
「自分たちらしく」「大切な人にありがとうを伝える」——そんな結婚式こそ、これからの時代にふさわしい、いちばん素敵なウェディングなのかもしれません。
4 「大人婚」で選ばれるウェディングドレスとは?
少人数でアットホームな結婚式を選ばれる「大人婚」の花嫁たち。
その多くが、ウェディングドレスを“たった1着”で過ごすスタイルを選んでいます。
けれど、それは「妥協」ではなく、「この1着にすべてを託す」という潔く、洗練された選択です。
理由はさまざま。
「せっかくのドレスだから、ゲストとの時間をたっぷり楽しみたい」
「着替えに追われず、最初から最後まで自然体で過ごしたい」
そんな思いを込めて、“渾身の一着”をじっくり選ばれる方が増えています。
また、大人婚では、舞台となる会場も華やかさよりも“上質な心地よさ”を重視される傾向にあります。
格式張らず、あたたかく、落ち着いた空間。
それにふさわしいドレスは、やはり繊細で気品を感じさせるもの。
特に支持されているのが、「袖あり」「肩や腕をさりげなくカバーできる」デザイン。
それでいて身体のラインを美しく見せてくれるシルエットや上質な素材感は、30代・40代の花嫁の美しさをより引き立ててくれます。
そしてもうひとつ、大人婚だからこそ大切にしたいのが“小物”の選び方。
ジュエリーやアクセサリーにこだわる花嫁も少なくありません。
どんなに小ぶりなパールやダイヤでも、ぜひ「本物」を身に纏ってください。
それは、見た目の華やかさ以上に、身につける人の姿勢や品格を映し出します。
これまでたくさんの経験を積んできた大人の女性だからこそ、“良いもの”を見極める目を大切に。
手元に残る上質なアイテムは、結婚式当日だけでなく、これからの人生に寄り添ってくれる一生ものになるはずです。
「大人婚」の魅力は、華やかさの中にある“引き算の美学”。
ドレスもアクセサリーも、数より質。
年齢を重ねたからこそ似合う1着に出会える。それもまた、大人婚ならではの特権なのかもしれません。
5 「大人婚」のご予算、気になるリアル事情とは?
ご家族や本当に気のおけない友人だけを招く、少人数での「大人婚」。
その予算は、“抑えられる”というよりも、『必要な部分にしっかりかける』という傾向が見られます。
大人婚の場合、ゲストもこれまで多くの結婚式を経験してきた世代。
だからこそ、料理の質、会場の雰囲気、アクセスの良さといったポイントは、見過ごされません。
そういった背景から、料理やドリンクのグレードを上げたり、衣装も質感や仕立てにこだわってオーダーメイドにしたりと、「本当に良い」と思えるものにしっかりと投資する方が多くいらっしゃいます。
また、少人数とはいえ、音楽演出としてプロのピアニストを招くなど、空間そのものに上質さをプラスする工夫も人気。
豪華に見せるのではなく、『心に残る時間』にお金を使うのが、大人婚ならではの考え方です。
大人婚は“2部制”が人気に
年齢層が高めのご家族への配慮や、友人との距離感を考慮して、
家族とは挙式と会食、友人とは別日にパーティーを開く“2部制スタイル”を選ばれる方も増えています。
親族だけで行う静かな会食では、感謝の気持ちをしっかり伝えられますし、友人とのパーティーは会費制にすることで、ゲストにも気軽に参加してもらえるのが魅力です。
また、平日の夜やカジュアルな雰囲気で開催することで、コストを抑えつつ自由度の高い演出ができるのも嬉しいポイントです。
「削る」のではなく「整える」予算の使い方
予算が気になるからといって、料理の品数を極端に減らしたり、装花や引出物を最低限にしてしまうと、大人のゲストにはすぐに伝わってしまいます。
大人婚では、“見栄を張る”必要はありませんが、“丁寧であること”はとても大切。
中途半端にあれこれ詰め込むのではなく、「必要な部分にはしっかりかける」「省ける部分は思い切って削る」——そんなメリハリのある準備こそ、大人婚を成功に導くコツです。
たとえば、ペーパーアイテムをデジタルでスマートにしたり、無理に高価な演出を盛り込まないことで、その分ゲストへのお料理や贈り物の質を高める。
その“選び方”こそが、大人婚の醍醐味なのです。
「お金をかける=豪華」ではなく、「お金をどう使うか=品格」。
そんな価値観を大切に、ふたりらしい大人婚をかたちにしていきましょう。
ご家族や、本当に気の置けない友人だけをご招待する少人数での大人婚なら、ゲストの人数や料理のグレードにもよりますが、ご予算に応じて実施することが可能です。
大人婚の場合、参列ゲストも結婚式の参列経験が多いこともあり、お料理や会場の雰囲気、アクセスの良さなどにこだわって会場を選ぶことが多いです。
本当に良いと思っていただけるような上質なものを選ばれる新郎新婦が多い傾向にあるため、お料理やドリンクのグレードアップ、衣裳も質の良いものやフルオーダーメイドにされたり、プロのピアニストの生演奏を取り入れたりとこだわりたい部分にはお金を掛ける方が見受けられます。
また、大人婚では家族の年齢層もやや上がりますので、家族と友人へのお披露目は別々で行う形式を選ばれる方も増えてきています。
両親、祖父母、兄弟姉妹や叔父叔母などの親族だけを招いて、挙式と会食を行ったあとに、友人や会社関係、お世話になっている方などを招いて結婚の報告をするパーティースタイルが人気です。
友人のみのパーティーの場合、友人へのご負担を少なくするために会費制にすることも多いです。
パーティーは友人のみにすることで、平日の夜でも集まりやすくなり、その分費用を抑えてお得にパーティーを行うこともできますね。
ご予算ばかり気にして極端に料理の品目を減らしたり、ランクを下げたり、テーブル装花を少なくしたり、引出物や引菓子を安くしたりとケチると、大人婚のゲストは一目で分かります。
上質な大人婚をするのであれば、あれもこれもと盛り込みすぎず必要な部分には充分なお金を掛けて、不必要なものは最初から省くといった中途半端に盛り込まずメリハリを付けた結婚式の準備をしましょう。
それが、大人婚を成功させる一歩となるはずですよ。
6 【Wedding tableより一言】
大人婚をお考えのお二人は、ゲストのためを最優先にされてプランを選ばれている方も多いようです。
式場までのアクセスや、バリアフリーの会場設計など、ご高齢やお子様連れのゲストのための配慮や、当日のお料理が何よりのおもてなしとして会場選びの決め手となるケースが多いのも大人婚の特徴と言えます。
今どきの大人の結婚式には、演出や、ドレスなど式場だけでなく、さまざまなアイテムとのバランスも重要です。
Wedding tableは、式場紹介だけにとどまらず、衣裳もお打合せも同時に行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。