30代の結婚式は魅力がたくさん!おすすめプランや気を付けたいポイントを解説
大人婚 | 公開: / 更新:
日本における初婚年齢の平均は年々上がってきており、30代で結婚する人の割合も増えてきています。
30代の結婚式の増加に伴い、大人婚や大人ウェディングといった言葉も定着してきました。
その一方で「若い人たちの結婚式とは違う」ことを気にして、結婚式をどうするか迷う人も多いのが実情です。この記事では、30代の結婚式におけるポイントを解説します。

30代だからこそおすすめしたい!結婚式をするその理由は?
30代で結婚するカップルからは「いい大人なのに、結婚式をするのは恥ずかしい」「もう『未熟なふたりですが』と言える年齢ではなくなってきている」という声も多く聞かれます。
しかし、結婚式は30代だからこそおすすめできるイベントです。
ここでは、結婚式が持つ意味を解説します。
・人生のけじめになる
結婚式を行わなくても役所に婚姻届を提出すれば夫婦になれます。
しかし、それはあくまでも制度上の話であり、当人たちが気持ちを新たにして夫婦としての生活をスタートできるかは別の話です。
司式やゲストの前で誓いを立てることで、人生の節目を実感できるでしょう。
・お世話になった人に感謝の気持ちを伝えられる
昨今では「結婚式でゲストに感謝の気持ちを伝えたい」という要望を持つカップルが増えてきています。
結婚式はこれまでお世話になった人が一堂に会する場であり、感謝の気持ちを伝えるには非常に適しているイベントです。
結婚式を行わずにこの目的を果たそうとすると一軒ずつ家を訪問することになり、とてつもない労力がかかることになるでしょう。
・親孝行ができる
「息子や娘の花婿、花嫁姿を見たい」という親は少なくありません。
産まれてからずっと、懸命に育ててきた子どもの晴れ姿です。
それを見せることも親孝行のひとつになるでしょう。
そして、親は子どもの結婚式で子育てを卒業するという実感を持ちます。
しっかりと親離れ、子離れをして、親に子育ての次の人生をプレゼントすることも結婚式が持つ大きな役割です。
・自分の家族とパートナーの親族が交流できる
結婚後は、ふたりの家族のみならず親族同士の付き合いも始まります。
頻繁に集まることは少ないにしろ、冠婚葬祭などで顔を合わせる機会は確実に増えるでしょう。
結婚式では親族同士の交流が生まれるため、今後の付き合いがスムーズになるというメリットも期待できます。
・友人にパートナーを紹介できる
結婚後も変わらない友だち付き合いをしたいのなら、パートナーの紹介はすべきです。
結婚式にお互いの友人を呼べば、パートナーの友人を知ることもできます。
結婚式後に友人と家族ぐるみの付き合いが始まったというケースも少なくありません。
結婚式は友人にパートナーを紹介する絶好のチャンスといえるでしょう。
結婚式には多くの労力がかかります。
しかし、それに見合うメリットがたくさんあることも事実です。
「結婚祝いをもらったけれど、一軒ずつ回ってお返しを配るのがとても大変だった」「弔事で相手の実家に行ったけれど『あの人はだれ?』という目で見られて辛かった」「そもそも結婚したことをどう報告すればいいものかわからない」など、やらずに後悔しているカップルは少なくありません。
やるかどうかで悩んでいるならやった方が前向きな結果を得られるでしょう。
30代の大人ウェディング(大人婚)で選びたい衣装を解説!
30代の結婚式は大人ウェディング(大人婚)とも呼ばれ、相応の品格や洗練された印象が求められることも少なくありません。
ここでは30代だからこそ選びたい花嫁衣装について解説します。
ウェディングドレスや和装は、購入される方もいらっしゃいますが花嫁衣装を取り扱うレンタルショップでレンタルされるのが一般的です。
・シンプルでクラシカルなドレス
30代は多くの社会経験を積み、自分に必要なもの、不必要なものを的確に判断できる年齢です。
また、目新しいものや飾り立てた華美なものよりも、歴史や伝統を感じさせるものに価値を見出す人も多いでしょう。
そんな価値観を持つ洗練された大人の花嫁にはシンプルかつクラシカルなドレスが似合います。
イギリス王室の結婚式などで着用されるドレスは、まさにこのタイプです。
・エレガントなドレス
「質がよく上品なものを」と考えるのならエレガントなドレスがおすすめです。
デザインもさることながら素材にもこだわった上質なドレスは、花嫁が持つ気品をより引き立たたせてくれます。
控えめでありながら芯の強さを感じさせるデザインが多く、自己を確立した30代の花嫁にとてもよく似合うでしょう。
・和装
しっとりとした大人の装いを好むのなら和装もおすすめです。
昨今では、神前挙式や仏前挙式といった日本ならではの挙式スタイルが注目されており、和装の人気も高くなってきています。
白無垢や色打掛のみならず、30代なら引き振袖も堂々と着こなせるでしょう。
結婚式場・会場選びでおさえたいポイント3つ
結婚式は式場や会場によっても大きく雰囲気が異なります。
ここでは、大人ウェディングに適した式場や会場を選ぶためのポイントを解説します。
・落ち着いた雰囲気の式場、会場を選ぶ
式場や会場にはそれぞれ特徴があります。
大人ウェディングには落ち着いた雰囲気が欠かせません。
まずは実際に足を運んで会場が持つ雰囲気を確かめましょう。
和婚では大規模な祝宴に対応している料亭などもおすすめです。
・ゲストにちゃんとおもてなしができる会場を選ぶ
大人ウェディングでは、ゲスト目線で会場を選ぶことも大切です。
料理や飲み物のクオリティはもちろん、スタッフの対応や身なりなどもチェックしましょう。
また、ゲストが体調を崩した場合の対応や、体の不自由なゲストのサポートなどについても確認しておくと安心です。
・アクセスのしやすい式場、会場を選ぶ
結婚式は多くのゲストがさまざまな場所から集まるため、アクセス面にも考慮が必要です。
駅から近くてわかりやすい、駅から会場までの送迎がある、宿泊施設があるなど、ゲストに負担がかからないことを優先的に考えましょう。
30代での結婚式だからこそ気を付けたい!6つのポイントを解説
30代の結婚式では、何よりもゲストへの配慮が求められます。
ここでは、大人ウェディングにおいて注意すべきポイントを解説します。
・料理や引き出物はランクの高いものを選ぶ
料理や引き出物は、ゲストにとってもっとも重要なポイントです。
これらの評価がそのまま、ふたりに対する評価になると言っても過言ではありません。
「結婚式はゲストへのおもてなしが大切」と認識し、ランクの高いものを選びましょう。
・ブーケトスやブーケプルズはしない
結婚式の定番演出ともいえるブーケトスやブーケプルズも、大人ウェディングでは控えたほうが賢明です。
ゲストの年齢を考えると、独身であることを強調してほしくないという人がいても不思議ではありません。
どうしてもブーケを渡したい人がいるのなら、お見送りなどの時間に本人にだけわかるように渡すといいでしょう。
・派手な演出はしない
派手な装飾や余興は、結婚式そのものの格を下げてしまう可能性があります。
ゲスト全員がそれを楽しみにしているとは限らず、相応の品格を求めて出席する人も多いでしょう。
見た目の豪華さよりも本質にこだわることが大切です。
・ゲストへの配慮を忘れない
ゲストが結婚式で楽しみにしていることは、おいしい料理や楽しい思い出です。
料理はグレードを上げることで期待に応えられますが、思い出はゲストへの配慮なしでは作れません。
テーブルごとにスナップ写真を撮影する、お色直しで席を空ける時間を極力短くするなど、ゲストとの時間を多くとるために工夫できることはたくさんあります。
テーブルに飾ったお花を思い出の形として持ち帰ってもらうのもいいでしょう。
・新郎新婦の基本のマナーはきちんと守る
歩き方やお辞儀の仕方など2人の立ち居振る舞いは、ゲストからよく見られています。
30代の結婚式であれば参列ゲストも結婚式の参列経験が豊富な方が多いでしょう。
新郎新婦は立ち居振る舞い、スピーチや挨拶の仕方、食事のマナーなどに気を遣いましょう。
お酒が入ってついつい楽しくなり、友人と大きい声で盛り上がり過ぎてしまうと周りにいるゲストは少し引いてしまうかも…節度を守って楽しみましょうね。
・アットホーム、自然体、シンプルなどをテーマにする
30代になると結婚式に求めるのは美味しいお料理を楽しみながら、仲間や家族と過ごす時間をゆったり過ごしたいという希望が多くなります。
結婚式のテーマを「アットホーム」、「自然体で過ごせる」、「シンプルだけど上質」、「リラックスできる」などにして、ゲストが心地よく過ごせる空間作りに気を付けると良いでしょう。
自分達が参加してきた過去の結婚式の良かったところ、残念だったところなどを思い返してみると参加したくなる結婚式のヒントが隠されているかもしれませんよ。
それでも結婚式は「恥ずかしい」という人へのおすすめポイント4つ
工夫を凝らした30代の大人ウェディングでも、結婚式を「恥ずかしい」と考える人は一定数います。
ここでは「花嫁(花婿)姿を見られるのが恥ずかしい」「周囲の反応が怖い」など、結婚式に対してネガティブな印象を持っている人へ向けて、おすすめのプランを紹介します。
・挙式のみにする
結婚式は必ず披露宴とセットで行わなければならないというわけではなく、挙式のみを行うことも可能です。
厳かな雰囲気の中で行われる挙式は儀式としての意味合いが強く、スピーチも演出もなく進められていきます。
親族や家族の前でさえ恥ずかしい場合は、ふたりだけで挙式をするのもいいでしょう。
・少人数婚にする
結婚式は規模が大きいほど派手な演出が求められる傾向があります。
中にはカラオケや余興を自ら申し出るゲストも出てくるかもしれません。
そのような雰囲気を望まないのなら、少人数での結婚式にするという方法もあります。
職場関係を呼ばずに友人だけにする、呼ぶ親族の範囲を狭くするなど、規模を縮小して行うことも検討してみましょう。
・親族のみにする
あえて披露宴という形をとらずに、親族のみで食事会を行うのもひとつの方法です。挙式後に親族が集まって食事をとる時間を設ければ、親族同士の交流もできるでしょう。
・プロフィールに年齢をいれない
年齢が恥ずかしいと感じる理由になっているのであれば、プロフィールに年齢を入れないことも可能です。
席次表の裏面や司会者からのプロフィール紹介などで「年齢には触れないでほしい」と希望を出せば対応してもらえるでしょう。
・フォトウェディング+会食にする
挙式や披露宴という2人が目立つイベントはやりたくないと思っているなら、花嫁衣装を着た姿は写真に残し、結婚のご報告は親族や親しい友人などを招いた少人数での食事会をするという方法もあります。
ウェディングドレスや白無垢を着たい気持ちはあるけど、着飾った姿を直接見られるのは抵抗があるという方も、会食の場ではワンピ―スなどの平服に着替えて行えば恥ずかしさが抑えられますね。
コストも抑えられるので、結婚の記念をシンプルな形で残したい方におすすめです。
大人だからこその落ち着いた雰囲気で結婚式を挙げよう
結婚式にはさまざまなスタイルがあります。派手な演出や華美な衣装、大人数のゲストが結婚式の「当たり前」ではありません。
Wedding tableは、数多くの大人ウェディングに適した会場と提携しています。
「大人だからできない」ではなく「大人だからこそできることもたくさんある」と考えて、30代だからこそできる素敵な結婚式を実現しましょう。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。300組の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。