結婚式準備中に妊娠が判明!当日に向けて注意するポイントは?
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
すでに結婚式を挙げる予定で準備を進めているおふたりに、赤ちゃんが授かることもあります。
マタニティウェディングナビは、妊娠中の結婚式を成功させるノウハウがあります。
結婚式を挙げるにあたり、妊娠したことによって何がどう変わるのでしょうか。
よくあるケース別に分けて、結婚式準備の進め方についてご説明します。
ぜひご覧ください。

ケース1:結婚式は準備に余裕をもたせたかったため、1年先に予定していた
マタニティウェディングナビにご相談にいらっしゃるおふたりは、妊娠をきっかけに入籍と結婚式を検討される方々がほとんどですが、すでに結婚式の準備を進めていく中で妊娠がわかる方ももいらっしゃいます。
もしすでに予定していた結婚式の日取りが出産後にあたる場合は、日取りを出産前に変更します。
出産前に変更することが難しい場合は、出産後に赤ちゃんと一緒にファミリーウェディングを検討されてみてはいかがでしょうか。また、お写真だけでも出産前に残されて、結婚式は出産後に延期する方もいらっしゃいます。
医療知識をもつ当カウンターのコンシェルジュは、これから変化していく新婦さまの体調の変化についても熟知しておりますので、妊娠中でも安心して結婚式を挙げていただけるよう、マタニティウェディングならではの様々なご提案をしています。
おふたりはすでに日取りや会場の候補を決めて、具体的に動いていらっしゃったかもしれません。
もし、妊娠中に結婚式をされる際には、ご出産前までに日取りを変更する必要があります。
おおよそ3か月あれば、妊娠中でも十分に結婚式の準備をすることができますし、これまでには最短で1か月で結婚式をあげられた方もいらっしゃいます。
ご両親に妊娠についてご報告される際に、結婚式の日取りが変更になることもお伝えしましょう。
結婚式へご招待される予定のゲストには、結婚式の時期が早まることについて新婦さまの体調が安定したころにお伝えしてもよいでしょう。
妊娠していることについては、結婚式当日にサプライズで発表される方もいらっしゃいます。新婦さまの体調を考えて、ゲストへの報告はどのような形にするのかも考えておくと良いでしょう。
ケース2:結婚式場を決める前に妊娠発覚!妊娠中に結婚式を挙げることができる会場を知りたい
重要なのは、マタニティウェディングにふさわしい会場選びです。
これまで、理想の結婚式のために多くの結婚式場の中から厳選して候補を決めてこられたことでしょう。まずは、候補の会場がマタニティウェディングにも対応可能かどうか確認したいところです。
なお、ご招待するゲストの人数については、これまで検討されていた規模でそのままお探しすることが可能です。ゲストの人数がすでにお決まりでしたら、会場探しもスムーズです。
会場の規模に大きな変更がなければ、ご予算の範囲内で収めることが可能になります。
マタニティウェディングナビの提携先から、3か月以内で空いている会場をお選びいただく際に割引を受けることができるかもしれません。
多くの場合、マタニティ特典をご用意していますので、妊娠後の結婚式の方がかえってお得に結婚式を挙げることが可能になります。
ただし、海外リゾートウェディングは、移動中や渡航先にて急な体調の変化があった際に万全な準備態勢をとることが難しいため、新婦さまと赤ちゃんの健康を考えるとあまりおすすめできません。
その代わり、移動距離が比較的短く、マタニティウェディングを多数手がけている国内リゾートウェディングをおすすめしています。
新婦さまの体調が落ち着くまでは、会場との打ち合わせに足を運ぶことが難しくなるため、なるべく早めに会場を決め、打ち合わせ回数も最小限で準備できるようお手伝いをいたします。
マタニティウェディングナビでは、会場選びについても豊富な情報からご提案をしておりますので、まずはご要望をお聞かせください。
ケース3:結婚式直前に妊娠が発覚した!当日の進め方はどうする?
結婚式まであと1ヶ月を切ったところでの妊娠発覚。結婚式は予定通り進める、もしくはキャンセルや延期という方法があります。
結婚式直前に発覚した妊娠であれば、結婚式当日はまだ安定期に入っていない時期になります。人によってはつわりに悩まされてしまうこともありますので、予定通り実施できない可能性のある場合は延期する選択も視野に入れておきましょう。キャンセルや延期をする場合、キャンセル料や延期費用がかかることがほとんどです。結婚式の総合保険に加入していれば、妊娠によって結婚式をキャンセルや延期する費用をカバーすることができますので、万が一のために加入しておくことをおすすめしております。
予定通りに結婚式を行うことになったお二人は、結婚式の進行を始めから見直してみてください。ガーデンでの長時間の演出、立ちっぱなしの時間が多くないか、時間に余裕を持った進行内容か確認しましょう。
無理に演出を詰め込みすぎると、貧血を起こし具合が悪くなってしまうことが考えられます。少し余裕を持った進行にし、ちょっとずつ休める時間を作ると安心です。また、衣装やお料理の変更や過ごしやすい会場の設備の確認なども必要ですので、詳しくご説明します。
結婚式のキャンセル保険については、こちらの記事で解説しています。ぜひ、ご覧ください。
1.出産予定日の確認と結婚式の日取りの調整
まずは、産婦人科で出産予定日の確認をしましょう。
それに合わせて、結婚式が予定通りに行えるかを判断します。
結婚式を挙げるのにベストなのは、妊娠5~8カ月頃。
ただし医師にも相談して判断をあおぎましょう。
もし、臨月に入る妊娠36週以降に結婚式を迎える計算なら、日を早めるか、あるいはキャンセルも検討する必要があります。
2.準備&当日までの進め方を確認
出産予定日がわかったら会場担当者にすぐ連絡しましょう。
妊娠していることを伝え、しっかりサポートしてもらうことが大事です。
出産経験のあるママさんプランナーやマタニティコンシェルジュの資格を持ったプランナーがいる場合は、そういったプランナーさんに当日担当してもらえるかどうか確認してみるのも良いでしょう。
体調が安定しないときは、メールや電話での打合せが可能かなど確認して、負担がかからないように準備を進めましょう。
3.結婚式に着る衣装変更を検討
ドレス決定後に妊娠がわかった場合、マタニティ用のドレスに変更することもありますが、同じデザインで大きいサイズのものをおさえてもらえることも。結婚式直前にサイズチェックを行い、締め付けが少なく無理なく綺麗に着られているか確認します。
お腹のふくらみがわかる時期の結婚式であれば、マタニティ専用ウェディングドレスがございます。妊娠中のお身体に優しくフィットする驚きの着心地を実現していますので、ぜひご試着されてみてください。
和装の場合は、お腹が大きくなっても調整がしやすいのでそのままの衣装で大丈夫な場合がほとんどです。
和装は妊娠中には難しいのではないか、と心配されている方もよくいらっしゃるのですが、実は和装の方がマタニティウェディングにおすすめなのです。
なぜかというと、ウェディングドレスの場合はスタイルを崩さないためのある程度の補正をするため上半身に負担がかかります。
和装の場合は、補正インナーを着る必要もありませんし、無理な締め付けもいたしません。姿勢もシルエットも妊娠前とほぼ変わらないように見えますし、ウェディングドレスに比べれば体型の変化もそれほど目立ちません。
和装の場合の懸念事項としては、衣裳そのものの重さが少しあることと、結婚式の季節によっては暑く感じることです。
妊娠によって体温が上がっているので、夏場などは温度調節をする必要があります。
4.料理内容の検討
妊婦さんは、酒類、生魚、貝類など気を付ける食材があります。(実はお酒は少し飲めます。16週目以降であれば、禁物ではなく、ビールならグラス1杯程度であれば飲んでも問題ありません。)
つわりの時期と結婚式が重なる場合は、魚や肉、生物など特定の食材に過敏になることもあるので事前に伝えておましょう。
マタニティの新婦のために専用料理を用意してくれる場合もあるので相談してみては。
5.披露宴中のプログラムの検討
プログラムが決まっている段階であれば、会場担当者と相談をして内容は変えずに新婦の負担を減らす方法を考えてみましょう。
少しの変化で気分が悪くなったり、体調を崩しやすいので、ゆったりとした構成に変え、新婦の体調を第一に考えて演出をあまり詰め込まないようにする方が良いでしょう
さいごに
いかがでしたか?
結婚式準備中に妊娠がわかったWハッピーなおふたりにこそ、最適な結婚式があります。
ご不安なこと、ご質問は、ぜひマタニティウェディングナビにお気軽にお問合せください。
この記事を書いた人
- 加藤
- 婚礼衣装スタイリストとして、約1000組の新郎新婦を担当。ドレスの仕入れ担当経験から、トレンドを押さえ、お客様の要望に合わせた幅広いご提案、アドバイスが得意。スタイリストの経験で培った接客力を活かし、お客様に合った結婚式スタイル、結婚式場のご提案を心がけています。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」