入籍(結婚)しても結婚式挙げない割合が増えている!?挙げない「ナシ婚」派に人気! 結婚のけじめがつけられる食事会のススメ
挙式スタイル | 公開: / 更新:
結婚のスタイルが多様化している昨今、結婚式や披露宴を行わないカップルも珍しくありませんよね。
しかし、「結婚式を挙げないと決めたけれど、まったく何もしないのは寂しいかも」と考える人も多いのではないでしょうか。
カップルそれぞれの事情はあるけれど、どちらにしても後悔はしたくないですよね。
そんな新郎新婦には、アットホームな雰囲気で結婚をお披露目できる食事会がおすすめです。
今回は、食事会の準備、流れ、演出などについて詳しくご紹介していきます。

入籍(結婚)しても結婚式挙げない「ナシ婚」派の割合は?
結婚すると決まれば、お金をかけた結婚式や披露宴を執り行うのが常識だった時代はもはや昔。
最近では、それぞれのカップルが自分たちのスタイルや金銭感覚に合わせて親族だけの小規模な結婚式を行ったり、写真のみ撮ったりと、より自由なスタイルが広まっています。
また、最近では「費用が高いから」「何となく恥ずかしい」などの理由で結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択する人も増加中。
結婚式の実施状況を調査した「結婚総合意識調査2019(リクルートブライダル総研調べ)」によると、およそ5組に1組の新郎新婦が「ナシ婚」を選んでいるといわれています。
入籍(結婚)しても結婚式挙げない派におすすめ! 食事会という選択肢
5組に1組の結婚式を挙げないカップルのうち約3割は、食事会や記念撮影などまったくしていないのだとか。
ですが、やはり挙げない理由は人それぞれあっても、「婚姻届を出すだけでは結婚したという意識が薄い」「ちょっとしたセレモニーを行いたい」と感じているカップルも少なくありません。
前述の調査では、結婚式、披露宴、フォトウエディングなど、何らかの結婚イベントを行ったカップルのうち21.6%が食事会を実施しているという結果が出ています。
食事会のみを行うスタイルも、最近ではメジャーになりつつあることがわかりますよね。
食事会は、主に下記の3パターンに分かれます。
食事会のみ
結婚式や披露宴といった結婚式に関するイベントを行わず、食事会のみ開くパターン。
披露宴よりごく内輪で、気取らない会食に近い形で開催することが多いようです。
写真撮影+食事会
堅苦しい挙式や披露宴は行わず、写真撮影と食事会のみ行うパターン。
この2つを同日に行うプランも多く、晴れ姿を家族に見せることができるのが特徴です。
挙式+食事会
新郎新婦のみ、もしくは家族のみで挙式を行い、その後食事会を開くパターン。
挙式は身内のみで行い、食事会には親しい友人も招くという人が多いようです。
入籍(結婚)しても結婚式挙げない「ナシ婚」派におすすめ! 食事会の準備や場所、マナーなどの注意点
食事会を開くと決めたら、気になるのがその準備やマナーなどについて。
ポイントに分けて解説していきましょう。
食事会の場所
個室を用意できるホテル、レストラン、料亭などを選ぶのが一般的です。
招待する人数や費用感からベストな会場を選びましょう。
食事会プランのほか、ウエディングケーキや貸し衣装などのサービスがあるお店もあります。
食事会の衣装&ゲストの服装
結婚お披露目の場となるため、新郎はタキシード、新婦はウエディングドレスやカラードレスといった衣装を選ぶケースが多いようです。
家族やゲストは必ずしも正装である必要はありませんが、両家の服装にバラつきが出ないよう注意が必要です。事前に相談しておくようにしましょう。
招待状は?
招待状に関しては「結婚式ではないから不要」「ゲストをお招きするのだからやっぱり必要」といった両方の意見があります。
形式にこだわる親族がいる場合、用意する方が無難といえるでしょう。
また、前述した服装についても、招待状に「平服でお越しください」などと記載すればドレスコードをアナウンスできるため、作成する方が便利かもしれませんね。
身内のみの食事会でのご祝儀は?引き出物は?
身内のみの食事会でも、招待した親戚からご祝儀をいただくケースが多いもの。
そのため、引き出物も通常の結婚式と同じように用意するのがマナーとされています。
ただし、親戚からのご祝儀は金額が大きく、それぞれ金額も異なることから、全員に同じ引き出物では差し支える場合もあります。
食事会当日は引き菓子を用意しておき、後日内祝いとしてご祝儀の金額に応じた品物を送ることでスムーズに対応できます。
食事会の宿泊費や交通費は?
いわゆる足代に関しては、親戚間での慣習がある場合があります。
そのため、食事会の交通費や宿泊費についてはまず両家の両親に相談してみましょう。
入籍(結婚)しても結婚式挙げない「ナシ婚」派におすすめ! 食事会の流れ
次に、食事会の一般的な流れをご紹介していきます。
食事会スタート
新郎による簡単な挨拶、乾杯など
↓
・会食スタート
↓
・ケーキカット
↓
・ゲストスピーチ
↓
・花束贈呈や新郎挨拶など
↓
・新郎新婦退場、ゲストのお見送り
形式にこだわらず、和やかな雰囲気で開催できるのが食事会の魅力。
そのため決まったプログラムはありませんが、来ていただいたゲストのため簡単な挨拶をすると良いでしょう。
入籍(結婚)しても結婚式挙げない「ナシ婚」派におすすめ! 食事会で人気の演出とは
ケーキカットやゲストスピーチなど、通常の披露宴と同じく、食事会にもいくつか演出を取り入れるのが人気です。
結婚の気分が高まる、特におすすめの演出をご紹介します。
ケーキカット、ファーストバイト
披露宴の演出といえば、ウエディングケーキのケーキカットやファーストバイト。
食事会でも人気の演出で、披露宴ほど大きなケーキを用意しなくても充分盛り上がることができます。
ファーストバイトだけでなく、両親から新郎新婦への「ラストバイト」を取り入れるのもおすすめです。
ゲストスピーチ
披露宴のスピーチといえばゲストの中から1人が前に出て103~5分ほど話してもらうのが一般的ですが、食事会の場合は親族紹介を兼ねてゲスト全員に一言ずつスピーチしてもらうのもおすすめです。
会食の場も和み、その後より楽しい時間を過ごすことができます。
両親への花束贈呈
披露宴と同じく、終盤には両親への花束贈呈や手紙の朗読といった演出を取り入れれば、結婚のけじめとしてのセレモニー感が高まります。
せっかくの機会ですから、今までの感謝をしっかりと伝えましょう。
全員の集合写真
食事会は、両家の親族一同が集まることができる貴重な機会。
ぜひ、全員の集合写真も残しておきましょう。
雰囲気がほぐれて和やかな表情を引き出せる、終盤での撮影がおすすめです。
入籍(結婚)しても結婚式挙げない「ナシ婚」派におすすめ! 食事会会場を決めるポイント
最後に、食事会を開催する際に最も大切な会場選びのポイントをご紹介します。
収容人数
まず確認しておきたいのが、会場の収容人数。
招待する人数に対して広すぎる会場だと寂しい雰囲気になってしまい、反対にギリギリのキャパシティではゆったりとした食事会を行うことができません。
会場は、参加人数より少し余裕のある広さを選びましょう。
料理のバリエーション
会場によっては、オリジナルのコースを考案してもらえたり、新郎新婦にゆかりのあるメニューを取り入れてくれたりするところも。
料理にこだわりたい場合、そのクオリティはもちろん、柔軟なオーダーが可能かどうかもチェックしてみましょう。
交通アクセス
最寄り駅から会場までの距離や送迎バスの有無など、アクセスしやすい会場をゲスト目線で選ぶことが大事です。
食事会の会場選びに迷った時は、プロに相談するのも近道です。
結婚式代わりの食事会を行うなら
食事会についてプロに相談することで、会場選びや準備がスムーズに進みます。
迷った時はぜひ一度、相談してみてはいかがでしょうか。
入籍(結婚)しても結婚式挙げない「ナシ婚」派におすすめ!食事よりもお手軽なことって?
食事会すらやりたくないと思っているカップルに知っていただきたいのが、低予算で簡単・シンプル・楽にできるフォトがおすすめです。
費用が安いだけでなく、時間や手間もかからず行えます。
結婚式を挙げない女性の後悔する多くの理由は、「花嫁衣裳を着たかった」「写真だけでも撮れば良かった」「親に見せたかった」などです。
子供が産まれたり、結婚して時間が空いてしまうと、写真すら撮れずタイミングを逃してしまいます。
花嫁姿というのは、女性なら一度は憧れるものですよね。
後悔のないように一生残る記念写真を残しておきましょう。
入籍(結婚)しても結婚式挙げない「ナシ婚」派におすすめ! まとめ
「結婚式や披露宴は行わないけれど、思い出を残したい」というカップルには、アットホームな食事会が最適です。
さらにシンプルにしたいカップルはフォトウェディングがおすすめです。
食事会のみのシンプルな集まりはもちろん、挙式やフォトウエディングと組み合わせることで、より思い出深い1日にすることもできます。
また、食事会にはケーキカットをはじめとした各種演出を取り入れることも可能。
近しい人に結婚をお披露目したい、費用を安く抑えたいという人はぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
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