結婚式をしない代わりに何かしたい人へ! おすすめの方法5選
はじめての方へ | 公開: / 更新:
近年、結婚式をせずに入籍だけする、いわゆる「ナシ婚」を選択するカップルが増えています。
しかし、人生の大きな節目を迎えるにあたって、「何もしないのは寂しい」「結婚式の代わりになるものはあるの?」
と感じる人も多いのではないでしょうか?
ここでは、結婚式はしない代わりに何かしたいと考えている人に向けて、おすすめの方法を5つ紹介します。

結婚式をしない人は増加傾向
アニヴェルセル総研のアンケート調査によると、20~30代のカップルのうち、結婚式・披露宴を行ったのは55.5%となっています。
つまり半数近くが結婚式をしないという選択をしているのです。
この数字を見て「意外と少ない」と感じる人もいるでしょう。
そして、結婚あした研究所のアンケート調査によると、結婚式をしない理由は以下のようになっています。
<結婚式をしなかった理由>
・結婚式を行うための資金がなかった…54.2%
・他のことにお金をかけたかった…43.4%
・子どもがいた、妊娠していた…36.2%
・注目を浴びることが恥ずかしい…36.1%
・興味を感じなかった…35.4%
結婚式をしなかった人の約半数が資金不足を理由にしており、他のことにお金をかけたいと思っている人も多いことが分かります。
また、妊娠や注目を浴びることへの恥ずかしさを理由にやらない人も3割を超えています。
この結果から、かつては「結婚する=結婚式」という考え方が一般的でしたが、近年は枠にとらわれない自由な結婚のスタイルが定着してきたと言えるでしょう。
結婚式しない人に人気!「代わりにしたもの」とは
結婚式をしないカップルが増えてきたとはいえ、何もしないのは少し寂しいと思う人もいるのではないでしょうか?
そこで次に、結婚式をしなかったカップルが代わりに行ったことをランキング形式で紹介します。
(「ナシ婚」に関する実態調査 調査主体:ウエディングパーク)
1位 結婚指輪の購入(62.1%)
第1位は結婚指輪の購入でした。
とはいえ、結婚式をした人を含めると9割以上が結婚指輪を購入しているため、それと比較すると低めの割合になっています。
結婚指輪を購入した理由としては、
「挙式をしない分せめて指輪は欲しかった」「記念品だから」「けじめ、決意として購入」という意見がありました。
2位 家族・親族でお食事会(48.4%)
第2位のお食事会は、結婚式をしないカップルの約半数が行っています。
結婚式は、お互いの家族を紹介する機会やパートナーをお披露目する機会も兼ねているため、その代わりとして食事会をする人が多いようです。
食事会を行った理由としては、「結婚=家族の繋がりだから」「集まって報告する機会が必要だと思った」などがありました。
3位 記念写真・ウエディングフォト撮影(31.4%)
「結婚式はしないけど、ウエディングドレスは着たい」という理由から、記念写真・ウエディングフォト撮影も人気があります。
また、「両親に晴れ着を見せたい」「将来自分の子どもに見せたい」など、人生の節目として記念を残しておきたいという意見もありました。
4位 新婚旅行(26.5%)
結婚式をしなかったカップルのうち、約1/4は新婚旅行に行っています。
また、結婚式をしなかった理由の中には、「新婚旅行に行きたかったから」という理由もあります。
そのため、結婚式と新婚旅行を天秤にかけた結果、新婚旅行を優先した人も多いと言えるでしょう。
5位 婚約指輪を購入(23.8%)
第5位は婚約指輪の購入で23.8%でした。
結婚指輪と同様、こちらもナシ婚カップルの方が購入率は低めですが、けじめ・決意を表すものとして人気です。
結婚式の代わりにしたもの5つのおすすめポイント
結婚式をしなくても、結婚指輪や新婚旅行、お食事会など、人生の節目を祝う方法はいくつかあります。
ここでは、結婚式の代わりにしたものについて、おすすめポイントを紹介します。
結婚指輪の購入
結婚指輪は、2人が愛し合い生涯を共にする証として付けるもので、世界中で行われている習慣のひとつです。
結婚の記念として形に残るものを持っておくことで、常に相手を思いやりながら生活ができますし、何より一生の記念になります。
仕事や体質の事情で常に付けられないという人でも、お出かけやお祝いごとのときだけ付けるという方法もありますよ。
家族・親族でお食事会
結婚は、2人だけのものではなく家族同士の繋がりでもあります。
そして、結婚式はお互いの家族や親族が顔を合わせる機会であり、パートナーをお披露目する機会でもあります。
特に、双方の実家が離れている場合は、結婚式以外ではなかなか家族や親族が集まる機会はありません。
そのため、みんなが顔を合わせる機会を作るという意味で、お食事会をするのもおすすめです。
記念写真・ウエディングフォト撮影
記念写真・ウエディングフォト撮影は、資金不足や恥ずかしいという理由で結婚式をしない人にもおすすめです。
ウエディングドレスや白無垢、色打掛など好きな衣装を着て、プロのカメラマンに写真を撮ってもらえば、一生の思い出になるでしょう。
また、写真は結婚の報告にも使えますし、将来自分の子どもに見せることも可能です。
新婚旅行
新婚旅行は、旅行を楽しみながら2人にとっての一生の思い出を作ることができるイベントです。
たとえば、結婚をして子どもができると、2人で旅行に行くのは難しくなるでしょう。
そういった意味で新婚旅行は貴重なイベントです。
ハワイやグアム、ヨーロッパなどが定番ですが、近年では国内の新婚旅行をする人も少なくありません。
お金やスケジュールに余裕がない人でも、国内なら安心していけるのではないでしょうか?
婚約指輪を購入
婚約指輪は、プロポーズの記念として男性から女性に贈るものであり、「愛する女性を一生大切にする」という意味があります。
近年では婚約指輪を購入しない人や、結婚指輪と兼用する人も少なくありませんが、将来を約束した相手に愛やけじめを示す記念品として大切なものです。
かつては「給料3カ月分」と言われることもありましたが、最近は20万円未満で購入する人も少なくありません。
結婚式しなくても最低限しておくべきことは?
結婚は2人だけのものではないため、家族や親族、友人、職場の人などお世話になっている人にきちんと報告するのが最低限のマナーです。
しかし、結婚式をしない場合は、「どうやって報告しよう…」と迷ってしまうこともあるでしょう。
結婚の報告は、大切な話なので直接会って口頭で伝えるのがベストです。
しかし、遠方に住んでいる場合やスケジュール的に厳しい場合は、電話やハガキでも良いでしょう。
ハガキの場合は、結婚式したことやメッセージ、旧姓、新住所を書き添えます。
また、同世代の友人であれば、メールでも構いません。
ただし、一斉送信だと手抜きと思われる可能性があるので、一人ひとり丁寧に送るのがマナーです。
最近ではSNSやブログで報告する人も多いですが、人によっては「親しい友人なのにSNSで結婚を知ってショック」と感じることもあるため、公開範囲や文面には十分注意しましょう。
結婚式の代わりになる方法は多数! 一番納得のいく方法を選ぼう
近年、結婚式をしない「ナシ婚」というスタイルも定着しつつありますが、結婚指輪や新婚旅行、お食事会など結婚式の代わりになる方法は多数あります。
また、結婚をするときには、日頃お世話になっている人にきちんと報告をするのが大人のマナーです。
ここで紹介した内容を参考に、パートナーとよく話し合い、最も納得のいく方法を選びましょう。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
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