授かり婚(マタニティウエディング)こそ婚約指輪が重要! プロポーズで二人の絆を強くしよう
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授かり婚は、親への挨拶や結婚準備、出産準備など、短期間にやることが集中します。
忙しいために、プロポーズや婚約指輪の購入は必要ないのでは?
と思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、授かり婚だからこそ2人の絆が何よりも大切になります。
この記事では、授かり婚におけるプロポーズや婚約指輪の必要性を解説します。

授かり婚(マタニティウエディング)の婚約指輪は本当に必要? 世間の声とは
女性を対象にしたアンケートでは、結婚指輪は必要だと考える人が非常に多いのが実情です。
ここでは、必要派と不必要派、それぞれの意見を紹介します。
・婚約指輪は必要派
「婚約指輪と結婚指輪、どちらも用意するのが正統派」
「友人が婚約指輪をしているのを見ると、やっぱり贈ってほしかったな、と思う」
「授かり婚は順序が逆だというイメージがある。
だからせめて、指輪はちゃんと用意したほうがいい」
婚約指輪を用意することで「ちゃんと婚約という形をとった」と認識できるという意見が多く聞かれました。
授かり婚は結婚のベーシックではないと考える人にとっては、婚約指輪があるということが安心感につながるのかもしれません。
・婚約指輪は不必要派
「妊娠と結婚が重なることを考えると、短期間で多くの出費になることは明らか。
アクセサリーよりも実生活のためにお金をとっておきたい」
「指輪の有無よりも、ふたりの気持ちが大切」
「そもそもモノを増やしたくない」
不必要派の意見としては、やはり今後の生活にお金がかかることを気にする意見が多く聞かれました。
また、婚約指輪というモノに対して執着がない人も一定数いるようです。
もちろん、ふたりの気持ちが「婚約指輪は必要ない」ということで一致しているのであれば、特に問題はないでしょう。
一方、婚約指輪には「その後の結婚を保証する」というれっきとした意味があります。
結婚への決意を新たにするためには必要なものかもしれませんね。
授かり婚(マタニティウエディング)だからこそ婚約指輪でプロポーズを
授かり婚は、結婚までのスピードが速く、ひとつひとつのプロセスをこなすことで精いっぱいになりがちです。
そのような状況だからこそ、ふたりの気持ちに区切りをつけるプロポーズが大切になります。
婚約指輪を渡して正式に気持ちを伝え合うことで、今後の関係も変わってくるかもしれませんね。
授かり婚(マタニティウエディング)の婚約指輪の重要性
婚約指輪は単なるアクセサリーではありません。
ここでは、婚約指輪が持つ役割と指輪以外で婚約の意志を示すアイテムを紹介します。
・婚約指輪の役割
付き合っているときは2人が納得していれば問題ありませんが、結婚となると相手の家族の存在を考慮する必要があります。
ここで大切なのは、相手の親の立場になって考えるということです。
授かり婚の場合、急に息子や娘が「子どもができた」といって結婚の報告をしてくるのは、まさに青天の霹靂です。
相手との面識がなければ、本当に信頼できる人なのか?
息子、娘を託して大丈夫なのか?
と不安になるでしょう。
このときに「お金がもったいないので婚約指輪は贈りません」と言われたら、どう思うでしょうか?
婚約指輪は、相手に対して結婚の意志を明確に示すものであると同時に、その意志を相手の親に理解してもらう役割があります。
いわゆる「本気度」が伝わりやすくなるのです。
一昔前には「婚約指輪は月給3ヶ月分」などと言われていました。
これはジュエリーを扱う企業が宣伝のために作ったキャッチコピーであるという説もある一方で、結納品の一部として相手の家に納めるという現実的な意味があることも事実です。
婚約指輪に高価なものが多いのはそのためで「この指輪をもって、あなたとの結婚を保証します」
という意志表示として贈られます。
婚約指輪は必要ないと結論を出す前に、まずはこの意味を理解し、用意することの重要性を考えることが大切です。
・婚約ジュエリーという手もある
「結婚を保証するのであれば、何も指輪でなくてもいいのではないか?」
と考える人もいるでしょう。
近年では、指輪という形にこだわらずに、婚約ジュエリーを贈る人も増えています。
理由は、人々のライフスタイルが多様化してきたことにあります。
従来、婚約指輪は縦詰めのデザインが多く、衣類などに引っ掛かりやすいなどの理由から、日常的に身につけない人も多くいました。
授かり婚では、結婚後すぐに出産や子育てが控えており、指輪など着けられる状態ではないというケースも多いでしょう。
一方、ネックレスやブレスレットなどの婚約ジュエリーであれば、日常的に身につけることも可能です。
また、ダイヤモンドなどの宝石そのものをプレゼントして、身につける本人が好みの形状にリメイクするケースも増えています。
授かり婚(マタニティウエディング)なら婚約指輪があれば演出はシンプルでも
プロポーズと聞くと、大掛かりな演出をイメージする人も多いかもしれませんが、派手な演出が喜ばれるとは限りません。
特に授かり婚では、結婚までのスケジュールが過密で、お互いに気持ちの余裕がない状態が続くことも多いでしょう。
授かり婚でのプロポーズは、そんな忙しい日々の中における心温まる瞬間だと考えるのがポイントです。
そもそも、結婚準備はある程度のプロセスが敷かれており、ふたりがふたりのために行うことはあまり多くありません。
両家の顔合わせや結納は家族のため、結婚式や披露宴はゲストのために行われます。
このような状況の中で、プロポーズだけはふたりのためだけに行うイベントです。
派手な演出は時に人の心に大きな感動を与えますが、心からの言葉や熱意に勝るものではありません。
突如として家庭を持つことになった男性、出産を控えている女性にとっては、派手な演出が負担になってしまうことも少なくないでしょう。
そんなとき、婚約指輪があれば素直な気持ちを言葉で伝えるだけで十分です。
結婚の意志と家族を持つ覚悟を指輪とともに贈りましょう。
授かり婚(マタニティウエディング)の場合の結婚指輪は?
結婚指輪は、婚約指輪とは別に用意する必要があります。
ここでは、結婚指輪を買うタイミングとサイズについて紹介します。
・結婚式前のタイミング
結婚式を行う場合は、少なくとも1週間前までに結婚指輪を用意しましょう。
店舗に適したサイズの在庫があり、刻印などの加工も不要な場合は、その場で持ち帰ることも可能です。
一方、在庫がなく取り寄せが必要だったり加工を施したりする場合は2週間ほど、フルオーダーであれば3ヶ月以上の期間が必要になるため、逆算して注文しましょう。
・出産後のタイミング
出産後に結婚指輪を贈る場合はさまざまなパターンがあります。
ふたりが出会った記念日に合わせて贈るのもいいですし、結婚指輪とベビーリングを一緒に贈るというのもひとつの方法です。
出産後であれば、子どもの名前を一緒に刻印することも可能になります。
・サイズの注意
妊娠中に指輪を贈る場合は、妊婦の体調に考慮することが大切です。
手足がむくむケースも多いので、なるべく体調が安定する妊娠6~7ヶ月に購入するといいでしょう。
出産すればむくみも治まり、サイズも元に戻りますが、授かり婚ではそのときを待つわけにはいかないこともあります。
サイズの不安がある場合は、指輪の交換は行わない、結婚式の時だけジュエリーショップなどで指輪をレンタルして指輪交換をする、指輪以外の結婚ジュエリーを使用したのセレモニーにするなどの工夫も必要になるでしょう。
授かり婚(マタニティウエディング)の婚約指輪は二人の絆を強くする
婚約指輪はおめでたい意味の漢字を当てて「結美輪-ゆびわ-」「結美和-ゆびわ-」などとも表現され、ふたりの絆を結ぶものだとされています。
もし、指輪がライフスタイルに合わないと感じるのなら、婚約ジュエリーを贈るのも素敵です。
無理のない範囲で購入し、プロポーズの言葉とともに贈りましょう。
この記事を書いた人
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