授かり婚(マタニティウェディング)で出産後の結婚式なら! おすすめのタイミングは?どんなスタイルがある?様々な選択肢や押さえておきたいポイントを紹介
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
授かり婚では、結婚式を行うタイミングがとても重要になります。
妊娠中は困難だと判断し、出産後に結婚式を行うケースも少なくありません。
この記事では、授かり婚における出産後の結婚式について解説します。

授かり婚(マタニティウェディング)で出産後の結婚式なら! 子どもは1歳頃がベストタイミング
出産後の結婚式は、子どもが1歳になる頃を目途に検討するといいでしょう。
1歳までは、母子ともに体の変化が著しい期間です。
子どもは離乳食を食べ始めたり、自力で動き出したりする時期ですし、母親は体力の回復に努めなければなりません。
1歳を迎える頃には、数時間であれば母親以外の大人に子どものお世話を委ねることも可能になり、母親の体力も回復するでしょう。
そうはいっても、事情によってはこの時期の結婚式が難しいこともあります。
その場合は、以下に挙げる注意点に留意してプランを立てましょう。
子ども6か月以前【赤ちゃんにもママにも負担⁉】
この時期に結婚式を行う場合は、出産直後から結婚式の準備が始まります。
体力に自信があっても、体への負担は避けられないと考えましょう。
また、赤ちゃんの状態も不安定な時期です。大勢の人がいる中に赤ちゃんを連れて行くリスクにも注意が必要になるでしょう。
また、3時間おきの授乳など、結婚式の進行に影響が出ることも懸念されます。
母体も妊娠前の状態には戻っていないため、さまざまなサポートが必要になるでしょう。
お急ぎでなければ、6ヵ月以降がおすすめです。
子ども6か月~10か月【ママの体調で判断しよう】
この時期は、子どもが離乳食を食べ始める頃です。
結婚式の数時間であれば、授乳なしで過ごすことも可能になるでしょう。
一方、母親の体調は回復しつつも、まだ油断はできない状況です。
この時期に結婚式を行うのなら、体に負担がかからない内容にする必要があります。
また、この時期に結婚式をするということは、産後早い段階からの準備が必要になるので、体調に注意しながらすすめましょう。
ただし、6カ月以降だと、ママの体型も戻すこともできるため、選べるウェディングドレスの幅が広がるので、お気に入りのドレスが着られるメリットもあります。
子ども1歳前後【ママの気持ちも落ち着いてくる時期】
この時期になると、子どもは離乳食が進んで授乳回数も減ってくることが多いです。
また、ママの気持ちも精神的に落ち着いてきて結婚式の準備もゆっくり進めることができます。
働いているママであれば、育休中に結婚式が執り行えるため、スケジュールも組みやすいでしょう。
子ども2歳以降【子どもと一緒に参加して楽しめる演出も!】
2歳を過ぎた子どもは、フラワーガールやトレーンベアラー、リングボーイなどの役割を担えるようになります。
母親の精神的、肉体的な負担もかなり軽減されるでしょう。
一方、結婚して数年経過した後の結婚式をどうとらえるかは人によって異なるため、ゲストに配慮した内容が求められるでしょう。
授かり婚(マタニティウェディング)で出産後の結婚式なら! パパママ婚でおすすめのスタイル
子どもと一緒の結婚式は、無理なく思い出に残るものにしたいですよね。
結婚式は主に、以下に挙げる4つのスタイルがあります。
ここでは、それぞれの特徴やメリットを紹介します。
結婚式(挙式)+一般的な披露宴
従来から、もっともオーソドックスに行われているスタイルです。
チャペルや神殿などでの挙式の後に披露宴を行います。
入退場を含め、多様な演出を行うケースが多く、内容としてはもっとも濃いスタイルといえるでしょう。
結婚式(挙式)+家族や親族との食事会
挙式の後に家族や親族、ごく親しい友人などを招いて食事会をするスタイルです。
演出は入れずに子どものお披露目に主軸を置いて、ゆっくりと食事を楽しめます。ふ
たりの動きにも余裕があるので子どもが1歳未満でも無理なく実施できるでしょう。
結婚式(挙式)のみ行う
準備に多くの時間を割けない場合は、結婚式のみを行うことも可能です。
基本的に、挙式は進行や準備するものがある程度決められており、打ち合わせも最小限で済みます。
もし準備にかける余裕があるのなら、人前式で子どもと一緒のオリジナルウェディングを行うのもいいでしょう。
披露宴(パーティー)のみ行う
挙式と披露宴、どちらも行うとなると、かなりの長丁場になります。
子どもの状態によっては、それほどの時間を結婚式に使うのは難しいこともあるでしょう。
披露宴だけであれば、挙式にかかる時間をカットできるうえに、ゲストに子どもをお披露目することも可能です。
写真で残す!フォトウェディング
子どもを連れての結婚式や披露宴が難しいと感じる場合は、フォトウェディングで家族の写真を撮影するのもひとつの方法です。
花嫁衣装を着られる機会は限られています。
子どものためにも、父親と母親の結婚の証となる写真を残しましょう。
授かり婚(マタニティウェディング)で出産後の結婚式なら! 準備の進め方
結婚式の準備期間は3~4ヶ月が一般的です。
効率的に準備を進められる人はこの限りではありませんが、時間的なゆとりを持つに越したことはないでしょう。
ここでは、結婚式準備の段取りと子どもの演出について解説します。
出産前に準備が進められた場合
出産前から準備にとりかかれば、かなりの時間的な余裕が生まれます。
妊娠8ヶ月前までに日取りと式場を決めましょう。
結婚式で手作りのアイテムを使いたい場合は、この期間を制作に充てられます。
精神的な余裕があれば、招待したいゲストの住所などを調べるのも有効な時間の使い方です。
出産前後は結婚式の準備もお休みして、産後3ヶ月を目途に再開します。
衣装を選んで招待状を発送し、具体的な内容を決めましょう。
出産後に準備が進められた場合
出産後の準備は、母体の体調が回復した頃から始めます。
子どもが1歳になった頃に結婚式をするのなら、出産後3ヶ月を目途に開始するといいでしょう。
結婚式の3ヶ月前までには衣装を決めて、招待状や内容の検討に入ります。
このスケジュールだと約9ヶ月を結婚式の準備に使えることになり、必要以上に余裕があると感じるかもしれません。
しかし、すべての準備が慣れない子育てと並行して行わなければならないため、これくらいの期間は必要だと考えましょう。
子どもとでできる演出とは
出産後の結婚式では、子どもの成長段階に応じてさまざまな演出が可能になります。
子どもを抱っこして入場したり、子どものプロフィールを紹介するコーナーを作ったりしてもいいでしょう。
1人で歩ける場合は、エスコートボーイやトレーンベアラーとして活躍してもらえます。
挙式の際に、リングボーイやフラワーガールの役割を担ってもらえるのも、出産後の結婚式ならではのメリットです。
近年では、新郎新婦の入場をゲストにお知らせするサインベアラーも注目されています。
小さなカートや三輪車などにプラカードを付けてバージンロードを走ってもらえば、ゲストの注目も一気に集まるでしょう。
授かり婚(マタニティウェディング)の最大のメリットは「子どもをお披露目できること」
子どものお披露目は、出産後の結婚式ならではのメリットです。
地域によっては「初めての子どもが生まれたら親族を集めてお披露目するのが当たり前」と考える人もおり、結婚式と子どものお披露目を一気にできるのは合理的でもあります。
また、妊娠中の結婚式では着用が難しいデザインの衣装を着られるのも、母親にとってはうれしいポイントといえるでしょう。
一方、デメリットを認識することも大切です。
出産に「絶対」はありません。
体調や体型が思うように回復しない可能性もあります。
人によっては子どもが産まれてからの結婚式を否定的にとらえることもあるので、自己満足の結婚式にならないよう配慮が必要です。
授かり婚(マタニティウェディング)出産後の結婚式準備で気を付けたいポイント
パパママ婚をする場合、出産後のママと子どもの体調を一番に考えて進めましょう。
結婚式準備に於いて、気を付けるべきポイントをご紹介します。
準備期間は、余裕をもって長めのスケジュールで進める
一般的な結婚式の準備期間は、3~4ヵ月程度ですが、パパママ婚の場合、余裕のあるスケジュールを立てましょう。
打合せの日に子どもの体調が急変したりすると、予定通りに進まないことも考えられます。
育児をしながら、ストレスなく進めていきましょう。
式場選び(見学)は子ども連れOKのブライダルフェアに参加を!
結婚式場選びに欠かせない式場への見学は、子ども連れでの予約の取れる式場にしましょう。
フェアの内容や式場によっては、子どもNGの場合もあるためきちんと確認するようにします。
見学時に、おむつ替えスペースや授乳スペースなど完備されているかも確認すると良いでしょう。
ウェディングドレス選びは体調に合わせて慎重に!
産後まもない時期と1年後では体型は変化するもの。
産後の結婚式でも出産後どのくらいの時期で結婚式を行うかによっても、ウェディングドレスの選び方のポイントが変わってきます。
授乳中の時期であれば、バストが張っていたり、産後まもない時期だと体重が戻りきらなかったりします。
ドレスを決定する上で、タイミングを見極めてドレス選びを進めましょう。
また、和装であれば、サイズの心配はほとんどありませんが、授乳中の場合は脱ぎ着が出来ないため、避けた方が良いでしょう。
結婚式の当日、子どもは誰に面倒を見てもらうか決めておこう
当日は、ママパパのもとに子供がずっといられるわけではありません。
挙式中やぐずってしまたり、おむつ交換など、誰にお願いするか事前に決めておきましょう。
子どもも慣れた方でないと、安心できない可能性もあるので、日ごろからお世話をしてくれる両親など慣れている方にお願いするのをおすすめします。
また、ベビーシッターや専門のスタッフに依頼する方法もありますので、気になる方は、Weddingtableまでご相談ください。
https://www.weddingtable.jp/
授かり婚(マタニティウェディング)で出産後の結婚式は無理なく行おう
子どもの発育や母体の回復には個人差があります。
一般的には子どもが1歳になる頃がベストタイミングといわれているものの、絶対ではありません。
周囲のサポートも得ながら、ふたりが無理なく進められる結婚式をつくっていきましょう。
出産後の結婚式の相談なら
幸せな結婚式への一番の近道は、プロに相談することです。
Wedding tableでは、出産後の結婚式をサポートしてくれる式場を数多く紹介しています。
プロのアドバイスを受けて、無理なくスムーズに準備を進め、安心して当日を迎えましょう。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。