マタニティでも会費制結婚式はできる?式まであと90日でも間に合う!ゲストとおふたりの負担を軽くする会費制の披露宴のススメ
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
挙式希望日まであと3カ月しかなくても大丈夫!
結婚式といえば、
挙式当日にご祝儀をいただきそれを結婚式費用に充てるのが主流となっていますが、誰がいくら包んでくださるかというのは、結婚式当日になってみないとわかりません。
新婦が妊娠中に行うマタニティウェディングの場合、結婚式を挙げたい気持ちはあっても、結婚式費用がまかなえるかどうか、90日しか準備期間がないのにゲストが集まってくれるのか、という不安があるため踏み出せない方が多いようです。
「結婚式を挙げたいけど何百万円もの貯金はないし、どうしよう」と、お悩みのおふたりにご提案がございます。
挙式の後に披露宴または結婚披露パーティをされる際に、ご祝儀制ではなく会費制を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

会費制結婚式の特徴とは?
通常の結婚式では、参列ゲストにご祝儀をいただく仕組みが一般的です。
一方で会費制結婚式はご祝儀ではなく、あらかじめ設定した会費金額をゲストに伝え、当日ゲストに会費を頂く仕組みです。
ご祝儀制は、親族や会社の上司、友人など立場によってふさわしいご祝儀額がマナーとして設定されていますが、基本的に会費制はゲスト一律の金額を頂きます。
会費制結婚式は、海外や沖縄、軽井沢などのリゾート地で挙式を挙げられたあとのお披露目パーティーに利用されることが多いです。
最近では、形式ばった披露宴は恥ずかしいという声もあり、ご祝儀制の結婚式よりもカジュアルな印象の会費制ウェディングを選ばれる方も増えています。
家族と友人への結婚報告は形を変えて別々に行いたいという方にもおすすめです。
会費制結婚式のメリットは?
会費制結婚式を選ぶには、メリット・デメリットを理解し、ご祝儀制との違いを把握しましょう。ここでは、会費制結婚式のメリットをご紹介します。
メリット1:新郎新婦の自己負担を抑えられる・事前に自己負担額が分かる
通常の結婚式では、ゲストから頂くご祝儀を結婚式費用に充てることはできますが、事前に頂けるご祝儀は予想金額でしか分かりませんね。
ゲスト層によって、ある程度ご祝儀の相場は決まっていますが、実際に頂けるご祝儀金額は当日にならないと分かりません。
その反面、会費制ではゲストから一律の金額を頂くので参加人数が分かれば、ゲストから頂ける総額が分かります。
そのため、新郎新婦の負担金額はいくらなのかが結婚式前に把握でき、予算に見合っている内容なのか調整することができます。
また、会費制では基本的に引き出物や引菓子を贈らないので、その分結婚式の演出や料理に充てられるかもしれませんね。
メリット2:ゲストの負担を軽くできる
ご祝儀制の会費は、1~2万円が平均です。
友人や会社の同僚などのご祝儀相場が3万円なので、ゲストの負担も軽くなりますね。
ご祝儀はお2人への気持ちの分だけなどとも言いますが、実際いくらくらい包めば良いのか悩まれる方も多いでしょう。
事前に決められた金額であれば、悩む必要もありませんね。
また、会費の場合はご祝儀のようにご祝儀袋に包む必要も新札である必要もありません。
会費は封筒などに入れておくと、受付でスムーズな受け渡しができますよ。
メリット3:堅苦しくないカジュアルな雰囲気の結婚式ができる
ご祝儀制の披露宴は、一人ひとり座席が設けられていて乾杯の挨拶、代表者のスピーチ、各演出、ご両親への手紙や記念品贈呈などある程度の流れが決められていますね。
新郎新婦が主役となるよう組まれている伝統的な流れですが、昨今このスタイルが皆に注目されて恥ずかしいという声が増えてきました。
自分たちよりもゲストへのおもてなしをする結婚式がしたいと思う新郎新婦には、会費制結婚式がおすすめです。
会費制結婚式では、ご祝儀制よりもカジュアルで比較的自由なスタイルができると人気です。
伝統的な挙式が苦手なら、チャペルや神殿ではなく、会場内で人前式をすると良いでしょう。
自由にテーブル移動できるようなスタイルにすれば、新郎新婦はもちろん、他のゲストとも気兼ねなく交流できますね。
メリット4:最低限の準備だけでOK
ご祝儀制と異なり、引き出物や引菓子は会費制では基本的に用意しません。
これらはご祝儀金額に合わせて、ふさわしいものを選ぶので準備するのに悩む方も多いでしょう。そういった煩わしい準備がなくなるのも、会費制のメリットです。
立食形式であれば、席次表や席札の作成も不要になりますね。
会費制では不要なアイテムへの準備時間や費用を割くことができるので、他のアイテムへの準備に力を入れることができますよ。
会費制結婚式のデメリットは?
会費制結婚式のメリットをご紹介しましたが、デメリットはいったい何でしょうか?
デメリット1:ゲストによっては会費制に馴染みのない方がいる
日本では、まだまだご祝儀制が一般的ですので会費制に馴染みのないゲストもいらっしゃるかと思います。
そのような方にも、安心して参列してもらうためにビュッフェではなく、コース料理にしたり招待状はWebではなく紙で送ったりとカジュアルすぎない結婚式をしてはいかがでしょうか。
また、会費以外に何かお祝いの品を用意しなければならないのか、どのような服装で出席したらよいか分からないなどと慣れていないゲストには不安も多いことでしょう。
どのゲストも迷わずに参列できるように、よくある質問は事前に招待状などにまとめて伝えておくと良いでしょう。
デメリット2:自己負担額が高くなる場合がある?
会費制のメリットとして、事前にゲストから頂ける費用が分かるため結婚式のトータル費用を計算しやすく、自己負担額を抑えやすくなるとお伝えしました。
ゲストにあまり負担をさせたくないからと言って、会費額を低く設定しすぎると新郎新婦の自己負担額が増えてしまいます。
結婚式の内容によって、適切な会費金額を設定しましょう。
会費制の結婚式、お料理のグレードはどのくらい?
関東圏ではあまりなじみのない会費制の結婚式ですが、結婚式の予算が少ない方、自己負担額を明確にして無理なく結婚式を挙げたい、と考えているカップルにご提案しています。
会費制のメリットは、事前に会場に払うお金が小さくて済むことです。
会場成約時に内金を支払えば、残りの金額は当日払いでもよいという会場も少なくありません。
また、お料理については会費制はビュッフェ(着席・立食)のイメージが強いですが、会場によってはフルコースの提供も可能なので、ゲストにゆっくりとお食事を楽しんでいただけます。
お料理のグレードによっては、フルコースの魚料理が省略されることもありますのでご注意ください。
ゲストの金銭的負担を減らすために会費を抑えた場合は、ビュッフェスタイルにすることでお料理の値段を抑えることもできます。
ただし、会費制結婚式に馴染みの少ない親族や会社関係者などがいらっしゃればビュッフェよりもフルコースの方が良いかもしれませんね。
結婚式のお料理を楽しみにしているゲストは多いので、参列するゲストの顔ぶれを事前に確認してから、お料理の種類を決めましょう。
ご祝儀をいただく方が意外と金銭的負担が少ない!?
ご祝儀制の結婚式では
「結婚式=ご友人へは3万円を渡す」
という概念が強く、結婚式に参加するゲストは3万円を持参する場合がほとんどです。
会費制の場合は
徴収金額を15,000〜18,000円に設定される新郎新婦が多いため、あまり高額な金額を設定するとかえって高く感じるかもしれません。
会費制は1.5次会のイメージが強く、
立派なホテルほど挙式料も高く設定されているため、会費だけでホテルの会場費をまかなうことはむずかしい可能性もあります。
また、会費制の場合、時間制限を設けている会場もございます。
レストランで会費制の結婚式をおこなう場合は、最低保障人数を上回らないと実施してもらえないこともございます。
ホテル、専門式場、レストランなど
どの会場でも会費制に対応しておりますが、条件が異なりますので、1度ご相談いただければと思います。
ご祝儀制にしても会費制にしても変わらない点
会費制にしてもご祝儀制にしても、結婚式のプランの中に含まれる内容は変わりません。
節約のために、とご友人にカメラマン役を依頼する方も多くいらっしゃいますが、
多くの会場は、カメラマンの持ち込み料金がかかります。
ご友人にお礼を渡すことも考えると、節約という観点ではあまりおすすめしておりません。
それぞれの会場にはベストなアングル・シャッタータイミングがあり、
会場専属のカメラマンは写真スポットを熟知しています。
専属の方はその会場のプロですから安心しておまかせいただければと思います。
もし費用を抑えたい場合は、
席札・席次・招待状などのペーパーアイテムをご自身で用意されることをお勧めします。
どのアイテムも、プランとは別料金となっている場合が多く、
招待状はお一人様500円と単価も大きいからです。
ペーパーアイテムの持ち込みは無料の会場が多いので、準備期間内に用意できるのであれば費用を節約できるので良いでしょう。
詳しくはカウンターにてお尋ねください。
Wedding tableより一言
マタニティウェディングでも、会費制結婚式を行うことはできます。会費制とご祝儀制の違いをよく理解し、自分たちにはどちらのスタイルが合っているのかを判断したうえで会場選びをしていきましょう。
どんな会場がよいのか、迷われた場合にはぜひウェディングテーブルのカウンターにご相談ください。コンシェルジュがお待ちしております。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。