季節の変わり目にご注意!結婚式までのマタニティの体調管理方法
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
夏や冬本番前の気温差も激しく体調を崩しやすい季節の変わり目は、風邪を引きやすいため注意が必要です。
妊婦さんは免疫力が低下するため、症状が長引きやすく、風邪を引かないことが一番の薬ともいえます。
今回は、結婚式を万全に迎えるための妊婦さんの体調管理についてお話ししたいと思います。

妊婦さんの体調管理1:天気の良い日には20〜30分ほどのウォーキングを
安定期に入りましたら、体力づくりも兼ねてウォーキングを始めませんか?
妊娠16週目以降になりましたらお医者さんに確認を取り、かんたんな運動を日常に取り入れ、
体力づくりされることをお勧めしています。
妊娠初期は流産の危険性も高いため、ゆったりと過ごされるようお話していますが、結婚式も出産も体力が必要なので、妊娠中の疲れにくい身体づくりは必要不可欠です。
ウォーキングの距離や時間については「心地よい」と感じるペースを大切にし、ルートは人通りが少なくリラックスして歩ける道を選びましょう。
万が一、体調が悪くなった時のために、連絡先が書かれたメモや保険証、母子手帳、携帯電話、飲み物も持っていると安心です。
また、妊娠するとホルモンの影響でシミができやすくなるため、帽子をかぶる、日焼け止めを塗るなどのUV対策は万全に。
妊婦さんの体調管理2:腸の健康は健康な妊婦への最短ルート
ウォーキングは体力づくりや、体重管理のためだけではなく便秘にも効果的です。
ウォーキングにより身体の器官が刺激され、腸のぜんどう運動が活発になり、お通じの改善につながります。
妊婦さんは妊娠前に比べ身体の水分量が20〜30%増えるため、身体の冷えを招きやすい状態です。
そこでさらに冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、胃腸が疲れやすくなり、腸が冷えてしまいます。
腸が冷えるということは腸の血流が滞り、冷えやむくみの原因になるのです。
つわりが落ち着き、食べるものを選べるようになってきましたら、温かいものや常温のものを
食べたり飲むようにし、消化を促すためによく噛むことを心がけてみてください。
冬は特に身体の内側から温めることが必要となります。
そのためには、やはり温かい飲みものを摂取することが大切です。
妊婦さんでもカフェインを気にせず、気軽に飲めるのがハーブティ-です。
ただし、ハーブティーの中にも、妊娠中は避けた方がいいものもありますのでお気を付けください。
ローズヒップティ―、カモミールティー、ルイボスティーはつわりの不快感を和らげる効果や、風邪予防などにもオススメでお子様たちも安心して飲めます。
これらのハーブティーは妊娠初期から気軽に飲んで頂けます。
妊婦さんの体調管理3:結婚式は計画的に準備、式直前に風邪を引かないよう予防策を
参列者への個別メッセージカードづくりなど、結婚式の準備は式の一週間前までに大方終わらせるようにスケジューリングしましょう。
式の直前にあれもこれもと疲れるまで作業すると、免疫力が低下し夏風邪を引きやすくなります。
夏風邪は高温多湿を好むアデノウイルスやエンテロウイルスの感染を原因とするものが多く、症状が悪化すると扁桃炎や肺炎を引き起こすこともあります。
また、冬はインフルエンザやノロウイルスなどの季節的に爆発して流行するウイルスにも気を付けましょう。
乾燥する冬は特にウイルスが蔓延しやすいので、極力外出を控え、外出する際は必ずマスクをすることを徹底しましょう。
体外にウイルスが排出されるまでに時間がかかり、症状が長引きやすいので、風邪を引かないのが一番の薬です。
基本のうがい手洗いを忘れず、結婚式前は人混みを避け、ウイルスをもらわないように心がけてください。
インフルエンザなどの感染力の高い病気にかかってしまうと、結婚式自体を中止にせざるを得ません。
そのようなことが無いように常に気を配りながら生活していきましょう。
万が一の結婚式が中止になってしまった際にキャンセル料をカバーしてくれる保険もWeddingtable(マタニティウェディングナビ)では取り扱っていますので、ご相談ください。
妊婦さんの体調管理4:「素材にこだわり肌に優しい、あったかアイテムで冷えを予防」
妊娠中期からの必須アイテムが妊婦帯です。
お腹がどんどんと前に突き出てくるので、お腹を支えるため、また冷やさないために必要になります。
妊婦帯には骨盤を支えるベルトが着いているもののほか、オーガニック認証を受けたコットンや、ホホバオイルや椿オイルが繊維に配合されているものなど、保温性や肌触りに特徴がある商品も多く出ています。
どんどんお腹が前にせり出してくることで、腰痛に悩む妊婦さんも多くいらっしゃいます。
またお腹の重みが負担になり、前屈み姿勢になってしまいがちです。
重たい体を支えるのは大変ですが、この姿勢のままだと血行不良になり、下半身が冷えてしまいます。
ですから、しっかりと妊婦帯をつけてお腹や腰を支え、少しでも身体に負担がかからないようにしましょう。
また、あたたかくなってくる季節は足元も軽やかなものに履き替えますが、足元を冷やすと全身への血液の流れが滞ってしまうので、気をつけましょう。
最近はマタニティ用のタイツやレギンス、トレンカなども品揃えが充実しており、素材にこだわった商品も多く、履き心地も良いようです。
お腹は締め付けず、むくみやすい足のために着圧機能が付いているものなど、機能性も十分です。
妊婦さんは冷えがもたらすリスクを知ろう
冷えについてあまり重要視されていない方が多いのですが、赤ちゃんの生育について多大な影響を与えると言われています。
1つめは、逆子になるリスクです。
お腹が冷えたから逆子になる、なんて信じがたい話かもしれません。
お母さんと同じように、お腹の赤ちゃんも寒いのが嫌いです。
ですから、お腹の中では少しでも温かくてふかふかのところを探し求めて動いてしまうそうです。
グルグルと動いているうちに逆子になってしまう可能性があるのです。
お母さんも身体がぽかぽかして心地よいと感じているときには、赤ちゃんもお腹の中で心地よく過ごしています。
流産や早産については色々な要因が考えられますが、冷えからくる血行不良もそのひとつと考えられています。
血の巡りが悪いことで、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が行き届かなくなり、赤ちゃんの生育に問題が生じることもあると助産師さんから伺いました。
また、冷えにより体温が下がると免疫力が低下してしまいます。
妊娠中はお薬なども制限されてしまいますから、風邪や様々なウイルスから身を守るために、風邪の予防と健康な身体作りを心がけましょう。
Weddingtableより一言
体の冷えについて、自覚がない人やあまり気にしていないという方もいらっしゃり、感じ方には個人差があるでしょう。
大げさに感じていなかった冷えが、お腹の中の赤ちゃんにも影響があるということが、少しでもご理解いただけましたでしょうか?
神経質になり過ぎるのも良くないことですが、冷え予防はご自身の健康の為でもあります。
赤ちゃんと一緒に、健やかに穏やかに出産までの間をお過ごしくださいね。
妊娠を機に、体調管理方法を改めて見直している方も多いかと思います。
体調管理の一例としてウォーキングや腸の健康についてお話ししました。
もし、結婚式において体力的に不安がある、自分でやろうと思っていた作業があるけど人に任せられないか、など少しでも悩まれていることがありましたら、ぜひWeddingtable(マタニティウェディングナビ)のカウンターにご相談いただければと思います。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。