大人婚~30代・40代のゲストが招待されたい結婚式とは?~
大人婚 | 公開: / 更新:

1 ゲストが期待する結婚式って?
初婚年齢も上がり、結婚式を行うのは30代や40代になってからというのも、今ではそう珍しいことではありません。
30代・40代の今だからこそできるゲストが紹介されたいと思う上質な結婚式にするためのポイントをご紹介します。
30代・40代のゲストの方が結婚式で最も楽しみにしていることの1位に「料理」が約5割を占めています。
普段食べられないお料理とお酒で特別な時間を味わい過ごしたいといった声が多数。
その他、新郎新婦との時間を楽しみにしているゲストの方や、引出物・引菓子のお持ち帰りができるお土産にも期待をしている方が多いようです。
反対に、余興や涙を誘うような感動的な演出などはあまり気にしておらず、シンプルな結婚式を好む傾向にあるのかもしれません。
2 大人婚において、おもてなしの要と言われている“お料理
親族や仕事関係、友人など、本物の味わいを知っているゲストを満足させるには、食材や調理法、味つけなどといった基礎にこそこだわっている会場を選ぶのがおすすめです。
その会場ならではのスペシャリテや、おふたりのストーリーを交えながら作るオリジナルメニューなどシェフ自慢の逸品を取り入れているだけで、おもてなしの価値も格段に上がること間違いありません。
たくさんの演出を取り入れない傾向にある大人婚では、お料理でゲストを楽しませる演出が人気です。
シェフ自らがゲストに向けて、お料理の説明をしたり、会場内でメイン料理をフランベしてみたり、ゲストが選べる選択式の料理があったりすると盛り上がりもプラスされることでしょう。
3 新郎新婦主体の演出はもういらない!?
30代、40代の結婚式に招待するゲストは、今までに数多くの結婚式に参列した経験があるはずです。
そのようなゲストの前で、ブーケトスやファーストバイトなどの定番の演出をするのは恥ずかしいし、ゲストも見飽きているはずと思っている方も多いのではないでしょうか。
定番の演出を無理に組み込む必要は一切ありません。
新郎新婦主体の演出は、20代の頃であれば注目も集まり、楽しかったかもしれませんが大人婚では、ゲストも楽しいと思える演出にしませんか?
大人婚におすすめの演出は、ゲストテーブルを回って会話や写真を楽しむ、お料理のグレードを上げる、品数を増やしてお料理を楽しんでもらう、シェフの挨拶を取り入れる、楽器の生演奏でムードを高めるなどです。
新郎新婦が目立つための演出ではなく、ゲストが心地よい空間を楽しめるような演出を取り入れることが、大人婚の魅力へと繋がります。
ゲストは、新郎新婦に会うために出席してくれているので、お色直しを何度も行って新郎新婦が会場にほとんどいない、一部の参列者でしか盛り上がらないような演出をするといったことは避けるべきでしょう。
お二人とゲストが会話を楽しめるような結婚式にすると良いですね。
4 着たい衣装ではなく、似合う衣装を身に着ける
和風の結婚式であれば、白無垢や色打掛、引き振袖、紋付き袴、洋風の結婚式であればウェディングドレス、カラードレス、タキシードというように新郎新婦が結婚式で着ることのできる衣装はたくさんあります。
婚礼衣装を着ることに誰もが一度は憧れたものではないでしょうか?ただ、その憧れのままに衣装選びをしてしまうとゲストにイタい…と思われてしまうかもしれません。
その年齢に合った衣装選びをすることで、美しさ、かっこよさは自然とあらわれるものです。
これは、女性だけでなく男性にも共通して言えることです。
好きな衣装を選ぶことは、もちろん大切なことですが、それが本当に似合うか似合わないかは、別の問題です。
たくさんの新郎新婦を見てきたゲストの目はごまかせませんので、理想だけ取り入れた衣装選びではなく、今の自分に本当に似合っている衣装選びをしましょう。
そのためには、第三者の意見に耳を傾けることが大切です。
ネットショッピングやフリマアプリなどでデザインだけで決めてしまうのではなく、必ず試着をしてプロによるアドバイスを受けることで大人ウェディングにふさわしい衣装に出会えることでしょう。
デザインだけでなく質にもこだわる衣装選びで、ワンランク上の大人花嫁スタイルが完成します。
例えば、白無垢であれば正絹と呼ばれるシルク100%で作られた着物にする、ウェディングドレスであればシルクの中の最上級と呼ばれるミカドシルクによって作られたドレスにするといったように見た目だけでなく肌触りも良いものを選ばれてはいかがでしょうか。
本物にこだわった衣装選びをすることで、ゲストとの距離が近くなった時でも、恥ずかしくなく自信を持つことができますよ。
5 大人婚でもらって嬉しいと感じる引出物は?
引出物選びも結婚式をより上質なものにするには、大切なポイントです。
引出物選びは、結婚式の悩みの一つとして多く挙げられています。
もらって嬉しいと思われるような引出物選びは、自分ではなかなか買えないもの、普段使いできるものや消耗品に注目して選ぶと失敗が少ないです。
定番のカタログギフトは、結婚式参列経験の多いゲストであれば大体の相場が分かってしまいます。
ここでケチってしまうとバレてしまう可能性が充分あります。
カタログギフトは、自分で欲しいものを選ぶことができて嬉しいですが、質にはこだわりましょう。
職人が作った食器、普段なかなか食べることができない食べ物などが載ったカタログギフトにすると喜ばれることでしょう。
形あるものではなく、体験型のプレゼントという手もあります。
高級ホテルのスパ体験ギフト券、レストランの食事券やシェフが自宅に来て料理を作ってくれる出張レストラン券などものではなく、思い出に残るギフトはいかがでしょうか。
自宅で体験できるようなものであれば、お子様がいるゲストも喜んでいただけるはずですね。
6 「Wedding table」より一言
大人婚にふさわしい至極のレストランをご紹介いたします。
Wedding tableがお料理に特徴のある会場をおすすめプランと併せてご紹介いたします。
この記事を書いた人
- 木幡
- Wedding table掲載のすべての結婚式場を現場でチェックしているトップコンシェルジュ。少人数・マタニティなどジャンルを問わず、自分たちらしい結婚式を挙げられるウェディングスタイルを提案。100以上の記事を執筆、監修。保有資格:「The Professional Wedding認定おめでた婚サポートプランナー」、マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」