レストランウェディングを挙げたい!準備期間と準備の流れを徹底解説!
はじめての方へ | 公開: / 更新:
一生に一度ともいえるウェディングは後悔のないよう、会場選びにこだわりを持つのが肝心です。
こだわりのある披露宴・食事会を行えることから、レストランで行う結婚式「レストランウェディング」は高い人気を集めています。
ただ、レストランウェディングを検討しているものの、どのように会場を選べばいいのか、また準備期間はどのくらい必要なのか、わからないという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、レストランウェディングを成功させるためのポイントや会場選びのコツ、さらに必要となる準備期間や準備の流れについて解説します。

レストランウェディングは何が魅力?
<画像出典:OCEAN Casita>
レストランウェディングとは、普段はレストランとして営業しているお店を会場にして、結婚式を行うスタイルを指します。
レストランウェディングの主なメリットは、以下の5つです。
1つ目は「料理がおいしい」ことです。結婚式を挙げるうえで、「料理」は重要なポイントになります。
レストランは料理の専門店であり、クオリティの高い料理を提供してくれるのが魅力です。
プロがきちんと式の進行状況を確認しながら、最適なタイミングでおいしい料理を出してくれます。
おいしい料理でもてなすことで、ゲストの満足度も高くなるでしょう。
また、レストランによってはあらかじめ相談することで、結婚式のオリジナルメニューを考えてくれる場合もあります。
レストランウェディングは食材・メニューに関するきめ細やかな対応が期待できるため、料理の内容にこだわりたい人にもぴったりです。
2つ目は「アットホームな雰囲気で挙式・会食ができる」という点です。
レストランウェディングは、大人数が入らない場所も多くあり大体、少人数結婚式になるため、必然的に新郎新婦とゲストの距離が近く、アットホームな雰囲気で挙式・会食を行えます。
かしこまった雰囲気は苦手、ゆったりと会話をする時間を確保したいなど、ゲストとの時間を大事にしたい人に向いています。
3つ目は「演出の自由度が高い」ことです。
レストランによっては会場を貸し切りにできたり、自分の好きなアイテムを持ち込めたりするなど、演出の自由度が高い傾向にあります。
新郎新婦の思い出の品を持ち込んで演出に使うなど、オリジナリティ溢れる結婚式にすることが可能です。
また、レストランによって内装やテラスなど、雰囲気が大きく異なります。
たとえば、洋館のようなレストランなら高級感のある印象、緑や花が豊かなガーデン付きレストランなら解放感のある印象を与えられます。
こうした店の雰囲気を演出に生かせるのも、レストランウェディングの大きな魅力です。
4つ目の「費用を抑えられる可能性がある」のもメリットです。
レストランウェディングとホテル・専門式場の結婚式では、費用のかけどころが違います。
ゲストの人数や立地などによって異なるものの、レストランウェディングは費用がリーズナブルに抑えられるケースが多くみられます。
そのため、結婚式にかける費用をできる限り抑えたい、節約したお金を新婚旅行や新婚生活に充てたいと考えている人にもおすすめです。
5つ目には「結婚記念日にも店を利用できる」ことが挙げられます。
結婚式を挙げた会場は、忘れることのできない大切な思い出の場所になるものです。
レストランウェディングなら、結婚記念日や誕生日などの特別な日に、気軽に訪れて食事を楽しむことができます。
結婚式でお世話になったスタッフに挨拶したり、結婚式の思い出を振り返ってみたりできるのが魅力です。
準備は見学をして会場を押さえるところから
結婚式を挙げるためには、さまざまな準備をする必要があります。
レストランウェディングを成功させるためには、まず納得のいくレストランを見つけて、「会場を押さえる」のが肝心です。
少人数ウェディングを希望している場合、レストランウェディングは自由度が高くおすすめです。
レストランウェディングに対応しているレストランは多くみられます。
インターネットや雑誌などでいくつか気になる会場をピックアップして、候補となるレストランを実際に見学すると良いでしょう。
見学は電話などでレストランに直接相談するのはもちろん、パートナーとのデートを兼ねて、営業日に料理の味や雰囲気を確認しにいくのもおすすめです。
きちんと自分の目で確認することで、理想のイメージに近い会場を選択できます。
なお、思い通りの日時に会場を確保するためには、半年以上前に準備を行うのが無難です。
場合によっては、1年以上前に会場を押さえておく必要があるケースもあります。
特に、縁起の良い日に挙式を希望していたり、人気のあるレストランを予約したかったりする場合は、早めの行動を心がけるのが大切です。
レストランウェディングの会場選びで気を付けたい点は?
<画像提供:OCEAN Casita>
会場選びをする際は、以下のポイントに気を付けるのが肝心です。まずは「何を持ち込めるか」という点です。
レストランが業者と提携している場合、自由に衣裳やアイテムが持ち込めない場合があります。
会場を予約する前に、あらかじめ持ち込めるものを確認しておくと良いでしょう。
さらに、「演出」についても気を付ける必要があります。会場によっては、やりたい演出ができない場合があるため要注意です。
自分がやりたい演出ができるかどうか、きちんとチェックするのが大切です。
また、会場によっては着替える場所がない可能性があるため、「控室の有無」も確認すべきポイントといえます。
遠方からゲストが来る場合、会場で着替えをしたいと考えるケースもあります。
ゲストが快適に過ごせるよう、控室について下調べをしておくのが肝心です。
それに加えて、「トイレの数」や「交通の便」にも要注意です。
ゲストの人数に対してトイレの数は充分か、また駅からの距離や駐車場の数などを確認しておくと良いでしょう。
小さな子どもや高齢のゲストを招く場合は、「会場の動線」にも気を配る必要があります。
会場までの段差はどうなっているか、また階段なのかエレベーターなのかなど、しっかりチェックしておくのが大切です。
さらに、理想の結婚式を実現させるうえでは「貸し切りが可能か」どうかもポイントです。
会場によっては、貸し切りにするのは難しいケースもみられます。
貸し切りが無理な場合は、充分な広さの個室があるのかどうか聞いてみることも必要でしょう。
また、「スタッフの接客」や「会場の設備」にも注意が必要です。
スタッフの質や会場の設備は、結婚式の成功を左右する重要な要素といえます。
レストランの見学に行った際に、きちんと自分の目でチェックしておくのが重要です。
どんなレストランがウェディング向き?
<画像出典:DANZERO>
レストランウェディングに向いている店は、以下の通りです。
まずは「ウェディング専属のスタッフがいるレストラン」です。
専属のスタッフがいるレストランなら、結婚式の準備から本番までサポートしてくれます。
結婚式に対して具体的なイメージが固まっていなかったり、サポートが必要だったりする場合は、専属のスタッフがいるレストランを選ぶのも一案です。
さらに、「ウェディングに利用されることが多いレストラン」もおすすめです。
挙式当日はバタバタと忙しく、新郎新婦が隅々まで目を配れないケースも多くみられます。
ウェディングに多く利用されているレストランなら、慣れたスタッフたちが式の進行をフォローしてくれます。
スタッフがウェディングに慣れていると失敗が少なく、安心して挙式を行えるのがメリットです。
また、「ゲストの顔ぶれに合う料理を提供してくれるレストラン」もウェディングに向いています。
料理の内容は、ゲストへのおもてなしの気持ちで選ぶのが肝心です。
新郎新婦の好みだけではなく、ゲストの好みに合う料理を提供してくれるレストランを選ぶと良いでしょう。
それに加えて、「通路を広めに確保できるレストラン」もおすすめです。
通路が広いレストランなら、衣裳を着ていても各テーブルを回りやすいというメリットがあります。
実際の準備期間はどれくらい?
会場を決めたら、挙式に向けて準備をする必要があります。
会場さえ押さえておけば、具体的な準備はおおむね「3~4カ月程度」でできるのが一般的です。
ただし、ゲストの日程調整やご祝儀のことなどを考えると、半年くらい前から準備を始めておくと安心でしょう。
焦らないように準備期間は余裕を持ち、結婚式で着る衣裳や演出、さらに会場の装飾や引き出物など、細かい部分までしっかりと考えておくのが肝心です。
レストランウェディングの準備スケジュール
ここでは、結婚式場と日取りが決まってから本格的な準備が始まる3~4ヶ月前からだいたいの準備スケジュールをご紹介します。
【3~4ヶ月前】打ち合わせが本格的にスタート
・ゲスト人数の決定
・招待状の準備・発送(カジュアルな結婚式であればWEB招待状でもOK)
・衣装セレクト(何度も衣装店に通う可能性があるので早めに行きましょう)
・演出、装花、必要なウェディングアイテムなどを検討する
・手作りするウェディングアイテムがあれば制作スタート
【2ヵ月前】結婚式のプログラムも本格的に検討します
・ある程度の挙式・披露宴のプログラムが決定
・料理、ドリンク、ケーキを決める
・引出物、引菓子の決定、手配
・BGMや会場装花、装飾を決める
【1ヶ月前】いよいよ本番目前!細かい部分も決めていきます
・衣装の小物なども確定し、最終フィッティング
・ヘアメイクリハーサル
・お車代、宿泊費などを用意
・スピーチや両親への手紙の内容を決める
・DIYアイテムの完成、会場へ持ち込む
・ブライダルエステ、ネイルなどに通う
素敵なレストランウェディングにしよう
紹介したポイントを参考にして準備を進めることで、満足のいくレストランウェディングに近づけられます。
パートナーとよく相談したうえで慎重に会場選びを行い、素敵なレストランウェディングを実現させましょう。
この記事を書いた人
- 木幡
- Wedding table掲載のすべての結婚式場を現場でチェックしているトップコンシェルジュ。少人数・マタニティなどジャンルを問わず、自分たちらしい結婚式を挙げられるウェディングスタイルを提案。100以上の記事を執筆、監修。保有資格:「The Professional Wedding認定おめでた婚サポートプランナー」、マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」