ナイトウェディングを挙げるならいつがいい?
挙式スタイル | 公開: / 更新:
結婚式は、お昼の時間帯に始まることが多いですが、夕方~夜に始まる結婚式のことを「ナイトウェディング」と呼びます。
明るい日中に比べて、日が落ちて幻想的な雰囲気が漂う夜の結婚式に憧れるという方が増えてきています。
ここでは、ナイトウェディングをご希望の方へご紹介したい情報をお伝えいたします。

ナイトウェディングの時期はいつがおすすめ?
ナイトウェディングは、一年中行うことができますが、季節ごとのナイトウェディングについて具体的にご紹介していきます。
<春> 3・4・5月
過ごしやすい気候になる春は、結婚式の人気シーズンですね。
4月は桜が咲く頃なので、桜がある会場は季節感が出て素敵です。3月、4月初旬の夜は、まだまだ肌寒い日が続くのでガーデンでの演出は、ゲストに合わせて考えましょう。
結婚式の需要が高まり、人気のシーズンなので、昼の結婚式は随分前から埋まっている可能性が高いですが、夜はまだ空いているということも多いです。
<夏>6・7・8月
6月は、ジューンブライドと呼ばれるように縁起が良いと人気ですが、一方で梅雨のシーズンなので結婚式を避ける方もいらっしゃいます。
ナイトウェディングは、雨の日でもおすすめです。
窓がある会場ですと、窓に付いた雨のしずくがキラキラ見えてとても幻想的ですよ。
7月、8月の結婚式は、暑い日が続くので結婚式が避けられがちですが、ナイトウェディングは気温が少し下がる夕方~夜にかけて行うので、日中より過ごしやすいでしょう。
夏は、結婚式を挙げる方が少なくなりますので、費用も抑えられ、日程も調整しやすい時期です。
<秋> 9・10・11月
春と同様に、過ごしやすく人気の時期です。
さらに、紅葉が見える会場ですと予約も埋まりやすくなってきます。気候が安定し、晴れの日も多い秋は、夜も過ごしやすいですね。
11月になると少し肌寒くなるので、長時間の外での演出は避けた方が良いでしょう。予算を抑えたい場合は、平日や六輝に合わせて選択してみてください。
<冬> 12・1・2月
寒くなる冬は、夏と同じく結婚式を行う人が少なくなります。
日が暮れるのも早くなりますので、日没のロマンチックな景色を楽しみたい方は、冬の日没時間を考えて開始時間を決めてみてください。
ガーデンでの演出は、暖房器具が無い場合は避けた方が良いですね。
12月は、クリスマスと合わせてクリスマスツリーを飾ったり、キャンドルで演出すると夜でしか味わえない幻想的な雰囲気になることでしょう。
ナイトウェディングのメリット
・予約が取りやすく、費用も抑えられる
人気が高まっているナイトウェディングですが、やはり人気なのは昼の時間に行う結婚式なので、お日柄が良く人気の会場の昼の予約が空いていなくても、でも夜の時間帯には空きがある可能性もあります。
また、ナイトウェディングは昼と比べて安いプランが出されていることが多いです。
平日は、夜であれば遠方の方も余裕を持って来やすく翌日は観光ができたり、仕事終わりのゲストも参加できることから、平日のナイトウェディングがおすすめです。ナイトウェディングの割引に加え、平日の割引が付きさらにお得に叶えられるでしょう。
「平日+夜」は、結婚式をお得に挙げるポイントですので、迷った時には思い出してみてくださいね。
・新郎新婦もゲストもゆったり過ごせる
挙式が始まる約3時間前には、会場に到着して準備がスタートすることが多いので、日中の結婚式でも意外に新郎新婦は朝が早いので忙しくバタバタしがち。ナイトウェディングであれば、お昼すぎくらいからお支度を開始しますので、気持ちに余裕が持てゆったりとお支度を進めることができます。
呼ばれるゲストも、同じくゆっくりお支度ができますね。
・ロマンチックな雰囲気で演出が映える
会場によっては、夜になるとまばゆい夜景が見えたり、キャンドルやイルミネーションを使った装飾があります。
昼には見ることのできないロマンチックな雰囲気が広がり、花火やキャンドルを使った演出などは、夜にぴったりですね。
ナイトウェディングは、海外のウェディングのような電飾を使ったおしゃれなコーディネートを楽しむこともできます。装飾を豪華にしなくても、夜景やイルミネーションが彩ってくれますので、装飾にかける費用を抑えることもできます。
ナイトウェディングのデメリット
・ゲストへの配慮が必要
夕方~夜にかけて始まるナイトウェディングは、呼ぶゲストへの配慮が必要です。
お子様やご年配の方がゲストに多い場合は、疲れてしまいますので避けた方が良いでしょう。
また、夜に結婚式を行うことは少し前では珍しかったため、ゲストへご理解していただくために事前にナイトウェディングについて説明しておくと良いですね。
遠方ゲストが多い場合は、宿泊施設の手配が必要となるため同時に確認しておきましょう。
宿泊は不要でも、会場からお住まいが遠い方であれば、終電まで余裕を持った時間でスケジュールを組むことが大切です。
・季節によっては注意したいポイントも!
1年中行うことができるナイトウェディングですが、夏に屋外で挙式や演出を行う時に注意したいのが、虫さされです。
蚊が多く発生する時期なので、虫よけスプレーを自由に使ってもらえるように用意しておく、ガーデンには虫よけ対策をしておくなどゲストが不快な思いをしないような対策を練っておきましょう。
さらに冬は、昼以上に気温が低いため屋外での演出はあまりおすすめできません。
冬の夜は、イルミネーションが映えますので屋内で見て楽しむ演出をしてみてはいかがでしょうか。
・2次会はその日に行えないケースも…
17時から挙式と披露宴と進めていった場合、結婚式はだいたい21時頃の終了となります。
そのあとに、2次会をスタートとなるとお子様がいらっしゃる方、次の日にお仕事や予定がある方の参加は難しいでしょう。参列するゲストに合わせて、2次会を行いたい場合は当日にするのか、後日にするのかを決めると良いですね。
【Wedding tableより一言】
ロマンチックで海外ウェディングのようにおしゃれなナイトウェディングはとても素敵ですね。
ナイトウェディングを行う際に、気を付けたいのはすべてゲスト目線で考えてみる事です。
メリットやデメリットを踏まえて、結婚式の時期や演出を決めてみてくださいね。
Wedding tableでは、ナイトウェディングにおすすめの結婚式場を無料でご紹介いたします。
こちらではナイトウエディングの失敗しないポイントをご紹介してます。
是非参考にしてみてください!
この記事を書いた人
- 辻原
- Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」