大人婚のアットホームな家族との結婚式に最適なドレスとは?
こだわり・アイディア | 公開: / 更新:
ウェディングドレスにはさまざまなデザインがあります。
そのどれもが美しいデザインなので、ドレス選びに迷ってしまうこともあるでしょう。
選び方は色々ありますが、一般的には挙式の目的を考えると選びやすくなるといわれています。
そこで、今回は家族との結婚式に適したドレスを紹介していきます。
家族との結婚式を行う予定があるけれど、どんなドレスを選べば良いのか分からないというような人には参考になる内容です。
自分に似合う素敵なドレスを選択して、思い出に残る結婚式にしましょう。

今さら聞けない!そもそも家族との結婚式とは?魅力とは?
家族との結婚式とは、家族や親族のみの少人数で行う結婚式のことをいいます。
新郎新婦とその両親のみの6名で行う場合や、兄弟・従妹・祖母祖父までを招待して30~40名程度で行う場合もあり、少人数の家族との結婚式でもさまざまです。
友人や会社関係のゲストはいないため、歓談の時間を大切に、料理にこだわるケースが多く、余興や演出は行わないカップルが増えています。
少人数であることで両家との距離も近く、和やかな雰囲気の中過ごすことができます。
また、新郎新婦にとっては、費用を抑えることもできるので、その分結婚式の引き出物や、結婚祝いのお返し、ハネムーンに使うこともできるのも魅力のひとつです。
どれがお好み?人気のドレスライン5選
結婚式に使用するドレスには、主に5つのタイプがあります。
この5つのタイプは、人気のドレスラインでもあるのです。
具体的には、Aライン、ベルライン・プリンセスライン、マーメイドライン、スレンダーライン、エンパイアラインの5種類になります。
これらの中から自分の好みで選んでも良いですが、それぞれのシルエットやデザインの特徴、ゲストの招待人数、会場の雰囲気なども考慮して選ぶと、より良いものとなるでしょう。
そこで、それぞれのドレスの特徴について詳細に解説していきます。
各ドレスの特徴を理解して選ぶことで、より良い選択ができるようになるでしょう。
二人で行う結婚式は一生に一度のものでもあり、ドレスにも妥協はしたくないものです。
自分たちはもちろん、式に参加するゲストにも喜んでもらえるような一着を探していきましょう。
Aライン
<画像出典:アンジェパティオ>
Aラインという言葉は普段着る洋服にも使われますが、ドレスにもこのようなシルエットがあります。
Aラインというのは、上半身から下半身にかけて、アルファベットのAのように広がっていくドレスを指します。
裾に向かうほど広がっていくので、まるでアルファベットのAのように見えるのが名前の由来です。
特徴としては、ウェディングドレスとしてはポピュラーなデザインで、どんな体型の人でも似合うことです。そのため、最も着こなしやすいデザインともいえます。
また人気のあるドレスラインなので、細かいデザインやサイズなどの種類も豊富に用意されていています。
このタイプは、その人の雰囲気や比較的どのようなスタイルの式場にも合わせやすいといえるでしょう。
多くの式場に映える、王道のドレスラインがAラインなのです。
ベルライン・プリンセスライン
ベルラインドレスはプリンセスラインと呼ばれることからも分かるように、まるでお姫様を連想されるような華やかなデザインが特徴的です。
シルエットも上半身は身体にフィット、ウエストはタイトに締め上げ、そこから下のドレスがふんわりと広がるようになっています。
このような上下のメリハリが特徴で、下半身のボリューム感が花嫁を引き立ててくれるでしょう。
また、このドレスラインは小柄な人や華奢な人にも人気のあることが特徴です。
特に身長が低いとドレスが似合わないと悩む人が一部でいますが、そんな人にもおすすめできるのがベルラインドレスになります。
なぜなら、下半身のボリューム感が着る人を引き立ててくれることと、全体のバランスも良くなるドレスだからです。
ただ、ドレスのボリュームがあり、トレーンも長いデザインが多い分、場所をとり動きづらくもなります。披露宴会場の大きさや食事の際の間隔がある程度取れるようであれば、おすすめしたいシルエットです。
マーメイドライン
<画像出典:アンジェパティオ>
少し大人っぽく、個性的に演出をしたいならマーメイドラインドレスもおすすめです。
このドレスは腰回りまでフィットする、タイトなシルエットが特徴的です。
マーメイドという名称の通り、まるで人魚を連想させるようなデザインとなっています。
また、女性らしい曲線美を強調するシルエットでもあるので、華奢で体型に自信のある人が選ぶ傾向があります。
細身で身長が高めの女性が最も映えるドレスともいえるでしょう。
そのほかにも、これまで紹介したドレスより、大人っぽい印象を与えることもできます。
そのため、可愛すぎるデザインが苦手という女性から支持が高いことも特徴となっています。
なお、背が低い人は着こなしにくいドレスと考えられがちですが、裾の部分にフリルなどをいれてボリューム感を出せば、違和感なく着ることもできるでしょう。
裾の部分にボリュームがでることで、全体のバランスが良くなるからです。
もし、マーメイドラインに抵抗がある方でも少しでも興味がある場合は、ぜひ試着してみることをおすすめします。
ほかのシルエットに比べ、スリムなデザインのため、会場の広さを気にすることなく着られるもの魅力です。
10名程度の結婚式であれば、会場もあまり広くない場合が多いので、豪華すぎずアットホームな家族との結婚式にはおすすめですね。
スレンダーライン
スレンダーラインのドレスは、ボディラインに沿ったシンプルなデザインが特徴です。
そのため、マーメイドラインのドレスと同様に、背の高い華奢な女性に似合うシルエットとなっています。
マーメイドラインとの違いとしては、よりシンプル志向なドレスであるということです。
華やかすぎる結婚式が苦手で、シンプルに式を行いたいという人には良いドレスといえるでしょう。
また、ドレスそのものよりも、着る人そのものを引き立てる一着ともいえます。
そのような観点から、高い美意識をもつ女性にもおすすめしたいドレスです。
そのほかにも、スレンダーラインのドレスには動きやすいという特徴もあります。
これは、シンプルなデザインで華美な装飾がないからです。
この特徴を活かして、式に参加してくれたゲストとたくさん触れ合うのも思い出に残るのではないでしょうか。
エンパイアライン
エンパイアラインはナチュラルで、少しカジュアルな印象も漂うドレスです。
そして、胸の下で切り替える、ハイウエストなデザインも特徴的といえるでしょう。
これはお腹を締め付けないことにも繋がるので、マタニティ花嫁にもおすすめできるドレスです。
また、全体のシルエットとしては、直線的なラインとなっています。
これに加えてハイウエストで切り替えるので、視線が高くなり、縦長に見えることも利点です。
このような特徴から、小柄な人でもスラリとした印象を演出することができます。
スレンダーラインのドレスと同様に、華美な装飾はあまりないので歩きやすさもあります。
こちらはナチュラルなデザインも特徴なので、レストランなどのカジュアルな式でも違和感なく溶け込むことでしょう。
ナチュラル志向のウェディングは近年人気なので、ドレスのデザインが気に入ったのなら、エンパイアラインを選んでみるのも良いでしょう。
家族との結婚式におすすめのウェディングドレスは?動きやすさや会場に合わせることも重要
家族との結婚式という観点で、どのようなウェディングドレスが良いのかも考えてみましょう。
そのときはデザインやシルエットも重要ですが、動きやすさも大切になります。
それは、少人数の挙式では新郎新婦は会場内を移動することが多くなるからです。
そのようなとき、ボリュームのありすぎるデザインなどは、動きにくくなってしまいます。
また、裾の長さにも注意しておかないと、予想以上に移動が大変になってしまうこともあります。
基本的にドレスを選ぶときは、見た目や自分自身に似合うかどうかで選ぶ人が多いですが、挙式のスタイルによっては、このような機能性も重要になってきます。
もちろん、最終的に決めるときは新郎新婦の価値観に基づいて決めればよいでしょう。
しかし、このような観点もあるということは、覚えておいても損はないものです。
ぜひ、ドレスを選ぶときは動きやすさにも注目してみましょう。
また、それぞれの会場に合わせたウェディングドレスを選ぶことも忘れてはいけません。
挙式スタイルが格式ある教会や大聖堂で行う場合、トレーンが長いデザインの方が映えますし、肌の露出を避けたデザインを選ぶ必要があるかもしれません。
逆に、ガーデンや人前式の挙式スタイルであれば、圧迫感を与えないようなナチュラルで動きやすいウェディングドレスが合うかもしれません。
会場の明るさや壁の色、ゲストとの距離感などにも注意して、素材の良さで選択する方も多くいます。
特に狭くコンパクトな会場の場合は、近くから見たときに伝わる素材などの上質さにこだわったり、一人で動き回りたい方は、軽やかでスリムなドレスがおすすめです。
少人数の家族との結婚式ならではの特別なウェデイングドレスの選び方
少人数婚とはいっても、家族や親族にとっては大切な結婚式。両親や親族はきっと楽しみにしているはずです。
ウェディングドレスは花嫁しか着ることのできない特別な衣装なので、ウェディングドレスを2着着る方も増えています。
家族との結婚式であれば、演出や余興などがなく、その分費用も安く抑えられることが多いので、挙式と披露宴(食事会)で異なるデザインのウェディングドレスを着てゲストに喜んでもらうのも、家族と過ごす結婚式ならではです。
もちろんお色直しは、カラードレスも人気ではありますが、年齢などで恥ずかしいと感じている花嫁もいらっしゃいます。大人の花嫁として演出したい方は、お色直しでウェディングドレスを選ばれてみてはいかがでしょうか。
なかなか決められないときは専門のコンシェルジュにアドバイスしてもらおう
結婚式に着るドレスというものは、普段は着る機会が無いものです。
そのため、どのドレスにして良いか、なかなか決められないという人もいるでしょう。
そのようなときにおすすめなのは、家族との結婚式について経験豊富なコンシェルジュに相談してみることです。
長年のさまざまな経験から、プロの視点を通してアドバイスしてもらうことが期待できます。
きっと、それぞれの式場の雰囲気に合わせて、適切なドレスの提案があることでしょう。
Wedding tableなら、少人数結婚式専門のコンシェルジュが多数在籍しています。
少人数結婚式専門のサービスとして、実績も豊富なので安心です。
具体的にどこに相談して良いか分からない人は、このようなサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
- 宮澤
- 婚礼衣装スタイリストとして、約1000組の新郎新婦をお手伝い。お客様の「やりたい」を実現するため、親身に、幅広い可能性を検討する接客が好評。新郎新婦たちが知りたい情報を提供できるよう日々奮闘中。これから迎える結婚式が楽しくなるような記事を多く執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」