【妊娠前期】妊婦の身体の変化・妊娠1ヶ月~4ヶ月(0週~15週)
マタニティ&パパママ婚 | 公開: / 更新:
妊娠中の女性の身体は、どのように変化していくのでしょうか?
週数ごとの身体の変化を追ってみましょう。

妊娠1ヶ月(0~3週)のママ
妊娠週数は、最終月経の開始日を『0日目』として計算します。
・妊娠1週目 最終月経期間
・妊娠2週目 排卵・受精
・妊娠3週目 着床して妊娠成立!
妊娠1ヶ月目の終わりころになると、においに敏感になったり、眠気や熱っぽさを感じることもあります。
妊娠1ヶ月(0~3週)の赤ちゃん
『胎児』になる前、大きさ約1mmの『胎芽(たいが)』と呼ばれる時期です。
・妊娠2週目 精子と卵子が出会い、受精卵に。細胞分裂を繰り返しながら子宮へと移動
・妊娠3週目 受精卵が子宮内膜に着床して、妊娠が成立
この時期のパパへ
ママと違って、パパはなかなか妊娠&出産の実感がわかないものです。
一番辛いのはママ本人。パパの協力を必要としています。
ママと赤ちゃんのためにも、パパがサポートしながら、貴重なこの時間を楽しみましょう!
妊娠2ヵ月(4~7週)のママ
月経の遅れ、体調の変化などにより妊娠に気づく方が多くいます。
早い人ではつわりが始まる方もおり、症状と程度にはかなりの差がありますが、食後の吐き気や、空腹時の胃のむかつき、においに過敏になるなど生じることがあります。
子宮が大きくなることにより圧迫されてトイレが近くなったり、基礎体温の上昇により熱っぽい感じが続くなどを感じることもあります。
妊娠2ヵ月(4~7週)の赤ちゃん
・身長約1cm 体重約4g およそ さくらんぼ1個分
6週目には心音を確認できるように、7週目には体も2頭身になり身長も約1cmまで成長します。
中枢神経が形成され、心臓や目、手足などの重要な器官が作られ、薬や放射線による影響を最も敏感に受ける時期です。
この時期のパパへ
パパになることへの喜びと戸惑い、両方の思いがあって当然だと思います。
ママに妊娠への喜びをしっかり伝えて、一緒に喜びを分かち合いましょう!
つわりが始まるこの時期は、心も不安定になりがちで普段通りの生活が難しいこともあるので、パパがしっかりと寄り添ってあげましょう。
妊娠3ヶ月(8~11週)のママ
つわりがピークを迎えるため、少量ずつ食べましょう。水分だけはしっかりとるようにし、無理をせず、安静に過ごすことが大切です。
水分もとれないという状態は『妊娠悪阻(にんしんおそ)』の可能性もあるので、病院に相談しましょう。
イライラすることが増えます。
出血が見られることがあり、病院に電話をして指示を仰ぎ、安静に過ごしましょう。
妊娠3ヶ月(8~11週)の赤ちゃん
・身長約4〜6cm 体重約30g およそ いちご1個分
頭・足・胴が発達して2頭身から3頭身になり、手足の指が分かれてつめも生え始めます。
脳や心臓など内蔵の基礎も形成され、赤ちゃんは子宮の中で羊水を飲み、おしっことして排出し始めます。
この時期のパパへ
つわりがひどい時期になり、家事はもちろん、食事もなかなかとれなかったりするため、パパができることは率先して手伝いましょう。
『母子健康手帳』をもらいに行ったり、出産予定日の確定に合わせて出産する病院を決め、『分娩予約』をしたりと、手続きが多い時期になります。
妊娠4ヶ月(12~15週)のママ
つわりが落ち着いてくる時期です。
体内のホルモンのバランスも安定してくるので微熱やだるさも軽減してきます。
お腹もすこしずつ大きくなり、乳房も張ってくるので、体型に合った、ゆったりとしたマタニティウェアや下着を準備していきましょう。
妊娠4ヶ月(12~15週)の赤ちゃん
・身長約15cm 体重約100g およそレモン1個分
心臓、肝臓、胃、腸などの内臓器官や骨格はほとんど完成し、心拍動が今まで以上にはっきりと確認できるように!
透明だった皮膚の色も徐々に赤みを増してきます。
この時期のパパへ
つわりも終わりかけになり、一緒に食生活を改善したり、気分転換に近所をのんびり散歩したりするのもおすすめで、ママとのゆっくりした時間を楽しみましょう。
こちらでは妊娠周期に合わせて、結婚式当日に気を付けるべきことを詳しくご紹介しております。
この記事を書いた人
- 加藤
- 婚礼衣装スタイリストとして、約1000組の新郎新婦を担当。ドレスの仕入れ担当経験から、トレンドを押さえ、お客様の要望に合わせた幅広いご提案、アドバイスが得意。スタイリストの経験で培った接客力を活かし、お客様に合った結婚式スタイル、結婚式場のご提案を心がけています。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」