気になるレストランウェディング(結婚式)の予算はどれくらい❓平均費用の相場と節約のコツは❓
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
思い出深い結婚式にしたいと考えた場合、レストランウェディングは有力な選択肢の一つになります。
なぜなら、おいしい料理やアットホームな雰囲気など、多くの魅力があるからです。
ただ、自由度の高いスタイルだけに、あれもこれもと考えている内に予算が膨れ上がる心配があります。
また、実際の相場がどの程度なのかも気になるところです。
そこで、一般的なレストランウェディングの予算はいくらくらいなのか、
その内訳にはどのようなものがあるのか、
さらには、予算を少しでも抑えるにはどういった工夫をすればよいのかなどといった点について解説をしていきます。

1 レストランウェディング(結婚式)の費用相場は?
一言で相場といっても、実際の金額は選択したレストランやプラン・時期などによって大きく変わってきます。
そのため、すべてをひっくるめて平均値を出してもあまり意味はありません。
そこで、まずは東京都で一般的なレストランウェディングを行うと仮定します。
その場合、ゲストの人数が50~80名程度だとすると、費用相場は250~350万円程度です。
これをベースの数字として、そこに諸条件を加味していきます。
たとえば、結婚式が挙げられるレストランには平日限定プランやシーズン限定プランなどといった具合に、さまざまなウェディングプランが用意されています。
それらをうまく活用すれば、レストランウェディングの費用を相場よりも低く抑えることは可能です。
逆に、大安や春秋シーズンといった人気の時期には通常時よりも料金がアップする場合があるので注意が必要です。
また、ゲストの人数が30人程度と、比較的小規模の結婚式の場合は費用もそれだけ安くなります。
それに、大規模なレストランを借りなくてもよくなるので、選択の幅が広がるというメリットもあります。
選択肢が増えれば、それだけ費用を安く抑えられるところを探しやすくなるというわけです。
ちなみに、ホテルや結婚式場で結婚式を挙げた場合と比べると、レストランウェディングの費用相場は数十万円程度安いといわれています。
したがって、実際の費用は条件によって大きく変わってくるものの、予算をなるべく抑えたい場合にはレストランウェディングはおすすめできる選択肢だといえます。
また、自己負担金のほかに両親から援助をいただけるケースもありますので、おふたりの中でおおよその費用を決めておきましょう。
2 レストランウェディング(結婚式)費用の特徴・ポイント
専門の式場やホテルなどの結婚式の多くは、あらかじめ用意された定番の流れによって行われます。
なぜかというと、独自の演出を行おうとしても、そのために必要な設備や道具の持ち込みを制限されてしまうからです。
また、司会者や装花、ドレスなどがセット価格として組み込まれているケースも多いので、こちらの要望をさしはさむ余地があまりありません。
それに対して、レストランウェディングでは演出や装飾などの自由度が高いという魅力があります。
それは同時に、費用もこちら側である程度コントロールできることを意味します。
たとえば、なるべく費用を抑えたいのであれば、低予算でも行える演出を考えればよいわけです。
その代わり、セット価格や割引価格がないケースが多いのがデメリットだといえるでしょう。
一般的な結婚式場などでは特別な演出でもセット価格にすることによって比較的安い費用で行うことができますが、レストランウェディングの場合は、演出や装飾に凝れば凝るほど費用は一直線に積み上がっていくことになります。
したがって、無駄を削ってなるべく安く抑えたいのならレストランウェディング、限られた予算でそれなりに華やかな式を挙げたいのなら結婚式場やホテルなどが有利だといえます。
いずれにしても、どのような式にしたいのかを明確にした上で費用について考えることが大切です。
3 レストランウェディング(結婚式)予算・費用の内訳
こまごまとしたものまで挙げていけばきりがありませんが、予算の内訳の代表的な項目としては挙式費用、会場使用料、料理・引き出物・装花・衣装・写真代などがあります。
これらを総計すれば、全体の費用がどの程度になるかが見えてくるはずです。
ちなみに、レストランウェディングの場合は会場使用料がゼロになるケースも少なくありません。
レストランはあくまでも料理を提供するのが本分なので場所代はいらないというわけです。
また、会場によっては持ち込み料が無料となっているところもあります。
そうしたところを選べば、「衣装代」「写真代」「演出代」といったコストをより低く抑えることができます。
このように、どの会場を選択するかによって予算の内訳はかなり異なってくるという事実を理解しておきましょう。
次に、料理や引き出物の費用ですが、これはゲストの人数によって大きく変わってきます。
したがって、おおよその人数を想定してから費用について検討することになります。
料理に関してはランクによってかなり値段に幅があるのが悩みどころです。
費用を抑えたいのなら、ランクを落としたいところですが、ゲストに満足してもらいたいと考えるとそれもためらわれます。
ただ、そうはいっても、もともと料理のクオリティが高いのが特徴であるレストランウェディングなら、それなりの予算でゲストに満足してもらえる料理を提供することも十分可能です。
4 レストランウェディング(結婚式)予算・費用を抑える工夫やコツの3つのポイント
挙式スタイル
結婚式は2人が永遠の愛を誓い合う場でもあります。
そして、その方法として、一般的に採用されているのがキリスト教式です。
しかし、それを行うにもコストはかかります。牧師さんや聖歌隊に式場へ来てもらわなくてはならないからです。
一方、キリスト教式に変わって増えてきている挙式スタイルに人前式があります。
ゲストが証人となる形で新郎新婦が互いの愛を誓うというもので、レストランの中でも気軽に行うことができます。
なにより、牧師さんへの謝礼などが不要になるのでリースナブルに挙げられます。
キリスト教式から人前式に切り替えれば、それだけで数万~数十万円の節約になるでしょう。
演出や生花(装花)代
結婚式の装花についてですが、生花は値段が高いのがネックです。
とにかく派手な方がいいからと、何も考えずに生花で目一杯飾り付けを行うと、あっという間に予算オーバーということにもなりかねません。
そこでまず、会場となるレストランを入念にチェックし、本当に装花が必要なのはどの部分かを見極めることが大切です。
その上で、残りをバルーンやキャンドル、造花などに置き換えると、かなり費用を抑えることができます。
装花の方は式が終わる前に一旦下げ、ミニブーケにしてゲストにプレゼントするのもよいでしょう。
そうすることで、プチギフト代の節約にもつながります。
持ち込めるアイテムの確認と手作りできるアイテムは自分たちで用意する
会場を決める前に持ち込み料に関して必ず確認しておくことをおすすめします。
持ち込むアイテムの予定がなくても、準備を進めていくうちに自分たちで用意したくなるアイテムもあるかもしれません。
持ち込みをしても無料になるアイテムの多くは席札や席次などのペーパーアイテムです。
これを会場側に依頼すると、10万円以上かかってしまったというケースも珍しくありません。
そこで、手作りキットを入手して自分たちで作成するという手段があります。
もし、それが難しいというのであれば、外注で用意するのもよいでしょう。
手作りよりは高くなりますが、会場側に依頼するのと比べると安上がりです。
それから、引き出物も自分たちで用意するというのも一つの手です。
工夫次第でより安く購入できますし、デパートやネットショップなどを利用すればポイントを得ることもできます。
そして、貯まったポイントで必要な小物などを購入すれば、さらなる節約につながるというわけです。
ただし、引出物を持ち込むと一つにつき、持ち込み料を負担しなければいけない会場も少なくないため、確認が必要です。
最後に忘れてはならないのがレストラン選びです。
どのレストランを選ぶかによって費用は大きく変わってくるため、事前の情報チェックを怠らないようにしましょう。
6 レストランウェディング(結婚式)を選ぶときのポイントは?
<画像出典:レガート>
結婚式の費用や予算重視で会場を決めるのも大切なポイントではありますが、
決めたあとに「もっとこうだったら良かった」など後になって後悔してしまう可能性もあるので留意したいところです。
まずは、挙式会場があるかどうか確認をしましょう。
レストランによっては、挙式専用のスペースを持ち合わせていない会場もあります。
会場探し・見学のときから挙式会場があるかどうかチェックし、ない場合はどのような選択肢があるのか、お二人の希望に合っているのかしっかり見定めるようにします。
次に、招待するゲストの人数がレストランの収容人数と合っているか確認します。
例えば、30名ご招待予定の場合、最大35名まで収容可能な会場にしたとします。
5名ほどのゆとりがあるから安心と思いがちですが、最大人数に近い人数をお呼びすることはおすすめできません。
収容人数の表記は、披露宴会場に最大限入れる人数を表している会場が多いです。
ゆとりのあるテーブル配置を考えると、収容人数ギリギリのゲストをご招待した場合、実際はかなり窮屈に感じてしまうでしょう。
よって、会場の最大収容人数より、その披露宴会場に合ったおすすめの人数を聞くようにしましょう。
レストランウェディングは他の専門式場やホテルに比べて、設備が整っていないこともあります。
どのくらい設備がしっかり整っているか事前に確認しましょう。
挙式会場はもちろん、新婦のブライズルームや控室、照明や音響などの設備、またお化粧室の数などもチェックすることをおすすめします。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。300組の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。