レストランウェディングの費用相場は?安く抑えるコツとポイント
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
レストランを貸切り、美味しい料理とアットホームな雰囲気でおもてなしができる人気のレストランウェディング。
料理に一番こだわりたい場合、レストランウェディングはとてもおすすめです。
ホテルやゲストハウスなどの結婚式場と比べると、少人数向けにちょうど良い広さの会場が多く、アットホームな結婚式を挙げたいカップルにはぴったりです。
そこで、一般的なレストランウェディングの費用やその内訳にはどのようなものがあるのか、
さらには、費用を少しでも抑えるにはどういった工夫をすればよいのか等といった点について解説をしていきます。
レストランウェディング(結婚式)の費用相場は?
相場といっても、実際の金額はレストランのランクやプラン・開催時期などによって大きく変わってきます。
例として、
ゲスト人数50~60名程で、東京都で一般的なレストランウェディングを開催する場合の費用相場
- 250~350万円程度です。
ゲストの人数が30人程度と、少人数結婚式の場合の費用相場
- 150~200万円程度です。
人数に比例して費用もその分安くなります。
また大規模なレストランを借りなくてもよくなるというメリットもあります。
自分たちのゲスト人数に合わせたレストランを探しやすくなるというわけです。
レストランウェディングは安い?結婚式場との比較
専門式場、ホテル、ゲストハウスで結婚式を挙げた場合と比べると、レストランウェディングの費用相場は数十万円程度安いといわれています。
最近のレストランウェディングは、上質なウェディングが叶う上、ゲストハウスや専門式場と肩を並べるほど設備が充実しているレストランが増えています。
ゲストハウスは貸切でプライベートな時間を過ごせる分、会場を自由にできるからこそ装飾にこだわりたいという人も多く、平均費用は高めになりやすいです。
レストランウエディングは、食事や会話を楽しむことを重視する方が多く、特別な演出をしない傾向があり、費用が抑えられたりするため結婚式場と費用を比較をすると安くなります。
とはいえ、五つ星レストランかカフェレストランかで金額に幅があったり、ゲストハウスのほうがゲストに結婚式を満喫してもらえたりするので、それぞれのメリット・デメリットを考慮したうえで判断しましょう。
レストランウェディング費用の特徴・ポイント
結婚式の流れは、専門の式場やホテルなどの結婚式の多くは、決められた定番の流れに沿って行われます。
なぜかというと、独自の演出を行おうとしても、そのために必要な設備や道具の持ち込みを制限されてしまうからです。
お料理の提供時間やゲスト同士がバッティングしないよう分単位でスケジューリングされているので、決められた内容でセレモニーを行う必要があります。
また、司会者や装花、ドレスなどがセットプランとして見積もりに組み込まれているケースも多いので、セットプランを使用する際、不要の項目は権利放棄となります。
いずれにしても、どのような式にしたいのかを明確にした上で費用について考えることが大切です。
レストランウェディングでは、より料理にこだわれる点が魅力の1つです。
メニューやアレンジの幅が広いので、新郎新婦にまつわる思い出のメニューや、出身地の名産物を使った料理など、こだわりの料理を計画することができます。
ただ、高級食材を使用しすぎて高くなってしまったり、反対に費用を抑えることを重視しすぎて料理が物足りなくなってしまうので、予算をもとにレストラン側としっかりと相談をしながら決めていく必要があります。
レストランウェディング費用の内訳
こまごまとしたものまで挙げていけばきりがありませんが、予算の内訳の代表的な項目としては以下のとおりです。
- 挙式費用
- 会場使用料
- 料理代・ドリンク代
- 引き出物
- 装花
- 衣装代
- 着付け・ヘアメイク代
- 写真代
- サービス料
などがあります。
ゲスト人数によって費用が変動するものと、ゲスト人数に関係なく固定の費用があります。
それぞれの項目によって、さらに費用が発生する小物なども多くあります。
一般的な結婚式場も同様ですが、レストランによってプランの内容は様々あります。
プランに入っていないものを追加したり、プランに含まれていなけば、自分たちで用意できそうなアイテムを準備をします。
大きく費用が変わるのは写真代です。
通常は会場側がプロカメラマンを用意してくれますが、会場に依頼するとカメラマン代+アルバム代で10万~15万円ほどはかかります。
料理や引出物の費用ですが、これはゲストの人数によって大きく変わってきます。
したがって、おおよその人数を想定してから費用について検討することになります。
料理に関しては、レストランのランクによってかなり値段に幅があります。費用を抑えたいのなら、ランクを落としたいところですが、ゲストに満足してもらいたいと考えると悩ましいところでしょう。
そうはいっても、もともと料理のクオリティが高いのが特徴であるレストランウェディングなら、それなりの予算でゲストに満足してもらえる料理を提供することも十分可能です。
レストランウェディングの費用を安く抑えるコツとの3つのポイント
レストランウェディングの節約できるコツは以下の通りです。
- 挙式を人前式にする
- 演出・装花代を工夫する
- 手作りアイテム
の3つです。それぞれについて詳しく解説します。
1.挙式を人前式にする
結婚式は2人が永遠の愛を誓い合う場でもあります。
その挙式方法として、一般的に行われているのがキリスト教式(教会式)と人前式です。
教式を行うにもコストはかかります。
キリスト教式(教会式)では、牧師さんや聖歌隊・オルガニストなどの手配が必要になります。
一方、人前式では、ゲストが証人となる形で新郎新婦が互いの愛を誓うというもので、レストランの中でも行うことができます。
なにより、牧師さんへの謝礼などが不要になるのでリースナブルに挙げられます。
キリスト教式から人前式に切り替えれば、それだけで数万~数十万円の節約になるでしょう。
2.演出・装花代を工夫する
結婚式の装花について生花は値段が高いのがネックです。
チャペルや会食会場などとにかく派手な方がいいからといって、何も考えずに生花で目一杯飾り付けを行うと、あっという間に予算オーバーということにもなりかねません。
そこでまず、お店ごとにコンセプトに沿って装飾やコーディネートがされていますが、結婚式ではそれを上手く活用して、ふたりらしい空間づくりを演出してみてください。
会場となるレストランを入念にチェックし、本当に装飾が必要なのはどの部分かを見極めることが節約にはとても大切です。
その上で、残りをバルーンやキャンドル、アートフラワーなどに置き換えると、かなり費用を抑えることができます。
使用した生花は式が終わる前に一旦下げ、ミニブーケにしてゲストにプレゼントするのもよいでしょう。
そうすることで、プチギフト代の節約にもつながります。
また、レストランウェディングを開催するなら、節約しながらでもできる演出をぜひ取り入れて欲しいのです。特に食・料理に関する演出です。
シェフによる料理の説明や調理パフォーマンスなどは、食材へのこだわりをシェフが語ることでより料理がより美味しく楽しむことができるでしょう。
3.手作りアイテム
会場を決める前に持ち込み料を必ず確認しておくことをおすすめします。
持ち込むアイテムの予定がなくても、準備を進めていくうちに自分たちで用意したくなるアイテムもあるかもしれません。
持ち込みをしても無料になるアイテムの多くは、席札や席次などのペーパーアイテムです。
これを会場側に依頼すると、10万円以上かかってしまったというケースも珍しくありません。
そこで、手作りキットを入手して自分たちで作成するという手段があります。
もし、それが難しいというのであれば、外注で用意するのもよいでしょう。
手作りよりは高くなりますが、会場側に依頼するのと比べると安上がりです。
それから、引き出物も自分たちで用意するというのも一つの手です。
工夫次第でより安く購入できますし、デパートやネットショップなどを利用すればポイントを得ることもできます。
そして、貯まったポイントで必要な小物などを購入すれば、さらなる節約につながるというわけです。
ただし、引出物を持ち込むと一つにつき、持ち込み料を負担しなければいけない会場も少なくないため、事前確認が必要です。
最後に忘れてはならないのがレストラン選びです。
どのレストランを選ぶかによって費用は大きく変わってくるため、事前の情報チェックを怠らないようにしましょう。
レストランウェディングの注意点
先入観やイメージに惑わされない
レストランウェディングは、「カジュアル」「少人数結婚式」「ホテルや専門式場に比べて安い」というイメージを持たれている方が多くおります。
数年前は、「海外挙式後のお披露目会」や「1.5次会」でレストランウェディングをされ、結婚情報誌やインターネット上で安く行えると紹介されることが多かったためです。
そのため、「カジュアルなウェディングパーティ」や「結婚式の費用が抑えられる」といったイメージが今も残っております。
実際、現在のレストランウェディングではそのようなことはなく、
上質な空間の高級レストランウェディングが叶う上、ホテルや専門式場と肩を並べるほど設備が充実しているレストランが年々増えております。
都内にはミシュランの星を獲得したレストランが多く、またミシュランに載らなくても、有名シェフはたくさんいます。
また、レストランのお客様に接しているサービススタッフが披露宴でもゲストのテーブルにつき結婚式のおもてなしを行うレストランがほとんどです。
そのためサービスも一流です。
ウェディングプランナーの有無を確認する
レストランには専任のウェディングプランナーが在籍していないこともあります。
その場合は自分たちで演出や装飾の手配、レストランの担当者とのやり取りなどを行う必要があります。
思ったよりも手間や時間がかかる可能性もありますので、事前に確認しておきましょう。
ゲストに事前にドレスコードを伝えておく
結婚式に招待するゲストへは事前にドレスコードを伝えておきましょう。
新郎新婦のおふたりが、カジュアルなパーティをイメージし、ゲストにカジュアルな装いで参列してほしいと計画していることもあるでしょう。
しかし事前にゲストへ伝わっていない場合、ゲストはドレスアップした正装で参列します。
おふたりの結婚式はどのような雰囲気なのか、どんな装いで参列してほしいのか、おふたりオリジナルのドレスコードがあるのか等必ず伝えておく必要があります。
レストランウェディングを選ぶときのポイントは?
<画像出典:レガート>
結婚式の費用や予算重視で会場を決めるのも大切なポイントではありますが、
決めたあとに「もっとこうだったら良かった」など後になって後悔してしまう可能性もあるので慎重に決めたいところです。
まずは、挙式会場があるかどうか確認をしましょう。
レストランによっては、挙式専用のスペースを持ち合わせていない会場もあります。
会場探し・見学のときから挙式会場があるかどうかチェックし、ない場合はどのような選択肢があるのか、ふたりの希望に合っているのかしっかり見極めましょう。
次に、招待するゲストの人数がレストランの収容人数と合っているか確認します。
例えば、30名ご招待予定の場合、最大35名まで収容可能な会場にしたとします。
5名ほどのゆとりがあるから安心と思いがちですが、最大人数に近い人数をお呼びすることはおすすめできません。
収容人数の表記は、披露宴会場に最大限入れる人数を表している会場が多いです。
ゆとりのあるテーブル配置を考えると、収容人数ギリギリのゲストをご招待する場合、実際はかなり窮屈に感じてしまうでしょう。
よって、会場の最大収容人数より、その披露宴会場に合ったおすすめの人数を聞くようにしましょう。
レストランウェディングは他の専門式場やホテルに比べて、設備が整っていないこともあります。
どのくらい設備がしっかり整っているか事前に確認しましょう。
挙式会場はもちろん、新婦のブライズルームや控室、照明や音響などの設備、またお化粧室の数などもチェックすることをおすすめします。
レストランウェディングでお悩みならWedding tableへ
レストランを貸切り、美味しい料理とアットホームな雰囲気でおもてなしができる人気のレストランウェディング。
費用を少しでも抑える工夫をしながらおふたりらしいレストランウェディングで、ゲストへのおもてなしも叶えましょう。
ふたりのこだわりたい部分や譲れないポイントを整理し、立地・会場の雰囲気・お料理の美味しさなどお二人が何を重視するかでレストラン選びは変わってきます。
数あるレストランウェディングの中からおふたりにぴったりの会場を探すのは、自分達ではなかなか難しいものです。
たくさんの結婚式場を見てきたWedding tableのスタッフだからこそ、おふたりが求めている理想のレストランウェディングをご紹介できます。
ご相談はいつでも、何度でも無料で可能です。Wedding tableへお気軽にご相談くださいませ。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。