少人数結婚式のノウハウ!少人数婚の招待状は手作りする?誰かに頼む?
こだわり・アイディア | 公開: / 更新:
結婚式の「招待状」については、なるべく早くに準備を始めたい事項の一つです。
今回は、手作り招待状の作成手順や、プロにお任せするメリット、招待状によるさりげないおもてなしについてお話しします。
意外と手間がかかります! 手作り招待状を作るために必要な行程とは?
「簡単に作れそうだし、自分で作った方が結婚式の費用も抑えられるかも」と、招待状を手作りされる新郎新婦様は多くいらっしゃいます。
ですが、手作り招待状の作成は意外と手間がかかることをご存じでしょうか?
招待状を作成する手順は、こちらです。
① ご自身で招待状の文面とレイアウトを考える
② 会場案内図を作る
③ 封筒と用紙を準備
④ 印刷
⑤ 封筒に筆文字で宛名を書く
⑥ 封筒に招待状と同封物を入れる
⑦ 発送
①については、句読点や忌み言葉を使わないという決まりがあり、ゲストに失礼がないように配慮しなければなりません。
時間がかかりそうなのは③。
文房具店に行くと用紙や封筒の種類が多すぎてどれにしたらよいか迷ってしまいます。
⑤は、筆文字がお得意でなければ大変な作業です。
最後段階の⑥も、封筒に入れるペーパー類は3〜5点と意外と多く、入れ忘れがないか入念に確認する必要があります。
手作りの招待状を作った新郎新婦に後日お話しを伺いましたが、みなさん口をそろえて「招待状は会場に頼んだ方がラクでよかったかも」とおっしゃっていました。
少人数婚だからこそ「きちんと感」の差が出る招待状はプロにお任せ
大切な方をお招きする少人数結婚式ですから、招待状や席札などのペーパー類でもゲストにもてなしの心を伝えませんか?
少人数の結婚式を希望される新郎新婦様は、ゲストおひとりずつとのコミュニケーションの時間を大切にされ、演出に予算を大きくとらない傾向にあります。
演出にウェイトを置かない分、ゲストが直接手に取るペーパー類にお金をかける新郎新婦様もいらっしゃいます。
招待状は、最低5通から注文できるため少人数結婚式にも向いていますし、1通あたりの費用も500円~800円と、そう高くはありません。
また、結婚式会場によってはメインのお料理をゲストごとに事前に2〜3種から選べる会場もございます。
メインのお料理の選択やアレルギーの有無の確認、小さいお子様へのご対応なども含め、会場がみなさまに最高のおもてなしをするために重要な情報源としているのが、返信用はがきに書かれたゲストからのメッセージです。
なにより、おふたりにかかる労力を大きく省けるという点からも、招待状は結婚式会場など専門家に任せることをオススメしています。
専門家に任せる場合は、納期を事前に確認しておきましょう。最短で1週間以内に作成できるところもありますが、お急ぎで必要な方は納期の確認をしておくと安心ですね。
親族だけで行う少人数の結婚式に馴染みのないゲストもいるので、親族のみの少人数婚であることを招待状で伝えてあげると安心です。
また、服装について指定がある場合も招待状に必ず記載しましょう。
プロにお任せするときのポイントは?
最低注文数が5枚以下でも受けてくれる業者もありますので、少人数結婚式でもプロに作成してもらうことはできます。
プロに頼むポイントをいくつかご紹介します。
最低ロット数というものがあり、発注可能な枚数は何枚からなのかは、必ず確認すべき項目です。
同じ業者でも、招待状の種類によっては、最低ロット数が違ってくるものがありますので注文前に確認しましょう。
招待状は、はがきや封筒の紙だけの手作りキットタイプと印刷まで全て業者が行ってくれるタイプの大きく2種類に分かれます。
頼んだ招待状が届いたら、宛名書きは自分でしなければならなかった…ということにならないように、こちらも確認が必要です。
また、招待状のセットには何が含まれて届くかも確認してください。
一般的な結婚式の招待状には、結婚式の詳細が記載された本状、本状を包むカバー、返信はがき、封筒、封シール、挨拶をする方に依頼するためには付箋が必要です。
業者に依頼する時は、どこまでがセットになっているかをチェックして、注文すると良いでしょう。
無料でサンプルを送ってくれる業者や届いたあとに修正したい場合でも、1回目は無料で修正を行ってくれる業者もあります。
プロにお任せする前に、ポイントを押さえて失敗ない招待状作りをしましょう。
少人数結婚式の準備期間については、詳しくこちらで解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
親族のみの少人数婚なら、招待状をあえて作らないという方針もアリ
ごく少数での結婚式の場合、紙の招待状ではなく電話やメールでご招待するという方法もあります。
マタニティウェディングのようにお急ぎで出欠確認をしたい場合、回答期日まではがきが来るのを待つのはじれったいものです。
電話やメールの方が早く回答を得られることが多く、返信のお願いをしやすいため、あえて招待状を送らないという新郎新婦様もいらっしゃいます。
また、紙の招待状を送った場合でも、少人数婚は参加者の把握がしやすいため、返信はがきでの返答をいただかないこともあります。
形式上、招待状は送りますが少人数のため、出欠確認は電話やメールでも充分です。
ですが、少人数の結婚式であっても会社の上司をお招きする場合は、失礼がないように紙の招待状をお送りしましょう。
招待状を送らないと決めた場合は、招待状にかかるはずだった費用を引き出物やお料理のグレードアップにまわすことができます。
必要と感じない部分は省き、力を入れたい部分に費用をかけることができれば、新郎新婦のおふたりにとってもゲストにとっても最高の結婚式になります。
招待状はゲストのご希望をお伺いするための大切なアイテムであり、おもてなしのひとつでもあります。
Wedding tableのカウンターでは、ゲストの人数や招待状についてのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
お待ちしております。
この記事を書いた人
- 宮澤
- 婚礼衣装スタイリストとして、約1000組の新郎新婦をお手伝い。お客様の「やりたい」を実現するため、親身に、幅広い可能性を検討する接客が好評。新郎新婦たちが知りたい情報を提供できるよう日々奮闘中。これから迎える結婚式が楽しくなるような記事を多く執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」