少人数結婚式で着るウェディングドレス!知って納得のポイントを抑えよう
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結婚式でのドレスは、花嫁の美しさを引き立てる重要なアイテムのひとつです。
一言でドレスと言ってもさまざまな種類があるため、たくさんの選択肢の中から、自分にぴったり合うドレスが見つけられずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
一生に一度の機会だからこそ、失敗しないドレス選びをしたいですよね。
少人数で結婚式を行う場合は、少人数だからこその注意点もあります。
少人数結婚式で花嫁が選ぶべきドレスのポイントをさまざまな視点からご紹介します。

1 花嫁の体型に合う?
普段の洋服選びでも、お店に飾ってあるときは素敵に見えたのに、実際に着てみたらイメージと違うこともありますよね。
ウェディングドレスも同じで、単体でみたときと実際に着てみたときでは、イメージが異なることがほとんどです。
ウェディングドレスを美しく着こなすためには、まず、自分の体型に合ったドレスを選ぶことが大切です。
結婚式でよく用いられるドレスには、大きくわけて「プリンセスライン」「Aライン」「スレンダーライン」「マーメイドライン」「エンパイアライン」の5つの種類があります。
花嫁の体型や身長によって、似合うドレスの種類には違いがあります。
魅力的な部分はさらに引き立て、気になる部分をカバーしてくれる理想的なドレスに出会うため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
まず、「プリンセスライン」は、ウエストの部分からスカートがふんわりと広がった、まるでお姫様のように可憐で愛らしい印象のドレスです。
「Aライン」は、裾の形がアルファベットのAに似ていることからそう呼ばれています。
結婚式では定番の形で、デザインによって上品な雰囲気から華やかな雰囲気まで、幅広いイメージを演出することができます。
「スレンダーライン」は、ボディラインに沿ったほっそりとしたシルエットのドレスです。
シンプルなデザインで、イヤリングやネックレスなど、身に着けたアクセサリーの魅力を最大限に引き立ててくれます。
「マーメイドライン」は、スレンダーラインと同様に細身タイプのドレスですが、名前の通り、裾の部分がまるで人魚の尾ひれのように広がったタイプです。
「エンパイアライン」は、ウエストではなく胸の下から切り替えがあるタイプのドレスで、もともとは古代ギリシャの衣裳スタイルがもとになったとされています。
ドレス選びの際によくある体型の悩みと言えば、身長や胸の大きさ、肩のタイプなどが挙げられます。
やせ型がぽっちゃり型かによっても、カバーしたい部分には違いが出るでしょう。
たとえば、低身長、高身長の悩みは、ある程度は靴のヒールの高さやドレスのシルエットによって解消することが可能です。
ウエスト部分が気になる場合も、ドレスの形によってカバーすることができるでしょう。
一方で、二の腕の太さや胸の大きさ、なで肩・いかり肩などの悩みは、別の部分で解消することができます。
ドレスには、5種類のシルエットのほかに、首回りや肩回りのデザインにも細かい違いがあります。
ビスチェタイプやオフショルダー、キャップスリーブなど多様な種類があるため、組み合わせ次第でコンプレックスを上手に隠し、花嫁の美しさを際立たせることができるでしょう。
合わせて読みたい!ウェディングドレスのレンタル料金について!気になる方はご覧ください。
2 少人数結婚式と相性のいいドレスは?
結婚式で着る花嫁のウェディングドレスは、さまざまなシルエットがあります。
ドレス選びは、体型や好みだけではなく、結婚式の会場や形式など、それぞれのスタイルによっても相性があります。
少人数結婚式を選ばれたカップルの多くの理由は、「ゲスト一人ひとりと会話を楽しみたい」、「お食事をゆっくり召し上がりながら過ごしたい」といったような要望が多く、会場内をスムーズに移動できるデザインや、花嫁自身が動きたいときに自由に動け、写真を撮ったり乾杯をしたりと、アテンド(介添え)の手助けが不要なドレスと相性がいいのです。
そのような要望に合わせられるデザインは、「スレンダーライン」です。
少人数結婚式を行う上で、スレンダーラインのドレスですと最大限魅力を引き出すことができます。
今まではウェディングドレスといえば、ふんわりしたシルエットのプリンセスラインのようなボリュームのあるドレスが一般的でしたが、少人数結婚式を検討される方多くなるのに併せ、スレンダーラインのドレスの人気が高まってきています。
少人数ウェディングだからこそ、ゲストに配慮し、全員と挨拶ができるような進行を考えられてもいいですね。
3 少人数婚の会場の雰囲気にどんなドレスが合う?
ドレス選びでは、会場の雰囲気に合わせることも大切です。
少人数での結婚式の場合は、チャペルのほかにホテルやレストラン、カフェなどで式を挙げることもあるでしょう。
ホテルやレストランと一言で言っても、ラグジュアリーな雰囲気から厳かな和の雰囲気まで、会場によってその場に馴染むドレスにも違いが出てきます。
上品さよりも、カジュアルな雰囲気を重視して式場を選ぶ新郎新婦もいるでしょう。
全体的な雰囲気を合わせることはもちろんですが、会場の明るさや壁の色・柄などによっても、その場に映えるドレスの色や柄は変わってきます。
せっかく悩み抜いて決めたドレスなのに、後で結婚式の写真を見返したら、自分のドレス姿が会場から浮いていた、なんてことになったらショックですよね。
そうならないためにも、ドレスの形や色は、会場の雰囲気も考慮して決めるようにしましょう。
また、挙式場所と披露宴場所によっても相性のいいドレスが異なります。
少人数結婚式でも、挙式会場が大聖堂のような大きなチャペルの場合、上述のようなスレンダーラインでは、華やかさに欠け、物足りなく感じてしまうことでしょう。
挙式会場に合わせたドレス選びは重要です。
ある程度ボリュームがあるデザインやスカートのトレーンが長めのウェディングドレスを選んで、披露宴(パーティー)で、スレンダーラインのドレスにお色直しされることをおすすめします。
4 少人数結婚式の魅力を活かせる?
少人数で結婚式を挙げる魅力は、新郎新婦とゲストの距離感が近い点です。
ゲストが多い場合には、一人ひとりと挨拶を交わすことが難しい場合もあるでしょう。
しかし、ゲストが30名程度の少人数結婚式であれば、各テーブルをまわって一人ひとりに挨拶をしたり、写真を撮ったりすることが可能です。
ところが、ドレスの形やスカートのボリュームによっては、テーブル間の移動でさえ介添えの手助けがないと行えない場合があります。
そうなると時間もかかりますし、気軽に動けないことで花嫁もストレスを感じてしまうかもしれませんね。
そのため、ゲスト全員と会話が楽しめるというメリットを活かしたいなら、動きやすさを重視してドレスを選ぶのも大切なポイントです。
また、少人数結婚式では、ドレスの質感や細かい細工もゲストの目に入ります。
全体的なシルエットだけでなく、質感やレースなどの細部にもこだわりたいですね。
5 結婚式の衣装が1着だけならウェディングドレス?
少人数の結婚式では、1着のみでお色直しを行わないケースが一般的です。
結婚式の衣裳には、ウェディングドレスやカラードレス、和装などがありますが、1着だけの場合は、ウェディングドレスを選ぶ花嫁が多い傾向があります。
やはり一生に一度に結婚式ですから、憧れのウェディングドレスを着たい女性は多いようですね。
また、結婚式は、場合によってはフォーマルドレスやワンピースなどでも行うことができます。
カジュアルな雰囲気を好む新郎新婦の場合、あえてウェディングドレスを着ないケースもあるようですが、これは珍しいパターンです。
少人数で結婚式を行う場合には、たとえゲストは平服のカジュアルな式であっても、花嫁はドレスを選ぶのが一般的です。
なお、教会で式を挙げる場合、花嫁のドレスは白であることが基本とされています。
カラードレスは、挙式後の食事会や人前式の場合に用いられる傾向があります。
6 少人数結婚式ではお色直しはどうする?
少人数の結婚式では、家族やごく親しい人たちと一緒に、ゆったりとした時間を過ごせることが魅力でもあります。
そのため、お色直しによる中座の時間を、もったいないと感じる新郎新婦もいるでしょう。
ただ、せっかくの結婚式ですから、ウェディングドレスのほかにも和装やカラードレスを楽しみたいという花嫁は少なくありません。
そんなときには、少人数結婚式であってもお色直しをすることが可能です。
お色直しにかかる時間は、平均して30分程度と言われています。
主役が中座するのであれば、その間はゲストを楽しませる映像を準備しておくなど、上手に時間を活用する演出を考えておくといいでしょう。
また、2wayの衣装を利用したり、ヘアメイクのみで雰囲気を変えたりすることによって、お色直しを楽しみつつも、所要時間をぐっと短縮することが可能です。
また、和装を着る花嫁の中にはそのまま和装で1日を過ごす人も多いようです。
お色直しをするかしないかは招待人数で決める方のいらっしゃる一方で、「ゲストに楽しんでほしいから」や、「会場のプランに入っていたから」などの理由でお色直しをする人もいるようです。
また、和装を着る花嫁の中にはそのまま和装で1日を過ごす人も多いようです。
お色直しをするかしないかは招待人数で決める方のいらっしゃる一方で、「ゲストに楽しんでほしいから」や、「会場のプランに入っていたから」などの理由でお色直しをする人もいるようです。
7 少人数だからこそ重要なドレス選び
結婚式のドレスは、自分に似合うデザインであることはもちろん、会場の雰囲気や当日の動きに適したデザインであることも重要です。
特に少人数の結婚式の場合は、ドレス選びの際に注意すべき点がたくさんあります。
初めての経験ですから、自分にどんなデザインが似合うのか、どんなドレスが自分たちの挙式スタイルに合っているのか、ドレス選びにまつわる不安や疑問はつきものですよね。
そんなときは、せっかくの楽しいドレス選びを後悔しないためにも、コンシェルジュに相談してみましょう。
少人数結婚式に特化している「WEDDING table」では、経験豊富なコンシェルジュがドレス選びをサポートしてくれます。
きっと満足のいく、あなただけのドレスが見つかるでしょう。
この記事を書いた人
- 加藤
- 婚礼衣装スタイリストとして、約1000組の新郎新婦を担当。ドレスの仕入れ担当経験から、トレンドを押さえ、お客様の要望に合わせた幅広いご提案、アドバイスが得意。スタイリストの経験で培った接客力を活かし、お客様に合った結婚式スタイル、結婚式場のご提案を心がけています。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」