大人婚で映えるカラードレス!どんな色を選べばいいの?
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女性の初婚年齢が上がり、30代、40代の大人婚が増えています。
結婚式でのカラードレスは純白のウェディングドレスとはまた違った魅力があり、花嫁らしい個性が出せるものです。
大人婚でもカラードレスを楽しみたいですよね。しかしドレスの色はたくさんあり、悩むものです。
カラードレスには大人だからこそ似合う色のポイントや、着こなしがあります。
大人の女性がカラードレスを選ぶなら、どんな色がよいかわかりやすく解説します。
1 大人婚でもピンクは人気の定番色
<画像出典:innocently>
結婚式のカラードレスでは、ピンクが定番色として人気です。
実は大人婚でもピンクを好む人が多いといいます。
結婚情報誌のアンケートによると、33歳以上の花嫁が選んだカラードレスの色としてもっとも多かったのがピンクでした。
20代はブルーが1位で、2位がピンクとなりました。ピンクは女性をより柔らかな印象に見せる効果が期待できます。
そして結婚というロマンチックな雰囲気にぴったりの色なので、幅広い年齢に根強い人気があります。ピンクといっても色味によってニュアンスが変わるものです。
同じピンクでも20代と30代では好む色の彩度が違います。30代はピンクでも落ち着いた色を選ぶ傾向があります。
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落ち着いた色といっても、ピンクなのでもちろん地味になる心配はありません。
着てみれば大人の女性にしっくりくるといった印象に仕上がるはずです。
ピンクを選ぶ際のポイントは、落ち着いた色でありながら大人の女性に合う華やかさのあるものにすることです。
おすすめのピンクは派手過ぎずほどよい華やかさが演出できる紫がかったものや、グレーがかったものです。
サーモンピンクや淡い色のものも甘くなりすぎず、女性のかわいらしさが引き立つので大人婚にも似合う色味でしょう。
ピンクが着たいけれど、と迷う大人婚の花嫁でもきっと似合うピンクがあります。
2 ネイビー寄りのブルーは上品さが際立つ
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結婚情報誌の調べによると、33歳以上の花嫁が選んだカラードレスの色で2位はブルーでした。
ちなみに20代はブルーが1位です。ブルーを選ぶ際も20代とは彩度が異なります。
30代に選ばれているのは、ネイビー寄りかグレーがかった色に分かれています。
ブルーの中でも特にネイビーはフォーマルな場面に着る洋服に用いられることが多いです。
ネイビーには落ち着きや知性を感じさせる効果があると言われています。
ネイビー寄りのブルーのカラードレスは上品さが際立ち、花嫁をさらに知的で大人っぽく印象づけてくれることでしょう。
また深みのある色はビジューやパールなどを目立たせるので、アクセサリーでアレンジして全体のバランスを華やかにしてもステキです。
色が濃いことで重くみえる特徴をいかし、対照的な軽やかさのあるオーガンジーやレースなど素材にこだわって組み合わせるとおしゃれです。
上品な透け感がエレガントな美しさを表現してくれます。
また、ネイビーとホワイトのコンビネーションであれば明るさをプラスすることもできます。
グレーがかったブルーは肌に透明感がでる淡い色味が魅力です。ふんわりと華やかでありながら気品のある雰囲気にまとまります。
ラメやアクセントになるモチーフを散らしても、かわいくなりすぎず大人の上品さが出せます。
3 素材感が引き立つワインレッド
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大人婚のカラードレスでは赤も人気があります。
結婚情報誌のアンケート結果で、33歳以上の花嫁がカラードレスの色として選んだ色の3位は赤でした。
赤は印象的な強みのある色でも、大人の女性だからこそゴージャスに着こなせるでしょう。
大胆なデザインのドレスを選ぶなら思い切り鮮やかな赤が合います。
シンプルなデザインのドレスはマゼンタやワインレッドを選ぶことで質感を引き立て、大人っぽさを演出できます。
ドレスの素材でも雰囲気が変わるものですが、赤であればとろみ感のあるものも華やかに決まり、ドレープの美しさを印象づけることもできるでしょう。
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フランス語でルージュは赤を指し、昔からルージュは口紅の意味合いでも使われてきました。
ルージュは大人の女性だからこその色っぽさを演出するもの。
印象的な赤は大人の魅力をぐっと高めてくれる優雅で記憶に残る色です。
他の定番色や、淡い色や爽やかな色など可愛らしいカラードレスもステキですが、赤であれば人とは少し違った雰囲気を目指したい花嫁におすすめです。
きっとゲストを魅了することでしょう。
4 大人だからこそ着こなせるシックなグレー
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グレーは大人向けのカラードレスの注目色として人気が高まっている色です。
かわいらしいデザインもグレーであれば甘くなりすぎず、大人っぽく見せることができます。
ピンクやブルー、パープルなど他の色とも組み合わせやすい点も魅力です。
グレーをベースに他の色を重ねると色合いに変化が生まれ、上品で美しいドレスになります。
そしてグレーはシンプルなデザインのドレスでもこれまでにないユニークさが出るうえ、シックなニュアンスが大人の品格を表すのにぴったりです。
また、甘くなりがちなレインボーカラーでもグレーのカラードレスであれば、大人婚でも浮きません。
グレーのカラードレスはベースがとても落ちついた色味なので、派手になりすぎず大人婚の花嫁でもアクセントやデザイン性を楽しみむことができます。
サッシュベルトやモチーフなどに赤のような差し色を選び冒険してみてもよいでしょう。
ビジューやフリルなど飾りが多い場合でも、グレーを選ぶことでまとまりが出て品のある雰囲気になります。
5 好きな色を着るなら「くすみカラー」を選ぶ
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30代の女性がカラードレスで好きな色を選ぶのであれば、「くすみカラー」を意識すると良いでしょう。
大人婚のドレスでは落ち着いた色を選ぶことがポイントです。同じ色の中でも彩度を抑えた色を選べばしっとりとした上品さがでることで、大人の魅力をうまく引き立ててくれます。
また、くすみカラーは肌馴染みが良いので、素肌をキレイに見せてくれるでしょう。
エレガントさやゴージャスさ溢れるデザインの場合にはクラシカルな印象になります。
また、彩度を抑えることでナチュラルな雰囲気も出せます。
チュールやレースなどとの相性も抜群で、くすみカラーだからこその柔らかでロマンチックなニュアンスは周りの目を引くことでしょう。
カラードレス選びに迷ったときにも、くすみカラーはおすすめです。
ドレスの色だけが主張し過ぎてしまわない分、アクセサリーやサッシュベルト、ビジューなどのアイテムで華やかさを出して楽しむことができます。
彩度を抑えるだけで色味がもつニュアンスが違い、大人でも透明感が出せてしまうのはメリットでしょう。
くすみカラーこそ、大人の女性が頑張りすぎずに自然に美しく着こなせる色です。
そして、くすみカラーのドレスは新郎のタキシードともバランスがとりやすいので、ふたりのコーディネートの良さが演出できるでしょう。
6 カラードレスを着て花嫁になろう
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結婚式は一生の思い出になる大切な日、ドレスにもとことんこだわりたいものですよね。
大人婚の花嫁には彩度を抑えたカラードレスがおすすめです。くすみカラーを意識して選ぶことで大人っぽさを演出でき、女性らしさや上品さのある雰囲気に仕上がります。
できれば自分の好きな色を着たいけれど、キレイに着こなせるか心配という花嫁でも安心です。
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カラードレスの色味は実際に着てみると、人によって印象が違うもの。
これだ、と思える一着に出会うために、気になるカラーは一度は試してみることも大切でしょう。
意外と似合う色をみつけられるかもしれません。
自分の魅力をぐっと引き立てるステキなカラードレスに出会い、ぜひ最高に美しい笑顔で幸せいっぱいの結婚式の日を迎えてください。
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この記事を書いた人
- 辻原
- Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」