世界遺産で挙げる結婚式!憧れの和婚を栃木県日光で叶えよう
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和の雰囲気を大切にして、和装での神前式や人前式を行う方は多くいらっしゃいます。
会場近隣の神社やホテル、専門式場の中にある神殿とは違う場所で結婚式をしてみたいという方におすすめなのが、東京からも日帰りで行ける日光で挙げる結婚式です。
世界遺産である「日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)」「日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)」「日光山輪王寺(にっこうさんりんのうじ)」の魅力をたっぷりとお届けします。
1 世界遺産ウェディングとは?魅力を教えます!
「世界遺産ウェディング」とは、世界遺産として認定されている建物内や自然の中で結婚式を行うことです。
世界遺産ウェディングの中には、結婚式のときだけ入ることが許されている場所があるので、そのような場所に入れるのも特別な結婚式だからこその特権です。
世界遺産は、かけがえのない人類が残した価値のあるものなので、世界中の人々から大切にされ、後世に引き継がれていきます。
国や国際社会から保護されることが原則となっている世界遺産なので、お二人の思い出の結婚式場が閉館してしまったという、残念に思うようなことはありません。
この先ずっと思い出の場所として残り続け、いつでもお二人が訪れることのできる場所となることでしょう。
また、見た目も美しく、フォトスポットもたくさんあり、唯一無二の存在ですのでここにしかない結婚式を行うことができますよ。
いつの時代も誰からも愛される場所で、結婚式を挙げることはとても縁起の良いことです。
観光客の方も多く訪れる場所なので、通常の結婚式とは違い、たくさんの方々から祝福のお言葉をかけてもらえるのも、世界遺産ウェディングの魅力と言って良いでしょう。
2 世界遺産で挙げる結婚式で気を付けるポイントは?
魅力的な世界遺産で挙げる結婚式は、どこか一般的な結婚式との違いはあるのでしょうか?気を付けるべきポイントについて教えます。
まずは、世界遺産は結婚式を執り行うために造られた専門の建物ではないということを押さえておきましょう。
神社や寺院、城の中には、冷暖房が完備されていない場所もあります。
その場合、夏や冬は極力避ける、何か対処法はあるのかプランナーに確認してみましょう。
ゲストにも事前にそのことを伝えておく必要もありますね。
世界的に守られている建物や自然ですので、むやみに出入りすることや撮影してはならないスポットがある場合も考えられます。
結婚式の時だけ特別に入ることや撮影が許可されている場所があったり、その反対に通常の観光では撮影できるが、結婚式では撮影が許可されていない場所があったりと、一般的な結婚式場とルールが異なる場合があります。
各世界遺産における有名スポットで撮影されたい方は多くいらっしゃいますが、結婚式の時にはその場所への出入りや撮影は許可されているのか、事前に確認しておきましょう。
また、世界遺産ウエディングに限らず、挙式に参加可能なのは親族のみとしている会場も多いでしょう。
友人は参加できない場合もあるため、事前確認は必須です。
世界遺産ウエディングは、このようなポイントに気を付けルールを守ることで、日本の文化を感じる素敵な結婚式となることでしょう。
3 世界遺産ウェディングができる場所は?
日本で世界遺産ウェディングができる場所として、京都府の二条城、下鴨神社、広島県の厳島神社、奈良県の春日大社など全国にいくつかございます。
Wedding tableでは、首都圏からアクセスが良くゲストも参列しやすい栃木県日光市にある「日光東照宮」と「日光二荒山神社」「日光山輪王寺」について詳しくご紹介します。
<画像出典:日光東照宮>
【日光東照宮】
「見ざる・言わざる・聞かざる」というフレーズが印象的な三猿や眠り猫の彫刻が有名な世界文化遺産である【日光東照宮】でも結婚式が行えます。
結婚式にふさわしい漆黒と金色を基調とした豪華で美しい彫刻が魅力的な「祈祷殿」にて挙式は行われます。
祈祷殿へは、朱塗りの廊下を新郎新婦を先頭にして参進の儀でゆっくりと進みます。
観光客からは、おめでとうという祝福のお声や和装に身を包んだ新郎新婦の姿を称賛するお声が聞こえてきます。
親族のみが参列できる厳かな祈祷殿での挙式は、雅楽の生演奏が響き渡り本格的で神聖な雰囲気に圧巻されることでしょう。
<画像出典:日光二荒山神社>
【日光二荒山神社】
縁結びの神様としても有名な【日光二荒山神社】では、日本の古い橋でその構造が珍しいものを指す日本三大奇矯とされる朱塗りの美しい橋「神橋」を参進の儀として渡ることができます。
観光でも神橋を渡ることができますが、渡りきることができるのは結婚式をされた方の特権です。
新郎新婦を先頭に親族が続き、ゆっくりと橋を渡る姿は誰もが魅了されるくらい美しい光景です。
「拝殿」または「渡殿」と呼ばれる社殿にて行われる神前式には、友人のご参列も可能です。
挙式では、神職が奏でる生演奏に合わせて、巫女が優雅な舞を神様に奉納します。
これは、「八乙女神楽奉納」と言い、日光二荒山神社の挙式だけ行われる儀式です。
ここにしかない挙式スタイルなので、きっと参列者の思い出にも深く残る結婚式になることでしょう。
<画像出典:日光山輪王寺>
【日光山輪王寺】
結婚式は、本坊の趣のある和と洋の調和が見事な寺務所で厳かに行われます。
参列できるのは親族のみです。
歴史的な名所や、普段は見ることのできない一般非公開の部屋などに、結婚式の際にのみ入ることが許されるお部屋も。
現世での結びつきはもちろん、来世での結びつきまで誓い合うのは仏前式の大きな特徴です。
僧侶から新郎新婦へ数珠が授けられる「念珠授与」という儀式があるのも、他の挙式スタイルと違うところでしょう。
4 神社で結婚式を申し込む方法は?
神社で結婚式をすると決まったら、どのように申込みをすれば良いのでしょうか?
神社によって決まりはそれぞれですが、一般的な方法をご紹介します。
まずは、神社へ直接連絡を取りそのまま予約をする方法です。この神社で結婚式をしたい!と決めたら、神社の問い合わせ窓口に連絡します。
空き状況や神社が提供している挙式プランにはどのようなアイテムが含まれているのか、何名まで神殿に入れるのか、挙式に参加できる条件はあるかなど、自分で申込む際は確認することがたくさんあります。
神社で挙式をしたあとに、披露宴を行う場合も自分で申込みが必要になります。
神社に披露宴会場が併設していて披露宴を行う場合は、挙式の申し込み後に披露宴会場も申し込みができて比較的スムーズでしょう。
神社には、披露宴会場が併設していない場合は、神社の提携しているレストランやホテルなどを紹介してもらうと良いですね。
他にも披露宴会場は、結婚式場を紹介している相談デスクに紹介してもらう、ご自身でリサーチして予約するという手段があります。
二つ目の方法は、神社婚をプロデュースしている会社に頼む方法です。
これは、神社や披露宴会場となるホテルやレストランに所属していないウェディングプランナーが、神社と披露宴会場の予約から結婚式当日までをサポートしてくれるというものです。
複数の神社や披露宴会場を提案してくれる会社もあるので、様々な神社や会場を比較検討したい方におすすめです。
また、神社婚に慣れているプランナーがご自身で行わなければいけない空き状況の確認やアイテムの手配などを代行してくれるので、手間を省いて安心して行うことができます。
Wedding tableでは、日光の神社で行う結婚式を希望する方に日光の結婚式をプロデュースしている会社をご紹介しています。
5 披露宴は洋風?和風?和婚スタイルの楽しみ方
神社で挙式をしたあとの披露宴はどのようなスタイルにしたいかお決まりですか?
挙式から披露宴まで和の雰囲気を崩さず行いたいという方、披露宴ではドレスとタキシード姿に着替えて挙式とは大きく雰囲気を変えてゲストを驚かせたいという方…結婚式のイメージは様々ですね。
また、パーティーの途中でお色直しをして和と洋どちらのスタイルも楽しむこともおすすめです。
披露宴会場が、和の雰囲気でも洋の雰囲気であっても、テーブルを飾る装花だけでも雰囲気は変わりますので衣装に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
また、取り入れる演出によっても和風、洋風の違いを楽しめます。
例えば、和風に合う演出は人力車に新郎新婦が乗って入場する、樽酒を用意して鏡開きをする、餅つきを取り入れるなどです。
洋風に合う演出は、ウェディングケーキ入刀やファーストバイト、シェフによるお肉のフランベ演出などです。
和と洋どちらの良さも一度に取り入れることもできるので、楽しみ方はお二人次第でいくらでも広がりますね。
6 和婚で映える衣装選びのコツをご紹介
和婚で着たいのが、日本の伝統ある和装です。花嫁が着ることのできる和装にもいくつか種類があります。
白無垢は、純潔さや嫁ぎ先の色に染まりますという意味も持つとされている真っ白な織物で作られた衣装です。
実は、花嫁だけが着ることができる和装で、和の花嫁衣装の中では最も格式のある正礼装です。
頭全体を覆うようにかぶる綿帽子を被ることができるのは、白無垢を着ている時のみです。
格式を重んじる花嫁さんは、白無垢に綿帽子スタイルがおすすめです。
色打掛は、白無垢と同じ格式の正礼装です。
白無垢は、白一色が基本ですが、色打掛は様々な色やデザインがありとても華やかな印象になります。
色打掛の上に帯を締めることはないので、バックスタイルの絵柄を楽しめるのも色打掛の魅力です。
様々な色合いや絵柄があるので、自分に似合う色打掛を選んでみては?
色打掛で挙式に参列することもでき、角隠しのヘアスタイルも合わせることができます。
引き振袖は、未婚の女性の第一礼装である振袖をおはしょりを作らずに、裾を引いて歩くスタイルのことを言います。
裾には、ふき綿が入っており少しふっくらして見え、裾が綺麗に広がる姿は女性らしさも感じられます。
引き振袖は、背中で帯を結ぶので帯の結び方やデザインを見せられるのもポイントです。
白無垢、色打掛が着られるようになるずっと前からが婚礼衣裳として用いていた正式なスタイルのひとつです。
中でも黒が最も格式が高く「黒引き振袖」と呼ばれています。
厳かな雰囲気にしたいなら、髪型を角隠しにする、現代風にしたいのであれば洋髪にしてみてはいかがでしょうか。
振袖は、花嫁が着る振袖のことを大振袖(おおふりそで)とも呼びます。
成人式で着る振袖は中振袖と言い、大振袖よりも少し袖が短いです。
基本的には、花嫁が着る振袖は大振袖が望ましいですが、成人式でせっかく購入した振袖や、祖母や母から受け継いだ振袖を結婚式でお召しになりたい方もいることでしょう。
その場合は、格式高い神前式で着るのは避け、披露宴や前撮りの衣装としてお召しになるなどシチュエーションに合わせて選ぶことをおすすめします。
また、白無垢や色打掛には、掛下と呼ばれる振袖を打掛の中に着ます。
白が一般的ですが、最近では色や柄のついている振袖を掛下として使用して打掛とのコーディネートを楽しむ方も増えています。振袖もこのようにアレンジをしてお召しになれば、花嫁らしい素敵な着こなしになりますよ。
7 【Wedding tableより一言】
世界遺産での挙式後は、近隣のホテルやレストラン、料亭で会食を楽しまれる方が多いです。
都内からも1時間程で行くことができる日光での世界遺産ウェディングは、観光も兼ねてゲストにも喜んでもらいたいと人気の結婚式となっています。
誰からも愛される世界遺産で、一生の思い出を残してみませんか?
世界遺産ウェディングにご興味がある方は、Wedding tableへぜひご相談ください。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。