リゾートでの家族と過ごす結婚式は意外とリーズナブル?旅行も楽しめる!
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
リゾート地での家族と過ごす結婚式を選ぶカップルが年々増えています。
結婚式を思い出に残る素敵なものにするためには、リゾート挙式の特徴や事前準備について知っておくことが大切です。
そこで、リゾート地で少人数の結婚式を挙げることの魅力や、式の準備の進め方について紹介します。
また、国内外のリゾート挙式にかかる費用の相場や、ベストシーズンについても説明します。

1 リゾートでの家族と過ごす結婚式とは?国内と海外
国内や海外のリゾート地で挙げる結婚式のことを、「リゾート挙式(リゾートウェディング)」といいます。
日常を離れて、リゾート地特有の自然や文化を生かしたロケーションの中で結婚式を挙げられるのが特徴です。
リゾート挙式では、家族や親族のみで行う「家族と過ごす結婚式」や、仲のよい友人のみを招いて10〜20人程度の少人数で行う挙式が主流になっています。
通常の式場や教会などで挙げる結婚式や、大勢を招待して行う披露宴とは一味違った魅力があります。
沖縄の美しい海に囲まれたビーチや、都心からも行きやすい逗子、舞浜などの観光地は家族との結婚式でも人気の高いリゾート地です。
また、国内だけでなく海外のリゾート地も多くのカップルから選ばれています。
なかでもハワイは日本人カップルによる挙式の実績が多く、海外旅行の経験が少ない人にもやさしいことからよく利用されています。
グアムやバリなども、ハワイと並ぶ人気のあるリゾート地です。
2 国内リゾートでの家族と過ごす結婚式の魅力
<画像出典:アネーリ軽井沢>
国内リゾートの家族との結婚式では、自然に囲まれたロケーションが人気です。
緑が豊かな森林リゾートでの挙式なら、都会の喧騒から離れてゆったりとした時間を過ごすことができます。
青い海と砂浜が広がるビーチリゾートでの結婚式は、開放感も抜群です。
国内でありながら海外の文化が根付いた土地や、海外をテーマにしたテーマパークも人気のロケーションです。
日常を忘れさせてくれるような異国情緒あふれる町並みの中で、思い出に残る結婚式を挙げることができます。
遠出が難しい家族がいる場合でも、国内のリゾート地なら比較的招待しやすいでしょう。
国内のリゾート挙式では、結婚式は午前中に行って、明るい時間帯に食事会を行うスケジュールが多くなっています。
また、旅行を兼ねるプランが一般的で、式の前後の数日間を現地で過ごしながら観光などを楽しみます。
列席者は少人数になることが多く、式の前日や当日は同じ宿に泊まるので、ひとりひとりが新郎新婦と過ごす時間を作りやすい点も魅力のひとつです。
非日常の空間でゆっくり語り合うことは、家族や友人との絆をさらに深める機会にもなります。
主役のふたりにとってだけでなく、招待された人にとっても特別な思い出になるでしょう。
3 海外リゾートでの家族と過ごす結婚式の魅力
海外リゾートでの家族と過ごす結婚式は、国内では決して体験できないようなロケーションが魅力的です。
南国のビーチリゾートの眩しい太陽と開放的な雰囲気は、日本のものとはまったく違います。
古い石畳の町並みや、歴史的な建造物があるヨーロッパの都市なども高い人気があります。
ほとんどの場合、海外での挙式は新婚旅行も兼ねることができるので、ハネムーンはぜひ海外に行きたいという人にとっても海外リゾートでの家族と過ごす結婚式は最適です。
海外ともなると招待できるのは家族や親族のみか、友人のなかでも仲のよい人のみに限られてきます。
式の後は、列席者とともに観光や旅行を楽しむプランにするのもよいでしょう。
楽しい思い出になるのはもちろんのこと、新郎新婦の家族同士や友人同士の強い絆が生まれる機会にもなります。
4 リゾートでの家族と過ごす結婚式の段取りと準備
リゾートでの家族と過ごす結婚式の準備は段取りが肝心です。まずは、エリアと式場、招待する列席者を決めていくことからはじめましょう。
国内でも海外でも魅力的なリゾート地はたくさんあるので、エリア選びの際は目移りしてしまうかもしれません。
そんなときは、リゾート挙式の取り扱いがある地元のサロンで相談してみるのがよいでしょう。
家族や友人の顔を思い浮かべながらエリアを考えていくというのも、ひとつの方法です。
日常を離れて一緒に過ごす大切な時間がどんな雰囲気になれば嬉しいかをイメージしながら、希望のエリアを絞り込んでみましょう。
エリアと式場の次は、日程を決めていきます。連休中などは予約も混み合うので、希望の日に挙式ができるよう早めに行動しましょう。
式場の予約は、1年半から1年ほど前に始まることも少なくありません。
日程が決まったら宿泊先の予約をして、旅行に必要な交通手段などの手配も行います。
リゾート挙式では、現地に行けるのは結婚式の直前になるのが普通です。
挙式内容については、事前に地元のサロンでプランナーと相談しておきましょう。
衣裳やブーケを選んだり、料理のコースや新郎新婦のあいさつのタイミングを決めたりします。
細かい部分についてはプランナーに任せて、挙式内容のポイントになる部分についてだけ相談しながら決めていくようなイメージです。
あとは現地に入ってから、前日に最終的な衣裳合わせをして、当日の流れについて説明を受ければもう本番という流れになります。
5 リゾートでの家族と過ごす結婚式の費用
結婚式の列席者はご祝儀を持っていくのが一般的ですが、リゾート挙式ではご祝儀制にしないというカップルが多いです。
その代わり、列席者には交通費や宿泊費を負担してもらうのが通例になっています。
エリアによってはご祝儀よりも旅費のほうが高くなってしまうこともありますが、リゾート挙式は旅行も兼ねているところが一般的な結婚式とは異なる点です。
同じ行き先に旅行する場合と比較すると、食事代などは新郎新婦が負担するので列席者にとってはむしろリーズナブルになることもあります。
国内リゾートでの挙式では、多くのカップルが家族のみを招待する少人数での結婚式を選んでいます。
家族のみの結婚式を行う場合、費用の相場は50万円ほどです。親族や友人を招待して宿泊費も新郎新婦が負担する場合では、費用は150〜250万円程度になります。
一般的な結婚式にかかる費用は350万円ほどといわれていますので、それと比べても少ない金額です。
新婚旅行とあわせて行うことを考えれば、トータルでの費用もおさえられるでしょう。
海外リゾートの場合は、どのエリアを選ぶかによって金額にかなりの幅が出てきます。
新郎新婦ふたりだけの挙式なら、平均的な費用は119~255万円ほどです。
列席者を10人招待する場合では、161~409万円程度が相場になっています。
6 リゾートでの家族と過ごす結婚式のベストシーズン
国内リゾートでは、1年の中でも過ごしやすい春や秋に結婚式が多くなっています。
春は5月前後、秋は9〜11月の間が特に人気のある時期です。
希望のシーズンに挙式を行うためにも、スケジュールは早めに決めるようにしましょう。
また、結婚式のベストシーズンはエリアによっても変わってきます。
例えば、沖縄なら台風が多くなる季節を避けて、3~4月ごろか11月ごろを選ぶと気持ちよく過ごしやすい気候の中で結婚式を挙げることができます。
北海道なら、涼しい夏の時期が最適なシーズンでしょう。
海外リゾートの場合、家族と過ごす結婚式の件数が最も多いハワイでは4~6月と9~11月が特に人気です。
ゴールデンウィークや夏休みなどの大型連休の期間は旅行代金が高くなるので、費用も考慮してシーズンを選ぶカップルが多くなっています。
7 家族の絆が深まるリゾートでの家族と過ごす結婚式!
国内外のリゾート地での家族と過ごす結婚式は新婚旅行も兼ねることができるので、通常の結婚式よりもトータルでの費用がリーズナブルになることもあります。
日常では味わうことのできない特別なロケーションでの結婚式は、家族や友人との絆も深めてくれるものです。
新郎新婦にとってだけでなく、家族にとっても一生忘れることのできない思い出になるでしょう。
この記事を書いた人
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