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フォトウェディング・フォト婚ってなに?魅力や費用などを完全解説!

フォト婚 | 公開: / 更新:

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結婚式のスタイルが多様化している昨今、フォトウェディング(フォト婚)が注目を集めています。
これまで、結婚式や披露宴を取り扱ってきた式場やホテル、衣装店なども、フォトウェディングを行っているケースが多くなってきました。
その一方で、フォトウェディングの内容や費用について、疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
 
この記事では、フォトウェディングの魅力や費用の相場を解説します。

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1 フォトウェディング・フォト婚ってなに?

フォトウェディングは、結婚の記念となる写真撮影のみを行うスタイルのことです。
 
一般的にフォト婚などともいわれ、フォトウェディングを扱う企業が商品名として独自に名称を設定していることも少なくありません。
フォトウェディングは、結婚式や披露宴を行わないことが前提となっています。
花婿花嫁が、婚礼衣装を着用した状態での写真撮影が基本になります。
後日、結婚式を行う場合は、前撮りや後撮りとして別で申し込む必要があります。

 

写真撮影は大きく分けて、スタジオ撮影とロケーション撮影の二つあります。
スタジオ撮影は、室内のスタジオなどで背景を変えながら撮影を行い、ロケーション撮影は屋外の公園や街中で撮影をします。
 
撮影後は、台紙付き写真や画像データ、スナップアルバムで納品され、SNSや年賀状などの作成に活用できます。
フォトウェディングは、結婚の記念として写真を残す目的に特化した最適なプランだと考えていいでしょう。

2 フォトウェディング・フォト婚の魅力(メリット)5つを紹介

挙式とは異なる衣装を着用できる

「挙式もするならフォトウェディングを申し込まずに、挙式で写真を撮ればいい」と思うかもしれません。
しかし、衣装を選ぶ段階で「挙式ではこのドレスを着たいけれど、こっちのドレスも着てみたい」となれば、その希望を挙式時の写真撮影のみでかなえるのは難しくなります。
 
この場合は、挙式とフォトウェディングをそれぞれ申し込めば解決します。
「挙式では白のウェディングドレス姿を写真に収め、フォトウェディングではカラードレスを着て公園で撮影する」といったことも可能です。
また「挙式は神前式なので和装を着るけれど、そのあとにウェディングドレスの写真も残したい」という場合でも、フォトウェディングなら対応できます。
このように、挙式とは異なる好きな衣装を着用できるのは、フォトウェディングの大きな魅力です。

 

自由度が高い

結婚式は、同一の日に挙式を行い、その後に披露宴をするという流れが一般的です。
一方で「そのスタイルは自分たちの希望ではない」というカップルも多いでしょう。
その場合、フォトウェディング+会食の結婚スタイルをおすすめします。
フォトウェディングでは、写真撮影を行った後に、衣装を着用したまま家族で会食をすることも可能です。

 

新婚旅行の行程にフォトウェディングを組み入れて、ハワイやヨーロッパ、沖縄や京都など旅先の素敵なロケーションフォトを残してもいいでしょう。
また「自分たちは特にこだわりがないけれど、親が写真だけでも残すことを希望している」という場合は、スタジオで家族が集合した記念写真だけを撮影することもできます。
ふたりと家族の希望に沿う形で自由にプランを組み合わせられるのも、フォトウェディングの特徴です。

 

費用が抑えられる

結婚式にかかる費用は高額です。
「お金がかかるから」という理由で、結婚式を断念する人も少なくありません。
そのような状況でも、フォトウェディングなら希望を形にできる可能性があります。
フォトウェディングにはいくつかの料金プランがあり、予算と希望する撮影のスタイルに応じて選べるのが一般的です。
 
スタジオ撮影であれば10万円~、ロケーション撮影でも30万円~を見積もれば結婚記念に残る素敵なフォトウェディングができるでしょう。

 

ふたりのタイミングで日取りが決められる

挙式と披露宴を行うとなると、ゲストのことを第一に考える必要が出てきます。
「平日は仕事で休めないだろう」「この時期は呼びたい人が繁忙期だと言っていた」「大安や友引でなければ周囲の反応が心配だ」など、日取りを決める際の悩みは尽きません。
 
一方、フォトウェディングでは、ふたりのタイミングで日取りが決められます。
ゲストや式場の都合によって日時を検討しなくてもいいので「桜が咲く時期を狙って」「夏に海で」「夜景がきれいな夜の時間に」といった希望もかなえられます。

 

事情があっても柔軟に対応できる

結婚のスタイルが多様化している昨今では、挙式後に盛大な披露宴を行うことがそもそも難しいケースもあります。
妊娠中であれば身体的、精神的な負担がかかることは避けたいと思うのが当然ですし、再婚などの事情があれば再び親族を披露宴に招待するのは気が引けるかもしれません。
また、人前に出るのが恥ずかしく、挙式や披露宴の緊張感に耐えうる自信がない人もいます。
 
フォトウェディングは比較的短時間で済ませることもでき、大勢の前で誓いの言葉を述べたり、スポットライトを浴びたりする必要もありません。
ふたりのペースで余計な負担を感じずに撮影を楽しめるでしょう。
 
コロナ禍において、多くの人が集まって食事をする結婚式はネガティブな印象を受ける人もいました。
こういった状況の中でも、ふたりだけで結婚の記念が残せるフォトウェディングは、新しい結婚式のスタイルとして注目を集めていました。
手軽でリーズナブルに思い出を残したいのなら、フォトウェディングを検討してみてはいかがでしょうか。
 
 

3 フォトウェディング・フォト婚の相場は?費用はどれぐらい?

フォトウェディングの費用の相場は、スタジオ撮影で約15万円程、ロケーション撮影で30万円程となっています。
 

スタジオ撮影

スタジオ撮影の平均額は約10~15万円ですが、それより極端に安く済むケースも少なくありません。
衣装と撮影代、ヘアメイク、写真1枚が付いて10万円程で行えるようなスタジオフォトプランを打ち出しているスタジオも多くあります。
予算が少ない、こだわりがない、屋内のみの撮影で問題ない場合は、スタジオ撮影がおすすめです。

 

ロケーション撮影

ロケーション撮影は、スタジオ撮影よりも高額になるのが一般的です。
そうはいっても、挙式のみより安く済む事も多く、予算に応じて柔軟なプラン作成ができると考えていいでしょう。
撮影を行うロケ地や撮影時期によっても、料金設定が異なりますので確認しておきましょう。
 

4 フォトウェディング・フォト婚の申し込みから撮影当日までの流れ

フォトウェディングは以下の流れで進めていきます。
1)スタジオや式場に予約する
 (Wedding tableがフォトウェディングを行えるスタジオや式場をご紹介し、ご予約を代行します)
2)打ち合わせを行い、日時を決める
3)衣装セレクト・撮影日までに必要な小物などを準備する
4)撮影
5)写真の選定
6)納品
 
一般的に、予約から撮影までは2ヶ月ほどを要することが多いので、余裕をもって準備を進めることが大切です。
また、撮影後の納品までは1ヶ月以上かかることも稀ではありません。
仕上がりを楽しみに待ちましょう。

5 スタジオ撮影とは?メリットとデメリット

スタジオ撮影の特徴は、屋内での写真撮影となること、正式な記念写真の撮影もできることです。

 

スタジオ撮影のメリット

スタジオ撮影では、衣装を屋外へ持ち出す必要がないため、費用が安く抑えられます。
形式ばらずにありのままを写し出すスナップ撮影はもちろん、正式な記念写真を残せば、両親も喜んでくれるでしょう。
 
天候に左右されない点も大きなメリットです。
空調設備も整っているので温度調整ができ、室内なのでちょっとした休憩も取りやすく、体調が心配なマタニティさんにもおすすめです。

 

スタジオ撮影のデメリット

正式な記念写真を撮影する場合、着用したい衣装が多くなればなるほど、費用は高額になります。
また、屋内での撮影となるため、季節感のある写真とはなりにくい、撮影できる写真のパターンが限られているといったデメリットがあります。

6 ロケーション撮影とは?メリットとデメリット


ロケーション撮影の特徴は、屋外での写真撮影が可能であること、スタジオ撮影と比較して撮影カット数が多く設定されているケースが多いことです。

 

ロケーション撮影のメリット

ロケーション撮影は、ふたりが希望する撮影場所へ行き、季節感のある写真を撮影できます。
会場の近くの街中や神社、好きなアーティストが撮影した雰囲気に似せて撮影することもできます。
また、夕暮れ時や夜の撮影などに対応しているスタジオも多く、より雰囲気のある写真を残せるでしょう。

 

ロケーション撮影のデメリット

屋外での撮影は天候に左右されます。
雨天だった場合、日時の変更や室内プランへの変更など、対応はスタジオによって異なるため、事前の確認が必要です。
「青空と紅葉をバックに撮影したい」などイメージが具体的であるほど、条件が重なる確率は低くなります。
イメージしている写真が撮れるかどうかは、天候次第であることは否めません。
また、撮影場所は、ロケーションフォト打ち出しているスタジオや式場によっても撮影可能な場所やエリアが異なるので、具体的なロケーションフォトのイメージがある方は注意しましょう。
費用面ではスタジオ撮影と比較して高額になりやすいという点に注意が必要です。

具体的にどのようなイメージの写真が撮れる?

フォトスタジオ、結婚式場、ロケーションなど撮影する場所によってイメージの異なる写真が撮れます。
実際にどのような雰囲気の写真が撮れるか代表的な場所ごとにご紹介します。
 

ウェディング専門のフォトスタジオ

結婚式の撮影をメインとして運営しているフォトスタジオは、シンプルな白壁やスクリーンなど背景を変えて撮影ができます。
番傘やフォトプロップスなどよく撮影で使われる小物は、スタジオに用意があり無料で貸し出ししてくれる場所も多いです。
小物の持ち込みは無料の場所が多いので、小物を使ってオリジナリティあふれる撮影ができますね。
天候に左右されないのも魅力で雨天の日でも、照明によって晴れの日のような明るい写真が撮れますよ。

 

結婚式場のチャペル

結婚式場のチャペルでフォトウェディングが撮れるプランも多く存在します。
挙式には興味ないけど、憧れのチャペルで花嫁姿を残したいという方も多いのでは?
 
ステンドグラスがあるチャペル、大理石のバージンロードにドレスが反射するようなチャペル、木のぬくもりを感じるチャペルなど好きな雰囲気のチャペルで写真が残せます。
指輪交換のシーンやベールダウンなど挙式のような写真も、チャペルでの撮影ならではのショットですね。

 

神殿や神社、日本庭園

和装で写真を撮るなら、結婚式場内の神殿や日本庭園、神社など和の雰囲気がある場所での撮影がおすすめです。
女性に比べ男性は結婚式以外で和装を着る機会が少ないので、和装でのフォトウェディングの人気が高まってきています。
和空間には、和装がとてもよく映えますね。番傘や毛氈、畳、紙風船や折り鶴など小物にも和を取り入れると良いでしょう。

 

自然を感じる公園

デートの延長のような自然体を写真に収めたいと思っているなら、公園はいかがでしょうか。
手を繋いで散歩しているようなポーズ、ベンチに座って話しているようなポーズ、木の陰から覗いているようなポーズなどナチュラルでかわいらしい写真が撮れるでしょう。

7 フォトウェディング・フォト婚にまつわるQ&A


 
フォトウェディングは一般的な結婚式の写真撮影とは異なる点があります。
ここでは、フォトウェディングにまつわる質問に回答します。
 
Q.撮影の申込先はどこ?

A.フォトスタジオ、結婚式場、一部の衣装店などです。
基本的には、ウェディングフォトのプランがあるところであれば申し込み可能です。
写真を専門に扱うフォトスタジオを選ぶ人が多い傾向にあります。

 

Q.前撮りとの違いは?

A.前撮りは結婚式や披露宴を前提とした撮影であり、フォトプランはそれらを前提としていません。
前撮りの場合は、結婚式や披露宴で着用する衣装での撮影が基本ですが、フォトプランでは挙式で何を着用するかにかかわらず、衣装を選べます。

 

Q.撮影した写真は全てもらえる?データはもらえる?

A.業者によって異なります。全データをもらえるプラン、現像した写真をもらえるプランなどがあるので、打ち合わせの際に内容をしっかり確認しましょう。

 

Q.衣装は自分で用意するの?

A.レンタルすることも、自分で用意することも可能です。
一般的なフォトウェディングのプランでは、衣装をセットで申し込む人が多く、自分で衣装を持ち込んで撮影できるプランもあります。
衣装の持ち込みを検討している場合は、可能かどうかを事前に確認しましょう。

8 フォトウェディング・フォト婚で素敵な思い出を作ろう

フォトウェディングは、比較的リーズナブルで自由度も高いという魅力があります。
結婚式や披露宴という形式にこだわらず、ふたりの結婚記念の写真を残せるのもうれしいポイントです。
 
フォトウェディングを成功させたいカップルは、Wedding tableへぜひお問合せください。
素敵なフォトウェディングを実現しましょう。

この記事を書いた人

辻原
Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」

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