チャペルでフォトウェディング(フォト婚)!魅力やポイントを紹介
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
「挙式を行う場所」というイメージがあるチャペルですが、必ず挙式をしなければチャペルでの写真を残せないというわけではありません。
挙式は行わないものの、チャペルで記念になる写真を撮影したいと考えているカップルも多いのではないでしょうか。
この記事では、チャペルでのフォトウエディングについて解説します。
魅力やおすすめシーンなど、プランを立てる際の参考にしてください。
1 チャペルでフォトウェディング(フォト婚)をする魅力
もっとも大きな魅力は、挙式さながらの写真を撮影できることです。
牧師や聖歌隊などはいないものの、入退場や祭壇でお祈りするシーンなど、実際の挙式に準ずる形で写真を残せます。
フォトウェディングならではの魅力としては、実際の挙式とは異なる趣の写真も撮影できることが挙げられます。
たとえば、ペットと一緒の撮影もチャペルによっては可能です。
ゲストがいないのでアレルギーの心配を気にせずに済むので、撮影できる写真の幅も広がるでしょう。
2 チャペルで撮るならこんなシーン!おすすめ5選
せっかくチャペルでフォトウェディングをするなら、実際の挙式を思わせる写真を残したいですよね。
ここでは、チャペルでの撮影におすすめのシーンを紹介します。
・誓いのキス
誓いのキスは、夫婦として人生を歩んでいくことを相手に約束するシーンです。
実際の挙式では、ベールアップのあとに行われます。
フォトウェディングでもベールアップから誓いのキスをするという一連の流れで撮影してもらうとより雰囲気が出るでしょう。
どうしても恥ずかしいという場合は、おでこや手へのキスでも問題ありません。
フォトウェディングでは、牧師の問いかけに対して「誓います」と宣言することがないため、誓いの証として写真に残すことをおすすめします。
・指輪交換
指輪を交換するシーンもぜひ撮影しておきたい写真です。
相手に指輪をつけるシーンはもちろん、リングピローに指輪を置いている写真も残したいですね。
少し工夫して、ブーケの上に指輪を置いたり、指輪をつけたふたりの手を重ねたりするのもいいでしょう。
「指輪がない!」→ふたりで探す→やどり木に引っ掛かっている指輪を発見→指輪交換といったストーリー仕立てで撮影を進めていくのも楽しいものです。
ふたりでシナリオを考えて、オリジナリティのある指輪交換のシーンを収めましょう。
・バージンロードを父親と歩く
父親が撮影に参加してくれるのなら、ぜひ依頼したいシーンです。
バージンロードを父親と歩いたのちに父親から新郎へエスコートチェンジする瞬間は、喜びと哀愁が入り混じる空気感があります。
葉には出さなくても「実はこの瞬間を夢見ていた」という父親も多いので、依頼してみてはいかがでしょうか。
・母親にベールダウンしてもらう
ベールダウンは、花嫁支度における最後の仕事です。
ベールダウンをもって母親は子育てを卒業し、娘を見送ります。
ベールには寄ってくる悪魔や良心を邪魔する誘惑から花嫁を守る役目があり、母親は娘が無事に未来を歩いていけるようにベールを下ろすのです。
母と娘が、それぞれの人生における新しいスタート地点に立つ瞬間として残しておきたいシーンです。
・挙式では撮れないショット
フォトウェディングでは、実際の挙式では撮影できないショットを残すことも可能です。
階段に座っておしゃべりをしているシーンや、バージンロード上で思いきりドレスのトレーンを広げて上から撮影してもらうのも良いですね。
新郎がひざまずいてブーケを新婦に渡すシーンもクラシックで人気があります。
ふたりのアイデアで、素敵な写真をたくさん残しましょう。
3 チャペルでのフォトウェディング(フォト婚)におすすめな衣装は?
チャペルでフォトウェディングを行う際には、チャペルの雰囲気や特徴に合わせたデザインのドレスを選ぶことがポイントです。
ここでは、チャペルに映えるおすすめの衣装を紹介します。
・定番の純白ウェディングドレス
純白のウェディングドレスは、定番でありながらもっとも人気があります。
Aライン、プリンセスライン、マーメイドラインなどドレスの種類も豊富で、自分に合う一着を選べます。
一方、定番だからこそデザインにはこだわりたいという人も多いでしょう。
チャペルの雰囲気にあわせてドレスを選ぶのか、自分が着たいドレスを選ぶのか、難しいところですよね。
こだわりのドレスがある場合は、ドレスに合わせてチャペルを選ぶといいでしょう。
・ロングトレーン
後ろの裾が長いロングトレーンのドレスは、バージンロードが長いチャペルや広い階段のあるチャペルにおすすめです。
後ろ姿が非常に美しく、振り返り際の写真はとても趣があります。
バージンロードや階段に大きくトレーンを広げると、ドレスの魅力はさることながら、花嫁の美しさをより引き立たせる写真を撮影できます。
ロングトレーンはスペースを広く使うため、会場の大きさや広さに合わせたバランスのものを選ぶのがポイントです。
・ロングベール
ベールの中でも後ろが長いロングベールは、花嫁の後ろ姿に余韻をもたらします。
一般的に、ドレスのトレーンよりも長いほうが美しいとされ、4mを超えるものもあります。
しかし、長ければ長いほどいいというわけではなく、ドレスのシルエットとの相性が大切です。
そのため、ロングベールはドレスを基準として選ぶといいでしょう。
ロングベールの中でも、聖母マリアのように頭の上からかぶるタイプはマリアベールと呼ばれます。
エレガントな雰囲気を演出できる一方、ベールアップはできないので注意しましょう。
<画像出典:アヴァンセリアン東京>
4 チャペルでのフォトウェディング(フォト婚)の費用はどれぐらい?
フォトウェディングには「ロケーション撮影」と「スタジオ撮影」があり、費用はロケーション撮影の方が高い傾向があります。
チャペルでの撮影はロケーション撮影に分類されるので、スタジオ撮影より予算が必要になると考えましょう。
ロケーション撮影の費用相場は15~30万円です。
エリアによっては多少相場が異なることもありますが「この県は安い」といった規則性はありません。
基本的には、選ぶプランとチャペルによって費用が決まると考えていいでしょう。
5 フォトウェディング(フォト婚)にぴったりのチャペルを選ぶポイントは?
チャペルでのフォトウェディングは、選ぶチャペルによって撮影できる写真のイメージが大きく異なります。
ここでは、チャペルを選ぶ際のポイントを紹介します。
・好きなロケーションかどうか
一口にチャペルと言っても、さまざまなタイプがあります。
ステンドグラスの有無や自然光の入り方などはしっかりチェックしたいポイントです。
大聖堂と小規模なチャペルでも雰囲気は異なりますし、石造りと木造でも流れる空気感が違います。
また、チャペルの立地も大切なポイントです。
海を一望できるベイサイドのチャペルと、森に佇むチャペルでは、撮影できる写真のテイストはまったく違うものになります。
チャペルの外での撮影を希望する場合は、庭園の美しさなども選ぶ基準にするといいでしょう。
・チャペルフォトプランがあるかどうか
より具体的なイメージを持って撮影に臨みたい場合は、チャペルフォトプランがある業者がおすすめです。
これまで撮影してきた写真や制作したアルバムを実際に見て確認できるうえ、チャペルでの撮影経験豊富なカメラマンが撮影してくれるので安心感もあります。
特に、低予算での撮影を希望する場合や基本的にお任せで撮影したいという場合は、チャペルフォトプランを検討するといいでしょう。
都内近郊のチャペルでフォトウェディングができるおすすめ会場3選
アンジェパティオ(渋谷)
渋谷駅から少し歩いた閑静な住宅街の中に佇むレストラン「アンジェパティオ」。
レストランに併設する「サン・アニエーゼ教会」でフォトウェディングが可能です。
チャペル正面にはアンティークのステンドグラス、天井には手書きのフレスコ画があり、まるでヨーロッパにいるような雰囲気を感じられます。
レンガや木のぬくもりを感じられる落ち着いたチャペルです。ペットも一緒にフォトウェディングができるので、家族全員での思い出作りができますよ。
チャペル神楽(神楽坂)
神楽坂にある少人数ウェディング専用のチャペル「チャペル神楽」。
木の格子と青空がマッチする上品な大人のチャペルは、洋装でも和装でもよく映えます。
シンプルながらも木のあたたかさがお二人を包み込んでくれるチャペルは、お二人の表情、衣装をより美しく映し出してくれることでしょう。
フォトプランは洋装63,800円(税込)~ご用意しています。
Socia21(新横浜)
新横浜エリアにある「ソシア21」には、独立型チャペル「サン・マリエ教会」があります。
チャペルにはブルーが印象的なステンドグラスがいくつもあり、自然光が差し込むと綺麗な光となってお二人を照らします。
大理石でできた長いバージンロードは、ロングトレーンやロングベールが映えること間違いないでしょう。
チャペルの扉を開けると青空と木立を背景にしたナチュラルなお写真が撮れますよ。会場までは、新横浜駅から無料送迎バスが出ているので打ち合わせも当日もスムーズに来館できます。
6 【まとめ】憧れのチャペルでフォトウェディング(フォト婚)をしよう
チャペルでのフォトウェディングは、どんな写真を撮影しようかふたりで考える時間や、ゲストの存在を気にせずに家族やペットと一緒に撮影を楽しむ時間も大切な思い出になります。
Wedding Tableでは、フォトウェディングを考えているふたりにぴったりのチャペルを紹介します。
まずは一度、相談してみましょう。
この記事を書いた人
- 木幡
- Wedding table掲載のすべての結婚式場を現場でチェックしているトップコンシェルジュ。少人数・マタニティなどジャンルを問わず、自分たちらしい結婚式を挙げられるウェディングスタイルを提案。100以上の記事を執筆、監修。保有資格:「The Professional Wedding認定おめでた婚サポートプランナー」、マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」