ゲストが喜ぶレストランウェディングのおすすめの引き出物・プチギフトは?
こだわり・アイディア | 公開: / 更新:
レストランウェディングは、料理にこだわりのある結婚式を挙げたい人に人気があります。
レストランウェディングの場合、意外と悩んでしまうのが引き出物です。
選ぶなら、レストランならではの特徴を取り入れて、ゲストが喜ぶような引き出物にするのがポイントになります。
では、具体的にどんなものを選んで贈ればよいのでしょうか。
ここでは、これからレストランウェディングを予定しているカップルに向けて、おすすめの引き出物を紹介します。
1 会費制のレストランウェディングでも引き出物を準備するの?
会費制のレストランウェディングの場合、そもそも引き出物を用意する必要があるのか、悩む人もいるかもしれません。
ご祝儀制とは異なり、会費制の結婚式の場合は、ご祝儀を包むよりも費用をかけないで済む点にメリットがあります。
ですから、参加者も引き出物までは期待していないのが一般的なので、用意しなくても問題がないケースも多いです。
レストランウェディングですから、ゲストはまず料理に期待しています。
引き出物の前にまず料理を満足してもらえるような内容に充実させることのほうが先決です。
引き出物をつけるかどうかは、「会費に見合ったもてなしを受けられた」とゲストが感じられるかどうかという点がポイントです。
たとえば、品数の多いコース料理を提供するなどして会費の金額と料理のバランスが良いなら、引き出物をつけなくてもゲストは満足してくれるでしょう。
ゲストに何か感謝の気持ちを表すものを贈りたいというときは、引き出物というかたちではなく、プチギフトや引菓子を用意するのも良い方法です。
あまり高価なものを贈ると、かえってゲストが気まずい思いをすることも考えられます。
引菓子のようなさりげない小さな贈り物であれば、ゲストも受け取りやすくなります。
2 レストランウェディング引き出物の費用相場は?
レストランウェディングでの引き出物をつける場合の費用相場は、一般的には3000~4000円程度です。
一般的に、ご祝儀制よりも会費制のほうが、いろいろな面で費用が安くなっています。
もともと会費制ウェディングは、みなでお金を出し合って式を行おうというものでした。
ですから、カップルに負担になるような高額な引き出物はつかない傾向があります。
これに対し、ご祝儀制はもらう額が大きいため、招待するほうがもてなすという傾向が強くなっています。
したがって、引き出物の金額もやや高めの物を用意することが多いようです。
引菓子を選ぶ場合の相場は1000~1500円程度で、引き出物と合わせた金額が5000円程度が一般的となっています。
レストランウェディングは比較的規模が小さめで、カジュアルな式になることが多いものです。
しかし、引き出物をつける場合は、結婚式という場にふさわしく、それなりにしっかりとした物を用意する傾向があるといえるでしょう。
3 レストランウェディング引き出物のポイント!
レストランウェディングでの引き出物なら、やはり会場となるレストランの個性を活かしたものがおすすめです。
レストランウェディングを多く行っている店であれば、引き出物にふさわしい美味しいものを提供できる可能性も高くなります。
レストラン特製のお菓子など、そこでしか出せない引き出物を選ぶのがポイントです。
そうすれば、招待する方にとっても、ゲストにとっても思い出に残る結婚式にすることができます。
結婚式の引き出物ですから、ある程度見栄えがするものを選ぶのもポイントです。
一般的に引き出物としてよく選ばれているのは、バウムクーヘンなどの洋菓子や、紅白まんじゅうなどの和菓子です。
それぞれ新郎新婦が新しい生活を2人でじっくり築き上げていけるようにとの願いが込められています。
レストランウェディングの引き出物でも同じように、何か特別感を出したほうが結婚式の贈り物らしくなるでしょう。
たとえば、同じ金額であれば、小さいクッキーよりもシフォンケーキなど、大きさのある方がより豪華で引き出物らしく見えます。
小さなものを贈る場合でも、自分たちでりぼんをつけた可愛いラッピングをするなどして、結婚式らしい華やかなギフトに仕上げましょう。
そのほうが結婚式が盛り上がりますし、贈られたゲストもきっと喜んでくれることと思います。
4 レストランウェディングにおすすめの引き出物は?
レストランウェディングにおすすめの引き出物を、いくつか紹介します。
まず、そのレストランオリジナルのお菓子などがおすすめです。
素敵なレストランをわざわざ選んで結婚式をするのですから、そのレストランを最大限に活用しましょう。
ウェディング経験の豊富なレストランであれば、結婚式用の引き出物も用意しているところが多くなっています。
レストランオリジナルの物以外では、高級感のあるブランドから引き出物を選ぶという方法もあります。
知名度の高いブランドのものなら、結婚式らしい格調高い引き出物になります。
食器やグラスなど、小物を選ぶことが多いようです。
いくつも用意するのではなく、良いものを1つだけ選んで贈りたい場合におすすめです。
お菓子など食べてなくなるものも、家族などで分け合えますし、引き出物にすると喜ばれます。
引き出物にカップルの名前を入れることがありますが、消えものであれば受け取った人の負担になりません。
縁起物として、スプーンなどの小物を贈るのもよいでしょう。
スプーンには「幸せをすくう」という意味があり、ヨーロッパなどではとても縁起が良いものとされています。
パッケージが素敵な紅茶などとセットして贈れば、引き出物らしくなるでしょう。
自分たちらしさを出したいなら、ラッピングを自分たちでしたり、手書きのメッセージ入りカードを添えたりして、手作りウェディングを演出すると素敵です。
5 レストランウェディング引き出物の注意点!
レストランウェディングの引き出物を選ぶ際の注意点を紹介します。
まず、引き出物の重量に注意しましょう。遠方から参加するゲストや高齢のゲストを呼ぶ場合もあります。
結婚式の帰路は疲れていますし、あまり重いものを選んでしまうと、ゲストが持ち帰るのが大変になってしまいます。
受け取る人のことをきちんと考えて、持ち帰りに不便でないものを選ぶようにしましょう。
引き出物もプチギフトもお菓子にするときは、同じようなお菓子にならないように種類を変えるようにします。
同じようなものをもらっても食べきれないだけで、ゲストとしてはあまりうれしくないからです。
たとえば、引き出物にバウムクーヘンを選んだら、プチギフトにはクッキーを選ぶなど、違うものを組み合わせましょう。
引き出物は、結婚式に参加してくれたゲストに対して、ありがとうの気持ちを込めて差し上げるものです。
どんなものを贈る場合でも、受け取る相手のことをしっかり考えて、ベストな物を選ぶようにしたいものです。
6 料理が美味しいレストランウェディング!引き出物にも配慮しよう
カジュアルな雰囲気の中で、美味しい料理をいただきながら、結婚式に参加できるのがレストランウェディングの魅力です。
レストランウェディングの場合は、引き出物をつけるかどうかははっきりとは決まっていません。
料理がメインなので、料理内容が充実していれば、立派な引き出物を用意しなくても良いこともあります。
大事なことは、ゲストに満足してもらえるかどうかです。
レストランウェディングでは、ゲストは料理を期待しているので、まず料理が満足できるものであることが大切です。
そのうえで、レストランならではの引き菓子を選ぶなどし、良いセレモニーにしていきましょう。
2人でパッケージを手作りすれば、カップルにとってもゲストにとっても、思い出に残る結婚式になることでしょう。
7 ゲストに喜ばれるおすすめのプチギフトは?費用の相場は?
よく選ばれるプチギフトの多くはお菓子です。
ですが、食べ物を選ぶと引出物・引菓子とかぶる可能性もあります。
新郎新婦は少し心配になるかもしれませんが、あまり気にしないでも大丈夫です。
引出物と一緒に引菓子としてお菓子を用意する場合、シフォンケーキやバアムクーヘンなどが人気になります。
その場合は、プチギフトに選ぶものとして似通ったものは避けるようにしましょう。
プチギフトはキャンディや砂糖菓子のドラジェなどがおすすめです。
それでも引菓子と被るのが心配な方は、コーヒーや紅茶、ハーブティーなどにしてもいいですね。
自分ではなかなか購入しない高級茶葉などはゲストも喜ぶことでしょう。
プチギフトを渡すタイミングの多くは披露宴後の「送賓」時に新郎新婦から手渡されることが多いです。
選ぶものの決まりなどはなく、新郎新婦が好きなものを選んで問題ありません。
プチギフトの相場は300円~600円くらいです。
ゲスト全員に渡すものなので、好き嫌いのはっきり出るようなものは避けるようにしましょう。
8 会費制の結婚式での引出物・プチギフトは?
会費制でもご祝儀席でもどちらも引出物・プチギフトが必ず必要なのか気になるところです。
一般的には、会費制にするのであれば、引出物は用意しなくてもOKというケースが多いです。
ゲストの中には、引出物をもらうより、その分会費を抑えてくれた方が嬉しいと思う方も多いかもしれません。
また、新郎新婦が引出物を選ぶ手間がないので、会費制にすることで準備が楽になることもあります。
ただし、引菓子やプチギフトなどは用意をし、感謝の気持ちとしてお渡しするようにしましょう。
注意したいのが、プチギフトの包装やラッピングは新郎新婦自ら行うことがほとんどなので「ラッピングが雑」、「安っぽい」など、その他に「お菓子の味がおいしくない」ということにならないかを考えましょう。
手作りのお菓子をプチギフトにされる方もいますが、万人には歓迎されにくい品になりやすいです。
マイナスの感想を持たれないようにしたいですね。
この記事を書いた人
- 宮澤
- 婚礼衣装スタイリストとして、約1000組の新郎新婦をお手伝い。お客様の「やりたい」を実現するため、親身に、幅広い可能性を検討する接客が好評。新郎新婦たちが知りたい情報を提供できるよう日々奮闘中。これから迎える結婚式が楽しくなるような記事を多く執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」