【身長別ドレス選び】低身長140㎝~150㎝台の花嫁さん向けドレス選びのコツ
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普段から洋服のサイズ選びに苦労されている身長の低めな花嫁さんには、プロが選ぶウェディングドレスをおすすめします。
ドレス選びは、新婦の希望するデザインや好み、費用、会場の雰囲気に合わせて選ぶ方法が多いですが、実際にドレスを着てみると、バストからウェストまでの着丈サイズやスカート丈の長さなど普段のお洋服では悩みづらい問題が出てきます。
たとえば、袖やボレロのついたデザインのドレスだと肩幅が大きかったり、袖が長かったりとさまざまです。
どのようなコツや方法があるかご紹介します。
1 低身長の140cm~150㎝台の花嫁さんのためのドレス選びのコツ
比較的華奢な方が多い140cm台の女性は、Sサイズを選ぶかMサイズの細身のデザインを選んで着ることが多いようです。
特にウェディングドレスとなると、似合うドレスがあるか心配という声をいただくことが多いのですが、ご安心ください。
小柄な花嫁さんでもぴったりのドレスが見つかります。
Wedding tableでは、ご来店の際に豊富な種類のウェディングドレスをご見学することができます。
サイズは5号、7号、9号、11号、13号以上など多くの号数に合わせ、低身長の花嫁さんのサイズに合わせたドレスをご用意しています。
また、小柄な花嫁さんはドレス丈に合わせて10cm程度のヒールをはくことが多いのですが、ドレスによってはスカート丈の長さをお好みの長さに調整できるドレスもございます。
そのため、過度なお直しをすることなく、ウェディングドレスのシルエットやデザインを崩さずに着用することができます。
身長が低めな花嫁さんで、バストのボリュームがあるなど比較的ふくよかな方も、ドレスサイズを調整することでジャストサイズのウェディングドレスが見つかります。
さらに、あえてミニドレスを選ばれる方や、足首が見えるミドル丈に、ビジューなどがついたお気に入りのパンプスを履いて、見た目も華やかに、そして新郎さんと並んだときの身長差をなるべく縮めるように高いヒールで調整をされる方もいらっしゃいます。
2 小柄を活かした可愛さVS大人っぽさ、どっちのドレス姿を選ぶ?
小柄な花嫁さんは、可憐な印象を持たれることが多いのではないでしょうか。
その特徴を生かして、おもいきり可愛らしい雰囲気のウェディングドレスをお選びいただくと、とてもよくお似合いになります。
ウェディングドレスのシルエットは、スカートがふわふわのプリンセスラインでキュートに。
または、一番人気のAラインで、シンプルかつ個性が引き立つデザインをお選びいただくとよいでしょう。
人気のAラインのデザインは、ほとよくスカートはボリュームがあり、上半身はタイトでぴったりとしたものを選ぶとメリハリが出て、足長効果も期待できるので背の低さがカバーできます。
<画像出典:innocently>
一方、せっかくの結婚式に、普段とは印象を変えてぐっとシックに大人っぽさを演出するという方法もあります。
肌の露出を控えて、袖付のデザインのドレスや、さらっと羽織れるショールを使用したり、フロント部分やバストにワンポイントあるおしゃれなデザインや、そのほか刺繍やレース使いなどのデザインが施されているデザインだと上半身に目線を集めるため、より縦長に見えてすらっとした印象を与えます。
<画像出典:innocently>
また、ドレスのシルエットはあまりボリュームがなく、細身のドレスの方がおすすめです。
前述のミドル丈なら、あえて足首を強調することで大人っぽく見えるとご好評いただいています。
少人数の結婚式では、座りっぱなしというよりもゲストの皆様とご歓談される機会も多くなりますので、動きやすいというメリットもあります。
3 お色直しの予定がないからこそこだわりたい”小物選び”
少人数の結婚式では、最高に満足のいく渾身の一着のウェディングドレスをお選びいただき、お色直しをされないことが比較的多いです。
そのため、ウェディングドレスに合わせる小物選びにこだわる方も多く、さまざまなアレンジを取りいれたりします。
お気に入りのドレスだからこそ、トータルコーディネートもこだわって決めたいですね。
花嫁をさらに引き立てる、アクセサリーなどの小物選びは重要です。
可愛らしい印象にしたい方は、髪飾りにティアラやクラウンを使用し、大振りのイヤリングをつけることで、よりお姫様的な雰囲気を演出できます。
大人っぽさを演出したい方には、あえてたくさんのアクセサリーを使うのではなく、ゴールドやシルバーのシンプルな髪飾りで目線を上に集め、首元をすっきりさせると効果的です。
<画像出典:innocently>
身長が低い方や体型が小柄な方は高身長の女性に比べて首や腕の長さも必然的に短くなりますよね。
花嫁のコーディネートでよく見られる手袋(グローブ)や、ネックレスの使用はあえて取り入れないのもおすすめです。
手袋は長すぎてしまい、身長とのバランスが悪くなってしまったり、大ぶりのネックレスや大玉のパールのネックレスなどを使用すると、ドレスの胸元のデザインと被ってしまったりと、合わないケースもあります。
小柄な体型を活かし、腕には手袋の代わりに華奢なブレスレットをされたり、ボリューム控えめなネックレスやイヤリングがおすすめです。
4 ふたりで並んだ際のバランスを重視した、新郎の衣装選びも重要
<画像出典:innocently>
おふたりの身長差が、一般的には15cm から20cmであれば並んだ姿が美しく見えるといわれています。
140cm~150㎝台の花嫁さんは、新郎さんとの身長差が30cm以上になる場合もあるでしょう。
高いヒールを履いていただいても、限界があります。
そこで、ウェディングドレスの印象に合わせた新郎さんの婚礼衣装選びを一工夫してみましょう。
丈が眺めでオーソドックスなタキシードよりも、生地の光沢が抑え目な麻素材を使ったジャケット、パンツ、ベストの三点セットがおすすめです。
最近は、チェック柄など、ナチュラルなイメージのウェディング衣装も増えています。
さらに、カジュアル過ぎないようにYシャツをウイングカラーシャツに、チーフをお好みのワンポイントカラーにするなどして、ゲストの皆様との差別化ができます。
おふたりのウェディング衣装のイメージが統一されたコーディネートによって、おふたりの並んだ姿がよりまとまった印象を与え、バランスが良く、誰よりもお似合いのカップルに見えるのです。
いわゆるスタンダードなウェディング衣装とは一味違った、少人数の結婚式ならではの、親しみやすい印象にもなります。
5 ワンランク上の小物使いでおしゃれ花嫁に
低身長の方がウェディングドレス選ぶ際にはさまざまな悩みがあることでしょう。
サイズはスカート丈の長さ、そもそも自分にちゃんと似合っているだろうか?などと悩みながらやっと決めたドレス。
そんなお気に入りのウェディングドレスに合わせる小物やヘアメイクでまったく違った印象になります。
たとえば、とにかく少しでも背を大きく見せたいという方であれば、ヘアに付ける髪飾りをボリュームあるものにし、ゲストの目線を上にもってくる工夫をしたり、ふくよかな体型を少しでもスリムに見せたいという方は、あえて色のついたリボンやベルトをウエストに巻いたりするのもおすすめです。
ウエストを締めてくれるサッシュベルトなど、腰の位置がより強調され、メリハリがつきます。
結婚式のテーマカラーに合わせた小物選びをされると、全体のイメージも合ってより一体感が出ておしゃれな雰囲気になるでしょう。
6 ウェディングドレスをオーダーメイドしよう
どうしてもヒールを履きたくない方や、悩みをカバーできるドレス選びをするのが面倒くさいと思っている方もいることと思います。
そんなときはオーダーメイドでドレスを頼むことをおすすめします。
ただし、オーダーメイドといってもさまざまなカタチがあります。
一からデザインを考え、作っていくフルオーダーをする方法やすでにある程度のパターンから選ぶセミオーダー、ドレスのデザインが決まっていてサイズのみ変更するサイズオーダーなどです。
結婚式後に買い取りを希望されている方やレンタルで十分なのかでも制作期間や費用も変わってきます。オーダーメイドの可能なショップで相談してみるのもいいですね。
7 まとめ
<画像出典:innocently>
しっかりと専門のプロに相談をすることをおすすめします。
Wedding tableでは、会場探しと同時に衣装の相談も可能で、ウェディングドレスの試着も承っています。
しっかりとポイントをおさえてご自身の身長と体型や雰囲気に合ったドレス選びをお手伝いします。
この記事を書いた人
- 辻原
- Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」