【新郎新婦・ゲスト別】レストランウェディングには何を着るべき?衣装・ドレス選びのポイントや手配方法
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少人数での結婚式を挙げたい新郎新婦にも、レストランウェディングは人気があります。
しかし、「レストランウェディング」と聞くと、新郎新婦はどんな衣装を着たら良いのか悩んでしまいますよね。
レストランウェディングをする場合の衣装選びのポイントについて押さえておき、思い出に残る結婚式を実現しましょう。
この記事では、レストランウェディングに適したウェディングドレスやタキシードの衣装選びのポイントや、衣装の用意の仕方や会場選び、ゲストの服装などについても詳しく解説していきます。
レストランウェディングの特徴って何?
レストランウェディングとは、レストランで行う結婚式のことをいいます。
レストランウェディングの場合は、レストランを貸し切ってアットホームな雰囲気で行うケースがほとんどです。
加えて、地元食材をふんだんに使用するなど、料理にもこだわりを持っているレストランも多く見られます。
そのため、「ゲストと触れ合う時間を増やしたい」「アットホームであたたかい雰囲気の結婚式が理想的」「一軒家やガーデンで結婚式をしたい」などという希望がある場合には、レストランウェディングでの結婚式も検討してみると良いでしょう。
レストランのなかには、ガーデンやテラスがある場合もあります。
これらが併設されているレストランで結婚式を行えば、自由度が高い演出が可能です。
たとえば、披露宴が始まるまでの間にウェルカムドリンクやアミューズなどを提供する「ウェルカムタイム」を設けると、ゲストにこれから行われるパーティへの期待を高めてもらうことができるでしょう。
一般的に、「結婚式は格式高いもの」と思われがちです。
しかし、これまでのやり方にとらわれないカジュアルな雰囲気のレストランウェディングも可能です。
自分たちらしい結婚式ができるよう、いろいろな雰囲気の結婚式があることを知っておきましょう。
また、レストランウェディングは新郎新婦との距離が近いのもおすすめのポイント。
とくに20名~40名ほどの少人数結婚式におすすめなのはもちろん、大人数までいかない50~60名の結婚式も多くなっています。
プライベート感あふれる雰囲気の結婚式を希望する花嫁から人気のスタイルです。
レストランウェディングに適した花嫁の衣装は?ドレスのデザイン
<画像出典:ルビージャックス>
レストランウェディングをする場合でも、花嫁衣装のドレスにもこだわりたいものです。
レストランウェディングだからこそ、ゲストとの距離の近さも魅力のひとつであり、会場の広さや動きやすさなども気になるところです。
ウェディングドレス1着だけとなると余計にお気に入りのウェディングドレスを見つけたいですね。
レストランウェディングに適した花嫁の衣装のドレスにも、いくつかのタイプが挙げられます。
まず、Aラインやプリンセスラインのドレスです。
Aラインはドレスの上部は小さく、裾に向かってアルファベットの「A」のように広がるデザインが特徴です。
Aラインは縦のラインを強調させる効果があることから、背が高くすっきりと見せる効果があります。
一見動きにくそうなAラインのドレスでも、シンプルなシルエットで丈が長すぎないものであれば、十分着こなすことができるでしょう。
また、プリンセスラインはふんわりとボリュームがあるデザインが特徴のドレスで、かわいらしさを演出したい花嫁には特に人気があります。
プリンセスラインはウエストのラインが高めの位置であることから、足を長く見せる効果もあります。
ボリュームもあり、華やかな雰囲気になるのでレストランウェディングにおすすめのデザインです。
次に、マーメイドラインやスレンダーラインも人気があるドレスのデザインです。
マーメイドライン・スレンダーラインのウェディングドレスは、Aラインやプリンセスラインと比較した場合、ドレスのスカート部分のボリュームが抑えられている点が特徴です。
レストランウェディングを行う場合のドレス選びでは、「動きやすいかどうか」も重要なポイントのひとつとなります。
マーメイドラインやスレンダーラインのドレスを選ぶと、裾が広がりすぎないので動きやすく、かつおしゃれな印象になります。
ほかにも、軽やかさを表現できるミニ丈や、明るい雰囲気になるカラードレスも、レストランウェディングに適した衣裳です。
結婚式を行うレストランの雰囲気も考慮しながら、美しさが引き立つ衣裳を選びましょう。
レストランウェディングに適した新郎の衣装
新郎の衣装のタキシードを選ぶときには、新婦の衣装のドレスのデザインに合わせたものを選ぶようにすることがポイントです。
たとえば、新婦がカジュアルな印象を与えるウェディングドレスを選んだ場合には、新郎はタキシードやディレクターズスーツを選ぶようにすると良いでしょう。
ただし、新郎のなかには、「ブラックスーツを着用したい」という人も見られます。
このような場合、新郎がスーツにホワイトタイを合わせていると、ゲストとの区別がつかなくなってしまう可能性があります。
そのため、新郎と一般のゲストとの区別ができるようにするために、ワイシャツやポケットチーフなどの小物にこだわりを持つことがポイントです。
ワイシャツやポケットチーフを合わせる場合には、実際に着る衣装の色に合わせるなどしてデザインを選んでみましょう。
タキシードの種類はそのほかにもジャケットの丈が長いものから短いものまで種類はさまざまです。
にはお昼から夕方6時までに挙式を行う方が着用される「モーニングコート」と18時以降の挙式を行う方は「テールコート」を着用する習わしとなってはいますが、ルールではないため、フリースタイルで自分の好みでタキシードを選ばれる方がほとんどです。
また、自分の体型に合ったタキシードを選ぶのも重要なポイントです。
身長が高い方は比較的どのようなデザインでも似合いますので、着丈の長い、フロックコートを着用しても良いのではないでしょうか。
結婚式でしか着ることのできないデザインなので、挑戦してみては。
反対に身長が低めの方は、ジャケットが短めにされたデザインのタキシードがおすすめです。
目線が上に行くため、背を高く見せる効果があります。
細身でスリムな方はタイトめなシルエットだとかえって貧弱に見えてしまうので、ジャストサイズでない方がいいでしょう。
ふくよかな体型の方はジャケットの衿のデザインが細く、すっきりとしたデザインや、ネクタイを細めのものにし、縦ラインをつくるシルエットになるよう心掛けて選ばれるといいでしょう。
また、レストランウェディングをカジュアルレストランで行う場合や、友人のみの場合、会費や、1.5次会などの場合は、新郎の衣装は個性派のタキシードにするという選択肢もあります。
たとえば、カジュアルなタイプのタキシードを選んで、ネイビーやブルーなどのカラーを選んでみてもおしゃれです。
ほかには、デニム生地やチェック柄の衣装のタキシードを選ぶなど、新郎のタキシードでも個性を演出することは十分に可能です。
ただし、新郎の衣装を選ぶ場合は、新婦との衣装のバランスを優先したほうが統一感が生まれます。
また、同じ色味にしてリンクコーデにしたり、一体感を出したコーディネートだとお互いのバランスがとれ、おしゃれに演出できるでしょう。
レストランウェディングの場合、会場がドレスのレンタルできる会社と提携していることがあります。
衣装を用意・手配するには?持込料がかかる場合もある
レストランウェディングを行うことを決めたら、「衣装はどこで用意・手配するのか」という点も考えておかなければなりません。
レストランウェディングでは、レストランが衣装のレンタル会社と提携しているケースが多く、衣装のウェディングドレスやタキシードのレンタルができる場合があります。
このようなケースでは、結婚式の会場となるレストランと衣装の雰囲気が合致していることも多く、衣装のデザインで新郎新婦が悩む心配がほとんどないというメリットがあります。
さらに、提携価格で手軽に安く用意でき、種類も豊富で、レストランの雰囲気に合わせて選ぶこともできます。また、さまざまなお客様の希望にお応えできるよう、提携のドレスショップは1社のみではなく、複数社と提携されていることも多く、自分の好みに合わせてショップ選びも可能です。
ただし、レストランウェディングを行う場合であっても、自分でレンタルした衣装を持ち込むことも可能です。
しかし、レストランウェディングでも、一般的な式場と同様に衣装の持ち込み料がかかる場合があるため、注意が必要です。
一般的な結婚式場では、衣装を持ち込む場合、持ち込み料として2~5万円程度の料金がかかります。
衣装の持ち込み料については、持ち込む衣装の点数が増えるとそのぶんだけ必要となるケースがあります。
自分が着たい衣装があるときは、持ち込み料の有無や、複数の衣装を持ち込んだ場合の料金などについて事前にレストランに確認しておきましょう。
レストランウェディングの場合、控室やブライズルームがあるか確認しておこう
レストランは会場によって、十分な広さの控室がなかったり、そもそも控室自体用意されていないこともあります。
その場合、近隣の施設でヘアメイクを行うか、レストランの個室などを控室として使用することもあり、事前に把握しておくことをおすすめします。
お色直しで衣装チェンジをする場所やメイク直しをする場所があるかどうか、また途中で休めるスペースがあるかも花嫁にとっては重要なポイントです。
そして招待するゲストの顔ぶれによっては、お着替えのできる更衣室などがあるかも確認したほうが良いでしょう。
レストランウェディングに出席するゲストの服装は?
アットホームなカジュアルレストランでも、ミシュラン獲得のラグジュアリーなレストランでも、出席されるゲストが着ていくべき服装について、悩まれる方も少なくありません。
中には、ドレスコードの指定があったり、「平服でお越し下さい」と一言添えられているケースもあります。
具体的にどのようなものなのか、男性女性別にご紹介します。
【男性】
結婚式に出席される男性の服装の基本マナーは「スーツ」スタイルであることが大前提です。
本格的な神社や、ホテル、専門式場と会場の種類に限りません。
スーツの中でもブラックもしくは、ダークカラーのスーツが略礼装と呼ばれるもので、もっともふさわしい服装です。
白ワイシャツ+黒靴だと尚いいでしょう。
色や柄が派手なスーツや、奇抜な色のシャツや靴などは不向きですので、気をつけましょう。
おしゃれを楽しむには、ネクタイやカフスボタンやポケットチーフなどにこだわったりすることをおすすめします。
【女性】
女性の場合は、スーツでなく、無地のワンピースにストールやボレロ、ジャケットなどを合わせるといいでしょう。
お昼の結婚式であれば、光沢がありすぎるアクセサリーや服装は避けたほうが無難です。
夜のウェディングであれば、華やかなコーディネートでも問題ありません。
ただし、いずれにしても、素足やかかとの出るような靴、胸元が開いている服装は避けるようにします。
【平服】
平服でお越し下さいと招待状に一言添えられている場合、どのような服装がいいのでしょうか。
文字だけ見ると普段着をイメージしてしまいがちですが、実際には、礼服(礼装)でなくてもいいという意味です。
そのため、準礼装を指します。
男性であれば、スーツ、女性であればフォーマルドレスになります。
出席する結婚式のスタイルやゲストの顔ぶれによって、多少カジュアルダウンしても良いでしょう。
レストランウェディングの会場を探す方法
結婚式は新郎新婦にとっても思い出深く、一生に一度のものであることから、衣装にもこだわりを持って決めていきたいものです。
ただ、衣装を選ぶときには、新郎新婦の希望はもちろんのこと、会場となるレストランの雰囲気も考慮しながら2人の衣装を選んでいくことが欠かせません。
また、少人数結婚式の場合でも、新郎新婦だけでなく、家族や友人にも喜ばれる結婚式を実現するのが理想的といえるでしょう。
少人数の結婚式「ミニマルウェディング」の魅力とは、ゲストとの距離が近く、アットホームな結婚式が実現できる点にあります。
また、結婚式をレストランで行うことによって、レストランこだわりの食事と会話をゆっくりと楽しめるのも大きな魅力です。
一般的な結婚式場の場合、結婚式や披露宴のタイムスケジュールが分刻みで決められているケースも多いことから、ゲストとの会話や写真撮影にまで時間が取れないというデメリットがあります。
さらに、ゲストの人数が少ないぶん、食事やギフトをゲストごとに合わせることができる点も、少人数のレストランウェディングの良さといえます。
加えて、一般的にレストランウェディングなら、結婚式にかかる費用が抑えられる点もメリットのひとつです。
少人数のレストランウェディングの会場探しの方法で悩んだ場合には、ウェディングテーブルの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。