結婚式後の新生活でお互いに心がけたいこととは?
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
結婚式が終わると、夫婦になってからの初めての新生活がスタートですね。
最近は、結婚式を挙げる前に入籍を済まされているカップルや、すでに同棲しているカップルも多くいらっしゃるので新生活にピンとくる方は少ないかもしれません。
ですが、結婚式を節目に、晴れて無事に夫婦となり、今までの生活や気持ちにけじめがつく方も多いのではないでしょうか。
結婚式という一大イベントをきっかけに、これからの生涯をともにするパートナーへ、感謝の気持ちを忘れずにしたいものです。
それだけではなく、新居への引っ越し先でのあいさつの仕方や結婚報告、内祝いなど身に付けておきたいマナーはたくさんあります。
ここでは、新生活で心がけておきたいことをご紹介します。

結婚報告と内祝いの基本
結婚の報告をする方法はいくつかあります。
今ではメールやSNSなどの便利なツールを使われる方もいらっしゃいますが、やはり結婚報告は、おふたりからの自筆の一言メッセ―ジを添えたハガキで出すか、直接会って口頭で伝えましょう。
ハガキで報告する場合はお二人の気持ちが伝わりますし、新居の住所や新しい名字を覚えていただける貴重な機会にもなります。
ただしあまり報告が遅くならないように気を付けてください。
また直接会って報告する場合は、顔を合わせられるため一番丁寧な方法です。
日時を合わせておふたりと会ってくれるわけですから、相手の近況などにも興味を示し、会話や食事を楽しみながら感謝の気持ちを伝えましょう。
結婚の内祝いとは、結婚式にお招きできなかった方からお祝いをいただいたときに、内祝いとして贈る品のことをいいます。
結婚式当日の披露宴にお招きした方のご祝儀に対してのお返しはお料理や引出物がお返しの代わりとなるため原則ないのが一般的です。
お招きできなかった方からお祝いをいただいたときは、内祝いとして半額程度をお返しするのがマナーです。
結婚のお祝いをいただいたらできるだけ早い段階でお礼の気持ちを伝えましょう。
どれだけ早く伝えられるかが重要なので、すぐに電話をします。
贈ってくれた相手は、無事に手元に届いたのか、気に入ってくれたのか気になっているはず。
お二人の為に考えてお祝いの品を贈ってくれたわけですから、必ず気持ちを伝えることを忘れずに。
また、内祝いで贈るものとしては、いただいた品の半分程度の金額の品か、何を贈っていいか悩んでしまう方はカタログギフトや商品券などを選ぶ方もいます。
相手のお好みの食べ物を贈ってもいいですね。
新婚旅行でおすすめなお土産は?
旅行の行先によってその国の物価や、名産物などが異なるので、お土産を選ぶのは結構大変かもしれません。
また、お土産を渡す相手やどこまで買ってくればいいのか悩みはたくさんあります。
そもそも新婚旅行はふたりきりで楽しめる時間ですが、お土産を渡す趣旨としては、結婚を祝福してくれた人たちに、無事に結婚式と旅行を終えましたと報告と感謝の気持ちを伝えるものとされています。
旅行の行く先々でお土産を買っていては、帰りの荷物が多くなり持ち帰ってくることも大変です。
あらかじめどのくらいの費用になるか、渡す人のリストを作っておきましょう。
費用は渡す人ぞれぞれで変わってきます。
結婚式に出席していただいて、受付・余興・スピーチ・二次会の幹事など、お手伝いしてくれた人には必ず買っていきましょう。
結婚式に参加できなかった人の中でもお祝いをくれた人や日頃からお世話になっている人にも必須です。
お土産を渡すすべての人が同額でなくても問題はありません。
おふたりの関係から近しい両親や、きょうだいは7,000円~15,000円程度、職場の上司であれば3,000円~7,000円、友人は1,000円~5,000円程度と人によって変わります。
買い忘れや買い過ぎにならないよう、事前のリスト作成をおすすめします。
そしてお土産としてよく選ばれる、喜ばれる品としては、個別包装で日持ちがするものです。
特に、会社にもっていくものとしては無難な選択です。
少し余ってもいいように多めに買っていきましょう。
お菓子はポピュラーですが、その他にコーヒーやお茶などもいいでしょう。
女性の友人には有名なブランドコスメなど贈ってみてはいかがでしょうか。
あまり好みを選ばないマスカラやマニキュア、フェイスマスクやハンドクリームなどがおすすめです。
ある程度のお土産の量を仮定してスーツケースは半分ほどの荷物にしていきます。
または空のスーツケースをもう一台用意するなど準備しておきましょう。
引っ越し先であいさつに行くタイミング
新しい自宅へ引っ越した場合、一軒家なら左右とお向かいのお宅に、マンションなら左右と上下の階のお宅へあいさつに行きましょう。
顔を覚えてもうらえるようにできるだけ二人で行くようにします。
手ぶらで行くのは失礼なので、日持ちをするお菓子や、日常から使う食品や調味料などがベターでしょう。
1回であいさつ出来れば一番スムーズですが仕事で自宅を空けている場合もありますので、あいさつのタイミングは引っ越しの当日~1週間以内にいくようにします。
ふたりとっての特別な日は?
パートナーへはいつも尊敬の念を持っていたいものですね。
新婚当時はそう感じていても長い間で相手のさまざまな部分が見えてきます。
パートナーに送るのは単なる愛情だけではなく尊敬の愛情も感じられるような関係が理想ですね。
お互いの誕生日や結婚記念日、おふたりだけの思い出の記念日など忘れずにいたいものです。
毎年プレゼントを贈り合ったり、高級なお店に食事に行く必要はありません。
一言、日々の感謝の気持ちを伝えるだけでも仲良くなっていけるはずです。
そして、なにかのきっかけでケンカをしてしまった場合には、結婚式の日を思い出してみてください。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
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