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【完全ガイド】レストランウェディングの相場と、賢く費用を抑える7つのポイント

豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:

【完全ガイド】レストランウェディングの相場と、賢く費用を抑える7つのポイント記事サムネイル

「結婚式はしたい。でも、大勢を呼ぶほどではない」
「派手さよりも、きちんと感謝を伝えられる時間がほしい」
「できれば費用も現実的に考えたい」
実際にご相談に来られる多くのカップルが、こうした想いを胸にレストランウェディングを検討されています。
 

少人数婚は“簡単”でも“安易”でもありません。
派手さではなく“本当に価値のある時間”にこだわりたい。
人数が少ないからこそ、一人ひとりへのおもてなしの質が問われ、費用の使い方が満足度を大きく左右します。
 

ここでは、
・レストランウェディングの「本当の費用相場」
・なぜ安くも高くもなるのか、その理由
・相談現場で実際にお伝えしている「失敗しない考え方」
心から「やって良かった」と思える費用配分などを、初めて結婚式を考える方にも納得いただけるよう、丁寧にお伝えします。

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1.レストランウェディングの費用相場

まず最初に、最も気になる「費用相場」からお伝えします。
レストランウェディングの費用は、主に
 
【招待人数】×【料理・ドリンクのランク】+【固定費(会場費・衣装・写真・装花など)】
 
で構成されています。

 
■例として、東京都の一般的なレストランウェディングを開催する場合、
【10名】約110〜120万円 ・ご祝儀想定:約15万円 ・自己負担:約95〜105万円
【20名】約140〜160万円 ・ご祝儀想定:約50万円前後 ・自己負担:約90〜110万円
【30名】約190〜220万円 ・ご祝儀想定:約85〜90万円 ・自己負担:約110〜130万円
【40名】約240〜270万円 ・ご祝儀想定:約120〜130万円 ・自己負担:約120〜150万円

 
「少人数なのに意外とする」と感じた方もいるかもしれません。
しかしこれは、 ✔ 料理の質 ✔ 会場の雰囲気 ✔ 会場費・写真・衣装・サービス といった「結婚式として必要な要素をきちんと揃えた場合」の現実的な数字です。
 
大切なのは、 「いくらかかるか」ではなく、「何にお金を使っているか」です。

 

2.なぜレストランウェディングは費用調整がしやすいのか


レストランウェディング最大の特徴は、 不要なものを削り、本当に必要なところにだけお金をかけられることです。
専門式場やホテルでは、 ・司会者 ・音響照明 ・装花一式 ・演出一式 などがパッケージ化されており、使わなくても費用が発生するケースが多くあります。
 

一方レストランウェディングでは、 ・演出を入れない ・司会を立てない ・装花を最小限にする といった選択がしやすく、「やらない自由」が認められているのです。
 
その結果、 料理・会話・空間といった「満足度に直結する部分」に予算を集中できます。

3.結婚式場・ホテルとの費用構造の違い

「レストランウェディングは安いですか?」 この質問をよくいただきますが、答えは 「安くもできるし、高くもできる」です。
 
専門式場・ホテルと比べた際の主な違いは、
・会場使用料が抑えめ
・空間装飾が最小限でも成立する
・料理の満足度が高い
・必須オプションが少ない
 
そのため、 同じ満足度で比較すると、結果的に費用が抑えられているケースが多いのです。

4.レストランウェディング費用の内訳

主な内訳は以下の通りです。

  • 挙式費用(キリスト教式・人前式・外部挙式など)
  • 会場使用料
  • 料理代
  • ドリンク代
  • 衣装(ドレス・タキシード)
  • 着付け
  • ヘアメイク代
  • 装花
  • 写真代
  • 引き出物
  • サービス料

ゲスト人数によって費用が変動するものと、ゲスト人数に関係なく固定の費用があります。
それぞれの項目によって、さらに費用が発生する小物なども多くあります。

一般的な結婚式場も同様ですが、レストランによってプランの内容は様々あります。
プランに入っていないものを追加したり、プランに含まれていなけば、自分たちで用意できそうなアイテムを準備をします。

中でも特に差が出やすいのが、 ①料理 ②写真 ③衣装です。
ここをどう考えるかで、総額も満足度も大きく変わります。
 
 

レストランウェディングの親族服装マナーが気になる方は、こちらのコラムもぜひ読んでください。

5.賢く費用を抑える7つのポイント

ここからは、実際に多くのカップルが取り入れて「結果として満足度が高かった」と感じている、費用を抑えるための7つの具体策をご紹介します。
 

大切なのは、ただ金額を下げることではなく、「お金をかけるべきところ」と「かけなくていいところ」を見極めること。
そうすることで、無理なく予算を整えながら、心に残る結婚式が叶います。

 

① 挙式は人前式を選ぶ


キリスト教式(教会式)では、牧師・聖歌隊・オルガニストなどの手配が必要になり、挙式だけで数万〜数十万円の費用がかかります。
 
一方、人前式はゲスト全員が結婚の証人となるスタイル。
宗教色がなく、レストランの中やガーデンなどでも行えるため、会場使用料以外の追加費用を抑えることができます。
 
挙式は人前式を選ぶと・・・
・挙式費用を抑えられる
・ゲストとの距離が近く、温かな雰囲気になる
・「形式より想いが伝わった」と満足度が高い
費用だけでなく、感動の質が変わるのが人前式の大きな魅力です。
 

② 演出は「やらない勇気」を持つ


プロフィールムービー、キャンドル演出、再入場演出……。
定番演出をすべて取り入れると、それだけで数十万円になることも珍しくありません。
 
しかし少人数婚の場合、演出が多すぎると 「歓談の時間が少ない」「せっかく来てくれたのに話せなかった」 という結果になってしまうこともあります。
 
料理と歓談をメインに行うと・・・
・演出費用を削減できる
・歓談時間が増え、ゲスト満足度が上がる
・当日の進行に余裕が生まれ、気持ちも落ち着く
 
何もしないことが、いちばん贅沢な演出になる。
それがレストランウェディングの特長です。
 

③ 装花は「全体」ではなく「ポイント」で考える


会場全体を生花で装飾すると、装花費用は一気に跳ね上がります。
ですが多くのレストランは、通常のレストラン営業でインテリアや照明、空間デザインが完成されています。
 

装花は メインテーブル、ゲストテーブル、エントランスなど、写真に残る場所・視線が集まる場所に絞るのがおすすめです。
 
生花を飾るポイントを絞ると・・・
・装花費用を数万円単位で調整できる
・空間に統一感が生まれる
・「シンプルでセンスがいい」と感じてもらえる
装花を減らす=寂しい、ではありません。 引き算こそが、大人婚の上質さにつながります。
 

④ 写真は「量」より「内容」で選ぶ


写真は結婚式後、何年も見返す大切なもの。
ですが、アルバムの豪華さやカット数を増やすほど費用も上がります。
 
本当に必要なのは、・挙式・歓談中の自然な表情・家族との写真など、記憶として残したい瞬間がきちんと撮れていることです。
ですが、アルバムの豪華さやカット数を増やすほど費用も上がります。
 
写真の内容を見直しすと・・・
・写真費用を抑えつつ満足度は下がらない
・「撮っておけばよかった」という後悔が減る
・データ中心にすれば費用調整がしやすい
写真は“豪華さ”より“想い出の濃さ”で選びましょう。
 

⑤ ペーパーアイテムは持ち込み・外注を活用


席札・メニュー表・席次表などを会場に依頼すると、意外と高額になりがちです。
持ち込みや外注を利用すれば、デザイン性を保ったまま費用を大きく抑えることができます。
 
ペーパーアイテムを手作りすると・・・
・数万円〜10万円以上の節約につながる
・オリジナリティが出る
・準備期間も結婚式の思い出になる
無理のない範囲で“手をかけるところ”を選ぶのがポイントです。
 

⑥ 引き出物は「持ち帰り」以外の選択肢も検討


引き出物はゲスト人数分必要なため、人数が増えるほど負担が大きくなります。
最近は ・宅配引き出物 ・カードタイプのギフト を選ぶカップルも増えています。
 

・持ち込み料や袋代を抑えられる
・ゲストの持ち帰り負担が軽減される
・好みに合わせて選んでもらえる
「ゲスト思い」であることが、結果的に満足度アップにつながります。

 

⑦ 会場選びで8割が決まる


実は、費用を抑えられるかどうかは会場選びの時点でほぼ決まるといっても過言ではありません。
・プランの自由度 ・持ち込み条件 ・最低保証人数 ・含まれている内容
これらを理解せずに決めてしまうと、あとから追加費用が発生しがちです。
 
・見積もりと最終金額の差が小さくなる
・無理な節約をしなくて済む
・安心して当日を迎えられる
会場選びは「雰囲気」だけでなく、費用の考え方まで含めて判断することが大切です。

 
実際に多くのカップルが口を揃えて言うのは、
「派手な演出はなくても、ちゃんと気持ちは伝わった」
「一人ひとりと話せたことが、何よりの思い出」という言葉です。
感動は、必ずしも高額な演出から生まれるものではありません。 大切なのは“どう過ごしたか”なのです。

7.後悔しないための注意点

レストランウェディングは自由度が高く、理想の結婚式を形にしやすい反面、 事前に知っておかないと「こんなはずじゃなかった…」と後悔につながるポイントも存在します。
 
ここでは、実際に相談現場でよく聞く声をもとに、 レストランウェディングを成功させるために必ず押さえておきたい注意点を、具体的に解説します。

①「少人数=安い」という思い込みに注意

少人数婚を検討されている方の多くが、 「人数が少ないのだから、費用もかなり抑えられるはず」 と考えがちです。
しかし実際には、・衣装 ・写真 ・ヘアメイク ・会場使用料 などは、人数に関係なく発生する固定費です。そのため、人数が減っても思ったほど総額が下がらず、「想像より高かった」と感じてしまうケースもあります。
 
【後悔しないためには】
・人数で変わる費用/変わらない費用を分けて考える
・最初から“現実的な相場感”を知っておく
この視点を持つだけで、見積もりへの納得感が大きく変わります。
 

② 専任ウェディングプランナーの有無を必ず確認

レストランによっては、専任のウェディングプランナーが常駐していない場合があります。
その場合、 ・進行作成 ・装花や衣装の手配 ・当日の段取り などを自分たちで進める必要があり、想像以上に負担が大きくなることも。

 
【後悔しないためには】
・誰が全体をまとめてくれるのか
・当日の進行管理は誰が行うのか を必ず確認しましょう。
「自由=すべて自分たちでやる」ではありません。 安心して任せられる体制があるかどうかは、満足度に直結します。
 

③ 設備・導線は必ず“当日目線”でチェック

レストランはもともと“食事をする場所”であるため、 結婚式専用施設ほど設備が整っていない場合もあります。
特に確認しておきたいのは、
・新郎新婦の控室(ブライズルーム)の有無
・親族控室の広さ
・ゲスト用お手洗いの数
・音響・照明設備
・雨天時の動線
 
【後悔しないためには】
・見学時に「当日の動き」を具体的にイメージする
・不安点は遠慮せず質問する
見落としがちな部分ほど、当日のストレスにつながりやすいポイントです。

④ 最大収容人数ギリギリでの招待は避ける

会場の「最大収容人数」は、 あくまで“入れる人数の上限”であることがほとんどです。
人数ギリギリで招待すると、
・テーブル間が狭い
・移動しづらい
・圧迫感がある といった印象を与えてしまうことがあります。
 
【後悔しないためには】
・会場がおすすめする適正人数を確認
・余白のあるレイアウトを重視
少人数婚だからこそ、ゆったりとした空間づくりを意識しましょう。
 

⑤ ドレスコード・雰囲気は必ず事前共有

レストランウェディングは、 「カジュアル」「フォーマル」「スマートカジュアル」など、 会場やおふたりの考え方によって雰囲気が大きく異なります。
事前に伝えていないと、
・ゲストの服装にばらつきが出る
・ゲストが迷ってしまう といったことが起こりがちです。
 
【後悔しないためには】
・招待状や事前案内でドレスコードを明記
・「どんな雰囲気の会なのか」を言葉で伝える
ゲストへの配慮が、当日の一体感につながります。
 

⑥ 「自由度が高い=何でもできる」と思いすぎない

レストランウェディングは自由度が高い反面、・持ち込み不可のもの・音量や時間の制限・火気使用の制限など、レストランならではのルールも存在します。
 
【後悔しないためには】
・やりたいことは事前にリストアップ
・実現可否を一つずつ確認
思い描いていた演出ができないと後から知ると、後悔につながりやすいため注意が必要です。

レストランウェディングで迷ったらWedding tableへ

レストランウェディングは自由度が高い分、 最初の選択で満足度が大きく変わります。
Wedding tableでは、 少人数婚・レストランウェディングを数多く見てきたスタッフが、
 
・ご予算 ・人数 ・雰囲気 ・大切にしたい想い
 
を丁寧に伺い、「本当に合う会場」だけをご提案します。
ご相談は何度でも無料。

 
結婚式を“やる・やらない”から迷っている方も大歓迎です。
おふたりが、心から「この形で良かった」と思える結婚式を、一緒に見つけていきましょう。

 

この記事を書いた人

辻原
Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」

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