レストランウェディングを挙げたい!準備期間と準備の流れを徹底解説!
はじめての方へ | 公開: / 更新:
結婚式を考え始めたとき、多くの方が最初に感じるのは、
「何から準備すればいいのかわからない」
「自分たちに合う結婚式の形がわからない」
「失礼にならないか、後悔しないか不安」
といった戸惑いです。
特にはじめて結婚式を挙げる方にとって、専門用語や慣習が多いウェディングの世界は、決してわかりやすいものではありません。
最近では、盛大な披露宴ではなく、家族・親族を中心とした少人数結婚式を選ぶカップルが増えています。
その中で注目されているのが「レストランウェディング」です。
ここでは、レストランウェディングを成功させるためのポイントや会場選びのコツ、さらに必要となる準備期間や準備の流れについて解説します。
レストランウェディングは何が魅力?
レストランウェディングとは、普段は一般営業をしているレストランを貸し切り、結婚式や会食を行うスタイルです。
教会や専門式場とは違い、
・もともと「食事を楽しむための空間」であること
・大人数向けではないこと
が特徴です。そのため、家族や親族との少人数結婚式と非常に相性が良いのです。
レストランウェディングが少人数婚に選ばれる5つの理由

1.料理が主役になる結婚式だから
少人数結婚式では、派手な演出よりも「一人ひとりにどう感謝を伝えるか」が何より大切になります。
家族や親族にとって結婚式は、
・子育てが一区切りつく日
・家族としての関係が変わる節目
・思い出を静かに噛みしめる時間 でもあります。
レストランウェディングでは、プロの料理人が心を込めて作る料理を、最も美味しい状態で提供します。
一皿一皿が、「今日はありがとう」 「ここまで育ててくれてありがとう」という言葉にできない感謝の代わりになります。
派手な演出はなくても、「あの料理、美味しかったね」という記憶は、何年経っても心に残ります。
これが、ありふれた感動ではなく、日常の延長にある、深い感動です。

2.歓談の時間が自然と生まれる
一般的な披露宴では、進行が決まっており、新郎新婦は常に動いていることが多くあります。
しかし家族や親族中心の少人数結婚式では、
・席を立たずに会話ができる
・ゲスト一人ひとりの話をきちんと聞ける ことが何よりの価値です。
特に親族中心の場合、
・昔話をゆっくり聞く
・普段は言えない感謝を伝える
そんな時間こそが、結婚式そのものになります。
料理と歓談が自然につながる空間を持つレストランは、その時間を邪魔せず、そっと支えてくれる場所なのです。
かしこまった雰囲気は苦手、ゆったりと会話をする時間を確保したいなど、ゲストとの時間を大事にしたい人に向いています。
3.「ちゃんとした結婚式」になる安心感
少人数結婚式を考えるとき、「簡素すぎて失礼にならない?」と不安になる方も少なくありません。
レストランウェディングは、
・サービスの質
・空間の上質さ
・料理のおもてなし
によって、「きちんと考えてくれた結婚式」という印象を自然に伝えられます。
豪華な演出がなくても、大切に迎えてもらえたとゲストが感じられること。それが本当の意味での“きちんとした結婚式”です。

4.準備がシンプルで、心に余裕が持てる
少人数のレストランウェディングは、大人数の披露宴と比べて、準備の工程がぐっとシンプルになります。
招待するゲストが家族や親族中心であるため、席次表やプロフィールブック、余興や演出などを無理に用意する必要がありません。
・誰を招待するか
・どんな料理でおもてなしをするか
・どんな言葉で感謝を伝えるか
といった、本来結婚式で一番大切にしたいことにしっかり向き合う時間を持つことができます。
準備に追われて「やらなければならないこと」に疲れてしまうのではなく、
「どうしたら喜んでもらえるだろう」と考える時間そのものが、結婚式までの大切な思い出になっていく——
それが、少人数レストランウェディングの大きな魅力です。
実際に、結婚式後に多く聞かれるのは、
「もっと楽しめばよかった」ではなく、
「落ち着いて当日を迎えられてよかった」「家族との時間をちゃんと味わえた」という声。
心に余裕があるからこそ、当日の一瞬一瞬をきちんと覚えていられる。
準備のシンプルさは、後悔の少ない結婚式につながる大切な要素なのです。

5.結婚式のあとも続く思い出の場所になる
レストランウェディングのもう一つの大きな価値は、結婚式が「一日限りの出来事」で終わらないことです。
結婚記念日や誕生日、家族が集まる節目の日に、
「あのとき結婚式を挙げたレストランに行こう」
と自然に足を運べる場所が残るのは、レストランウェディングならではの魅力です。
同じ席に座り、同じ景色を見ながら、
「この料理、美味しかったよね」
「この席で両親と話したよね」
そんな会話が生まれるたびに、結婚式の日の気持ちが静かによみがえります。
思い出を“振り返る場所”ではなく、思い出を“重ねていける場所”になる。
それは、時間が経つほどに価値が増していく、とても贅沢な結婚式のかたちです。
結婚式が終わったあとも、家族との関係が続いていくように、
その始まりの場所が、これからもそっと寄り添ってくれる——
レストランウェディングは、そんな未来まで見据えた選択なのです。
準備は何から始めればいい?|初めてでも迷わない流れ
結婚式の準備と聞くと、
「何から手をつければいいのかわからない」
と感じる方はとても多いものです。特に少人数結婚式の場合、情報が少なく、「これで合っているのかな?」と不安になりがちです。
ですが、準備の順番さえ押さえておけば、必要以上に迷うことはありません。
ここでは、初めて結婚式を挙げる方でも安心して進められる流れを、ひとつずつ解説します。

Step1.まずは会場を決める
結婚式準備で、最初に行うべきことは「会場を押さえること」です。
ドレス選びや演出、招待状よりも先に会場を決める理由は、とてもシンプルです。
・結婚式の日程は、会場が空いていなければ決められない
・準備の内容や進め方は、会場によって大きく変わる
からです。
たとえば、
・貸切ができるかどうか
・個室での会食スタイルなのか
・料理をどこまで自由に相談できるのか
こうした条件は、会場によってまったく異なります。
先に会場が決まることで、「この会場なら、こういう結婚式ができる」という具体的なイメージが初めて見えてきます。
少人数婚の場合は特に、
・貸切、もしくは落ち着いた個室が使えるか
・少人数の結婚式を実際に担当した経験があるか
を必ず確認しましょう。
少人数結婚式の実績がある会場であれば、家族・親族中心の空気感を理解したうえで、無理のない提案をしてもらえるため安心です。
見学は電話などでレストランに直接相談するのはもちろん、パートナーとのデートを兼ねて、営業日に料理の味や雰囲気を確認しにいくのもおすすめです。
きちんと自分の目で確認することで、理想のイメージに近い会場を選択できます。
なお、思い通りの日時に会場を確保するためには、半年以上前に準備を行うのが無難です。
場合によっては、1年以上前に会場を押さえておく必要があるケースもあります。
特に、縁起の良い日に挙式を希望していたり、人気のあるレストランを予約したかったりする場合は、早めの行動を心がけるのが大切です。

Step2.準備期間の目安を知る
会場が決まると、「では、いつから準備を始めればいいの?」という疑問が出てきます。
少人数のレストランウェディングの場合、会場決定後から本格的な準備に必要な期間は、約3〜4ヶ月が一般的です。
これは、大規模な披露宴に比べて、準備する項目が少なく、内容もシンプルだからです。
ただし、
・家族・親族の予定を調整する時間
・衣装をじっくり選ぶ時間
を考えると、6ヶ月前から動き出すと、気持ちに余裕を持って準備を進めることができます。
「短期間でもできるけれど、余裕をもって進めると心が楽」それが、少人数結婚式の準備期間の考え方です。
レストランウェディングの会場選びで気を付けたい点は?
会場選びをする際は、以下のポイントに気を付けるのが肝心です。まずは「何を持ち込めるか」という点です。
レストランが業者と提携している場合、自由に衣裳やアイテムが持ち込めない場合があります。
会場を予約する前に、あらかじめ持ち込めるものを確認しておくと良いでしょう。
さらに、「演出」についても気を付ける必要があります。会場によっては、やりたい演出ができない場合があるため要注意です。
自分がやりたい演出ができるかどうか、きちんとチェックするのが大切です。
また、会場によっては着替える場所がない可能性があるため、「控室の有無」も確認すべきポイントといえます。
遠方からゲストが来る場合、会場で着替えをしたいと考えるケースもあります。
ゲストが快適に過ごせるよう、控室について下調べをしておくのが肝心です。
それに加えて、「トイレの数」や「交通の便」にも要注意です。
ゲストの人数に対してトイレの数は充分か、また駅からの距離や駐車場の数などを確認しておくと良いでしょう。
小さな子どもや高齢のゲストを招く場合は、「会場の動線」にも気を配る必要があります。
会場までの段差はどうなっているか、また階段なのかエレベーターなのかなど、しっかりチェックしておくのが大切です。
さらに、理想の結婚式を実現させるうえでは「貸し切りが可能か」どうかもポイントです。
会場によっては、貸し切りにするのは難しいケースもみられます。
貸し切りが無理な場合は、充分な広さの個室があるのかどうか聞いてみることも必要でしょう。
また、「スタッフの接客」や「会場の設備」にも注意が必要です。
スタッフの質や会場の設備は、結婚式の成功を左右する重要な要素といえます。
レストランの見学に行った際に、きちんと自分の目でチェックしておくのが重要です。
どんなレストランがウェディング向き?

レストランウェディングに向いている店は、以下の通りです。
まずは「ウェディング専属のスタッフがいるレストラン」です。
専属のスタッフがいるレストランなら、結婚式の準備から本番までサポートしてくれます。
結婚式に対して具体的なイメージが固まっていなかったり、サポートが必要だったりする場合は、専属のスタッフがいるレストランを選ぶのも一案です。
さらに、「ウェディングに利用されることが多いレストラン」もおすすめです。
挙式当日はバタバタと忙しく、新郎新婦が隅々まで目を配れないケースも多くみられます。
ウェディングに多く利用されているレストランなら、慣れたスタッフたちが式の進行をフォローしてくれます。
スタッフがウェディングに慣れていると失敗が少なく、安心して挙式を行えるのがメリットです。
また、「ゲストの顔ぶれに合う料理を提供してくれるレストラン」もウェディングに向いています。
料理の内容は、ゲストへのおもてなしの気持ちで選ぶのが肝心です。
新郎新婦の好みだけではなく、ゲストの好みに合う料理を提供してくれるレストランを選ぶと良いでしょう。
それに加えて、「通路を広めに確保できるレストラン」もおすすめです。
通路が広いレストランなら、衣裳を着ていても各テーブルを回りやすいというメリットがあります。
少人数レストランウェディングの準備スケジュール
レストランウェディングの準備スケジュール
ここでは、結婚式場と日取りが決まってから本格的な準備が始まる3~4ヶ月前からだいたいの準備スケジュールをご紹介します。
【3〜4ヶ月前】全体像を決める時期
この時期は、「細かいことを決める」よりも、「全体の方向性を整える」ことが大切です。
・招待する家族・親族を決める
・招待方法を決める(紙の招待状か、WEB招待状か)
・衣装選びをスタートする(何度もドレスショップに通う可能性があるので早めに行きましょう)
・料理と会話を中心に、当日の過ごし方をイメージする
少人数結婚式では、進行を詰め込みすぎないことが重要です。
「どのタイミングで、誰と、どんな会話をしたいか」を考えるだけでも、結婚式の輪郭が見えてきます。
【2ヶ月前】内容を固める時期
この頃になると、当日のイメージがかなり具体的になります。
・挙式・会食の流れを確定
・料理・ドリンクの内容を決定
・引出物・引菓子の手配
特に料理は、少人数結婚式の満足度を大きく左右するポイントです。
ゲストの顔ぶれを思い浮かべながら、「どんな味なら喜んでもらえるか」を考える時間は、おもてなしの気持ちを形にする大切なプロセスです。
【1ヶ月前】安心して当日を迎える準備
結婚式まで残り1ヶ月。
この時期は、新しいことを増やすのではなく、安心して当日を迎えるための確認が中心になります。
・衣装の最終フィッティング
・ヘアメイクの打ち合わせ
・両親や家族に伝えたい感謝の言葉を考える
少人数結婚式では、スピーチや手紙を必ず用意しなければならない、という決まりはありません。
「直接言葉で伝える」「静かに会話の中で伝える」など、おふたりに合った方法を選ぶことが大切です。

少人数結婚式で「演出より料理と歓談」が大切な理由

家族・親族との結婚式は、誰かに見せるための時間ではなく、向き合うための時間です。
派手な演出やサプライズは、その場では印象に残りますが、一瞬で終わってしまいます。
一方で、
・ゆっくり味わった料理
・何気なく交わした会話
・同じテーブルを囲んで過ごした時間
は、時間が経ってからふとよみがえります。
「楽しかったね」ではなく、「いい時間だったね」
そう思ってもらえる結婚式は、料理と歓談が丁寧に用意されています。
それは、
想像していた感動よりも、ずっと静かで、ずっと深い感動になることが多いのです。

素敵なレストランウェディングにしよう
少人数のレストランウェディングは、
料理で感謝を伝え、会話で絆を深め、無理をせず、自然体で過ごせる結婚式です。

「何が正解かわからない」と感じている今は、
自分たちにとって本当に大切なものは何かを考える、ちょうどいいタイミングかもしれません。
少人数結婚式には、少人数ならではの配慮や経験が必要です。
「私たちの場合はどうなる?」
そう感じたら、まずは気軽に相談してみてください。
形式ではなく、想いを大切にする結婚式を一緒に考えることから、すべてが始まります。
今回、ここで紹介したポイントを参考にして準備を進めることで、満足のいくレストランウェディングに近づけられます。
ふたりでよく相談したうえで慎重に会場選びを行い、素敵なレストランウェディングを実現させましょう。
この記事を書いた人
- 辻原
- Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」



























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