少人数結婚式(少人数婚)でもお色直しはできる!ポイントを押さえて成功させよう
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結婚式の費用を抑えるためや、ゲストとの会話を楽しむために家族や親族を中心とした10~30名前後の少人数結婚式を選ぶ人は増えています。
ただ、少人数結婚式でもお色直しをしたいという花嫁は多いでしょう。少人数結婚式でもお色直しは可能です。
しかし、少人数結婚式のよさを活かすためには、お色直しの際におさえておくべきポイントがいくつかあります。
ポイントをおさえることで、少人数結婚式でのお色直しを成功させることができます。
そこで、少人数結婚式でお色直しをする際に、注意したいポイントを詳しく解説します。

なぜ結婚式ではお色直しをするの?
お色直しは、本来、和装の結婚式において、新婦が白無垢から色打掛に衣装を変えることを指していました。
真っ白な白無垢から色打掛に替えることで、相手の家に染まるという意味が込められています。
現在では、白無垢から色打掛への変更は掛け替えと呼ばれるようになりました。
また、洋装が主流となってからは、純白のドレスからカラードレスへ着替えることも多く見られるようになっています。
洋装から洋装の場合にもお色直しという言葉が使われ、和装から洋装、洋装から和装といったお色直しのバリエーションも広がっているのが特徴です。
<画像出典:湯本富士屋ホテル>
お色直しは奈良時代から始まったといわれる古い習慣です。当時は結婚して3日間、花嫁は白無垢を着続けるという慣わしがありました。
4日目に色打掛を着ることができ、ようやく相手の家に染まることが許されたのです。
戦前までは、新郎の家で結婚式を行うのが一般的であり、新婦が花嫁衣装を持参するという習慣もありました。
持参した花嫁衣装を着て招待客に披露するといった習慣が、お色直しの名残であるという説も残っています。
現在では結婚披露宴でのお色直しでは、ドレスを変えずに髪形やブーケだけを変える方法も人気です。
ドレスの点数が減ることで、結婚式にかかる費用が抑えられるでしょう。
お色直しは選ぶ会場によってできることが違う
少人数結婚式でのお色直しの方法は、どのような会場で結婚式を行うかによって異なります。
まず、ホテルで結婚式を行う場合には、しっかりとした設備が整っていますので大掛かりなお色直しが可能です。
結婚式場でも、十分な広さが設けられていますのでスムーズなお色直しができるでしょう。
ただ、レストランなどの場合には、着替える場所が狭いケースがみられます。
着替えに時間がかかってしまうと、ゲストを退屈させてしまう可能性もあるでしょう。
そういった場合には、短時間で着替えられる衣装を選ぶといった工夫をすることが大切です。
結婚式の会場となる結婚式場やホテル、レストランなどは、それぞれに演出できることが異なります。
そのため、会場の広さや設備に合わせて衣装を選ぶことが大切です。
中座の時間はできるだけ短く・会場と着替えスペースの距離を把握する
少人数結婚式は、新郎新婦とゲストの距離が近く、アットホームな雰囲気で結婚式が進行するのが魅力です。
新郎新婦がゲストと一緒に食事を楽しみ、たくさん会話ができることから、充実した時間が過ごせます。
ゲストと十分な写真撮影の時間を設けるため、少人数結婚式を選ぶ新郎新婦も多いものです。
ただ、少人数結婚式でのお色直しには、注意するポイントがあるのです。
<画像出典:DANZERO>
少人数結婚式では、派手な演出をしないことも多く、お食事会の延長といったスタイルが多くみられます。
そういった少人数結婚式において、お色直しのために新郎新婦が長時間中座すると、ゲストのなかには取り残されてしまったと感じる人もいるでしょう。
それだけでなく、新郎新婦が中座することで、ゲストが新郎新婦と過ごす時間が短くなり、少人数結婚式の魅力が損なわれてしまうかもしれません。
そういった理由から、お色直しをする場合でも、中座する時間をできるだけ短くすることが大切です。
なかでも、洋装から和装へのお色直しは着替えに時間がかかりますので、そのことを念頭に置いておきましょう。
和装であれば白無垢や色打掛の掛下として引き振袖や大振袖を着ておき、お色直しのタイミングで打掛を脱ぐと時間短縮の和装から和装のお色直しとなります。
洋装では、ウェディングドレスの上にボレロを羽織ったり、サッシュベルトやオーバースカートで印象を変えたり、ネックレスやヘッドアクセサリーの小物を変えたりすることで時短のコーディネートが完成します。
また、披露宴会場とお色直しができる着替えスペースの距離も中座時間を短くするキーポイントです。
会場とお着替え室が別のフロアであれば、エレベーターやエスカレーターを使用して移動しなければいけなく、時間がかかります。
できれば、同じフロアで着替え室との距離が近い会場を選ぶとスムーズなお色直しが成功します。
披露宴(パーティー)の中座中の演出は顔ぶれ次第
お色直しで新郎新婦が中座している間は、演出などでゲストを盛り上げるのもいいでしょう。
しかしながら、どのような演出をするかは非常に重要です。新郎新婦が中座している間にゲストに余興をお願いする人もみられます。
ただ、主役のいない席での余興の依頼は、失礼になることもありますので注意しましょう。
ゲストの顔ぶれに合わせ、映像を流したり、簡単なゲームをしたりする方法は人気です。
新郎新婦の誕生から出会い、結婚に至るまでのプロフィールムービーを選ぶ人も多く、両親や親戚などにも喜んでもらえる演出のひとつです。
プロフィールムービーにゲストと一緒に映っている写真を選ぶと、ゲストも楽しみながら見ることができます。
ゲームでは、新婦のドレスの色当てクイズなどがいいでしょう。
お色直しでカラードレスに着替える際にぴったりの演出であり、正解者にちょっとしたプレゼントを用意しておくのもポイントです。
お色直しを終えて新郎新婦が登場した際には、会場が盛り上がって楽しめるでしょう。
また、キャンドルサービスの前の中座であれば、メインキャンドルの周りの小さなキャンドルに火をつけてもらうのもひとつのアイデアです。
キャンドルサービスがゲストの手によってロマンチックなものに変わります。
これらのようなゲスト参加型の演出であれば、新郎新婦の中座の間も楽しんでもらえるでしょう。
ただ、親族ばかりの結婚式の場合には、食事をしながら会話を楽しんでもらうだけでも十分という場合もあります。
演出が多すぎることで話ができなかったというケースはめずらしくありません。中座中の演出はゲストの顔ぶれで決めることも大切です。
衣装を複数着たいだけなら他にも方法はある
お色直しの魅力は複数の衣装が着られることでしょう。
ただ、さきほども紹介した通り、お色直しには時間がかかりますので、少人数結婚式の場合にはゲストを退屈させてしまうこともあります。
もし、複数の衣装を着たいという理由だけでお色直しをするのであれば、別の方法を選ぶのがいいでしょう。
まず、挙式と会食の間に着替えを済ませる方法があります。この方法であれば、中座することなく複数の衣装を着ることが可能です。
また、お色直しに時間がかかる和装は前撮りや別撮りのときに着用し、写真に残しておくという方法もあるでしょう。
カラードレスも前撮りの際に着ておくと、ゲストとの時間をゆっくりと取れます。
前撮りや別撮りでは、写真を撮る時間がゆっくりと設けられ、プロのカメラマンによる完成度の高い写真が残せるのもポイントです。
結婚式当日はどうしてもバタバタしてしまいますので、お気に入りの衣裳がある場合には、前撮りや別撮りをしておくのがいいでしょう。
また、前撮りの写真はウェルカムボードなどへの使用も可能です。
受付などに飾ると、ゲストに違う衣装を着た姿を見てもらえます。
少人数結婚式(少人数婚)のメリットを活かすことが大事
少人数結婚式でお色直しを選択する場合にはいくつかの注意点があります。
少人数結婚式のメリットはゲストと新郎新婦が温かく結婚をお祝いできることです。
その雰囲気を崩さないためにも、中座にかける時間を短くするのがいいでしょう。
着替えやすい衣装を選ぶことや、前撮りなどであらかじめ別の衣装を着ておくことで、少人数結婚式のよさを楽しみながらお色直しが可能です。
少人数結婚式を考えているのであれば、Wedding tableに相談してみましょう。
Wedding tableでは、さまざまな少人数結婚式に対応が可能です。
費用やプランなどもいくつも用意されていますので、新郎新婦にぴったりの少人数結婚式が見つかります。
サロンもいくつかありますので、気軽に立ち寄れるでしょう。
インターネットからも問い合わせが可能ですので、まずは問い合わせてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。