大人の結婚式(大人婚)ならではのゲスト目線から見て嬉しいおもてなし方法とは?
大人婚 | 公開: / 更新:
せっかく結婚式にご招待するのであれば、ゲスト全員に喜んでもらえるおもてなしをしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
おもてなしをすることでゲストは喜んでくれますが、内容によっては費用がかさんでしまったり、パーティーの時間が少し短くなってしまったりと心配される点もあることでしょう。
また、参列経験の多い新郎新婦や、30代以上の新郎新婦の場合、大げさな演出を出来るだけ避けたいと思っている方も多くいらっしゃいます。
そこで、大人婚におすすめしたい、ゲスト別でのおもてなしの方法をご紹介します。

1 男性ゲストが喜ぶ結婚式のおもてなしとは?
<画像出典:旧軽井沢ホテル音羽ノ森>
結婚式は花嫁が主役と言われているため、花嫁の希望にそった挙式・披露宴の演出を考えることが多いかと思います。ゲストへの配慮も女性目線になりがちですが、男性ゲストへの配慮も忘れてはいけません。
お二人からのちょっとした気遣いで、男性にも参加して良かったと思っていただける結婚式になることでしょう。
最近では、少なくはなりましたが、ゲストの中には喫煙される方もいらっしゃるでしょう。
喫煙のできるスペースをパーティー会場から出来る限り近い場所にしたり、あらかじめ、どこにあるかなどの案内をされると、喫煙者にとってはありがたいことです。反対に、小さなお子様や妊娠中のゲストなどは、喫煙者が会場に戻ってきたときに衣服についたたばこのにおいを気にされる方もいらっしゃるので、喫煙場所から離れた場所に席を作っておくと良いでしょう。
会場を見学される場合は、ご招待ゲストのお顔ぶれを今一度振り返りながら見学されることをおすすめします。
また、男性ゲストにとっても、お料理やお飲物には期待をされていることと思います。
どんなフルコースを食べられるんだろうと考えていらっしゃる方も多くいます。
フルコース提供後に人気のデザートブッフェも、ゲストに好評ではありますが、男性ゲストの中には甘いものが苦手な方もいらっしゃるでしょう。
そこで、演出のひとつとして、コース料理とはまた違ったお料理のご提供はいかがでしょうか?
お二人の出身の地元食材を使った一品や、お肉を贅沢にブッフェなどで提供したりお寿司バーを提供したりと、デザートではなく、お料理の内容にひと手間加えてみるのもおすすめです。
品数が多くて、完食できるか不安と思っていらっしゃるのであればメイン料理をそのようなおもてなしとして提供されてもいいでしょう。
普段は中々召し上がることのできない食材だからこそ、喜ばれるおもてなしになりますね。
2 女性ゲストが喜ぶ結婚式のおもてなしとは?
<画像出典:旧軽井沢ホテル音羽ノ森>
女性ゲストにとって、結婚式は一大イベントです。
結婚式当日はドレスアップをして、ヘアは美容室でセットし、おしゃれを思う存分に楽しむことができる贅沢な一日の始まりですね。
ですが、どんなに楽しみにしていても、当日の天候だけはどうすることも出来ません。
雨や風のせいでせっかく、セットした髪が乱れてしまったり、普段履きなれない高いヒールで足元が悪い中、会場まで行くのは女性ゲストにとっては非常に大変です。
当日万が一天候不順であっても、安心して参列できるように配慮されるのはとても大切なおもてなしになります。
駅近と謳っている会場は多くありますが、一切雨に濡れることなく行ける駅直結であることは嬉しいポイントです。
また、送迎バスを用意している場合、一見ゲストには嬉しいポイントかもしれませんが、集合時間など、他のゲストに迷惑は掛けられないので、時間を気にする必要がありますね。
中には、遠方からお越しになるゲストもいらっしゃる場合は慣れない土地で、駅の出口まで行くのに迷ってしまう方もいらっしゃることでしょう。
会場の最寄りの駅から簡単に迷わず行けるように、女性ゲストには、タクシーチケットなどを提供されると非常に喜ばれるおもてなしになるはずです。
時間に縛られることなく、最寄駅でタクシーに乗って会場へ行くだけですから、面倒な手間もないですね。
3 全員のゲストに喜んでもらえるおもてなしとは?
男性、女性とゲストにとっての嬉しいポイントは異なることもあるでしょう。
ですが、結婚式に招待されたゲスト全員にとっての楽しみといえばやはりお料理といった意見は多く聞かれます。
苦手な食材やアレルギーのある方にはメニューとは異なるお料理を提供されるのはもはや当たり前になっています。
それだけではなく、メイン料理を複数から好きなものを選べたり、ご年配の方は異なるメニューを提供したりと、ゲスト全員が同じメニューではないのも楽しい演出になることでしょう。
<画像出典:旧軽井沢ホテル音羽ノ森>
友人とあえて別のメイン料理を選び、シェアして食べるのも会話が弾みますね。
また、お子様連れのゲストの方にとっては、授乳室やベビーベッド、更にはキッズルームなどあると大変喜ばれることでしょう。
会場によってはチャペル内にキッズスペースを設けてあるので、急に泣いてしまっても声が周囲に聞こえないようになっていたりと安心して参列できる会場が増えていますよ。
会場選びでのポイントがいまいちわからないと感じている方は、プロに相談してみましょう。
きっと望みどおりの会場が見つかるはずです。
季節に合わせて結婚式におもてなしを取り入れよう
結婚式の繁忙期や閑散期はありますが開催時期は、各カップルにより異なります。
日本には四季がありますので、その季節に合わせておもてなしをしてみてはいかがでしょうか。
春ですと、花粉症を発症している人が多くなります。
花粉症の方向けに、お手洗いに肌にやさしいローションティッシュを置いておく、ガーデンなど屋外に出る必要があるときはマスクを準備しておく配慮があると喜ばれることでしょう。
また、ゴールデンウィークがありますので、ゲストの予定を考慮してその時期は避けて結婚式を行うことをおすすめします。
ゲストの都合も考えて、予定を立てましょう。
夏は、やはり暑さに注意が必要です。
汗が気になったり、外での演出があった場合は熱中症に気を付けなければなりません。
ウェルカムドリンクと一緒に冷えたおしぼりを用意する、お手洗いには制汗スプレーや汗拭きシートの設置、さらに外に出なければならないときには叩くと瞬時に冷える瞬間冷却剤や保冷剤の用意をしてあげるとゲストに嬉しい心遣いになります。
また、結婚式の開始時間も一日の暑さのピークであるお昼間を避け、夕方からのナイトウェディングにしてみてはいかがでしょうか。
秋は過ごしやすい気候となり、結婚式において最も人気のシーズンです。
人気の時期なので、友人や親族と結婚式の日取りが重なることが予測されます。絶対に参加してほしいと思っているゲストには早めの連絡をし、予定を空けておいてもらうことが配慮のひとつとなります。
秋でも、暑さが残っていたり、逆に急に冷え込む日が続いたりとその年によって季節感は異なりますのでそうなった場合の対処法も考えておきましょう。
冬の結婚式は、夏と反対に寒さが心配です。最寄駅からは、送迎バスやタクシーを用意してなるべく外に出る時間を少なくしてあげましょう。
女性ゲストは特に薄着のことが多いので、外に出る演出がないとしても、カイロやブランケットを用意してあげると喜ばれます。
ウェルカムドリンクにも、ホットココアやホットコーヒー、ホットワインなど冷えた体を温める飲み物を用意すると良いですね。
また、インフルエンザなどの感染症が流行する時期でもあります。
除菌スプレーやうがい薬の用意をしておくと、ゲストも安心して参加することができますよ。
4 【Wedding tableより一言】
結婚式はお二人にとっても、参列されるゲストの方々にとっても、最高の思い出になるといいですね。
少しの配慮でもゲストはきっと喜んでくれることと思います。
結婚式場探しは非常に重要です。
すべての会場を把握しているWedding tableのコンシェルジュに是非ご相談ください。
こちらでもゲストへのおもてなしについてご紹介しております。
是非参考にしてみてください!
この記事を書いた人
- 宮澤
- 婚礼衣装スタイリストとして、約1000組の新郎新婦をお手伝い。お客様の「やりたい」を実現するため、親身に、幅広い可能性を検討する接客が好評。新郎新婦たちが知りたい情報を提供できるよう日々奮闘中。これから迎える結婚式が楽しくなるような記事を多く執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」