【2か月前からでも間に合う!】20名前後の少人数結婚式で「ありがとう」をカタチに
はじめての方へ | 公開: / 更新:
~忙しくても大丈夫。準備期間が短くても理想の結婚式は叶えられる~
「結婚式って、準備が大変そう」
「ふたりとも仕事が忙しくて、披露宴のような結婚式じゃなくていいんだけど」
「たくさんの人を呼ぶような派手式じゃなくていいんだけど…」
「身内だけで、あたたかく感謝を伝えられれば十分」
そんなおふたりにこそおすすめしたいのが、“20名前後で叶える少人数結婚式”です。
限られた準備期間でも”ありがとう”を丁寧に伝えられる暖かな時間が叶うこのスタイル。
ふたりらしさを大切にしながら、心のこもった感謝を届けられる、温かくゲストの満足度の高いスタイルです。
実は、2か月あれば十分に間に合うという事をご存じでしょうか?
ここでは、2か月前からでも十分間に合う「少人数結婚式」の魅力と、成功のためのスケジューリング・会場選び・費用の考え方まで、具体的にご紹介していきます。

1.少人数だからこそ叶う「身軽さ」と「心地よさ」
20名前後のゲスト数が準備の負担をぐっと減らす
結婚式の準備期間を短く、負担を少なくする最大のコツは「招待する人数を絞る」こと。
ご家族・ご親族を中心に20名前後のゲスト構成なら、会場や日取りの調整がしやすく、打ち合わせ回数も必要最小限で済みます。
たとえば…
・招待状の作成が不要になることも(口頭やメール、LINEでも十分)
・席次表や席札の作成もシンプル(手作りでも対応しやすい)
・演出や進行も自由度が高く、必要最小限でも心の通った時間に
特に20名前後の結婚式は、一般的に1.5〜2ヶ月の準備期間でも無理なく進められるため、「今からでも間に合うかな…?」と不安に思っている方にもぴったりです。
2.【2か月前からのリアルスケジュール】準備の流れと時短テク
2か月前:まずは式場選びからスタート
・結婚式場紹介サービスを利用して、結婚式について相談
・日取りの候補日など、家族のスケジュールを事前に確認しておく
・お気に入りの結婚式場を1~2件に絞り、実際に見学し、即決
☆ポイント:少人数では平日や仏滅は希望日が取りやすく、大人数に比べて費用も抑えられることが多い!
1.5か月前:衣装・料理・演出の骨組を決定
・衣装は、レンタルのお得プランを使用し、気になる衣装を試着し、迷わず即決する。その後、アクセサリーやタキシード合わせも進めていく
・演出は、「乾杯」「ケーキカット」「花束贈呈」など、シンプルかつ印象的なものに
・お料理は「感謝を伝える最大のツール」と考えて、内容やグレードを相談
☆ポイント:「両親への手紙」や「サプライズギフト」など、1つでも”気持ちが伝わる演出”を取り入れると満足度がぐんとあがります。
1か月前:ペーパーアイテムや引き出物の準備
・席次やメッセージカードはDIYで気軽に
・引出物のはゲスト一人ひとりに合わせたセレクトも可能(人数が少ないからこそできる!)
10日前:最終確認とリハーサル
・結婚式場と最終打ち合わせ(進行・料理・人数変更など)
・スピーチや手紙の読み上げ練習もこのタイミングで
3.どんな式にしたい?少人数婚のスタイル別会結婚式場選び
少人数結婚式の最大の魅力は、“ふたりらしさ”や“感謝の気持ち”を、ゲストにしっかりと届けられることです。
そのためには、どのような雰囲気で、どんな過ごし方をしたいかという「スタイル」がとても重要になります。
中でも20名前後の結婚式に適した結婚式場タイプは、大きく分けて次の4つです。
それぞれの特徴やおすすめのカップル像、2か月という短期間でも結婚式を成功させるコツもあわせてご紹介します。
【1】ホテルウェディング
◆上質さと安心感を兼ね備えた王道スタイル
格式のある空間で、洗練されたホスピタリティを提供してくれるホテルウェディングは、少人数結婚式でも人気の高いスタイル。
宿泊設備があるため、遠方からのゲストがいる場合にも安心です。
■こんなカップルにおすすめ
・落ち着いた大人婚を希望している
・高齢のご親族や遠方のゲストが多い
・準備を手厚くサポートしてほしい
■2か月でもできる理由
ホテルは常設の会場・スタッフ・衣裳・料理・装花などがすでに整っているため、準備が非常にスムーズ。
新郎新婦専属のプランナーが一貫してサポートしてくれることが多く、打ち合わせも最小限で済みます。
■ワンポイントアドバイス
打ち合わせが少ない分、最初の相談時にイメージをしっかり伝えることが大切。
希望の雰囲気やお料理内容、ゲストとの距離感などを伝えておくと、ホテル側も的確な提案をしてくれます。
【2】ハウスウェディング(ゲストハウス)
◆貸切で叶える、プライベート感たっぷりの結婚式
一軒家をまるごと貸し切って行う「ハウスウェディング」は、他のゲストがいないため、アットホームで自由度の高い結婚式が実現可能です。
ふたりのアイデアを盛り込んだオリジナルの式にしたい方にぴったり。
■こんなカップルにおすすめ
・プライベート感や自由な演出にこだわりたい
・家族や友人とゆっくり過ごしたい
・写真や動画で「自分たちらしさ」を残したい
■2か月でもできる理由
一日一組限定の会場が多く、他の進行と重ならないため準備の融通が利きやすいのがポイント。
招待人数が少なければ、装花や進行などもシンプルにまとまり、準備期間の短縮が可能です。
■ワンポイントアドバイス
貸切だからこそ、装飾や演出に時間をかけすぎないことがポイント。
たとえば、フォトスポットはプロにお任せし、ウェルカムボードやテーブル装飾だけを手作りすることで、バランスよく個性を出せます。
【3】レストランウェディング
◆美味しいお料理と会話を楽しむ、温かなおもてなし
「ゲストに何よりも美味しいお料理を味わってほしい」
そんなおふたりにぴったりなのが、レストランでの少人数結婚式です。料理が主役となるので、華やかな演出がなくても満足度が高いのが魅力。
■こんなカップルにおすすめ
・食事を大切にしたい
・カジュアルで和やかな雰囲気が好き
・スピーチや余興よりも“会話の時間”を重視したい
■2か月でもできる理由
レストランは通常営業の延長で結婚式を受け入れていることが多く、準備のハードルが低め。
演出が少なく、司会者や映像演出も省略できるので、準備にかかる時間も最小限です。
■ワンポイントアドバイス
料理のグレードアップやデザートビュッフェなど、食でのおもてなしに力を入れると満足度がアップ。
また、お名前入りのメニューカードや感謝のメッセージを添えることで、ぐっと温かみが増します。
【4】リゾートウェディング
◆新婚旅行を兼ねて、非日常空間での少人数結婚式
「日常を離れて、家族とゆっくり過ごしたい」「準備より思い出重視」
そんなおふたりに人気なのが、沖縄や軽井沢、海外などでのリゾートウェディング。新婚旅行を兼ねた特別感も魅力です。
■こんなカップルにおすすめ
・結婚式と新婚旅行の準備まで忙しくて時間をかけられない
・旅のように思い出に残したい
・写真や景色にこだわりたい
■2か月でもできる理由
旅行会社や挙式専門会社がワンパッケージで提供していることも多く、打ち合わせも最小限。
「衣装」「挙式」「撮影」「会食」がセットになっているため、1〜2回のオンライン相談のみで完結することも珍しくありません。
■ワンポイントアドバイス
招待するゲストは、親族10名前後に絞るのがおすすめ。
現地での滞在スケジュールや移動手段についても、一緒に行動できるよう事前の連携をしっかりと。
招待状の代わりに、旅のしおりを用意するのも◎
「親族だけの少人数だからこそ、どんな会場でも大丈夫」と思われがちですが、実はゲスト人数が少ないからこそ“会場の個性”がダイレクトに伝わるものです。
だからこそ、自分たちらしい一日を過ごすには、「どんな時間を過ごしたいか」「ゲストとどんな関係性でいたいか」によって、ぴったりの会場を選ぶことがとても重要です。
4.[おふたりのご予算] 2ヶ月前でも準備可能!予算別リアルな結婚式プラン
「結婚式はしたいけれど、費用面が心配…」
これは、これから結婚式を考える多くのカップルから聞かれる声です。
一見、招待人数を減らせば費用もぐっと下がるように思えますが、実際は10名程度でも意外に費用がかかるのが現実。
その理由は、結婚式には人数に関係なく必ず発生する「固定費」が多いからです。
固定費とは?
・挙式料
・新郎新婦の衣装・小物一式
・ヘアメイク
・写真撮影
・会場使用料
・装花(高砂・ブーケなど)
これらは人数に左右されずかかる費用で、料理代やドリンク代のような「人数比例の費用」よりも比重が大きいのです。
そのため、10名の会食でも「料理代が減っただけ」で、他の項目はほぼ同額というケースが珍しくありません。
会場タイプ別・少人数結婚式の費用目安(10〜20名)
会場タイプ/10名相場/20名相場/特徴/メリット・注意点
■ホテルウェディング
10名相場:110〜150万円
20名相場:140〜180万円
格式高く、サービスが安定/設備充実、宿泊割引あり/会場使用料・装花が高め
■ハウスウェディング(ゲストハウス)
10名相場:105〜140万円
20名相場:135〜170万円
挙式演出が多彩/少人数専用会場あり/土日料金が高い
■レストランウェディング
10名相場:95〜130万円
20名相場:125〜160万円
料理満足度が高い/料理満足度が高い/控室・演出設備が簡易的
■神社+料亭
10名相場:100〜140万円
20名相場:130〜170万円
本格的和装が映える/本格的和装が映える/移動費や支度場所の確保が必要
理想の結婚式と、現実的な予算。
両立は難しいと思われがちですが、実は少人数結婚式なら工夫次第で十分可能です。
費用を抑える6つの工夫
1.日程選び
平日や仏滅など需要が低い日に設定すると、数十万円単位の割引も期待できます。
2.演出の見直し
派手な演出を控えて料理や写真に予算を集中。ゲスト満足度はむしろアップします。
3.お色直しを省略
衣装やヘアメイクの費用を10〜20万円削減でき、支度時間も短縮。
4.装花のアレンジ最適化
高砂はシンプルに、ゲスト卓は花瓶やキャンドルでおしゃれに演出。
5.パッケージプラン利用
衣装・挙式・料理・写真・装花がセットになったプランなら20〜30万円安くなることも。
6.デジタル招待状の活用
招待状や席次表の印刷費を節約し、準備もスムーズに。
少人数結婚式は、招待する人を厳選できるため大切な人との時間がじっくり過ごせるのが大きな魅力。
人数が少ない分、料理や写真など「思い出に残る部分」に集中的に投資でき、結果的にゲスト満足度が高くなります。
さらに、2か月前からでも間に合う理由は、決定すべき項目や関わる人数が少ないため。
スケジュールや打ち合わせの回数が減り、短期間でもしっかりと準備が可能です。
5.[結婚式準備の流れ] 2か月あれば大丈夫!短期間でも心に残る“濃密”少人数ウェディングの作り方
「結婚式は1年以上前から予約するもの」──多くのカップルがそう思っています。
ですが、20名前後の少人数結婚式なら、その常識はきれいに覆されます。
実は、2か月前からの準備でも、十分すぎるほど心に残る一日が実現できるのです。
その理由は、少人数結婚式ならではの“コンパクトで濃密な準備”にあります。
ゲストの人数が少ない分、決めるべきことはシンプル。
招待状のやりとりもスムーズで、席次や料理の決定も短期間で進みます。
何より「お世話になった方に、心を込めて感謝を伝える」という本質に集中できるのが、少人数結婚式の大きな魅力です。
少人数結婚式・2か月準備のスケジュール例
1. 会場探し&見学(約1〜2週間)
最初の一歩は会場探し。
少人数結婚式はホテルの小宴会場、レストラン、ゲストハウス、古民家など、選択肢が豊富です。
ポイントは「広すぎない空間」を選ぶこと。人数に合った空間は温もりがあり、全員の顔が見える距離感を作れます。
試食付きフェアなら、料理の味と盛り付けをその場でチェック可能。
「美味しかったね」が後々まで話題になるおもてなしになります。
2. 日程決定&申込み(即日〜1週間)
気に入った会場が見つかったら、その場で日程を押さえるのが理想です。
人気シーズンは早く埋まりますが、少人数結婚式は平日や午後の枠も視野に入れられるので、意外と希望日が空いていることも。
申込金(5〜20万円程度)が必要な会場が多いため、予算計画に組み込んでおきましょう。
3. 衣装選び(約2〜3週間)
「お急ぎ婚はまず衣装から」──これが鉄則。
ドレスや和装は在庫やサイズが限られるため、早めに試着日を確保します。
少人数結婚式では動きやすく軽やかな衣装も人気。ゲストとの距離が近いからこそ、笑顔や所作が自然に映えるデザインを選びたいものです。
衣装が決まると、会場装花やブーケの色合わせもスムーズになります。
4. 招待状・案内(約3〜4週間)
親族のみなら電話やLINEで十分な場合もありますが、節目として招待状を送るのも素敵。
人数が少ない分、一人ひとりに手書きメッセージを添えるなど、温かみを加えられます。
5. 料理・進行・演出の打合せ(約3〜4週間)
少人数結婚式は料理が主役。
「ゲスト全員の表情を見ながら、ひと皿ずつ味わってもらえる」──そんな贅沢が叶います。
進行もシンプルにし、歓談や写真タイムを多く取ると、当日の空気がより柔らかくなります。
演出も派手さより「心が動くもの」を。例えば、両親への手紙を食事の合間に読んだり、ゲスト全員の紹介を行ったり。全員が物語の登場人物になるような進行が可能です。
6. 引出物・引菓子の決定(挙式2〜3週間前)
少人数だからこそ、カタログギフトだけでなく、ゲストごとに内容を変えることもできます。
お酒好きな方には地元のワイン、甘い物好きにはパティシエ特製スイーツなど、顔を思い浮かべながら選ぶ時間も楽しいひとときです。
7. 最終打合せ(挙式1〜2週間前)
人数の変更、席次、進行の最終確認を行います。
会場スタッフと当日の動線やカメラマンの撮影ポイントを共有し、「ここでこの表情を残したい」という細やかな希望も伝えられます。
少人数結婚式×2か月準備の魅力
1.全員と会話できる距離感
20名前後なら、披露宴中に全員と目を合わせ、会話し、笑い合うことができます。
ゲスト一人ひとりに「来てくれてありがとう」を直接伝えられる結婚式は、何年経っても色褪せません。
2.準備は短くても、思い出は長く残る
準備期間が短い分、迷いやストレスも少なく、当日を迎えるワクワク感が高まります。
「あっという間だったけど、すごく濃かった」──そんな声が多いのが少人数結婚式の特徴です。
“やりたいこと”に集中できる
少人数だからこそ、料理・衣装・写真など、本当に大事な部分に予算と時間をかけられます。
派手な演出はなくても、心が温まる一日は作れます。
6. 「Wedding table」より一言
2か月前からでも十分に間に合う少人数結婚式は、「急ぎだから仕方なく」ではなく、「むしろこの規模でよかった」と感じられる結婚式です。
大切な人だけを招き、一人ひとりに感謝を伝え、笑顔と涙が溢れる時間を共有できる──そんな日を、あなたも迎えてみませんか?
ぜひ、Wedding tableへお問い合わせください。
おふたりのスケジュールに合わせて、スムーズにご案内いたします。
この記事を書いた人
- 辻原
- Wedding 婚礼衣装スタイリストとして、約1,000組の新郎新婦を担当してきただけでなく、ドレスショップ勤務の経験も活かし、結婚式準備~結婚式当日までの流れを熟知しているプロフェッショナル。衣装に限らず結婚式のあらゆるジャンルの記事を執筆。保有資格:マタニティの医療サポート認定資格「マタニティコンシェルジュ」