婚約指輪と結婚指輪の違いを教えて!指輪に関するお悩みポイントまとめ
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婚約指輪、結婚指輪、エンゲージリング、マリッジリング…結婚してから購入する指輪にはそれぞれ名前がついていますが、どれがどの指輪のことだか分からない…そんな方も多いのではないでしょうか?
また、指輪を購入する時期や購入後のお手入れなど指輪に関するお悩みことについてご紹介します。
1 婚約指輪(エンゲージリング)とは?
婚約指輪は、エンゲージリングとも呼ばれる指輪で、男性から女性へ婚約の証として贈られるものです。
プロポーズをイメージするときに、思い浮かぶのが指輪の入った箱を開けるシーンが印象的ですね。
そのようにプロポーズの前に事前に指輪を購入しておくのも良いですし、プロポーズ後に二人で婚約指輪を選びに行くスタイルをとるカップルも多くいます。
指輪の箱を開ける形だけは行いたいけど、指輪は彼女に好きなものを選んでほしいという方は、プロポーズ用の指輪をお店が貸してくれるサービスを利用する、婚約指輪に使うダイヤモンドだけを先に贈るといった方法もとれます。
高価な買い物ですので、サイズが不安、彼女の好みがわからないという方は、プロポーズ後に一緒に選びに行くのもおすすめです。
婚約指輪の相場は、39.9万円。購入価格で最も多い価格帯は30万円~40万円未満で全体の30%を占めています。指輪を選ぶ基準としてデザインや身に着けたときの着け心地だけではなく、アフターケアの充実度を重視する方が多いようです。
婚約指輪は、ダイヤモンドや誕生石などの宝石をあしらった豪華なものが多く、お祝い事などの改まった場でしか付ける機会がないと考えの方も多いようですが、最近では普段使いにも使えるようなデザインが主流になり、気軽なお出かけにも身に着けていく方も増えています。
2 結婚指輪(マリッジリング)とは?
結婚指輪は、マリッジリングとも呼ばれます。
結婚という二人の未来を歩んでいく証となるのが、結婚指輪です。
なぜ、左手の薬指につけるのかというと左手の薬指は人間の心を表す心臓とつながっている神聖な場所だから、左手の薬指には永遠の愛という意味が込められているといった様々な理由があります。
結婚指輪は、新郎新婦ペアでつけることが基本となっていますので、二人で選びに行かれるカップルが多いようです。
日常的に身に付けるものですので、婚約指輪ほど大きな宝石があしらわれていないもの、プラチナやゴールドなどの一種類の金属でできたシンプルなものといった日常生活に支障がないものを選ばれる方が多いです。
結婚指輪には二人の結婚の証として、指輪の裏面に名前やイニシャル、結婚記念日や付き合った日の日付などを刻むことができます。
最近では、結婚指輪を二人で手作りできる工房も増えてきています。
指輪を作るところから、思い出に残したい、世界に一つだけの指輪を作りたいといったニーズから人気になってきています。
結婚指輪の相場は、2本で29.9万円。購入価格で最も多い価格帯は、2本で20~30万円未満です。指輪を選ぶ決め手は、婚約指輪同様にデザインという方が多いですが、普段から身に着けるものなので、着け心地やアフターケアをより重視している傾向にあります。
結婚指輪は、ペアでつけるのが基本とご紹介しましたが、お仕事の関係でつけられない、指輪はつけたくない、金属アレルギーでつけられないなどといった場合に、一人だけ購入することも可能です。
結婚したからといって、必ず二人が結婚指輪をつけなくてはならないということはありませんので、指輪を購入しない選択肢もあると考えてください。
また、ペアリングだからといって、同じブランド、同じデザイン、同じ素材とすべて同じにこだわる必要は全くありません。
二人が納得して、結婚指輪だとすれば違うブランドで購入しても、違うデザインにしても問題ありません。
二人がそれぞれ納得できる指輪に出会えると良いですね。
3 結婚指輪はいつ頃買うべき?購入時期を教えます
結婚指輪をつけ始める時期は、人それぞれです。
入籍はしているけど、結婚式で指輪交換をしてからつける方、結婚式前につける方、結婚式はしない予定なので入籍と同時につける方などつけるタイミングは自由です。
夫婦になった証ですので、二人が夫婦として歩んでいく気持ちがあるのであれば、いつからつけても良いのではないでしょうか。
では、結婚式のタイミングに合わせて結婚指輪をそろえたいと考えている方は、いつ頃から準備したら良いのでしょうか?
結婚式の3~6ヶ月前には準備すると良いとされています。
結婚指輪は、既製品に刻印だけするものの他にフルオーダー、セミオーダーをすることもでき、それぞれ完成予定時期が変わってきます。
完成まで一番時間がかからないものは、既製品に刻印だけするもの、次いでセミオーダー、フルオーダーの順になってきます。
既製品の場合、店舗にサイズがあれば刻印をし、手元に届くのも最短で1週間ほどですが、海外のブランドであったりサイズのお直しが入ると1ヶ月は余裕を持っておくと良いでしょう。
完成された指輪のデザインそのものが好き、結婚式まで時間もないし早く手元に届く指輪が良いという理由で、既製品を選ばれる方が多いようです。
セミオーダーの指輪とは、デザインや使う宝石がいくつかパターンに分かれていて、その中から好きな種類を組み合わせて作るものです。
完成までに、平均で1ヶ月前後かかります。
二人で好きなデザインを選びたい、オリジナルの指輪を作りたいけどデザインは自信がないからプロにお任せしたい、フルオーダーより価格を抑えたいといった方から人気があります。
フルオーダーは、決まったデザインはないところから、指輪のデザイン、使う宝石の種類などを二人のご希望に合わせて1から作っていくスタイルの指輪です。
世界で一つだけの特別な指輪を作りたい、自分たち好みの指輪を作りたい方におすすめです。
フルオーダー指輪の製作時間は、最低でも3ヵ月と言われています。
指輪にはこだわりたいけど、結婚式まで指輪が届かないかもしれない…という方は、結婚式場やジュエリーショップに結婚式に指輪をレンタルできるかどうか確認しておきましょう。
指輪にこだわりたい方は、レンタルするか指輪交換セレモニーを行わないという手段がありますよ。
4 婚約指輪・結婚指輪のトラブル対処法
結婚後、指輪を付けていると傷がついてしまった、久しぶりに婚約指輪を付けたら入らなかった・ゆるかったなど様々な要望が出てくると思います。
そのようなときはどうしたら良いのでしょうか?
指輪が汚れたり、傷ついてしまったときは、無理に自分でどうにかしようとすると逆効果になってしまう可能性もあるので、プロに任せた方が安心です。
アフターケアとして、指輪のクリーニングを永久的に無料で行ってくれるジュエリーショップがほとんどです。
長く使うものですので、1年に1度はメンテナンスをする日を決めておくと良いでしょう。
また、傷がつきやすい食器洗い、入浴、スポーツ時は指輪を外す習慣をして日頃から予防しておきましょう。
指輪が大きい、ゆるいといったサイズ直しも購入したジュエリーショップへ依頼することをおすすめします。サイズ直しに対応していない場合は貴金属を加工修繕しているお店に相談しましょう。
指輪のデザイン、素材によってはサイズ直しができない場合があるので、購入時にしっかり確認しておいてくださいね。
指輪の刻印の修正、追加は、アフターケア内に無料で含まれていたり、追加料金がかかる場合があります。
いずれも購入したジュエリーショップに一度ご相談してみてください。
5 【Wedding tableより一言】
婚約指輪、結婚指輪の違いについてご紹介しました。
これから指輪の購入を考えている方は、納品時期も考えてどのようなスタイルの指輪が良いか選んでみてくださいね。
指輪選びと結婚式場探しを一緒のタイミングで進めていくと、時期が絞れてスムーズに進みますよ。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。