ナシ婚でも後悔しない!写真だけの結婚式「フォトウェディング」のすすめ
豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:
ナシ婚が決まっていても、やはり結婚の記念は残したいものですね。
そこで、ナシ婚の方へおすすめしたいのが「結婚写真(フォトウエディング)」です。
写真だけの結婚式ですが、メリットもたくさんあります。
ここでは、フォトウエディングとはどのようなものか、メリットやおすすめフォトスポット、相場なども詳しく解説します。

ナシ婚が増えている背景と「フォトウェディング」という選択肢
最近は、結婚しても挙式や披露宴を行わない「ナシ婚」を選ぶカップルが増えています。
理由はさまざまで、
・結婚式に高額な費用をかけたくない
・人前で注目されるのが苦手
・再婚だからシンプルに済ませたい
・授かり婚や多忙でタイミングを逃してしまった
といった声が多く聞かれます。
しかし、ナシ婚にしたカップルの中には「やっぱりドレス姿だけは残したかった」「二人の思い出が写真として何もないのは寂しい」と、後悔する人も少なくありません。
そこで注目されているのが 「フォトウェディング(写真だけの結婚式)」。
式や披露宴をしなくても、衣装を着てプロのカメラマンに撮影してもらえば、結婚の証を美しく形に残すことができます。
フォトウェディングは 自由度の高さ が魅力。前撮りのように式とセットになっているものとは異なり、衣装・撮影場所・写真の雰囲気などを自分たちらしくカスタマイズできます。
写真だけの結婚式を選ぶカップルの特徴
フォトウェディングはどんなカップルに選ばれているのでしょうか?代表的なケースをご紹介します。
1. 入籍のみでナシ婚を選んだカップル
「結婚は入籍だけで十分」と考えて式を行わないカップルでも、ウェディングドレスや白無垢を着て写真に残すことはとても特別な体験。
フォトウェディングなら、式をせずに費用も抑えつつ“花嫁姿の夢”を叶えることができます。
2. 授かり婚でタイミングを逃したカップル
出産や育児の関係で挙式のタイミングを逃してしまった場合も、フォトウェディングなら後からでも撮影が可能。赤ちゃんや子どもと一緒に“家族のはじまり”を写すのも人気です。
3. 結婚から数年後に撮影を決めた夫婦
「異動や引っ越しで忙しく式も写真も撮らずに過ぎてしまったけど、今になって後悔している」
そんな夫婦が、記念日や節目にフォトウェディングを行うケースも。家族や友人の後押しで決める人も多いようです。
ナシ婚フォトウェディングのメリット
フォトウェディングには、結婚式をしなくても得られる大きな魅力があります。
憧れの衣装が着られる
ウェディングドレスや白無垢、色打掛などの婚礼衣装は、結婚式をしなければ着る機会がない女性にとって憧れのもの。フォトウェディングなら豊富なラインナップから選び、思いきり楽しめます。
好きな場所で自由に撮影できる
思い出のデートスポット、チャペル、海、庭園など、自分たちらしい舞台で撮影可能。式場の都合に縛られず、自由度が高いのが大きな魅力です。最近では、路地裏や自動販売機がずらっと並んでいる前でのフォトや、居酒屋が密集しているといったちょっとディープなロケーションでの撮影を希望される方が増えております。非日常ではなく、リアルな日常感を切り取る撮影が新たなトレンドになりつつあります。
好きな時期に叶えられる
春の桜、夏のビーチ、秋の紅葉、冬の雪景色。時期を選ばずに自分たちの都合だけを考えていつでも自由に撮影日を選ぶことが可能です。好きな季節を選んでロケーションを決められるのも、フォトウェディングならではですね。
費用を抑えつつ満足度が高い
結婚式や披露宴より費用は大幅に安く、ドレスとタキシード1着ずつであれば15~30万円前後が一般的。無理なく憧れを叶えられます。
写真だけの結婚式におすすめの撮影スポット
フォトウェディングの印象は、撮影場所によって大きく変わります。「どんな場所で撮るといいの?」と迷う方のために人気のロケーションを3つご紹介します。
1.ステンドグラスが輝くチャペル
挙式をしなくても結婚式らしさに包まれた空間で撮影できます。神聖でロマンチックな雰囲気になりますね。なかには、指輪の交換など挙式を行わないと撮影できないシーンで撮ってくれる結婚式場もあります。
2.青い空をバックにリゾート撮影
大自然の中、開放的で爽やかなロケーション撮影ができます。季節ごとに自然の表情が変わるので、どの季節に撮影しても都心とは異なる一生の宝物になるショットになりますね。
3.神社・日本庭園で和装姿
白無垢や色打掛に映えるロケーション。四季折々の景色と調和する和装写真は、日本ならではの美しさが際立ちます。いつの季節でも凛とした美しい婚礼写真を残すことができます。
写真だけの結婚式だけでなく、お祝いの席を設けたいという方はこちらの記事をご覧ください。
ナシ婚フォトウェディングの費用相場
写真だけの結婚式を行った場合、「フォトウェディングにどのくらいかかるのか?」と相場が気になるのではないでしょうか。
フォトウェディングだけであれば、結婚式を挙げるほど費用がかかることはありませんが、ロケーションの場所や着用する衣装の種類や着数、写真の枚数によっても大きく金額が変わってきます。
スタジオ撮影する場合
できるだけ費用を抑えたいと思うカップルには、ロケーション撮影よりもスタジオ撮影がおすすめです。
スタジオ撮影の場合にかかる費用は「撮影料」、「衣装」、「着付け」「撮影小物一式」「ヘアメイク」、「アクセサリー」「写真データ1カットまたは台紙写真1枚」で、およそ10~15万円くらいが相場になります。
ロケーション撮影の場合
ロケーション撮影を選んだ場合は、屋外の撮影になり撮影枚数が増えるため、撮影料の価格がスタジオ撮影よりも高くなります。
またそれに応じて写真データの枚数も増えることになりますので、価格がさらに高くなると思っていいでしょう。
その他の条件をスタジオ撮影と同じだと想定しても、およそ15~20万円くらいが相場になります。
追加費用が発生するもの
先に述べた金額は基本的なフォトプランの相場です。
基本プランには含まれていない追加費用が発生することもありますので、さらに費用がプラスされるかもしれないことを頭に入れておきましょう。
追加料金の対象となるものには、
「データやアルバムの追加注文」「衣装をランクアップした場合」「土日祝日の撮影」「ロケーション撮影の場合の移動費、撮影場所の入場料金」
などがあり、ショップによって価格設定が異なります。
費用を抑えるポイントとは
フォトウェディングの費用を抑えたいという場合は、追加料金ができる限り発生しないようにすれば基本料金のみで安くアルバムを作ることができます。
つまり、
- 「平日に撮影する」
- 「ロケーション撮影ではなくスタジオ撮影にする」
- 「衣装はドレス・タキシード各1点のみにする」
- 「割引やお得なキャンペーンなどを利用する」
- 「データだけを購入してアルバムは自分で作成する」
などが費用を抑えるポイントですので、しっかりと検討して決めていきましょう。
フォトウェディングの費用相場について、もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
後悔しないために、フォトウェディングを検討しよう
結婚式をしたくても予算が無いという場合は、ウェディングアルバムを作るだけでも結婚式の雰囲気を味わうことができます。
逆に、予算はあるけれど人前に立つことが苦手でナシ婚にしたという場合は、都心から一番近いリゾートでロケーション撮影を行ってみてはいかがでしょう。
ナシ婚の場合、豪華なセレモニーを行うことがないので、後から振り返った時に新婚当時の写真や思い出が何も残っていないということになってしまうかもしれません。
このような後悔をしないためにも、結婚の思い出作りや記念にも残るフォトウェディングの撮影をぜひ検討してみてはいかがでしょう。
フォトウェディングを検討の際は、相談無料の Wedding table にご相談ください。
「ナシ婚だけど思い出は残したい」というふたりの想いを、理想の形で叶えられるようお手伝いしています。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。