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授かり婚の流れを徹底解説!スケジュールと入籍のベストタイミングは?

マタニティ&パパママ婚 | 公開: / 更新:

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授かり婚は、妊娠と結婚が同時にかなう反面、準備やスケジュールに不安を感じる人も多いのが実情です。
安心して結婚生活に入るためにも、入籍までの流れは把握しておきたいですよね。
この記事では、授かり婚における結婚準備や入籍の流れについて解説します。
また、結婚式を挙げる時期についてもご紹介します。

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授かり婚の入籍に一番おすすめの時期とは

妊娠安定期頃までを目安に、入籍の手続きを済ませておくことをおすすめします。
一般的に妊娠安定期と言われているのは、妊娠16週目(妊娠5か月)から妊娠27週目(妊娠7か月)の期間です。この頃になると、胎盤が完成し、流産のリスクが低下し、つわりも軽減することが多いため、母子ともに比較的安定した状態となります。
妊娠が分かったら、まずはふたりで話し合う時間を設けましょう。
その後お互いの両家へ報告後、早めに入籍を済ませておくと安心です。

 

なるべく早めの入籍がいい理由
早めに入籍をおすすめする理由はたくさんありますが、一番の理由は、妊婦さんと赤ちゃんの体調のためです。
妊娠中は精神的に不安定になりやすく、ストレスを感じることは妊婦さんと赤ちゃんに悪影響です。入籍を先延ばしにすると出産準備と重なってしまったり、「いつ婚姻届を提出したらいいだろうか」「もっと早めに入籍しておけばよかった」などと不安につながり、ストレスを感じてしまう可能性があります。不安要素を取り除き、母体と赤ちゃんの健康を守るためにも、婚姻届はなるべく早めに提出することをおすすめします。
 
また、母子手帳の名前を新姓にするには早めの入籍がおすすめです。
入籍前になると、母子手帳に書かれる子供の名字も母親の旧姓になります。
入籍してからまた名前を変更する手間を考えると、母子手帳をもらう前に婚姻届を提出するのがよいでしょう。
その他、出産一時金の申請や転居届の提出など、新姓で行ったほうがスムーズな手続きはたくさんあります。
授かり婚においては、その後の生活に余裕を持たせるため、入籍まであまり時間をかけないことがポイントです。
 
また、ふたりが赤ちゃんと一緒に家庭を築く決意を持つためにも入籍を早めに行うことをおすすめします。
婚姻届を提出し、法律上の家族となることで実質的にも社会的にも親になる自覚が生まれます。
もちろん、入籍しなければ親になる自覚が生まれないというわけではありませんが、スムーズに結婚生活に移行するためには出産前の入籍が望ましいでしょう。
 

出産後の手続きはできるだけ避ける
結婚しないまま出産した場合、子供は母親の戸籍に入ります。
子供は、結婚していない二人の間に生まれた「非嫡出子(婚外子)」となり、父親は「認知届」を出さなくてはいけません。そうしなければ、子供は父親からの扶養や相続を受ける権利がなくなってしまいます。
また、出産後はダメージを受けた体で慣れない子育てに奮闘することになります。
そのような状況で煩雑な手続きを行うことはできるだけ避けたほうが無難です。
心身ともに余裕を持ち、無理のないよう準備を進めましょう。

 
授かり婚について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。授かり婚について詳しく解説しています。
 

産後の入籍の場合で注意したいポイント

何らかの事情があって産後に入籍する場合は以下の注意点があります。
あらかじめ把握しておきましょう。
 
男性の「胎児認知」の手続きを行う
まず、子どもの父親である男性に胎児認知をしてもらいましょう。
入籍していない状態で出産すると、母親と子どものみの記載になります。
そこに父親の名前を記載するための手続きが胎児認知です。
役所へ認知届を提出して受理されることで、男性は法律上でも父親となります。
 

母子手帳の「新姓」について
妊娠すると自治体から母子手帳が交付されます。繰り返しになりますが、早めに入籍しなかった場合、母子手帳の名前が旧姓になる場合があります。
自治体によっては交付の際に、いずれ入籍する意思を踏まえて入籍後に名乗る姓(新姓)で名前を記入してくれます。
この場合は特に問題ありませんが、新姓での記入に対応してくれない自治体もあるため、注意が必要です。
 
母子手帳自体は名前の修正が効くものなので、出産後に大きな問題になることは少ないものの、できるだけ修正の跡は残したくないという人も少なくありません。
子どもが6歳になるまで使う大切なものですから、あらかじめ自治体の対応を確認しておきましょう。

授かり婚の今後の流れとスケジュール

授かり婚において何よりも大切なのは女性の体調です。
スケジュールを組む際には、体に無理な負担がかからないよう十分に考慮しましょう。
ここでは、授かり婚におけるスケジュールの一例を紹介します。
 

妊娠発覚
妊娠が発覚したら、まずはお互いに自分の両親へ報告し結婚の意志を伝え、その後両家両親の挨拶へ向かいましょう。
女性の両親、男性の両親の順番で挨拶を行うのが一般的です。
顔合わせや結納の有無を確認し、行う場合は体調がいい時期を選んで妊娠3ヶ月を迎えるまでに済ませましょう。
企業に勤務している場合は、上司へ報告しておくことも大切です。
体調による仕事内容への配慮や、今後産休・育休をとる場合など、職場には色々とお願いすることがあるかもしれません。
直属の上司には早めに伝え、「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」と挨拶しておきましょう。

 

~妊娠3ヶ月頃(妊娠初期:~11週目)
赤ちゃんを迎え入れる準備として、産院をリサーチし決めましょう。
特に里帰り出産の場合は、通院していた産院とは別の産院への申し込みが必要となるため、早期の相談が必須です。
病院によっては、「妊娠〇〇ヶ月までに分娩予約が必要」など独自のルールを決めているところもあるため、早めに確認しておきましょう。
 
結婚式を行うのであれば、結婚式場の検討を開始します。
妊娠6ヶ月頃の実施を想定すると、準備期間として3ヶ月は確保したいところです。
申し込みが済むと、ほどなくして打ち合わせが始まります。
新居を用意する必要がある場合は、この頃から物件探しを始めましょう。

 

妊娠4ヶ月~妊娠6ヶ月頃(妊娠中期:12週目~23週目)
妊娠6ヶ月は安定期といわれる時期になります。
この頃までには入籍を済ませておきましょう。
妊娠中に引っ越しまで済ませるのであれば、妊娠5~6ヶ月ごろに行うのがおすすめです。体調が安定しやすいので、簡単な作業であれば一緒に行えるはずです。しかし妊娠中の引っ越しは大きな負担となるため、男性がリードして準備を進めるのが望ましいでしょう。
新婚旅行はこの頃の安定期にするか、行わないという選択肢もあります。体調を考慮して決めましょう。

 

妊娠7ヶ月~妊娠8ヶ月頃(妊娠後期:24週目~31週目)
妊娠8ヶ月を迎えると、いよいよ出産に向けての準備が始まります。
企業に勤務している場合は、この頃から産休に入ったり、退職したりといった変化もあるでしょう。
入院の準備を進めておくと安心です。

授かり婚で手続きが必要なものチェックリスト

【出産前手続き】

1.入籍
入籍の手続きに必要なものは以下の通りです。事前に確認して準備しましょう。
 
・婚姻届け
婚姻届は、全国の役所や出張所などでもらえますが、記入欄の形式と用紙のサイズが守られていれば、どんなものでも提出が可能です。ネットや雑誌の付録でも、デザイン入りの婚姻届もたくさんあるので、こだわってみるのもおすすめです。
記入時にミスする可能性もあるので、予備として2枚以上もらっておくと安心です。
 
婚姻届の提出については注意点などが多くあるため、以下の記事で詳しく解説しています。記載ミスなどで出し直しなどが無いよう、しっかり確認しておくことが重要です。
 


 
・戸籍謄本
戸籍謄本とは、本籍地の市役所にある戸籍簿の写しのことです。
本籍地以外の役所に婚姻届を提出する場合は、戸籍謄本の提出が必要です。
2人とも本籍が役所の所在地とは別の場所にある場合に関しては、2人分の戸籍謄本が必要になるので事前に確認しましょう。
 
・届出人の印鑑
婚姻届に不備があった場合、旧姓印鑑があれば訂正印として使用できるので、その場で修正して再提出することができます。改めて婚姻届の提出に出向く手間を省けるので、万が一に備えて旧姓印鑑も忘れずに持って行きましょう。
 
・身分証明書
婚姻届を提出する際に、本人確認のため身分証明書の提示を求められます。
運転免許証やマイナンバーカード、パスポート、健康保険書など、身分を証明できる書類を持参しましょう。
 
2.各種名義変更の手続き
結婚して姓が変わる場合、色々な名義変更の手続きが必要です。
運転免許証やマイナンバーカード、銀行口座、印鑑登録、クレジットカードなど、さまざまな書類の名義変更をしなくてはいけません。妊婦検診や検査などで病院にかかるときのために、健康保険証も忘れずに早めの変更手続きを済ませましょう。
 
3.母子手帳
市区町村の役所、もしくは保健センターに妊娠届出書と必要書類を提出すると、母子手帳が受け取れます。母子手帳はいつまでにもらわなければならないという決まりはありませんが、赤ちゃんの心拍確認がとれる妊娠6週~10週目が目安です。母子健康手帳は、妊娠中の経過や出生後の子どもの発育や発達などを記入する大事な健康の記録です。
 
 
【出産後の手続き】
出産に関する手続きの数は、個人差はありますが約10種類ほどあります。
自身に必要な申請なのか、届出先、また期日など事前にしっかり確認して対応しましょう。
また、出産や育児に関しては、申請することで受け取れるお金があります。
手続きを面倒だと感じるかもしれませんが、必ず受給するようにしましょう。
 
 
1.出生届  (手続き期間:出生から14日以内)
2.乳幼児医療費助成(手続き期間:出生後速やかに(1カ月健診まで))
3.児童手当 (手続き期間:出生月の月末(月後半に出生した場合は、出生の翌日から15日以内))
4.未熟児養育医療給付金(手続き期間:出生後速やかに)
5.健康保険証 (手続き期間:出生後速やかに(1カ月健診時までに作成))
6.出産育児一時金 (手続き期間:通常:退院後 / 直接支払制度:出産前)
7.高額療養費の助成(手続き期間:通常:退院後 / 事前認定の場合:出産前)
8.出産手当金 (手続き期間:産休開始の翌日〜2年以内)
9.育児休業給付金(手続き期間:初回:育休開始後〜4カ月後の末日まで、2回目以降:随時)
10.医療費控除 (手続き期間:その年の確定申告期間 ※5年さかのぼって申請可)
 
 
特に1~5までは夫の協力が必要不可欠になります。
時間と手間がかかるので、おふたりで協力して行いましょう。
 

授かり婚は、結婚式を挙げる?挙げない?

マタニティウェディング

授かり婚の場合、結婚を決める前に妊娠が発覚するため、結婚式を挙げるか挙げないか悩むカップルもいらっしゃることでしょう。
授かり婚はかつて、できちゃった婚とも呼ばれ、ネガティブな印象もありましたが、現代では授かり婚やおめでた婚といったポジティブに捉える方も多くなりました。

 

人生の一度の大イベントとなる結婚式はお二人はもちろん、両親にも深く残る思い出となることは間違いありません。
親しい友人や家族、今までお世話になった方への感謝の気持ちを伝えることのできる場でもあり、これから親になるお二人のけじめを付けられる日でもあるでしょう。

 

結婚式を挙げずにいるとあとから後悔する可能性が考えられます。
まずはお二人の正直な気持ちを大切にして、結婚式について考えてみてください。

 

授かり婚のメリットとデメリットをまとめた記事がございます。気になる方はご覧ください。

 

【産前】に結婚式を挙げるなら!おすすめの時期とスケジュール

妊娠中の女性

産前の結婚式の場合、妊婦の体調が一番心配ですね。
つわりや体調の変化もある中、結婚式を挙げるなら、どのタイミングがいいか悩む方も多いことでしょう。

 

妊娠初期(~4ヵ月)
この時期は、つわりがひどくなり、いつも以上に匂いなどに敏感になる方が多く、あまりおすすめができません。
もし結婚式を行うのであれば、女性の体調に配慮し、男性が中心となって準備を進めるようにしてください。
また、妊婦は身体だけではなく、指のむくみもあるため、指輪購入の際には注意が必要です。
サイズのお直しが可能なお店もあるため、どのお店が良いのか事前に確認しておきましょう。

 

妊娠中期(5ヵ月~7か月)
出産前に結婚式を挙げるなら、安定期に入っているこの時期が一番おすすめです。
お腹もふっくらとしてきますが、そこまで目立ちにくく綺麗にドレスを着ていただけるでしょう。
7カ月にもなると、お腹が大きくなるため、着られるドレスが限られてくる可能性もあるため、こだわりたい方は6カ月までに結婚式の準備を進めましょう。

 
妊娠後期(8ヵ月以降)
8ヵ月に結婚式を挙げる妊婦さんもいらっしゃいますが、お腹はかなりせり出し、足元も見えない状態になっていることが多く、身体への負担もあるため、産婦人科のかかりつけ医とも相談しながら決めるようにしましょう。

この時期はマタニティフォトに合わせて、フォトウェディングを行う方も多くいらっしゃいます。結婚式となると、ドレスや和装を着て1日を過ごすのは身体への負担が心配です。

お子様が生まれてからの、産後の結婚式(ファミリーウェディング)も検討されてみてはいかがでしょうか。

【産後】に結婚式を挙げる場合のおすすめの時期は?

お子様が生まれて、結婚式を検討されるのであれば、生後半年~1年程度に予定されることをおすすめします。
生後半年であれば、赤ちゃんの首もすわり、ママの体型を戻す時期としてちょうどいい期間です。
 
赤ちゃんの自我が芽生える2~3歳の時期ですと、パパママのもとを離れられなくなったり、大泣きしてしまったりと、当日思わぬハプニングが考えられます。
しかし、歩けるようになった頃であれば、リングボーイ・リングガールとして登場する演出もあります。
 

産後の結婚式は産前に比べ、結婚式の準備に余裕もでき、ゆっくり考えながら進めることができますが、育児や仕事をしながらの結婚式の準備となるため、周りにサポートをしてもらうなど、協力も必要です。

授かり婚で幸せいっぱい! 慌てずに結婚準備をしよう

授かり婚では、早めに入籍を済ませること、結婚式や披露宴は安定期に照準を合わせて行うこと、臨月を迎えたら出産に向けて準備と気持ちを整えることが重要です。
期間は決して長くありませんが、無理のない計画を立てて日々を楽しんでいきましょう。

 

マタニティウェディングをご検討の際は、Wedding tableにぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

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