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国際結婚で結婚式しないとどうなる❓国際結婚をしたみんなはどうしてる❓ご祝儀やお祝いについても解説!

豆知識・費用・相場 | 公開: / 更新:

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日本の結婚式の傾向は、昨今はハデ婚よりもジミ婚やナシ婚を選ぶカップルが増えています。
では、国際結婚のカップルの場合は、どのような結婚のスタイルが選ばれるのでしょうか。
国際結婚ならではのさまざまなパターンを説明するとともに、それぞれのメリットやデメリットを紹介します。

さらに海外のご祝儀やお祝い事情についても解説します。

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国際結婚で結婚式をしない場合のメリットデメリット

指輪をつけたカップル
 
国際カップルの場合、お互いの国の違いで、入籍や結婚の考え方、結婚式の挙式や披露宴などの風習についてもかなり文化的な違いを感じる方が多いようです。
自国の伝統を重んじる方もいますが、あまりこだわりがない場合も。
また、結婚式の話し合いや準備にかける時間が取れないケースや、経済的余裕のないケースもあるでしょう。
お互いの親族や友人にも配慮し、どちらかの国の文化や宗教を優先することなく、あえて結婚式を挙げない選択をするカップルもいるようです。
入籍すれば、国籍や姓をどうするかという問題も生じます。
国によっては、同棲や事実婚といった未入籍のカップルでも、法的に家族とみなされることも多いため、結婚制度を選ばずパートナー契約を結ぶカップルも多いのです。
特に、国際カップルでは結婚の形が多様化することにも。
入籍をしても、結婚式をしないケースも少なくないようです。
まずは、結婚式をしない場合のメリットやデメリットを紹介します。
 
メリット
結婚式を挙げない1番のメリットはお金がかからないことです。
国際結婚で、どちらかの親や親族を招待するときは交通費だけでも相当の費用がかかります。
交通費や宿泊費は親が負担してくれるにしても、結婚式そのものにもさまざまな出費が必要です。
結婚式を行わなければ、ふたりのお金をすべて新生活や旅行、貯蓄などに充てることができます。
また、それぞれの国の文化の違いによる結婚式の進行のすり合わせなど、細かな打ち合わせや準備も不要なため、それらにかける時間や労力の節約にもなります。
 
飛行機
 
デメリット
ここまで育ててくれた親に対して、息子や娘の結婚式の儀礼に出席させてあげられません。
親が結婚式を楽しみにしていた場合は、寂しい思いをさせてしまうことになります。
結婚式という形をとらない場合、親族や上司、友人に晴れ姿を見せて慶びを分かち合い、感謝の気持ちを伝えることができません。
そのような夫婦としてのお披露目のイベントがない場合、何となく人生のけじめがつかないと感じる人もいるようです。

国際結婚で結婚式をした場合は? 相手の国で一回挙式する

どこで生活をしているかによっても結婚式について少なからず影響を与えることがあります。
たとえば、仕事や学業などで相手の国に長く居住しているような場合、その土地で生活の基盤がしっかりと出来上がっていることでしょう。
相手の親もその国に住んでいて、相手と自分の職場の上司や学校の先生、友人知人なども多いなら現在の土地で結婚式を行うことが多いようです。
しばらく自国を離れているため、わざわざ故郷に帰って結婚式を2度挙げることは考えていないケースです。
現在の国の挙式スタイルや民族衣装などに興味を持ち、ぜひこの土地で結婚式を挙げたいと思う人もいるでしょう。
ここでは、相手の国で結婚式を1度だけ行うケースのメリットとデメリットについて紹介します。
 
新郎新婦の足元
 
メリット
日本とは異なる文化の結婚式を経験することができます。
国際結婚の実感が湧き相手の国の文化圏で生きていくというけじめにもなります。
どちらかの国で1度だけの結婚式であれば、お互いの国で2度結婚式を挙げることを思えば、格段に安く済ませられます。
特に費用が高額になりがちな日本の結婚式と比べても、海外ではリーズナブルに結婚式を挙げられる国が多いのもメリットです。
親族や友人を招いて相手の親族や国を知って安心してもらえますし、近辺の有名スポットを案内するなどして海外旅行も楽しんでもらえます。
相手の関係者は全員地元ということになり、旅費や移動時間などの負担をかけることもありません。
 
デメリット
日本と相手国とがどの程度離れているか、日本から招待したい人数などの条件にもよりますが、招待客の渡航費用や宿泊費を新郎新婦が負担する場合は、かなりの出費になる覚悟が必要です。
招待客の中に相手の母国語や英語でコミュニケーションが取れる人がいればありがたいですが、そうでない場合、現地に到着するまでに心細い思いをさせてしまうかもしれません。
また、ゲストが現地について戸惑うことのないよう、相手国についての情報や習慣の違いなどを前もって知らせておく必要があります。
国によっては、結婚式のご祝儀という概念がなく、ゲストからのご祝儀を婚礼費用の一部に充てることは難しいでしょう。
陽気な国民性の国では、日本人からのゲストがその場のノリに気後れしてうまくコミュニケーションが取れないこともあるものです。
相手国の料理の食べ方がわからなかったり口に合わなかったりする場合も。
通訳をつけたり、新婦が逐一フォローしなければならない場面もあるでしょう。
日本の結婚式場のようにブライダルプランナーが何かと力になってくれるわけではないため、計画から準備まですべての面において自分たちで行わなければならないケースもあります。
相手国の伝統や文化を理解しながら計画するのは、かなりの労力を要するでしょう。

国際結婚で結婚式をした場合は?日本で一回挙式する

日本の伝統的文化に興味を持って訪日する外国人も多く、日本に生活基盤を移す人もいます。
そのまま縁があって国際結婚を臨むカップルもいるでしょう。
特に、相手が日本の歴史に大きな魅力を感じている場合、日本人よりも日本人らしい挙式を望む傾向があります。
古式ゆかしく神道や仏教の教えに従った伝統的な挙式スタイルを希望するようです。
日本だけで結婚式を1度行うケースでのメリットとデメリットはどのようなところにあるのでしょうか。
 
夕日の中写真を撮る新郎新婦
 
メリット
自国での結婚式なら、大勢の人に祝ってもらえます。
新郎新婦が遠方からのゲストの旅費や宿泊費を負担することになったとしても、国内の移動のため交通費も遠くの海外に比べればかなり負担が少なくなるでしょう。
ゲストからのご祝儀も1人あたり3万円以上が見込めるため、婚礼費用の大半を賄うことができるでしょう。
担当のブライダルプランナーが取り仕切ってくれるため、スムーズに結婚準備を進められます。
招待したい相手国のゲストに、世界にも浸透しているような日本のおもてなし文化に触れて観光を楽しんでもらうこともできます。
 
デメリット
日本のほうが相手国よりも物価が高い場合は、訪日したゲストに金銭的に負担を強いることになります。
また、独特な日本文化に戸惑うかもしれない、言葉が通じずコミュニケーションも取りづらいなどの懸念もあります。
結婚相手が欧米人の場合、相手国の洋風な結婚式を経験したいと思っていても、結婚相手の希望もあり、訪日するゲストへの日本文化の紹介の意味でも純和風の挙式スタイルを披露することも多いものです。
教会式でウェディングドレスを着てバージンロードを歩くことや、ライスシャワーやブーケトスなどの欧米式の演出も経験できません。
日本で結婚披露宴まで行うとなると、日本側のゲストからのご祝儀を一部婚礼費用に充てることができますが、訪日ゲストから同等のご祝儀を期待するわけにはいきません。
日本で一度きりの結婚式を行う場合、かなり高額の費用がかかることになるでしょう。

国際結婚で結婚式をした場合は? 相手国と日本で二回挙式する

ガーデンパーティー
 
時間と金銭的に余裕のあるカップルなら、お互いの国で2度結婚式を挙行することもできます。
異なるパターンの結婚準備が2回必要になるため、なかなか大変な道のりではあります。
ですが、国際カップルの場合、それぞれの国でダブル婚を行うことは珍しくありません。
1度目は大規模で華やかな挙式と披露宴を、2度目は親族だけの内輪のパーティーにするなど、さまざまなパターンが考えられます。
また、2度の結婚式を同じ時期に続けざまに行わなくても構わないのです。
しばらくしてバカンスの里帰りや、何らかの用事がある際にもう一方の国で結婚パーティーを行うなど、時期をずらして開催することもあるようです。
 
パスポート
 
メリット
お互いの親が渡航が難しい場合は、両方の国で結婚式を行うと親孝行になります。
親族や友人へも渡航の移動の負担がなく、気軽に大勢のゲストに集まってもらうことができます。
日本での挙式と披露宴のみを行う場合よりも、返って安く済ませられるケースもあるでしょう。
お互いの国の結婚式のスタイルや民族衣装で平等に2つの結婚式を経験できます。
親がお互いの国を訪問することができれば交流を持つ機会も増え、文化の違いを身を持って体験でき相手への理解がより深まるでしょう。
 
デメリット
2回の結婚式両方とも親が参列する場合は、その分移動にかかる費用の負担が増えます。
親が結婚費用の一部を援助してくれるにしても、日本側の親に大きな負担がかかることになります。
生活基盤が日本の場合は、勤務先では結婚に対する特別休暇はあるものの、たいていは1度だけであり、相手国で挙げる結婚式の長期休暇の取得はなかなか難しいと言わざるを得ません。
二人とも仕事をしている場合、お互いの予定をうまくやりくりしなければ実現しません。

国際結婚で結婚式をした場合は? 相手国や日本以外の国で挙式する

リゾートウェディング
 
両家の親族の渡航の負担をできるだけ減らし、お互いの親族や友人の公平性を重視し、2国の中間地点の別の国で挙式をすることもあります。
厳密に中間地点を設定しなくても、たとえばふたりの憧れの国や、想い出の土地などでもよいでしょう。
結婚式と新婚旅行を兼ねて両家で親睦を図ることができます。
有名観光地や南国のリゾート地などが人気があるようです。
ふたりとは関係のない土地で挙式を行うメリットとデメリットはどのような点にあるのでしょうか。
 
メリット
中間地点に近い位置を設定すれば、両国からの移動時間と金銭的な負担を軽減できます。
結婚式と新婚旅行を兼ねているため、結婚式後の疲労の中、慌ただしく新婚旅行に出発したり、空港近くの宿泊施設で前泊したりする必要もなく、時間と費用の節約にもなります。
ゲストと一緒に観光をして開放的な雰囲気でゆっくりと親睦を深められるのも魅力です。
 
デメリット
現地での挙式の進行や準備など細かな相談がしづらく、時差によっては深夜や早朝の打ち合わせとなることもあるでしょう。
コーディネーターとの意思の疎通もなかなか大変です。
新郎新婦が招待する場合、旅費や滞在費をどこまで負担するのか、両家にとって公平になるよう算段しなければなりません。
負担割合によっては、上記の結婚式のどのケースよりも高額になる可能性があります。
なるべく節約をしたいならゲストの人数を少なくすることもできますが、こじんまりとした寂しい雰囲気の結婚式になることは否めません。

国際結婚で結婚式をしてもしない場合でも、お祝いやお返しのマナーや注意点とは?

お祝いやご祝儀は日本だけのしきたり?
アメリカなどの海外ではご祝儀がありません。
仮に日本に外国人ゲストを招待した場合、ご祝儀をいただくか悩むところですね。
アメリカでの多くのお祝いは、おふたりが欲しいものをいつくかリクエストしてその中から贈る側がプレゼントしたいものを選んで贈るのが一般的です。
アジアの国などでは、日本同様にご祝儀を包むのですが、国によって包むご祝儀の額が異なるので、自国の相場でお願いするなど、相手側の国のしきたりに合わせるのが無難でしょう。
 
またお祝いを一切受け取らない代わりに、宿泊費や交通費はゲストの全額自己負担でお願いするなどさまざまです。
相手のルーツや習慣によっても変わるので相手ときちんと相談しましょう。
 
国際結婚でいただいたご祝儀やお祝いの内祝いはどうする?
結婚式をしないけど、日本の友人知人からお祝いやご祝儀をいただいた場合、そのお返しとしていただいたお祝いの半額~1/3程度の金額の品を内祝いとして贈るのが一般的とお言われていますが、日本以外の海外の方であればどうしたらいいのでしょうか。
先で述べたように、アメリカでは「ご祝儀」という文化はありませんので、お返しは必要ありません。ですが、プチギフトを贈り感謝の気持ちを伝える風習があります。
また、結婚式で用意する引き出物までの金額でなくて問題ありません。
ご祝儀同様に引出物のようなお返しもない分、価格は低いものでも十分とされています。
国によって文化も異なるので、相手の自国の文化に合わせて対応することをおすすめします。

国際結婚の結婚式をする場合のまとめ


 
国際結婚をするカップルは、挙式場所の選定や挙式回数など多くのパターンがあり迷ってしまうことも多いでしょう。
国際結婚の場合、両方の国の親族と親密な関係を築くことになりますから、お互いを尊重して公平感を持って慎重に準備を進めなければなりません。
結婚は家同士の結びつきという文化のある国では、本人同士だけでなく親の意向も汲み取る必要があります。
十分な話し合いの元、お互いの希望する形の結婚式となるよう念入りに計画してくださいね。

この記事を書いた人

Wedding table事務局
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