マタニティウエディングで二次会! 無理なく行うための適した時期や注意点 まとめ
マタニティ&パパママ婚 | 公開: / 更新:
マタニティウエディングでも二次会まで楽しみたいというカップルも多いのではないでしょうか。
一方、マタニティウエディングでは思わぬ体調不良を招かないためにも無理は禁物です。
この記事では、マタニティウエディングの二次会を無理なく行うための注意点を解説します。
マタニティウエディングで二次会をするなら時期を考慮
基本的に、結婚式の二次会は披露宴と同日に行われます。
そのため、マタニティウエディングで二次会を希望する場合は、結婚式や披露宴の時期を体調が安定する時期に合わせるといいでしょう。
ここでは、妊娠の経過における一般的な体調の変化について説明します。
・妊娠初期(2~4ヶ月)
妊娠初期は特有の体調不良(つわり)に見舞われる人も多く、体調が不安定な時期です。この時期の結婚式や披露宴、二次会は避けたほうが無難です。
もちろん、体調には個人差があるため、妊娠初期でも安定している場合は問題ありません。
しかし、少しでも不安がある場合は安定期まで待ったほうがいいでしょう。
・安定期(5~7ヶ月)
安定期はつわりも治まり、精神的にも安定するため、宴席を無理なく楽しめます。
お腹はある程度大きくなるものの、花嫁衣装の着用に大きな支障を来すほどではありません。
妊娠中の結婚式や披露宴、二次会を行うのにもっともおすすめの時期です。
・妊娠後期(8~9ヶ月)
妊娠後期はお腹もかなり大きくなり、出産へ向けてのカウントダウンが始まる時期です。
妊娠10ヶ月での結婚式や披露宴は、安全面のことを考えて受け付けていない式場も少なくありません。
どれほど遅くても妊娠9ヶ月(32週目)までに行いましょう。
安定期の結婚式がかなわない場合は、産後にずらしたほうが賢明です。
マタニティウエディングの二次会で確認したいポイント2つ
マタニティウエディングで二次会を行う場合は、おもに会場と衣装に注意しましょう。
ここでは、これらの注意点について説明します。
・会場の注意点
①移動が容易な場所を選ぶ
二次会の会場は、披露宴の会場からあまり距離が遠くない場所を選びましょう。
結婚式と披露宴で疲れた体に移動は大きな負担になります。
式場内で二次会を行えるのであれば、披露宴後の移動もなく安心です。
②自宅から近い場所を選ぶ
会場を改めて二次会を行う場合は、自宅の近くにするといいでしょう。
マタニティウェディングの場合は会場選びが重要です。
二次会後、すぐに帰宅できるという安心感があるので、帰りのことを心配せずに楽しめますし、ドレスを着たままの移動は荷物もあるため、非常に大変です。
③前泊や後泊も検討する
二次会を行うことを前提として結婚式や披露宴を行う場合は、宿泊設備のあるホテルに申し込み、挙式から二次会、前泊や後泊まで、ワンストップで済ませるのもひとつの方法です。
前泊すれば余裕を持って当日の朝を迎えられますし、後泊すれば二次会後、そのまま部屋に戻れます。
精神的にも肉体的にもかなり負担は軽減されるでしょう。
・ドレスの注意点
二次会でドレスを着用する場合は、できるだけ苦しくないものを選びましょう。
二次会は、結婚式や披露宴の緊張感から解放され、一気に疲れを感じることも少なくありません。
リラックスして二次会を楽しむためにも、ゆとりのあるドレスを選ぶことが大切です。
また、靴は安定しているローヒールのものを選び、裾の長いドレスは避けるようにするのがおすすめです。
ほか、平服の場合は、ワンピースなどお腹周りの締め付けが少ない服を選びましょう。
マタニティウエディングの二次会では休憩を挟んでゆとりをもったスケジュールを
マタニティウエディングで結婚式から二次会まで無理なく楽しむためには、適切に休憩を挟むことが大切です。
ここでは、休憩を挟む際のポイントを説明します。
・披露宴後、控室に戻ってから2時間は空ける
妊娠している体にとって、披露宴後すぐの二次会は大きな負担となります。
控室に戻ってから2時間は休憩できるよう、二次会の開始時刻を調整しましょう。
ここで注意したいのは、披露宴終了時刻から2時間ではなく、控室に戻ってから2時間ということです。
披露宴後はお見送りなども行うため、想像以上に時間を要します。
式場の担当者に、控室に戻る時刻を確認しておくといいでしょう。
・控室に戻ってからも時間はかかる
控室に戻った後はお引上げ(披露宴で着用した衣装を脱いで普段着や二次会の衣装に着替えること。
場合によっては髪型も変える)を行います。
お引上げには30分程度を要することも少なくありません。
また、式場によっては披露宴で食べられなかった食事を控室に運んでくれるケースもあり、その場合は食事の時間も必要です。
その後も、ご祝儀の受け取りや請求書の確認などを求められることもあるので、想像以上に時間がかかります。
二次会の開始時刻を決める際には、これらのことも考慮して検討しましょう。
・二次会の時間内にも意識して休憩する
二次会でみんなが盛り上がっている雰囲気に疲れたら、無理せず休憩を取りましょう。会話に夢中になっていると、水分不足になったり、疲れても無理したりしてしまうことも少なくありません。
終始、会場にいる必要はないので、たとえ極端な疲れを感じなくても1時間つき10分など意識して休憩をとることが大切です。
マタニティウエディングの二次会ではイベントは控えめに
結婚式の二次会と聞いて、ゲームやムービー上映などを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、マタニティウエディングではイベント満載の二次会は考え物です。
ここでは、二次会の内容を検討する際の注意点を説明します。
・イベントを控えめにしたほうがいい理由
結婚式は開始時刻の数時間前からお仕度が始まり、挙式会場や写場、披露宴会場と、かなりの距離を歩きます。
挙式会場と披露宴会場が異なる場合は、一日がかりとなることも多く、とにかく体力を使うものと考えましょう。
そのため、二次会ではイベントを控えめにして、ゆっくりと食事や会話を楽しむ内容にしたほうが安心です。
・小規模の二次会もおすすめ
規模が大きくなるとイベントを期待する人も多くなるので、ごく親しい人たちだけで二次会を行うのもおすすめです。
少人数であればコース料理という選択肢もあり、落ち着いて食事を楽しめます。
お酒に酔って大騒ぎにならないのも、小規模で二次会を行うメリットでもあります。
・プロの力を借りよう
とにかく万全を期して臨まなければならないのがマタニティウエディングの二次会です。
どうしてもイベントを組み入れたい場合は、経験値の高いプロの力を借りるのもいいでしょう。
式場によっては担当者が二次会までをトータルでプロデュースしてくれるケースもあります。
司会もプロに依頼することでタイムスケジュール通りの二次会が可能になるでしょう。
体調やドレスを着用しての足さばきに不安がある場合は、介添えがいると安心です。
多少料金は発生しますが、相談してみる価値はあるでしょう。
二次会ではなく、別の方法もある!?新しいスタイル「1.5次会ウェディング」とは?
必ず二次会を開催したい!と強い希望がないけれど、せっかくだから友人たちと楽しめる時間を作りたいとお考えの方であれば、1.5次会スタイルもおすすめです。
妊娠初期や後期の妊婦は体調が不安定な時期でもあり、結婚式と二次会の両方を行うのが困難になる可能性もあります。
そんな時期におすすめなのが1.5次会スタイルです。
1.5次会ウェディングとは、挙式・披露宴・二次会をひとつにしたカジュアルなパーティースタイルです。
すべて同じ会場で行うため、移動もなく妊婦の花嫁にとっては安心して行える新しいウェディングのスタイルになります。
披露宴と二次会をわけて開催するとなると、1日がかりになりますが、披露宴と二次会を同日・同会場で行える1.5次会ウェディングは3時間程度となり疲れにくい上、費用も抑えることができるため人気が高まってきています。
マタニティウエディングの二次会は当日の体調で臨機応変に
結婚式の二次会は、その日を逃してしまうと二度とできない特別な時間です。
マタニティウエディングでも、二次会を行っている人はたくさんいます。
せっかくの二次会、体調を崩してしまっては楽しさも半減してしまいます。
笑顔で楽しめるよう、時期や場所、内容など、1.5次会という選択肢も踏まえ、考慮するポイントを確認して進めていきましょう。
この記事を書いた人
- Wedding table事務局
- ウェディングテーブルは、あなたにぴったりの会場をご提案する結婚式場紹介サービスです。1000組以上の結婚式をお手伝いさせて頂いた経験を元に、結婚に関するノウハウや知識を発信するコラムを掲載しています。結婚式を挙げようか迷っている方や結婚式に関するお悩みがある方などお気軽にご相談ください。