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ナシ婚ではなく結婚式を挙げてほしい! 言い出せない親が50%以上の事実

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近年は結婚のスタイルが多様化しており「派手婚」「地味婚」と並んで「ナシ婚」という言葉も定着しつつあります。
一方、言葉には出せないけれど息子、娘には結婚式を挙げてほしいという親も多く、ナシ婚を選択するカップルと考え方の違いがあることも否めません。
この記事では、ナシ婚に対する親の気持ちについて解説します。

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ナシ婚カップルが増加している理由

近年、ナシ婚が増加傾向にあるといわれています。
「結婚式に呼ばれる回数が減った」
「友人も親戚も、結婚式はしないという人が増えている」
と感じている人も多いでしょう。
 
しかし、実際にはナシ婚が大幅に増えているというわけではありません。
どちらかというと結婚するカップル自体が減っているのに対してナシ婚を選ぶカップルの数値は横ばい傾向であり、その結果ナシ婚の割合が増えているというのが実情です。
 
みんなのウエディング「ナシ婚」に関する調査2019によると、ナシ婚を選択する理由は「経済的事情(22%)」「セレモニー的行為が嫌(18%)」「おめでた婚(17%)」となっています。
経済的事情とおめでた婚に関しては「本当は結婚式をしたい」という意識がある一方で、セレモニー的行為が嫌というのは結婚式そのものに対する拒絶です。
 
このことからも、一口に「ナシ婚が増えている」といっても、本当はやりたいけれどできない事情があるケースと、結婚式をすること自体が嫌というケースがあることがわかります。
もちろん、人にはさまざまな考え方があり、ナシ婚の選択を否定することはできません。
しかし、ナシ婚を選択する理由の根拠となっている問題を解決することで結婚式ができることも事実です。

ナシ婚の子どもに「本当は結婚式を挙げてほしい」と願う親の割合

親の気持ちはどうでしょうか。
子どもの結婚に際して「本人たちの希望を優先したい」と考える親は非常に多く、息子や娘がナシ婚を選択することを全否定する親は少ないでしょう。
 
しかし「本音では結婚式を挙げてほしい」という親は半数以上にのぼるという調査結果もあります。
「結婚式をしてほしいのなら、なぜそう言わないのか」と思う人もいるかもしれません。
もちろん、明確な意思表示ができれば親子で意見をぶつけ合い、理解し合うこともできるでしょう。
 
一方、親と子の間には世代間における価値観の違いがあることも事実です。
親世代が結婚した時代「結婚式は親が子に挙げてあげるもの」という考え方が一般的でした。
これは、明治時代に制定された民法では家制度のもとで結婚が行われており、戦後に家制度が廃止されてからもその名残が色濃く残っていたためです。
 
そのため、子の結婚における決定権は親にあり、費用も親が負担するケースが多くありました。
結婚により女性が姓を変更する場合は、男性の親が女性の親に対して結納金を収め、結納金を花嫁衣装の代金や新生活に必要な家具などに充てることも多かったようです。
 
和婚
 
結婚式自体も儀式という意味合いが強く、司式を務めてくれた人に対するお礼と、親族へのおもてなしに関する費用がほとんどを占めていたのが実情です。
その後、時代は変わり、人々の結婚に対する意識も「ふたりが一から家庭を築くもの」に変化しました。
それに伴い、結婚式の費用は新郎新婦が負担するのが一般的となり、内容も親族へのおもてなしだけでなく費用が発生する演出が中心になったのです。
 
その結果、結婚式の費用は到底ご祝儀で賄えるものではなくなりました。
一方、結婚式の形が変わったことで「結婚式はお金がかかる」「セレモニーとしての演出は恥ずかしい」と考える人も増え、ハードルが上がったことも事実です。
これらの実情から、親は「本来であれば家からちゃんと送り出したい」「親戚にお披露目したい」と思っていても、昨今の結婚式事情を考えて「無理は言えない」と判断するケースも多いようです。

ナシ婚の子どもに抱く親の本音

時代の変化とともに、結婚式に対する親の考え方も変わってきています。
以前は親の務めとして行わなければいけなかった結婚式も、現在では子育ての卒業式として子からプレゼントされることもあるようです。
 
「結婚式を挙げてようやく親の役目が完了する」と考えていた親にとっては、卒業式がないまま卒業が訪れることに違和感や寂しさを覚えるでしょう。
また「花嫁の父としてスピーチをするのが楽しみだった」「娘に手紙を読んでもらいたかった」など、子の結婚式に親なりの夢を持っているケースもあります。
 
ドレスとタキシードを着た新郎新婦
 
もっとも多い親の声は「息子、娘の晴れ姿を見たかった」というものです。
一生懸命に育ててきた子が、花嫁、花婿の衣装に身を包んでみんなに祝福される様子を見たいと思うのは親として当然の気持ちかもしれません。
 
中には「子どもが『お金がないから結婚式はしない』と言っている。
本当は親である自分が出してあげたいが、結婚式が高すぎて難しい」という切実な意見もあります。
このように、親は子のナシ婚に対して複雑な心情を抱えています。
ナシ婚を検討する場合は、結婚式をしてほしくても言えないという親の気持ちにも配慮する必要があるでしょう。

ナシ婚は時間がたってから「親に対して」心の残りを作る⁉

ナシ婚に対して複雑な心情となるのは親だけではありません。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると「結婚式を挙げるのが親孝行」と考える人の割合は64.7%となっています。
男女別では女性が72%、男性が57.5%であり、女性のほうがより強く結婚式に親孝行としての意味合いを見出していることがわかります。
 
ところが、結婚する時点ではどうしてもふたりの気持ちを中心に判断せざるを得ない状況になることがほとんどでしょう。
新居の準備や理想とする結婚のカタチを重視するあまり
「結婚式をして親孝行したい」という思いよりも「お金がもったいない」「セレモニーはしたくない」といった自分たちの気持ちのほうが勝ってしまいがちです。
ふたりで決めた結論なら、その瞬間はナシ婚という選択に納得するでしょう。
 
結婚式の父と娘
 
「親孝行ができなかった」と実感するのは、夫婦としての生活が落ち着いた頃です。
結婚後の里帰りで「花嫁姿を見たかった」というようなことを寂しそうに言われたり、親戚の結婚式に列席して「自分も父親にバージンロードを歩かせたかった」と感じたりすることもあるでしょう。
酔った勢いで親が「なぜ結婚式をしなかったのか」と言い出すかもしれません。
このように、結婚後の生活では「結婚式をしなかった」という事実がいつまでも尾を引くことがあります。
そのたびに後悔の念に駆られる人も少なくないようです。

ナシ婚でも親への感謝は伝えるべき! 検討中なら少人数結婚式もアリ

親の心情を考えても、ナシ婚を選択せざるを得ない事情があるカップルもいるでしょう。
しかし、多くのゲストを招待して費用のかかる演出を行う披露宴だけが結婚式ではありません。
両家の家族のみで食事会を開いたり、親族だけのお披露目パーティーを開催したりするのもひとつの方法です。
 
手紙
 
また、たとえ結婚式を行わなくても、親へ手紙を書く、贈り物をすることで育ててくれたことに対する感謝の気持ちを伝えられるでしょう。
ナシ婚だからといってまったく何もしないのでは、親に対して心残りを持ち続けなければいけなくなることもあります。
それは、親のみならず自分にとっても非常に苦しいことです。
 
「金銭的に余裕ができたら」「子どもが産まれて落ち着いたら」と思っていても、未来に結婚式ができる確証はありません。
そして、何よりも親の健康や命は永遠ではないことを認識する必要があります。
結婚式や感謝の気持ちは「今だからできること」「今日だから伝えられること」であると認識しましょう。
 
Wedding tableでは、両家の食事会や親族だけのお披露目パーティーなど、少人数の結婚式を考えるカップルをサポートしています。
結婚式をしなかったことが心残りにならないよう、まずは一度相談してみましょう。

この記事を書いた人

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